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009レオ

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拓は臨時収入が出来たので、今後の冒険者として活動を考えフライパンや鍋、食器を購入。
ガラとの旅で、魔法で肉を焼こうとしたが魔力調整が難しく真っ黒に焦がしてしまったので、魔法でフライパンを熱して焼くつもりだ。

その日の夜、拓が部屋で横になっていると、扉がノックされる。
扉を開けるとアークのリーダ、ロウガとスキンヘッドの男が立っていた。
とりあえず部屋に入ってもらうと、金の入った袋を取り出す。

「今日は本当に助かった。残りの金なんだが、これしか集めることが出来なかった。
 足らない分は、拓さんがギルドの依頼を受けるときサポートをさせてもらう事で対応出来ないだろうか。」

2人が頭を下げて金を渡すが、確かにガラに教わった一般的な金額に足りていない。

「それで十分だ。俺も良い経験になったし。
 いやぁ、初めてあんな治癒魔法を使ったから、上手く行って良かったよ。」
「・・・」

何とも言えない表情の2人に、拓は冒険者ギルドが発行した証明書にサインをしてロウガに手渡す。
改めてスキンヘッドの男の名前を聞くと

「俺はレオだ。拓さん宜しくな。」

レオは大きな手を出し、拓と握手をする。
話を聞くとアークのメンバーの1人が別行動をとっていて、レオは居ない間の臨時メンバーだった。
皆で来ると迷惑だと思い、同じ宿に泊まっているレオとリーダーのロウガが来たらしい。

治療した人の状態を伺うともう動けるようになったとのこと。
ただ、かなりの血を失っていたので、しばらく休む必要があった。
拓は切り傷ていどにしか治癒魔法を使っていなかったので、問題ないことを聞いて安心していた。

手伝いについては断わり、今度 美味い物をご馳走してもらうことにした。
拓が参考に怪我をした時の状況を聞きたかったので、臨時のパーティメンバーのレオが残り、ロウガは他のメンバーに話すために先に宿に戻った。

「俺が居ると、あいつ等も気を遣うからな。先ずはメンバーだけで話した方が良いだろ。」

今後の話などをする必要もあるだとうと、レオなりに気を使っていた。
拓は怪我を負った時の話を聞いていたが、昨日見たレオの逞しい裸体を思い出し変に意識してしまう。
レオも拓の視線が時々自分の体に向けられるのに気付き、自分の肉棒が反応するのを感じた。

「拓さん。変なことを聞いて悪いんだが、もしかして俺の体に興味が有るのか?」
「あっ、すまない。何か気持ち悪い感じでも有ったか?」

拓はレオの体を意識しすぎて不快感を与えたのかと思ったのだが

「いや、俺の方が拓さんに変な気持ちになっちまってな。すまん。」

レオの股間は、今や見事なまでに巨大なテントを張っていた。
拓が思わず見入っているので、拓の手を掴んでテントを張った自分の股間を掴ませる。
拓が服の上から肉棒を強く握り、その硬さと大きさを確認し始めると

「拓さんは俺みたいな男でも良いのか。」
「俺はレオみたいな男が良い。」
「嬉しい事を言ってくれるな。」

レオは拓の顔を上げさせ、唇を合わせる。
レオは男に対し欲情するなんて初めての事だったが、一度行動に起すと我慢できなくなっていた。
拓の唇を舐めるように舌を這わせ、拓の口の中に差し込むと拓の舌と絡める。
十分に拓の口の中を蹂躙すると、上着を脱ぎ拓を力強く抱きしめ拓の服を脱がせる。
拓の上半身を裸にさせると、大きな手を拓の体にはわし、体中を舐め始めた。
「うっ」拓がうめき声を上げると

「拓さんの肌ってきめ細かくて気持ちいいな。ここが良いのか。」

レオが拓の乳首を舐めたり甘噛みをすると、拓の声が徐々に大きくなっていく。

「大きな声を出すと、隣に聞こえちまうぞ。拓さんはそういうのが趣味なのか。」

レオが意地悪く拓の耳元で囁くが体が敏感になってしまい声を止められない。
この世界に来てから精力が強くなっただけなく、妙に体が敏感になっている。
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