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200地下ダンジョン
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今回の町の側にもダンジョン=生きているラムーの遺跡がある。
途中で退治した魔獣の解体依頼をし、OZは皆と別れて早速遺跡に向かった。
地下のダンジョンで、何百mも縦穴を降り続けやっと底に到着。
途中に休憩を取れる広間まで用意されている。
「帰りは、また昇らないといけないのか。」
「頑張るしかないな、ここの薬草はそれだけの価値が有るし、拓が居るなら冒険も出来るかもしれない。」
通路を抜けると、目の前が開ける。
「凄いな。地下に大自然が広がっているなんて。」
拓が驚くのも無理はなかった。
町が入ってしまうほどの巨大な空間。天井は明るく、周囲は岩の様な物で出来ていて目の前には森が広がっている。
拓が探索魔法で調べてみると、多くの魔獣が生息しているみたいだ。
「遺跡と言っても色々だからな。こんな風に自然を内包するのもある。外と同じ様に昼と夜も有るぞ。」
既に冒険者が森の中を一通り見ているが、コアは見つかっていない。
更に下層が有るのではないかと考えられているが、入口らしき場所も見つけられていない。
とりあえずの目的はこの遺跡の中でしか育たない薬草。
その薬草で作られた薬は初級の治癒魔法程度の効果を得ることが出来る。
ゲームに出て来るポーションの様な物だった。
只、摘み取ると痛む速度が速く、外に持ち出すのならアイテムボックスに収納する必要がある。
薬草を採取しながら森を進み、徐々に暗くなってきた所で冒険者達がキャンプスペースにしている場所でテントを張った。
「レオ、悪いけど後の事は頼む。夜の間に回って来るよ。」
「任せておけ。気を付けて行って来いよ。」
遺跡の空には星は無く、暗闇の中 冒険者達が灯す明りだけが存在する。
その暗闇の中、拓とガラは空を飛びながら探索魔法で地表を調べ続けたが何も発見できない。
代わりに周囲や天井を調べると、天井に近い側面に違和感を発見したので近付いて確認すると扉になっていた。
「何でこんな所に入口が有ると思う?」
「ダンジョンがコアを隠すためじゃないのか?」
「ダンジョンって生きている遺跡だろ。だとしたら古代人がこんな風に作ったということになるよな。
別の入口が有るんじゃないかな。」
拓はそう言って通路の中へと入っていくので、その後をガラが追う。
辿り着いた場所はコアが設置された神殿の様な空間。
ここは外の巨大洞窟とは違い、夜でも部屋全体が明るいままだった。
「凄いな。俺達が始めてダンジョンの最深部に来たんだな。」
「お宝が発見できるかもよ。それにしても、コアの設置されている場所は同じような感じなんだな。」
拓は魔力を放ちながら周囲を歩き、フルツの町の遺跡で見つけた魔力を流しやすい場所を確認し目印を付けておく。
準備が終わった所でガラと探索を行うと入って来たのとは別の所に通路が有った。
「そこから帰ることにして、このコアはどうしようか?」
「結界が張られていて近寄れないぞ。拓なら壊せるかも知れないが試すなよ。
それよりも、他の出口を確認するぞ。」
ガラの言う通り、近づこうとしても結界に阻まれて近寄れない。
拓も壊せるか試す気も無く、もう一つの出口が何処に繋がっているのかを確認する事にした。
通路の先も部屋になっていて、色々な装備や魔道具が置いてあった。
「ガラ、遺跡での発見物は発見した冒険者の物で良いんだよね。」
「そうだ。普通は運び出すために集団で対応することになるな。」
「俺にはアイテムボックスが有るからね。後で確認することにして全て収納してしまおうか。」
拓は部屋に有った品を全てアイテムボックスに収納してしまった。
他に必要な物も無いので、部屋の反対側にある扉を開けると洞窟の様な通路が続き、探索魔法で調べると多くの魔獣が存在していた。
拓は可能な限り探索魔法で先を調べると通路は下の方へと伸びている。
「何処に繋がっているのか分かるか?」
「遠過ぎて、俺の探索魔法ではそこまで分からない。」
2人は一度テントに戻り、レオに状況を説明した。
「面白い事になってるじゃねぇか。俺も参加できるんだろ。」
「当然。直ぐにコアの部屋へ向かうよ。」
拓はテントをアイテムボックスに収納すると、3人でコアの部屋へと移動する。
「すげぇな。俺達が初めて到達したのか。」
レオの興奮が収まった所で、3人で記念写真を撮りテントで休むことにした。
途中で退治した魔獣の解体依頼をし、OZは皆と別れて早速遺跡に向かった。
地下のダンジョンで、何百mも縦穴を降り続けやっと底に到着。
途中に休憩を取れる広間まで用意されている。
「帰りは、また昇らないといけないのか。」
「頑張るしかないな、ここの薬草はそれだけの価値が有るし、拓が居るなら冒険も出来るかもしれない。」
通路を抜けると、目の前が開ける。
「凄いな。地下に大自然が広がっているなんて。」
拓が驚くのも無理はなかった。
町が入ってしまうほどの巨大な空間。天井は明るく、周囲は岩の様な物で出来ていて目の前には森が広がっている。
拓が探索魔法で調べてみると、多くの魔獣が生息しているみたいだ。
「遺跡と言っても色々だからな。こんな風に自然を内包するのもある。外と同じ様に昼と夜も有るぞ。」
既に冒険者が森の中を一通り見ているが、コアは見つかっていない。
更に下層が有るのではないかと考えられているが、入口らしき場所も見つけられていない。
とりあえずの目的はこの遺跡の中でしか育たない薬草。
その薬草で作られた薬は初級の治癒魔法程度の効果を得ることが出来る。
ゲームに出て来るポーションの様な物だった。
只、摘み取ると痛む速度が速く、外に持ち出すのならアイテムボックスに収納する必要がある。
薬草を採取しながら森を進み、徐々に暗くなってきた所で冒険者達がキャンプスペースにしている場所でテントを張った。
「レオ、悪いけど後の事は頼む。夜の間に回って来るよ。」
「任せておけ。気を付けて行って来いよ。」
遺跡の空には星は無く、暗闇の中 冒険者達が灯す明りだけが存在する。
その暗闇の中、拓とガラは空を飛びながら探索魔法で地表を調べ続けたが何も発見できない。
代わりに周囲や天井を調べると、天井に近い側面に違和感を発見したので近付いて確認すると扉になっていた。
「何でこんな所に入口が有ると思う?」
「ダンジョンがコアを隠すためじゃないのか?」
「ダンジョンって生きている遺跡だろ。だとしたら古代人がこんな風に作ったということになるよな。
別の入口が有るんじゃないかな。」
拓はそう言って通路の中へと入っていくので、その後をガラが追う。
辿り着いた場所はコアが設置された神殿の様な空間。
ここは外の巨大洞窟とは違い、夜でも部屋全体が明るいままだった。
「凄いな。俺達が始めてダンジョンの最深部に来たんだな。」
「お宝が発見できるかもよ。それにしても、コアの設置されている場所は同じような感じなんだな。」
拓は魔力を放ちながら周囲を歩き、フルツの町の遺跡で見つけた魔力を流しやすい場所を確認し目印を付けておく。
準備が終わった所でガラと探索を行うと入って来たのとは別の所に通路が有った。
「そこから帰ることにして、このコアはどうしようか?」
「結界が張られていて近寄れないぞ。拓なら壊せるかも知れないが試すなよ。
それよりも、他の出口を確認するぞ。」
ガラの言う通り、近づこうとしても結界に阻まれて近寄れない。
拓も壊せるか試す気も無く、もう一つの出口が何処に繋がっているのかを確認する事にした。
通路の先も部屋になっていて、色々な装備や魔道具が置いてあった。
「ガラ、遺跡での発見物は発見した冒険者の物で良いんだよね。」
「そうだ。普通は運び出すために集団で対応することになるな。」
「俺にはアイテムボックスが有るからね。後で確認することにして全て収納してしまおうか。」
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他に必要な物も無いので、部屋の反対側にある扉を開けると洞窟の様な通路が続き、探索魔法で調べると多くの魔獣が存在していた。
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「面白い事になってるじゃねぇか。俺も参加できるんだろ。」
「当然。直ぐにコアの部屋へ向かうよ。」
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