キモオタ レベル0★世界最弱のオタク高校生の僕だけレベルアップ!美女に囲まれハーレム青春物語

さかいおさむ

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 僕らは東京へ向かう。

「ここは……東京ドーム!?」
 子どものころ野球の観戦で何度か来たことあるな。修行をやめて、なんでこんなところに?

「東京ドームでなにをするんですか? いまさら野球の練習ですか!?」
「そんなわけないだろ……まあ、ついてこい」
 アスカさんに連れられ僕らは東京ドームの中へ入る。
 関係者以外立ち入り禁止の標識も気にせず進んでいく。

「あのアスカさん……関係者以外立ち入り禁止って……」
「大丈夫、私たちは関係者だよ」
 そのままエレベーターに乗る。

「あの……どこ行くんですか?」
「ふふふ……」
 不敵な笑みのアスカさん。
 エレベーターはしばらく下っていく。

「あれ? 東京ドームってこんな地下があるんですか?」
 東京ドームの地下だと? まさか地上最強ろ決めるトーナメントにでも参加させられるのだろうか!?

 エレベーターの扉が開く。
 研究施設のような広い部屋。ハイテクそうな機械が並んでいる。

「ここは……?」
「ここは政府の機密施設だ」
「機密施設!?」
 カッコイイ響きだ……


「この施設はこの世界にモンスターが現れてからの数十年のデータを集めている
 ここではバーチャルモンスターと戦うことができるんだ」
「バーチャルモンスター!?」
 SF漫画のような話だ。


 僕は一人、広い部屋に入る。真っ白で何もない部屋だ。
 壁はガラス張り、外からアスカさん、サクラちゃん、ガイドが見ている。

「よし、じゃあバーチャルモンスターを生成するぞ。初めは弱いモンスターからだ」
「は、はい」
 外のアスカさんが言う。よく分からないまま始まってしまった。

「バーチャルモンスターね、、よし、かかってこい!」
 剣を構える僕の前に光が集まる。

「ん!?」
 その光が見慣れたモンスターの形に変化する。

「こ、これは……スライム!?」
 目の前でぴょんぴょんと飛びはねるスライム。本当のスライムと変わらない存在感だ。

「木本君、とりあえず最初だからスライムの攻撃を受けてみてくれ」
「わ、わかりました」
 スライムは僕の姿を見ると飛び掛かってくる。
 バーチャルモンスターでも本当のモンスターと変わらないな。

 スライムは僕の腹に突進する。
「おお! 本当のモンスターみたいですね……」
 レベルの弱いスライムだからダメージはないが、ズッシリとした感触がしっかり伝わる。

「そうだろ? このバーチャルモンスターは攻撃された感覚がしっかりあるんだ。よし、じゃあ斬ってみてくれ」
「はい!」
 僕はスライムを斬る。スライムは真っ二つに斬れた。

「す、すごいです、アスカさん! しっかり斬った感覚もあります!」
 光で生成されたバーチャルモンスターでも本当のモンスターをなんら変わらなかった。

「ふふふ、なかなかいいだろう。これほどのトレーニング設備は世界でもここくらいだ。
 ここかなあらゆる高レベルモンスターと戦うことができる」
「いいですね! 実戦経験積み放題ですね!」

「今まで、木本君はレベルをあげなくちゃいけなかったからな、このバーチャルモンスターじゃいくら倒してもレベルは上がらないから必要ないと思っていたが、今の君にはぴったりだろう」

 なるほど、レベルアップにはガイドの案内通りにモンスターを倒さないといけなかった。
 このバーチャルモンスターは倒してもレベルアップの経験値にはならないだろう。

「よし、アスカさん! どんどん高レベルモンスターを出してください!」
「ふふ、やる気満々だな。その部屋は防弾の壁で出来ている。
 爆弾でもビクともしない、木本君の攻撃でも壊れることは無いだろう。存分に戦ってくれ」

「はい!」
「よし……じゃあさっそくいこうか、ゴブリンのレベル50からいくぞ!」

 バーチャルモンスターか……ここで戦闘技術を磨ければ……!
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