極悪令息と呼ばれていることとメシマズは直接関係ありません

ちゃちゃ

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66 繋がる ※

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 日が落ちた頃、俺はもう疲れきっていた。
 
 レオに後ろから抱き締められた状態で、手を置かれたお腹を温められていると、お腹がぐるぐると音を鳴らし始めたので、レオに断ってトイレに駆け込んだ。実際痛くは無かったが、元々便秘では無かったのにたくさん出た。スッキリした。想像したより平気だったので、ホッとした気持ちでトイレから出た俺はレオに捕まりそのままお風呂に直行した。
 前にお風呂で触れられたようなえっちな触れ合いはせず、泡立てた石けんで全身丁寧に洗われた。レオは自分でサッと洗い終えたかと思うと、シャワーのヘッドをパカリと外した。そのあと俺に……いや、もう思い出すのはやめよう。お尻からごぽごぽと何度も何度も……忘れよう。
 
 ともあれ準備が終わり、ベッドに着いた頃には主に精神的にくたくたで、レオはずっと機嫌が良かった。
 
「レオ……俺がこんな疲弊しているのに何で嬉しそうなんだ……」
 
 嫌味ではなく、普段優しく俺に寄り添ってくれるレオが終始笑みを隠せない様子が珍しくて聞いてみた。
 
「ごめんね。だって、オレと繋がるためティアがこんなに頑張ってくれてるんだと思うと、幸せで嬉しくて果報者だなって……感激してる」
 
 そう、準備は大変だし、ホースを秘部に差し入れられた時は叫んでしまったが、嫌だとか止めてだとかは言わなかった。レオと繋がるために必要だと知っていたから。レオはそれが嬉しかったのか……。
 
「レオって可愛いよな」
「え!? ティアは可愛いけど、オレは別に可愛い要素ないよ」
「ううん、可愛い。俺なんかよりよっぽど素直で、感情を真っ直ぐ伝えてくれるところ、すごく可愛い」
「そんなオレが見えるのはティアだけだよ」
「ほんと?」
「赤ん坊の頃に乳母から言われたくらいで、オレのことを可愛いと今でも言うのはティアだけだよ」
「そっかぁ……俺だけかぁ……」
 
 かしこまった姿を取らない素のレオを見られるのが自分だけだと思うと……。
 
「なんか特別って感じ」
「感じじゃなくて、とっくに特別なんだよ」
「ふー……ふふ。レオ大好き」
「オレも大好きだよ」
 
 自然と二人が近付く。唇を重ねた。そのままゆっくりと二人の体がベッドへと沈んだ。
 
 
 
 
 ぐぽぐぽ。ちゅく……。
 
「んぁっ……あっ……」
「ティア気付いてる? 自分で腰動いてるよ」
「うそ……あ…だって……」
「指増やすね」
「んあぁぁっ……!」
 
 ベッドに倒れ込むようにして始まったエッチでは、まず顔中にキスを送られ、そのまま丁寧に体を解された。レオのせいで感度が高まった乳首を吸われ、クリクリとゆるく摘まれると、すぐに呼吸が荒くなってきた。気持ちよくて、すぐにイきそうになる。乳首ではダメだ乳首ではダメだ乳首だけでイクのはダメだ。
 それに一日に二回ほど射精したら俺はくたくたに疲れて寝てしまうのだ。レオと最後までするのだから体力温存しておきたい。
 と、レオに言ったのだが、伝え方が悪かったのか、俺の陰茎を口に含まれ、後孔に指をぬぽっと入れられた。後でレオにどう解釈したのか聞こうと思う。
 いつもお尻を解す時は後ろ向きだったのに、今日は俺が仰向きの状態なのでレオの顔が見える。
 
「あっ……レオ……もうヤダ……」
「こんな気持ち良さそうな顔してヤなの?」
「や……みな……見ないで……アアっ……!」
「ティアは自分で良いところが分かるよね。オレの指を当てに・・・きてる。無意識かな? オレが触りやすいように足を広げてくれてる」
「うそ……うそうそ……あっ! あ! アァっ!」
 
 後孔に指を三本入れられ、じゅくじゅくと律動したり中でバラバラと指を動かされ、喘ぐことしか出来ない。中の良いところに当たらないように広げていくレオを恨めしげに見つめた。その視線と意味合いに気付いたレオがへにゃりと笑って俺の頬にキスした。
 
「先に一度イかせたいけど、ティアの体力が持たないでしょ?」
 
 確かに俺がレオにそう話した。でも気持ち良い場所を掠めたり、イきそうになるのが分かると陰茎を舐めるのを止めたりして酷いと思う。
 
「もう、入れて……レオの……早くきて……」
「これはオレが欲しいのか気持ち良くなりたいのか……」
「どっちも。もう待てない」
「ティアがえっちで嬉しいよ」
「俺は元々そんなんじゃ」
「知ってる。オレにだけ、ね」
「うん」
 
 レオが俺の穴から指を抜き、お尻の中にも入れていたクリームのような物を手に取り、レオの陰茎に塗りながら膝立ちで俺の前に来た。自身のモノを擦りながら横になる俺の目に入るように見せつける。
 
「ふぁ……!? 大きい……!」
 
 レオの陰茎の大きさに怯み、思わず膝を閉じる。閉じてすぐにレオの両手で足を広げられる。前からこんなに見られるの恥ずかしい……!!
 
「あ……レオ……」
「大丈夫だよ。時間をかけて、ゆっくりするから。何時間も掛けて、朝になっても、ティアが気持ち良くなるように頑張るから」
「いや……あの……」
 
 何時間も、とか朝になっても、とかそんな長丁場なの? 初夜ってそんなに大変なの!?
 
 レオがクリームを手に俺の後ろの蕾にぬりぬりとまた塗り込んでいく。そこは既にレオを迎え入れる準備が出来ている。三ヶ月という時間をかけて。
 
「入れるよ」
「んっ……は…あっ……はっ……」
 
 指とは比べ物にならないほどの圧迫感と熱さだった。まさに貫かれているような感覚。自分の中に入ってくるその大きさにいつの間にか息を止めていた。
 
「ティア、ゆっくり、息をして」
「っんはぁ……! はぁ……はぁっ……」
「慣れるまでは動かないから、ゆっくり呼吸して、体の力を抜いて」
「ん……レオの大きくてびっくりした……」
「今、先だけ入ってて、かなり堪えてる状態なので、言葉で責めないでくれ……。煽られたら止められる自信がない」
「俺、もう大丈夫だから、もっと入れて欲しい」
「ティア男らしくてカッコ良いな……抱かせて」
「優しくお願いします」
「もちろん。ん……あ…」
「あっ………あっ……んっ……」
 
 ゆっくりとレオの熱が奥へと収まっていく。指で随分慣らした為か、ある程度入るとそのまま、ぐにぃ……っと入っていった。
 
「あっ、はぁっ……んぅ……」
「はぁ……はぁっ……。ティア、入ったよ」
「ん……ぁ…ぜんぶ、入ったぁ?」
「全部では無いけど、今日はここまでかな。まずはオレのモノに馴染んでからかな」
「そっか……」
 
 体を起こせないので、どこまで入っているのか目視出来ない。なんだか熱くてそっと手でお腹を撫でた。
 
「っティア……少し動いても大丈夫?」
「大丈夫、動いて。レオが気持ち良くなるように動いて」
「ティアの中にいるだけですごく気持ち良いよ。前も触るね」
 
 レオの左手で俺の右太ももを軽く持たれ、右手で俺の陰茎をちゅくちゅくと扱きながら、レオは腰を前後に動かした。直接的な刺激に、下肢が震えた。
 
「はぁっ! あっ! あっ!」
 
 レオはゆっくりと俺を犯し始めた。腸壁がぐちゃぐちゃと卑猥な音を漏らしながら熱い杭に押される。
 
「あ! 中で! 中でレオと、繋がってる……」
「そうだよ。心も体も中からも直接ティアに触れてる。本当に嬉しいよ」
「うん。うん……うん……!」
 
 レオと出会い、未来を約束して、今こうやって繋がっていることが奇跡のように思えて、両目からぼたぼたと涙が落ちた。
 
「ティア、好きだよ。ずっと愛してる」
「俺も、レオが好き。レオだけ……」
 
 小さい頃には既に好きな料理以外を諦めていた。料理が下手だと分かっても、唯一自分の好きなことだったからめなかった。その料理も諦めなきゃいけないかもしれないと頭によぎった時、自分には何も無いのだと折れそうな心を救ってくれたのはレオだった。
 欲とか……あんまり無かったはずなのに、レオと出会ってからどんどん欲深い人間になっている気がする。それでも、今の自分の方が自分らしくて好きだ。
 
「レオ……俺と出会ってくれてありがとう。今、本当に幸せなんだ……」
「オレも今が一番幸せだよ。自分はティアに出会うために生きてきたんだと思う。ティアがオレにとっての運命の人だよ。これからの未来も、ずっと二人で幸せにいよう」
「うん、うんっ!」
 
 ぐずぐずと泣き出した俺を笑うでも無くレオはぎゅっと上から抱き締めてくれた。ホッとする。これが愛し合うってことか……、と考えていると、抱き締めたままレオの剛直がぐいっと奥に動いた。
 
「んぁっ? あ!」
「ティア……」
 
 耳や首すじを舌でなぞりながら、レオの腰が少しずつ律動を始める。
 
「んっ……レ…オ……」
「大分中で馴染んだみたいだから……動くね」
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