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第1章 姉妹だけが知っている
7 時峰の真意
しおりを挟む「以上が、夕星との話です。」
約束通り、あの晩から三日後の昼間、花房邸にやって来た中将、藤原時峰が、御簾の向こう側で言った。
ちなみに今、土筆が話を聞いているのは、勿論、妹の菫の部屋だ。
そこで、菫のフリをしている土筆に、時峰が事の顛末を語って聞かせたところだった。
「そうでしたか。」
土筆の考えた通り、やはり、夕星と明星は入れ替わっていた。
高位の女性は、姿を見せる機会が限られている。だからこそ、可能な芸当。
「そうそう。ついでですが、逃亡していた明星の侍女も見つけましたよ。」
右京のあたりを捜索したら、誰も住んでいない古い家に一人で隠れていたという。
「一人……ですか? 小間使の下男は?」
「そちらは見つけられませんでした。」
別れたのか、あるいは女のしたことに恐れ慄き、捨てて逃げたのか。
「それで、捕えた侍女はどうするのですか? やはり検非違使に?」
時峰は、「いいえ」と首をふった。
「夕星に、あの女をどうしたいか、伺いました。」
もし彼女が捕まれば、夕星と明星の入れ替わりが露見するおそれがある。
「夕星姫は何と?」
「侍女のことは見逃してほしい、と。」
「しかし、見逃しては、やはり夕星さまが困るのでは?」
それでは、どこで何を話すか分かったものではないだろう。
「それが、その女、明星を殺したつもりだったのに、噂で、死んだのは夕星だと聞いて、酷く震えているようでして」
間違って殺してしまったせいで、夕星の霊に恨み殺されるのではないかと、怯えているという。
「彼女に真実を?」
「伝えていません。」
検非違使あたりに、あれこれ詮議されることさえなえれば、女は知らないまま。自ら口を開くことはないだろう。
「夕星は、罪は問わない、と言いました。」
罪のない人を手に掛けたという罪悪感を背負って生きるのが、十分すぎる罰だから、と。
実際、侍女は、すでに、自分が関係ない人を殺してしまったという妄念にとりつかれて、おかしくなりかけているという。
「罪悪感を背負って生きる……ですか」
しかし、それは……ーーー
「……夕星姫も一緒ですね。」
「えぇ。」
姫は、手を下してはいない。
でも、明星の亡骸を自らの着物に包んで、女房と二人で運んだのだ。
そして、自分自身が、明星に成り代わった。
「夕星は、生涯、秘密を抱えて、明星として生きていくつもりでしょうか?」
「そのようです。」
「そう……」
不幸で辛い数年だったのだろう。
同情はする。
しかし、それを心に秘めて、人をーーーそれも、夫となる人を騙し続けるのは、相当な胆力がいることだ。
今まさに、菫のふりをしている土筆は、夕星の先行きを案じ、気の毒に思った。まぁ、土筆の場合は、これ以上、時峰に会わなければ良いだけなのだが。
「分かりました。どうもありがとうございます。」
わざわざ報告に来てくれた労をねぎらい、礼を言って、話を打ち切ろうとした土筆に、時峰が言った。
「やはり、入れ替わりという秘密を抱えるのは、お辛いことでしょうね?」
随分、意味ありげに問うてくる。まるで、知っているーーーと言わんばかりに。
「……意味深な言い方をするのね。」
「いつ、貴女が本当のことをお話してくださるのかと、心待ちにしておりました。」
土筆の口から、思わずため息が漏れる。
「やはり、私のことを16歳だと示唆したのは、間違いではありませんでしたか。」
最初の晩、時峰は言った。夕星は20歳で、その妹の明星は18歳。そして、「明星は、貴女より2歳年上だね。」と。
時峰の発言は、16歳の土筆ならば計算が合うが、妹の菫は15歳。
「私達とは交流がないので、思い違いをされているのだろうと思っておりましたが……。」
「いえいえ、私は、貴女にずっと興味があった。だから、あえてカマをかけてみたのです。」
時峰が、御簾の向こうで、ニコッと笑った。
「いつからですか? 私が菫ではない、と気づいたのは。」
すると時峰は、「順を追って、お話しましょう。」と、あの花の宴の晩のことを語り始めた。
「そもそも私は、あの晩、頃合いを見て、さっさとお暇するつもりでした。」
大納言、花房資親の態度は数日前からおかしかった。やたらと末娘を褒めちぎり、時峰なら婿に迎えても良いと言う。
「それで念のため、いつでもコッソリ逃げ出せるように、沓を懐に忍ばせておいたのです。」
だから、あのとき、突然庭に出たにも関わらず沓があったのか。
「それで、いざ宴会場に足を踏み入れれば、いよいよ女房たちの態度も気になる。これはもう、間違いないなと厠に行くふりをして、部屋の外に出ました。」
しかし、出たところで気が変わったという。
「なぜ……ですか?」
「渡殿で、おそらく貴女の妹と女房だと思いますが…二人が揉めているのを見たのです。」
土筆が、敵情視察に宴会場を覗いていたときだろう。菫が、姉に代わりをさせるのは申し訳ないと喚き、それをタマが宥めていた。
「貴女の妹さんは、はっきり言ったんです。自分のかわりに、お姉様が部屋で待つなんて申し訳ない、と。」
だから、帰るをやめました、と爽やかに言う中将に土筆は、「えーっと……」と、頭を抱えた。
「…………ゴメンナサイ。意味が分からないわ。」
今の時峰の話通りだとすると、時峰は、部屋に来る前から、ここに土筆がいると知っていたことになる。
「菫ではなく、私がいると知っていたのに来たんですか? なぜ?」
「なぜ、とは?」
知っていて来たのなら、菫ではなく、自分に会いに来たということになるではないか。
すると、時峰は、やや困ったように笑っていう。
「あれほどに優れた洞察力をお持ちなのに、ご自身のことになると鈍いのですね。」
「………はぁ?」
「そんなの、貴女に会たかったから来たに決まっているじゃないですか。」
「………え?」
あまりにも直球の言葉に、土筆は面食らって、ポカンと口をあけた。間抜けな顔を御簾が隠してくれて幸いだ。
「え……えっと、私の評判をご存知で? 皆が会いたいと渇望する、深窓の姫は妹の菫ですよ?」
「貴方こそ、僕の話を聞いていましたか? 僕の好みは、可憐な深窓の姫ではありませんよ。」
時峰は、にんまりと頷きながら、
「本当に、貴女には感服いたしました。何せ、僕の悩み事を2つも解決していただきましたから。」
「2つ?」
「最初に、悩み事が2つあると言ったのを、覚えていませんか?」
そういえば、そんなことを言っていた気がする。
1つは夕星を殺した犯人のことだろう。では、もう1つは何のことか?
「私は、ずっと、理想の姫を探していました。」
時峰が言った。
「いろんな女性と出会いましたが、どの人もピンと来なかった。でも僕は、ついに見つけたんです。頭の回転が速く、会話が面白い。加えて、僕がハッとするような視点で物を見る、そんな女性を。」
「……それで?」
まさか、その姫が土筆だとでも言うつもりじゃないでしょうね、と思ったら、時峰は、まさに、そのまま言った。
「どうやら、貴女が僕の理想の姫のようです。」
貴女に会って、ようやく自分の求めていた女性がどんな人だったのか良く分かりました、とスッキリした様子で爽やかに言う。
「土筆姫、貴女の名を聞いても?」
「名前? 中将のご推察の通り、土筆で合っていますよ?」
「いえ、僕が聞きたいのは、本名のほうです。」
「?!」
土筆というのは、皆が呼ぶ、言わばあだ名だ。本名は、親しい人ーーーそれこそ、女性ならば、夫となる人くらいにしか教えない。
「なぜ、貴方に? 私と貴方は、そのような関係ではありませんよ。」
「やはり、ダメですか?」
「ダメです。」
時峰は、「ちょっと、性急すぎたかなぁ」と小声で呟いた。別に気に病んでいるふうではない。
「まぁ、いいでしょう。いずれ、心を開いていただければ……」
「開きません。」
なんだろう、この男。思った以上に強引だ。
「なるほど。」
時峰は、皆が色めきだつと噂の美しい顔を、フワリと緩ませ、「それでは、」と微笑んだ。
「今回、貴女が謎を解いてくれたように、僕も、時間をかけて、貴女の心を解いてみてもいいですか?」
万人が一致で認めるであろう麗しさ。
その表情に、あの晩の時峰が重なった。
花の宴の晩、庭に降りた時峰。
冗談を言って、驚いた土筆が、顔を隠す扇を取り落とした、そのとき。強い風が吹いて、花びらが舞った。
雲が切れ、月明かりが差す。
その瞬間、土筆は見たのだ。
とんでともなく色っぽい美男子が、微笑みながら、こちらを見ているのを。
そしてーーー見られたかもしれない。
土筆は慌てて扇を拾って、顔を隠した。
手が震えていたのは、見たせいか、それとも見られたせいか、分からなかった。
そんな土筆の内心など、知らぬがごとく、目の前の時峰は尋ねる。
「また、遊びに来てもいいですか? 今度は、ここではなく、本当の土筆姫の部屋に。」
ダメです、と答えようと思ったが、この男には何を言っても無駄な気もした。
土筆が、答えに迷っているうちに、
「では、また来ます。」
そう言って、爽やかな笑みを浮かべて立ち上がった。
自信たっぷりに、とんでもない色気を振り撒きながら、踵を返して去っていく。
部屋には、薫香の残りが漂っていた。
「…………なんていうか、」
近寄って来たタマが、御簾をあげながら、
「近衛中将、だいぶ、思っていた感じと違いますね。」
「ホントよ……」
土筆は、脇息にグデッと突っ伏した。
「女ったらしの遊び人じゃなかったの……?」
あちこちの女のところに顔を出している好色男が、何で、自分なんかに興味を持ったのか……。
「自分に靡かない女が珍しいのかしら?」
「うーん……?」
タマは、少し腑に落ちないようで、
「どうでしょう? 私は、中将が遊び人だとは、思いませんでした。どちらかというと、本気で姫さまを………」
「冗談は止してよ。」
ホント、本気で自分なんかを好きだとしたら、相当に悪い冗談だ。
だって、土筆は、美しくて完璧な淑女の姉とも、可憐な妹とも違う。男の人に好かれる要素なんて、何もない。
土筆は、クタッと脇息に頭を乗せた。しばらく突っ伏していたが、やがて、
「……まぁ、そのうち飽きるでしょ。」
土筆は、心に溜まった澱を吐き出すように言った。
この手のことで悩むのは、やはり向いていない。あれこれ考えていたって仕方がないもの。
土筆は、よっこらしょと立ち上がると、
「さ、自分部屋に戻りましょ。菫が待ってるわ。」
タマに言って、重たい着物を引き摺りながら、慣れた自室へと足を運んだのだった。
* * *
花房邸を出た時峰は、空を見上げた。
青い空に、散り際の花の、淡い朱色の花びらが舞う。花の季節も、もう終わる。
「春というのは、出会いの季節なのかもしれないな。」
舞う花びらは、理想の姫に出会えた時峰を祝福しているかのようだった。
理想の女性ーーー土筆は、噂通り、聡明な姫だった。頭の回転が速く、洞察力も優れている。
この姫となら、どれだけ話していても、飽きることはないだろう。むしろ、ずっと彼女の話を聞いていたい。
だが、それだけではない。
夕星が明星を手にかけた下手人ではないか、という可能性について話が及んだとき、時峰は反駁した。
「夕星姫が……? 私にはとても、彼女がそんなことをする人には、思えませんが………」
「えぇ、私もです。」
即答だった。
「あくまで、可能性として言及しましたが、私も夕星姫さまが、そんな方だとは思いません。」
どうやら彼女は、夕星と面識があるらしい。揺るぎない、確固とした言い振りだった。
「だから私は、犯人は別にいると思うのです。」
状況を見る目は冷静でありながらも、人を信じる気持ちも厚い。
その瞬間、時峰は思った。
この姫こそ、時峰の探し求めていた人だ、と。
時峰は、花房邸を振り返った。
理想の相手を探し求めて、色々な女性と会った。いずれも深い関係にはならなかったが、そのせいで、なぜか、女に片っ端から手を出す浮気者のように思われている。
しかし、実際の時峰は極めて真面目で、一途なのだ。
そして、ようやく、その想いを注げる女性に出会えた。
我ながら、手強い相手に恋したものだ。でも、悪くない。
「………まぁ、気長にいくか。」
時峰は自らの浮かれように呆れるように、軽く頭を振って、一人呟くと、颯爽と牛車に乗り込んだ。
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