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392報告
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「特に変化は無いみたいだな。後は、他の吹き溜まりとくっ付いてしまったらどうなるかか・・・」
上空の離れた所から瘴気の吹き溜まりを見ていた。
近付いて確認をしてみたかったが、一人でそこまでの危険を犯すことは出来ない。
その代わり、地図に瘴気の吹き溜まりの位置を正確に記載しておく。
「デカいな。こんな瘴気の吹き溜まりが存在するのか。」
「困ったことに存在するんだよね。」
「で、拓は何をしてぇんだ?」
戻ってガラとレオに瘴気の吹き溜まりの図と状況について話しをすると、
他の瘴気の吹き溜まりが中央に存在する瘴気の吹き溜まりの方へと移動しているのを理解する。
「とりあえず、この事を国に知らせておきたいかな。」
「知らせたいって・・・拓が空を飛べることを話すのか?」
「そこまで、する気は無いよ。アンディ・ジョーンズに頑張ってもらおうと思っている。」
「アンディ・ジョーンズの探索魔法で森の深部を調べていたら瘴気の吹き溜まりを見つけたと言う所か。」
「さすがガラ。問題は、どうやって伝えるかなんだよね。」
3人はお互いの顔を見て、頭を抱えてしまった・・・
国王が来る前に、エチゴ商隊がやってきた。
「国王一行と一緒に来ると思っていました。」
「流石に一介の商人が国王様の一行に同行する訳にはいきませんから。」
エチゴはそう言うと、ワンガ達が集めた魔獣の素材などの確認を始めた。
アルはエチゴに付いていたが、クリーム、ゴルゴ、サブはOZと行動を共にし魔獣退治を行う事に。
魔獣退治を行いながら、瘴気の吹き溜まりについて どの様に国に報告すれば良いか相談させてもらう。
「いくら広範囲での探索が可能だからと言っても、無茶をするな。」
拓が空を飛べることを知らないため、ジークは危険な事をしないようにと注意する。
「しかし、国も瘴気の吹き溜まりが有ると推測しているなら、特に動かなくても良いんじゃないか?」
「ジークの言う通りなんだけど、推測で動くのと確証が有るのとでは違ってくるからね。」
拓の言葉に全員が納得する。
「なら、アンディ・ジョーンズの名前で手紙でも出してみたらどうだ。
国、ブルネリ公爵、クロイツ公爵、バラキエ公爵って感じで。」
ジークが提案する。
噂の人物になっているアンディ・ジョーンズの手紙なら、完全に無視は出来ないのではないかと・・・
「タイミングが良過ぎる気がするけど、先ずはやってみてから考えるか。」
「今夜中に手紙を書けるか?先に戻って王都から手紙を出しておくぞ。
大丈夫だとは思うが、拓が王都に居ないタイミングの方が良いだろ。」
魔獣討伐が終わり拠点に戻りエチゴに説明すると明日の朝一でゴルゴとサブが拓の手紙を持って先に王都に戻り、エチゴは国王が来るまで滞在することにした。
「ワンガの兄貴と楽しめないのは残念っすが、俺達凄い事を任されたっすね。
しかし、拓もホワイトジャックとアンディ・ジョーンズが自分だって言ってしまえば良いのに。」
「そんな事をしたら、自由に動けなくなるだろうな。」
「そんなものっすかね。国家機密に属していながら、未だ秘密が有るなんて拓も大変っすね。」
「・・・」
ゴルゴはサブの考えを改めさせるのは諦めた。
いや、無理だと悟った。
ただ、こんなサブも可愛いのでそのまま受け入れてしまうゴルゴだった。
上空の離れた所から瘴気の吹き溜まりを見ていた。
近付いて確認をしてみたかったが、一人でそこまでの危険を犯すことは出来ない。
その代わり、地図に瘴気の吹き溜まりの位置を正確に記載しておく。
「デカいな。こんな瘴気の吹き溜まりが存在するのか。」
「困ったことに存在するんだよね。」
「で、拓は何をしてぇんだ?」
戻ってガラとレオに瘴気の吹き溜まりの図と状況について話しをすると、
他の瘴気の吹き溜まりが中央に存在する瘴気の吹き溜まりの方へと移動しているのを理解する。
「とりあえず、この事を国に知らせておきたいかな。」
「知らせたいって・・・拓が空を飛べることを話すのか?」
「そこまで、する気は無いよ。アンディ・ジョーンズに頑張ってもらおうと思っている。」
「アンディ・ジョーンズの探索魔法で森の深部を調べていたら瘴気の吹き溜まりを見つけたと言う所か。」
「さすがガラ。問題は、どうやって伝えるかなんだよね。」
3人はお互いの顔を見て、頭を抱えてしまった・・・
国王が来る前に、エチゴ商隊がやってきた。
「国王一行と一緒に来ると思っていました。」
「流石に一介の商人が国王様の一行に同行する訳にはいきませんから。」
エチゴはそう言うと、ワンガ達が集めた魔獣の素材などの確認を始めた。
アルはエチゴに付いていたが、クリーム、ゴルゴ、サブはOZと行動を共にし魔獣退治を行う事に。
魔獣退治を行いながら、瘴気の吹き溜まりについて どの様に国に報告すれば良いか相談させてもらう。
「いくら広範囲での探索が可能だからと言っても、無茶をするな。」
拓が空を飛べることを知らないため、ジークは危険な事をしないようにと注意する。
「しかし、国も瘴気の吹き溜まりが有ると推測しているなら、特に動かなくても良いんじゃないか?」
「ジークの言う通りなんだけど、推測で動くのと確証が有るのとでは違ってくるからね。」
拓の言葉に全員が納得する。
「なら、アンディ・ジョーンズの名前で手紙でも出してみたらどうだ。
国、ブルネリ公爵、クロイツ公爵、バラキエ公爵って感じで。」
ジークが提案する。
噂の人物になっているアンディ・ジョーンズの手紙なら、完全に無視は出来ないのではないかと・・・
「タイミングが良過ぎる気がするけど、先ずはやってみてから考えるか。」
「今夜中に手紙を書けるか?先に戻って王都から手紙を出しておくぞ。
大丈夫だとは思うが、拓が王都に居ないタイミングの方が良いだろ。」
魔獣討伐が終わり拠点に戻りエチゴに説明すると明日の朝一でゴルゴとサブが拓の手紙を持って先に王都に戻り、エチゴは国王が来るまで滞在することにした。
「ワンガの兄貴と楽しめないのは残念っすが、俺達凄い事を任されたっすね。
しかし、拓もホワイトジャックとアンディ・ジョーンズが自分だって言ってしまえば良いのに。」
「そんな事をしたら、自由に動けなくなるだろうな。」
「そんなものっすかね。国家機密に属していながら、未だ秘密が有るなんて拓も大変っすね。」
「・・・」
ゴルゴはサブの考えを改めさせるのは諦めた。
いや、無理だと悟った。
ただ、こんなサブも可愛いのでそのまま受け入れてしまうゴルゴだった。
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