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260ダイビング用魔道具

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昼飯として市場の食堂で魚料理を食べた後は、ドレイク船長の船を見せてもらう事になった。
巨大な船が停まる港へ行くと、積み荷を運搬する人達が大勢いる。

邪魔にならない様に気を付けながら、ドレイク船長の後を付いて行くと

「これが俺の船だ。」

誇らしげに、1隻の船を指し示す。
中規模の運搬船という所だろうか。年季が入っているが、大切に扱われているみたいだ。
拓はドレイク船長に写真を撮る許可をもらい、船や皆との写真を撮り始めた。

「船長、そちらの人達は?」
「客人だ。船を見たいというので案内している。他の奴らに失礼が無いように伝えといてくれ。」

ドレイク船長に説明を受けながら船の中を歩いていると、船乗り達から挨拶をされる。
腕や胸に刺青が入っていたりして見た目は荒くれ者達という感じだが礼儀正しい。

甲板に出ると、拓は気持ち良い海風を感じ航海について想像する。
陸地から離れた男だけの世界で、性欲を持て余した逞しい荒くれ者達。
場所を選ばず絡み合い、日に焼けた褐色の肌を白く染める。

「船には何かロマンを感じますね。」
「そうか。拓殿にそう言ってもらえると嬉しいな。」

拓の言うロマンが何かを知らず、素直に喜んだドレイク船長に、拓達はボートでダイビングスポットへ連れて行ってもらえる事になった。
拓だけでなく他のメンバーもダイビング用魔道具を知らないと言うと、1辺10センチ程の魔道具を持って来てくれた。
魔道具ついている紐を両腕に通すと、丁度胸の前に魔道具がセットされる。
動かして見ると首から上を空気の幕で覆い、1時間ほど新しい空気を供給する。
ドレイク船長は貸してくれると言うが、拓はこの魔道具を購入する事を決めロッジに帰る前に店に案内してもらう。

夕食後、さっそく魔道具を付けて暗い海に潜ってみるOZの3人。
素っ裸で潜りたかったが、沈むために腰に重りと肩に周囲を照らす明りの魔道具を付けている。
水中での浮遊感は、空中浮遊とは違う気持ち良さが有る。
暫く浮遊感を楽しむと、拓は2人に抱き付いた。
顔を覆っていた空気の幕はくっ付き大きな幕となり、海の中で舌を絡め合う。

「拓はこの為に魔道具を買ったのか。」
「こんな魔道具が有ったら、だれでも試してみたくなるだろ。」
「拓の魔法の使い方を他の魔導士が知ったら、恨まれんだろうな。」

ガラとレオは笑いながらも、拓を抱きしめたっぷりとキスをする。
拓は水中で浮いたままガラに肩を抑えられ、レオに腰を掴まれる。

「拓、しゃぶってくれ。」

ガラが硬くなった肉棒を差し出すと、拓は舌を伸ばして舐めると

「塩っ辛いな。」

そう言って笑い、たっぷりとしゃぶり始めた。
レオは拓の尻穴を舐めると、肉棒をゆっくりと挿入。
海なのかで揺られながら拓を挟んでガラとレオが腰を振る。

海水のせいで勢いよく腰は振れないが、じっくりと攻められる感じが気持ちい。
拓はガラとレオに前と後を攻められながら、自分の肉棒を扱き始めた。

「拓、逝きそうだ。しっかりと飲めよ。」
「俺もだ。ケツの奥にたっぷりと出してやるからな。」

拓も2人に言おうとしたが、ガラの太い肉棒に口を塞がれ、言葉が出ない。
その代わり、自分の肉棒を扱く手の動きが早くなる。

ガラとレオが拓の上と下の口に大量のザーメンを放つと、
拓は浮遊感のなか、肉棒の先端からザーメンが放たれ、海の中を漂っていた。
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