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機械を操る男
機械に強い人、2
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気がついた時、自分の家にいた。
「あれ?確か、食べていたはず…」
ベッドの上には、自分とパソコンが乗ってあった。
口の中は、なぜかコーヒーの苦味が残っていた。
「そういえば、昨日設定し終わったんだ。少し、使ってみるか。」
最近買ったパソコンを開き、パスワードを入力した。
「物を調べるには、このアイコンか。難しいな。」
始めて使うパソコンは、難しかった。しかし…
「あれ?思ったとおりに、動く!?」
パソコンの、キーボードに手を置いただけで、勝手に考えている所へ移動してくれる。つまり、ページが思い通り。
「あの夢は、本当だったのか。」
面白くなった。その時から、子供に返ったかのように、パソコンを使い始めた。
「ほかは、何ができるのだろう。」
ちょうど欲しかった物があり、買い物のページヘ移動した。
(あのゲームが欲しかったんだ。よし、)
そう思ったときには、購入画面まで来ていた。
(ちょっと高いが、買おう。)
クレジットカードの番号を入力し、家の住所は、意識するだけでぱっと入力出来た。
その日から、機械という分からない物から、その人のお手伝いさんとなっていた。
いろんな買い物は簡単に、ゲームは簡単にクリア、想像さえあれば、いろんなゲームを作ることさえ容易になっていった。
「これは、良い能力を手に入れた。もしかしたら、あのレストランは能力を与えてくれるものだったのかもしれない。本当に感謝だ。」
ある日、そのレストランのあった路地へと足を運んだが、そこは空っぽだった。空き地となっていた。
「やっぱり、この世のものではなかったか…」
家に帰り着いた時、ふとこんな事を思った。
「そういえばあいつ、いつも何調べてんだろう。」
あいつとは、友人の事だ。いつも何やら忙しくて、最近会ってない。
「パソコン持っていた気がする。もしかしたら、今見れるかも。」
そう思って、自分のパソコンを開いたとき、異様なホーム画面になっていた。
これは、一体。なんだろうか。
すると、右下に、友人の顔が写った。
「おーい。聞こえる?」
音は聞こえてないらしい、目線はずっと画面だった。
そして男の画面は、あるサイトに変わっていた。それは、いつも使っている大手の通販サイトだった。
「あいつ、何買うんだ?」
とても気になった。
「ん?のこぎりか?釘も、カートに入れてる。日曜大工でもすんのか?
プロテインだと?あいつは、運動しないのに。
…こんなものまで、買うのか。あいつの秘密を知ってしまった。」
ここの場では言えないものまで、買っていた。
そこまでは良かった。カードの暗証番号まで、知るハメになった。
「ゲゲッ。そこまでは、知りたくないのに。」
住所も、カードも知ってしまった。
彼はそこから、アダルトサイトに入ってしまったので、そこからは彼の顔を見ていた。
「嬉しそうな顔だぜ!全く。興味ないけど…見てしまう。」
~
ついつい、見てしまうもの。人の秘密は、覗くものではないけど。
「あれ?確か、食べていたはず…」
ベッドの上には、自分とパソコンが乗ってあった。
口の中は、なぜかコーヒーの苦味が残っていた。
「そういえば、昨日設定し終わったんだ。少し、使ってみるか。」
最近買ったパソコンを開き、パスワードを入力した。
「物を調べるには、このアイコンか。難しいな。」
始めて使うパソコンは、難しかった。しかし…
「あれ?思ったとおりに、動く!?」
パソコンの、キーボードに手を置いただけで、勝手に考えている所へ移動してくれる。つまり、ページが思い通り。
「あの夢は、本当だったのか。」
面白くなった。その時から、子供に返ったかのように、パソコンを使い始めた。
「ほかは、何ができるのだろう。」
ちょうど欲しかった物があり、買い物のページヘ移動した。
(あのゲームが欲しかったんだ。よし、)
そう思ったときには、購入画面まで来ていた。
(ちょっと高いが、買おう。)
クレジットカードの番号を入力し、家の住所は、意識するだけでぱっと入力出来た。
その日から、機械という分からない物から、その人のお手伝いさんとなっていた。
いろんな買い物は簡単に、ゲームは簡単にクリア、想像さえあれば、いろんなゲームを作ることさえ容易になっていった。
「これは、良い能力を手に入れた。もしかしたら、あのレストランは能力を与えてくれるものだったのかもしれない。本当に感謝だ。」
ある日、そのレストランのあった路地へと足を運んだが、そこは空っぽだった。空き地となっていた。
「やっぱり、この世のものではなかったか…」
家に帰り着いた時、ふとこんな事を思った。
「そういえばあいつ、いつも何調べてんだろう。」
あいつとは、友人の事だ。いつも何やら忙しくて、最近会ってない。
「パソコン持っていた気がする。もしかしたら、今見れるかも。」
そう思って、自分のパソコンを開いたとき、異様なホーム画面になっていた。
これは、一体。なんだろうか。
すると、右下に、友人の顔が写った。
「おーい。聞こえる?」
音は聞こえてないらしい、目線はずっと画面だった。
そして男の画面は、あるサイトに変わっていた。それは、いつも使っている大手の通販サイトだった。
「あいつ、何買うんだ?」
とても気になった。
「ん?のこぎりか?釘も、カートに入れてる。日曜大工でもすんのか?
プロテインだと?あいつは、運動しないのに。
…こんなものまで、買うのか。あいつの秘密を知ってしまった。」
ここの場では言えないものまで、買っていた。
そこまでは良かった。カードの暗証番号まで、知るハメになった。
「ゲゲッ。そこまでは、知りたくないのに。」
住所も、カードも知ってしまった。
彼はそこから、アダルトサイトに入ってしまったので、そこからは彼の顔を見ていた。
「嬉しそうな顔だぜ!全く。興味ないけど…見てしまう。」
~
ついつい、見てしまうもの。人の秘密は、覗くものではないけど。
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