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335ダミーのコア部屋について

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ルドルフ料理長の所で使いの食事をした為、遅くに寄宿舎に戻りベットに横になると
「コン、コン、コン」ドアがノックされる。
入って来たのは、パウロとヨーゼフ。
拓が来たのが分かったので様子を見に顔を出してくれた。

「明日も早いのに悪いね。」
「良かったら、俺達の部屋に来ないか。流石に寝るだけだが、肌を合わすだけでも気持ち良いだろ。」

拓がパウロの誘いを断る事も無く2人の部屋に行くと、2つのベットがつっくけられ3人で裸で寝る事に・・・
ただ、拓は2人が服を脱ぎ始めると直ぐに股間が反応してしまい、

「拓殿は仕方がないな。」「少しだけだぞ。」

パウロとヨーゼフは拓とキスをしながら服を脱がせると、体中に舌を這わす。
直ぐにダイフクが尻に触手を伸ばすと、四つん這いになった拓の前にパウロとヨーゼフがそそり立つ肉棒を差しだす。
拓は嬉しそうに舌を伸ばすと交互に舐め始めた。
ダイフクが拓の尻穴の奥で触手をうねらせると拓の尻が色っぽく動く。

「拓殿、前と後ろからたっぷりと攻めてやるからな。」

パウロが拓の後ろに回ると拓の唾液でテカテカと光る肉棒を扱く。
ダイフクが触手を外すと、拓の尻穴に亀頭を当てて力を込め一気に根元まで突き刺した。

「すげぇ、奥まで刺さっている。」

拓はよがりながらヨーゼフの逞しい腰に腕を回し口の奥まで肉棒を咥えた。
大きな身体に挟まれ、拓は前と後ろから力強く攻められる。
部屋の中にパンパンをいう腰を打ち付ける音と、拓のうめき声が響く。
2人の腰の動きが速くなり、拓の尻穴の締め付けが強くなり、熱の籠ったしゃぶりに

「拓殿、逝くぞしっかり飲み込めよ。」「ケツの奥でしかかりと味わえ。」

熱いザーメンが拓の体の奥ではじけていた。
3人の絡みは1発で終わる事が無く、位置を入れ替わり2戦目が始まった。


次の日は、朝からポトリ教授の所へ伺い、遺跡の話を伺う事に。
龍王の伝承が残っている村への潰れた通路とダミーのコア部屋について確認する。

「通路に付いては、真っすぐでないと考えられています。
 ただ、途中に出口が有るかは調べられていません。
 調べるにしても、深い森の中なので簡単にはいきません。」

そして、ダミーコアの部屋については

「本来の入口は龍王の伝承が伝わっている村の方だと考えられています。
 守護龍の伝承が伝わる町にある神殿などはダンジョンより後に作られているのが分かっています。
 本来なら裏口だったのが、後から拡大されたと考えられています。」

正式なコア部屋と、ダミーコアの部屋の位置が逆という話は、結構簡単な理由が有った。
拓は7不思議と言って得意げに話した事を恥ずかしくなったが

「あくまでも1つの考えです。他の説も有るので真実は分かりません。
 拓殿の謎というのも、間違えでは無いです。」

ポトリ教授にフォローされていた。

「そういえば、ダミーのコアは何か別の目的の為に作られたという話も有ると聞きましたが何かご存じですか?」

拓が聞くと、ポトリ教授は待ってましたとばかりに資料を並べる。
ダミーコアの存在する事の研究資料だった。
今話した正規の入口の説、
元々はダミーコアの部屋が正規のコアの部屋でダンジョンが拡大する事で場所を変えたという説、
元々は2つのダンジョンだったのが1つに成ったという説、
ダミーコアの部屋は宝物庫への入口だという説
2つのダンジョンなのを隠すためのダミーで、別に2つ目のコアが有ると言う説

ポトリ教授は拓が戻ってきたら話そうと待ち構えていたみたいだ。
話は面白く、拓も楽しんでいた。

「で、最近有力になっているのは、宝物庫の入口か、別に2つ目のコアが有ると言う説です。」

ポトリ教授は拓に手紙を渡す。
そこには、アンディ・ジョーンズが発見したダンジョンの新しい道、コアへ続く通路のその後の状況が書かれていた。
少しづつ攻略が進み、巨大な地下迷宮となっている事が判明してきた。

「あのダンジョンは1階層なのですが、2階層への道が有るのではないかと。
 我々学者の中でアンディ・ジョーンズにダンジョン調査の協力要請を行なう準備を進めています。」

ポトリ教授の鼻息が荒くなっている。
ダンジョン調査は面白そうだと思いながら、面倒な匂いもする。
未だにコアの部屋が発見されていないダンジョンや、未だ内部構造が未確認の遺跡などの話が続き

「こちらに、その内容をまとめた地図を用意しました。良ければお持ちください。
 青がコアの部屋が発見されていないダンジョン、赤が内部構造が未確認の遺跡です。」

丁寧な地図まで貰ってしまった。
国王から、可能で有れば拓に教えてあげて欲しいと要望が有ったらしい。
この辺は調べれば分かる事なので、ポトリ教授も快諾して地図を用意してくれたみたいだ。
何故国王が?と拓が思うと

「拓殿が、エチゴ殿と国を回られているので、国王様の配慮なのかも知れませんね。
 そろそろ昼食の時間ですので、一度話を切り上げては如何ですか?」

オリバー隊長に言われ、ポトリ教授との話はここまでとなった。
拓はポトリ教授に礼を言って、書物庫を後にした。
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