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「ふふ、少しは成長してるみたいね! でもまだまだよ!」
スピードを上げるサクラちゃん。
速い! 普通に追うだけじゃダメだ。
僕はサクラちゃんの動きを先読みする。
「……ここだ!!」
「きゃ!」
僕は初めてサクラちゃんの動きを捉えた。
「おっ! 木本君、なにか掴んだな?」
「ふふふ、サクラちゃぁあん!」
「ひぃぃい!」
やったぞ! やっと追いつくことが出来た!
「もう離さないよぉ!」
「キ、キモイィィイ!」
しかし、追いつくことに必死だった僕。
サクラちゃんの振り下ろす木刀に気づかなった。
『ガッ!!』
「ぐえっ!」
僕は気絶した。
「うぅぅ……」
「だ、大丈夫か、木本君!? すぐ回復魔法をかけてやるからな!」
うっすらと意識を取り戻す。
「サ、サクラちゃん……?」
「わ、私はアスカちゃん……いや! アスカだ!!」
顔を赤らめるサク……アスカさん。
やはり姉妹、似ているな。
回復魔法をかけてもらい意識をハッキリと取り戻す。
「木本君、大丈夫か?」
「は、はい……おかげさまで」
「よかった。まったく、やっとサクラについていけたと思ったら防御をおろそかにするとは」
「あぁ……ついていくに必死で……」
「ア、アンタが悪いのよっ! あんなにへばりついてきて! 気持ち悪いわね!」
「ふふ、あれが僕の新必殺技キモオタ・ステップさ!」
「……」
「まあ、なにはともあれ、木本君の動きはだいぶ成長したな」
「はい……まだまだサクラちゃんには及びませんが……」
「当たり前でしょ! 調子乗らないで!」
「ふふ、サクラの身のこなしは全冒険者でもトップクラスだ。簡単に追いつけるもんじゃないよ」
「トップクラス? そんなに!?」
「当たり前でしょ! 私のスキルは【ソードマスター】よ!」
「ソードマスター!? か、かっこいい……」
「そんなわけでサクラに追いついただけもすごいことだ!」
「ふん……まあ、そうね……お姉ちゃん以外は初めてだったわ……」
「!! つまり……僕が初めての人ってわけだね?」
『ガッ!!』
「ぐわああ」
再び、僕の脳天に木刀が打ち込まれる。
「……アンタ、本当にキモイわね……」
「ぐぅぅ、ア、アスカさん……回復魔法を……早く……」
「……もう私はしらないよ……」
こうして僕はキモオタ・ステップを手に入れた。
それからのサクラちゃんとの特訓ではサクラちゃんを追い詰めれるくらいの成長を遂げた。
「すごいな木本君……サクラをあそこまで追い詰めとは……」
「はぁはぁ……な、なに言ってるのよ……お姉ちゃん……」
僕との戦いに疲れ果てるサクラちゃん。
「ふふふ、僕って戦闘センスの塊……ってやつだったんですかね?」
「いや、単にレベルの高さの違いだろうな……」
「そ、そうですか……」
「よし、そろそろバーチャルモンスターとの戦闘に戻ろうか! 今の木本君なら通用するはずだ!」
「はい! サクラちゃん! 色々教えてくれてありがとね」
「べ、別に教えてないわよ!」
ツンデレなサクラちゃん……可愛い!
そうして僕は再びバーチャルモンスターとの戦いが始まる。
前回まで僕とは違うぜ!
スピードを上げるサクラちゃん。
速い! 普通に追うだけじゃダメだ。
僕はサクラちゃんの動きを先読みする。
「……ここだ!!」
「きゃ!」
僕は初めてサクラちゃんの動きを捉えた。
「おっ! 木本君、なにか掴んだな?」
「ふふふ、サクラちゃぁあん!」
「ひぃぃい!」
やったぞ! やっと追いつくことが出来た!
「もう離さないよぉ!」
「キ、キモイィィイ!」
しかし、追いつくことに必死だった僕。
サクラちゃんの振り下ろす木刀に気づかなった。
『ガッ!!』
「ぐえっ!」
僕は気絶した。
「うぅぅ……」
「だ、大丈夫か、木本君!? すぐ回復魔法をかけてやるからな!」
うっすらと意識を取り戻す。
「サ、サクラちゃん……?」
「わ、私はアスカちゃん……いや! アスカだ!!」
顔を赤らめるサク……アスカさん。
やはり姉妹、似ているな。
回復魔法をかけてもらい意識をハッキリと取り戻す。
「木本君、大丈夫か?」
「は、はい……おかげさまで」
「よかった。まったく、やっとサクラについていけたと思ったら防御をおろそかにするとは」
「あぁ……ついていくに必死で……」
「ア、アンタが悪いのよっ! あんなにへばりついてきて! 気持ち悪いわね!」
「ふふ、あれが僕の新必殺技キモオタ・ステップさ!」
「……」
「まあ、なにはともあれ、木本君の動きはだいぶ成長したな」
「はい……まだまだサクラちゃんには及びませんが……」
「当たり前でしょ! 調子乗らないで!」
「ふふ、サクラの身のこなしは全冒険者でもトップクラスだ。簡単に追いつけるもんじゃないよ」
「トップクラス? そんなに!?」
「当たり前でしょ! 私のスキルは【ソードマスター】よ!」
「ソードマスター!? か、かっこいい……」
「そんなわけでサクラに追いついただけもすごいことだ!」
「ふん……まあ、そうね……お姉ちゃん以外は初めてだったわ……」
「!! つまり……僕が初めての人ってわけだね?」
『ガッ!!』
「ぐわああ」
再び、僕の脳天に木刀が打ち込まれる。
「……アンタ、本当にキモイわね……」
「ぐぅぅ、ア、アスカさん……回復魔法を……早く……」
「……もう私はしらないよ……」
こうして僕はキモオタ・ステップを手に入れた。
それからのサクラちゃんとの特訓ではサクラちゃんを追い詰めれるくらいの成長を遂げた。
「すごいな木本君……サクラをあそこまで追い詰めとは……」
「はぁはぁ……な、なに言ってるのよ……お姉ちゃん……」
僕との戦いに疲れ果てるサクラちゃん。
「ふふふ、僕って戦闘センスの塊……ってやつだったんですかね?」
「いや、単にレベルの高さの違いだろうな……」
「そ、そうですか……」
「よし、そろそろバーチャルモンスターとの戦闘に戻ろうか! 今の木本君なら通用するはずだ!」
「はい! サクラちゃん! 色々教えてくれてありがとね」
「べ、別に教えてないわよ!」
ツンデレなサクラちゃん……可愛い!
そうして僕は再びバーチャルモンスターとの戦いが始まる。
前回まで僕とは違うぜ!
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