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328ボード
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次の日は朝一で金狼のメンバーを見送った後、拓はボード作りを行っている作業場を訪れていた。
昨夜は、宴会に初めだけ顔を出し、酒も飲まずにボード作りを取り組んでくれていた。
既に試作品が出来上がっていて、実際に水に浮かべてバランスの調整をし昼前には1つ作り上げてくれた。
そのボードの上に魔力を通す素材を張りつけ、魔道具を取り付ける。
「ねぇ、拓。これってどうやって動かすの?」
ジェニファーが聞いて来る。
「このボードに魔力流して魔道具を動かします。
その流す魔力量で、スピードを調整する様にしているだけの簡単な作りです。」
「じゃあ、私達も乗ることが出来るのかしら?」
「魔力の属性に関係なく動くので、問題ないですよ。」
ジェニファーとロビンも乗ってみたいと言うので、出来上がった1台を持って池で試し運転をすることに。
先ずは拓がボードに乗って動かしてみると・・・パッシャーン・・・見事に水に落ちる。
地底湖の時は靴を張り付けてはいていたが、今回は素足で乗っているだけでバランスを崩すと簡単に落ちてしまう。
拓は何度も落ちたが、集中力の高さから直ぐにある程度の乗り回しが出来るようになった。
ジェニファーとロビンも試し、交互にボードを乗り回して楽しみ始めた。
「拓、俺達も乗れるように改造は出来ねぇのか?」
「出来ると思うけど、別に魔道具を入手しないと無理かな。」
レオは残念そうにするので、男性陣は拓が操作するボードに乗せて楽しんでもらう事に。
拓としては体を密着させて乗るつもりだったが、それだとバランスが取れず
拓の肩に手を置く程度の接触しかないのが不満だったが仕方が無い。
一日遊んだ後は、温泉で身体を温めて村人との宴会へ。
朝、二日酔いで死んでいる人が多く居たというのに、皆元気だ。
拓としてはもう一回くらいオヤジとやりたかったが流石に今日は席を外す事は出来ず・・・酒の波状攻撃に潰されてしまった。
拓にとって色々と有ったが楽しく過ごさせてもらい、地底湖の魔獣の肉を使ったレシピや新たに作ってもらったボードを受け取って村を後にした。
皆が見送りに来てくれる中、「また来いよ。待っているかなら。」オヤジに手を強く握られ送り出してくれた。
馬車が出発し、村人の姿が見えなくなった所で拓が相談させてもらう。
「アイテムボックスが結構一杯で、地底湖の魔獣の解体を手伝ってもらいたいのですが良いでしょうか?」
これは皆が了承していたことで、解体の為に野営を繰り返し時間を掛けて移動を行った。
皆は肉の食べ放題という解体料を受け取り、素材に付いてはエチゴの方で売却してくれる。
「もう少しはけると、アイテムボックスに余裕が出来るだけどな。」
拓がボソッと言うと
「戻ったらパーティで使用する肉の依頼が来ていると思いますので、降ろしてもらっても良いでしょうか?」
「ヘビモスの肉もサービスとして付けてみましょうか。」
「はっはっは、拓さんも冗談が好きですね。」
エチゴは笑顔だが、目は全く笑っていない。
拓としては量が有り過ぎるので結構本気だったが、笑って提案を無かったことにした。
「その代わり、ワイバーン、ロックバード、プテラの肉を少し用意してもらえないでしょうか。」
「良いですよ。未だ10体分もはけていないですから。」
その後、自分達で料理を用意するときは、高級肉のローテーションを組むことになり
拓は解体している傍らで、村人から頂いたレシピを見て料理を作り続けていた。
領主に村を救ったことに感謝されもてなしを受けたりしながら
帰りも村を回り、休憩所を作りながら、ラムーの遺跡の有る町に向かう。
昨夜は、宴会に初めだけ顔を出し、酒も飲まずにボード作りを取り組んでくれていた。
既に試作品が出来上がっていて、実際に水に浮かべてバランスの調整をし昼前には1つ作り上げてくれた。
そのボードの上に魔力を通す素材を張りつけ、魔道具を取り付ける。
「ねぇ、拓。これってどうやって動かすの?」
ジェニファーが聞いて来る。
「このボードに魔力流して魔道具を動かします。
その流す魔力量で、スピードを調整する様にしているだけの簡単な作りです。」
「じゃあ、私達も乗ることが出来るのかしら?」
「魔力の属性に関係なく動くので、問題ないですよ。」
ジェニファーとロビンも乗ってみたいと言うので、出来上がった1台を持って池で試し運転をすることに。
先ずは拓がボードに乗って動かしてみると・・・パッシャーン・・・見事に水に落ちる。
地底湖の時は靴を張り付けてはいていたが、今回は素足で乗っているだけでバランスを崩すと簡単に落ちてしまう。
拓は何度も落ちたが、集中力の高さから直ぐにある程度の乗り回しが出来るようになった。
ジェニファーとロビンも試し、交互にボードを乗り回して楽しみ始めた。
「拓、俺達も乗れるように改造は出来ねぇのか?」
「出来ると思うけど、別に魔道具を入手しないと無理かな。」
レオは残念そうにするので、男性陣は拓が操作するボードに乗せて楽しんでもらう事に。
拓としては体を密着させて乗るつもりだったが、それだとバランスが取れず
拓の肩に手を置く程度の接触しかないのが不満だったが仕方が無い。
一日遊んだ後は、温泉で身体を温めて村人との宴会へ。
朝、二日酔いで死んでいる人が多く居たというのに、皆元気だ。
拓としてはもう一回くらいオヤジとやりたかったが流石に今日は席を外す事は出来ず・・・酒の波状攻撃に潰されてしまった。
拓にとって色々と有ったが楽しく過ごさせてもらい、地底湖の魔獣の肉を使ったレシピや新たに作ってもらったボードを受け取って村を後にした。
皆が見送りに来てくれる中、「また来いよ。待っているかなら。」オヤジに手を強く握られ送り出してくれた。
馬車が出発し、村人の姿が見えなくなった所で拓が相談させてもらう。
「アイテムボックスが結構一杯で、地底湖の魔獣の解体を手伝ってもらいたいのですが良いでしょうか?」
これは皆が了承していたことで、解体の為に野営を繰り返し時間を掛けて移動を行った。
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「もう少しはけると、アイテムボックスに余裕が出来るだけどな。」
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「はっはっは、拓さんも冗談が好きですね。」
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「その代わり、ワイバーン、ロックバード、プテラの肉を少し用意してもらえないでしょうか。」
「良いですよ。未だ10体分もはけていないですから。」
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