天才美少女に造られた万能魔導兵器になった俺!

こどもじ

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はじめての連行

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『全敵性個体の殲滅を確認……機体状態、オールグリーン。状況を終了し、破壊デストロイから安全セーフティモードへと状態を移行します』

その言葉と共に、俺の体に纏っていた赤い光が、緑色へと変色する。

レーダーに反応していた五〇〇以上の赤い点滅はものの見事に消え失せ、今や目の前には黒く焼けこげて、煙を上げてくすぶる大地だけが残った。

つ、強え~~!!

え? これ、ランクDだよね……?

撃った瞬間は、「あ、案外ショボい音だな」とか思ったけど、相手に当たった瞬間、デボアが蒸発して消し飛んじゃったよ……。

とんでもない温度だったのか、レーザーが直接通った場所はドロドロと溶けてマグマと化している。

俺の周囲の温度は、今の一瞬だけでプラス二度ほど上昇しており、あのレーザーがどれほど凄まじい威力だったか、ただそれだけでうかがい知れた。

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ランクD兵装:プラズマレーザー

小型融合炉内の高温プラズマを超高圧で打ち出す熱線放射。
射出時の最高温度は約1700万℃に到達し、受けた対象は一瞬にして融解、蒸発し大規模な水蒸気爆発を誘発する。

有効射程:20km

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俺の視界に突如、ポヒュっという間抜けな音と共に、まるでウェブサイトの迷惑広告のように今の武装の機能概要が飛び出す。

1700万℃……!?

え、なにそれ。そんなもん、地上で撃って大丈夫なの? 温暖化とかしない?

「な、ななな……なんだ今のはッ!?」

「すごいっ! すごいよっ! さすが僕のトリムルティっ!」

あんぐりと口を開けながら呆然とするおっさんの横で、レラちゃんが笑顔でぴょんぴょん跳びはねながらこちらに駆け寄ってくる。

その背後では、がちゃがちゃと音を立てながらこちらに駆け寄ってくる、武装した兵士たちの一団が見えた。

「た、隊長っ! 今の爆発は一体……!?」

先頭の一人が、先ほどのおっさんに焦った顔で詰め寄る。

おっさん、隊長だったのか。まあ一人だけ単独行動してたからな。

彼らもまったく状況が掴めていないようで、ざわざわと浮き足立っている。

しかしこの場にそぐわない俺たち二人に視線を向けたあと、警戒してぴたりと一斉に動きを止めた。

「…………っ!」

レラちゃんは、その視線にさらされて、怯えた表情で俺の足にこそっと身を隠す。

やっぱりこの子はあまり人と関わるのが得意じゃないのだろう。さっきの必死におっさんを退かそうとしてたのだって、危ないと思って一生懸命勇気を振り絞った結果に過ぎない。

だが、この場でそれは不味い。

ここはなんにせよ、盛大に名乗りを上げなければいけない場面だ。コソコソすれば逆に変に怪しまれるかも知れない。

「…………えっ?」

俺の背後に回り込むレラちゃんの肩をぽん、と叩き、体の前へと押し出す。

最初は何が何やら理解出来ず、俺と兵士たちを交互に見て混乱していた彼女だったが、俺が背中越しに軽くコクリと頷くと、その意図に気がついたのかはっと目を見開いた。

やがて彼女は、意を決した表情で、大きく深呼吸してから兵士たちにこう宣言した。

「こ、このトリムルティは僕と父さんが組み上げた、超古代の魔導兵器ですっ! み、見ての通り、これからの暴食者デボアとの戦いの要となるでしょうっ!」

レラちゃんの、遙か彼方まで焼け焦げた大地を指さしながらの言葉に、兵士たちは「お、おおっ!」と声を上げて、またガヤガヤと騒ぎ出す。

真ん中に立ちすくんでいたおっさんは、そんな己の部下たちを視線だけで黙らせたあと、くたびれた顔でぼさぼさの髪を掻きながらこう言った。

「あー……うん。とりあえず、俺の立場ではこの状況でどうこう判断出来ん。上の人を呼んでくるから、ちょっとここで待ってろ」

おっさんはそう言って急いで階段から城門を駆け下りて行った。

まあそりゃそうか。

俺は、どことなく肩すかしを食らったような気持ちで、かゆくもない頬を掻く。

レラちゃんは渾身の名乗りが微妙にすべって恥ずかしかったのか、再び俺の背中にこそっと戻った。


* * *


さすがにその場で立たせておく訳にもいくまいと、俺たち二人は兵士たちに応接間、と言う名の尋問部屋に通される。

とりあえず相手が小さな女の子と言うことで乱暴な扱いはされていないが、先ほどの俺の火力を見て、出入り口をガッチリ固めた厳戒態勢は敷かれていた。

レラちゃんは、ろうそく一本の暗い尋問部屋の椅子の上で、足をプラプラとさせながら出されたホット牛乳をくぴくぴと喉を鳴らして飲んでいる。

俺がその愛らしい姿にほっこりとしていると、ふと、とんとん、と軽く部屋のドアを叩く音が聞こえた。

「ダルトン護衛総長が参られた。ドアを開けるぞ」

「了解」

そう扉の前後を固めた兵士たちが会話したのち、外からでしか開かない木のドアがゆっくりと開かれる。

その奥からは、モッサモサに髭を生やした、腕も胴も何もかもぶっとい割に、やたらと身長の低い目つきの鋭いおっさんが現れた。

ドワーフだ!!

俺は見た瞬間そう確信する。

だってもう、こんなもん見たまんまだろう。

筋骨隆々の丸太のような太い腕に、毛むくじゃらの髭。骨格の太さの割に身長が低いところまで前世で読んだ本のイメージ通りである。

内心興奮している俺の横で、そのドワーフらしきおっさんは、ずかずかと部屋の中に入ってきたあと、レラちゃんの対面の椅子にドスンと腰掛けた。

「……お前さんが、例の爆発騒ぎを起こしたというエルフか?」

「ひぅっ!」

ドワーフのその威圧するような低くドスの利いた声に、レラちゃんはすっかり怯えてしまい息を呑みこむ。

おい、おっさん! 俺のレラちゃんを怯えさせてんじゃねえ! ぶん殴るぞ!

レラちゃんは、小動物のようにぷるぷると肩を震えさせながら、涙目で俺の足にしがみつく。

さすがにドワーフのおっさんも不味いと思ったのか、おほん、と喉を鳴らしたあと、ばつが悪そうにこう言った。

「あー、その……なんだ? わ、わしは確かにエルフは嫌いじゃが、さすがに子供にまでそんなひどい態度はとったりせんぞ? 怯えさせて悪かった。機嫌を直してくれ、な?」

そう言って引きつったかえって怖い笑顔を見せるダルトンに、レラちゃんも多少は落ち着いたのか、俺の太ももから手を離してまっすぐ向き直る。

ダルトンはそれにほっと胸を撫で下ろしたあと、再び咳払いをしてから話し始めた。

「おほん……まあその、アレだ。大体のことは、お前さんたちを呼び止めた護衛隊長から聞いておる。今回の襲撃にあたり、そこの鎧姿の彼が、襲いかかってきたデボアどもを見たことのない魔法で、全部吹き飛ばしてしまったそうだな?」

「あ、あの……この子、トリムルティは、別に鎧を着ている訳ではありません。この金属が、体そのものなんです。……それと、魔法ではなく、科学。古代から連綿と伝わる、古の知識の力、です……」

そう途切れ途切れの言葉をつむぐレラちゃんに、ダルトンのおっさんはふんふん、と頷きながら何かを紙に書き付けたあと、訝しげな顔で俺の顔を覗き込んだ。

おっさん顔近いしマジ酒臭え!!

マシンでもしっかり五感はあるんだよ! あんまこっちに息吐くんじゃねえ!

俺がそう心の中で絶叫を上げているよそで、ダルトンは首を傾げながら顔を引っ込める。

「確かに……奇妙な。鎧の中は変な鉄のからくり・・・・が敷き詰められてるだけで、生き物が入っているような感じではないな。これは一体何なんだ? 魔術師どもが造る、ゴーレムのようなものと考えていいのか?」

「が、概念はそれに近いものですが、原理は、まったく違います。……ゴーレムは主人からの原始的な命令でしか動けませんが、ぼ、僕のトリムルティはとても賢くて、自力で判断して動くことだって出来るんですっ!」

そう鼻息荒くふんすと語るレラちゃんに、ダルトンは呆気に取られたような顔をしながら肩をすくめる。

僕の造ったものを、そんな原始的なものと一緒にするな! と言わんばかりの勢いである。

レラちゃんも、技術者らしい案外プライドの高い人種なのかも知れない。そのくせコミュ障とは、これはなかなか難儀な性格をしている。

「なるほどのう……ならこれを、造ったのはお前さんということで間違いないか?」

ダルトンはそう言って俺を指さす。

「く、組み立てたのは僕です。ですが、この子を遺跡から発掘し、解析して設計図を描いたのは父です……。もっと言うのなら、そもそもこれを開発したのは、今とは比べものにならないほどの優れた技術力を有した、超古代文明人。……彼らは自分たちのことを"ニホン人"と呼んでいました」

に、日本人!?

俺は、突如聞き覚えのある単語が聞こえて思わずビクンと肩を震わせる。

どういうことだ? こちらの世界に俺以外の日本人がいるって事か?

でも、俺が前世で生きていた時ですら、こんな精巧なロボットを造るような技術は、日本どころか世界中どこ探してもなかった気がするが……。

「超古代文明……"ニホン人"……確か以前に、そんな与太話を国王に直言して、当時の魔導学会からも失笑を買ったエルフの学者が居たような……」

「そ、それですっ! それが僕の父、イアネス=スピネル! ぼ、僕はその娘のレラ=スピネルですっ!」

突如、レラちゃんが興奮した様子で、机を叩いて立ち上がる。

それに反応して周りの兵士が押さえつけようとするのを、ダルトンが手で制した。

「落ち着け。なるほどな……それで、親父さんの名誉を取り戻そうと、娘さんのあんたが頑張った訳だ」

「はい……」

たしなめられて、今度はレラちゃんが気不味そうに椅子に腰を下ろす。

ダルトンは己のふさふさの髭を擦りながら、ううむ、と唸った。

「これが、ただの与太話で終われば簡単だったんだがなあ。……お前さんは、実際にデボアの群れを殲滅するという戦果を上げて、親父さんの正しさを証明してしまった。国王陛下にも一度直訴している以上、ことはこの場だけの話で終わらせることは出来まい」

「…………」

レラちゃんは、ダルトンの言葉に返答もせず黙り込む。

しばらく時が流れて、急に思い立ったかのように、ダルトンがぱしん、と膝を叩いて立ち上がった。

「……よしっ! よく分かった。どちらにせよこれは、わしの手に余る話しだ。三日後辺りに、国王陛下との謁見の機会を設けよう。そこでお前さんが、そこのゴーレムの彼を使って今後どうしたいか、陛下に直接申し立てるが良かろう」

「え……ええっ!?」

その突然の提案に、レラちゃんは目を剥いて驚く。

国王陛下、と言ったらやっぱりこの国で一番偉い人と言うことなのだろう。そんな相手にいきなり会ってこいとか言われて驚かない方がおかしい。

ましてや、レラちゃんは対人関係があんまり上手な方ではない。

生来の賢さ故か、受け答えは子供らしからぬほどしっかりしているが、話している途中になんども噛んだりどもったり、手をもじもじさせてキョドキョドとあっちやこっちに視線を彷徨わせたりしているところを見ると、あまり人と話すのが得意ではないのは明らかだ。

この国の重鎮に囲まれながら、王様からキツい質問責めにあったりなんかした日には、その場で失神してしまうんでは無いだろうか。心配だ……。

「子供には過ぎた重責かも知れんが、仕方在るまい。お前さん以外に、そこの彼のことを適切に説明出来る人材が一人も居ないのだ。しかし、デボアの群れを一撃で壊滅させるような異常な戦力を、野に捨ておくのも勿体ない。……言っても詮無きことなのだが、親父さんが生きていてでもすればまた話は別だったのだがなぁ」

「うう……」

そのもっともな物言いに、レラちゃんも返す口を持たずに黙り込む。

ダルトンもどうすれば良いか考えあぐねているようで、渋い顔でずっと自分の髭を撫でていた。

「一応、陛下に謁見する時に失礼がないよう、わしの秘書官をしばらく貸してやろう。そいつに一通りの礼儀作法を学ぶといい」

ダルトンはそう言って、さっと椅子から立ち上がって部屋を後にしようとする。その去り際、ドアの前で立ち止まり、ふっと振り返りながらこう言った。

「……少なくとも、この絶望的な状況下にあって、お前たちのような想定外の戦力の出現は我々にとっては喜ばしいことだ。安心するがいい。悪いようにはせん。先ほどの戦いでの褒美も含めて、わしからも陛下に口添えしておこう」

ダルトンはその後、「ではな」と言い残してせかせかと忙しそうにドアの向こうへと消えていった。

なんだ、あのおっさん悪い奴じゃないじゃん。

まあそりゃそうか。

別にレラちゃんは悪いことをした訳じゃない。デボアという絶対的な敵を殲滅することは、ここに住まう全ての人々に対して等しく利益のあることのはずだ。

こんな状況で、王都で暮らす仲間同士で内輪もめなんぞしていては、あっという間に奴らに食いつぶされて終わりだろう。

少なくとも、この城壁内でレラちゃんのことを懐柔して手なづけようとする輩はいても、傷つけて殺そうとする奴まではまずいないはず。

もしそんな度しがたい馬鹿が現れたとしても、俺が全力で守ってあげれば良いだけの話だ。

しかし、ついさっきまで街外れの城門でデボアどもと戦っていたかと思えば、今度はお城の中で王様と謁見か。

あっちこっち予測のつかない方向に転がって、なんとも剛毅な話だと思うが、それだけに次に一体何が起こるか俺にも分からない。

もし万が一があったときのため、いつでもレラちゃんを守って飛び出していけるよう、常に周囲に気を配っておかねばならないだろう。

俺は念のため警戒の目を光らせながら、兵士たちの主導のもとレラちゃんとひとまず帰路へとついたのであった。
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