勇者を討伐した魔王様は魔力を封じられた為に解雇される。

吉樹

文字の大きさ
42 / 53
第4章 『獣人国編』

第1話 「魔王様、狼少女のために決意する」

しおりを挟む
「で、どういうことなんだ? ウル」


 狼少女──ウルと再会した私は、彼女が指し示す方向へと馬車を走らせながら、馬車内でちょこんと正座する彼女に問いかけた。

 ウルから「あいつらと距離が離れすぎるとまずいから走りながら!」と言われたものの、状況が分からない状態で下手な事態に巻き込まれると対応できないという判断から、私はアテナに絶妙の速度を命じていた。

 アテナからは「相変わらず無理難題を」と愚痴られるが、ちゃんと指示通りな速度を維持していたりする。


「えっとね……」


 よほど喉が渇いていたのだろう。
 ウルは私が渡した水を一気に飲み干してから、一回だけむせてから答えてきた。


「お姉ちゃんが、連れてかれちゃったんだ」
「お姉ちゃんというと……レアンのことか?」
「うん……」
「詳しい状況を頼む」
「えっとね……」


 ウルの話によると。

 森の魔女宅にて姉と居たところ、村からの追手が来てしまい、戦闘になるもレアンが負けてしまい、そのまま連れて行かれた、ということだった。
 ウルは森の魔女が自宅に結界を張っていたおかげで難を逃れており。
 追手も、どちらかひとりさえ連れ帰れればいいらしく、レアンを拘束したことで無理に結界を破ることはせず、結果的にウルは見逃されたらしい。

 しかしウルは森の魔女の制止を振り切り、姉を助けるべく追ってきた、というのが事の顛末だった。

 ちなみにダミアンは、ウルと面識はあるがレアンのことは知らないものの、口を挟むつもりはないのか沈黙を守っていた。


「レアンが負けたのか……相手は、それだけの実力者ということか」


 彼女はかなりの実力者だったと認識しているだけに、私は驚きを禁じれない。
 それだけ追手側も本気、ということなのだろう。
 
 うつむいたウルは、ぎゅっと拳を握りしめた。


「勇者レオが相手だったんだもん。いくらお姉ちゃんが”獣化”したって、負けちゃうよ……」
「勇者……そういえば、以前言っていたな? 村に勇者がいると」
「……うん。根はいい人なんだけど、村のためになることには、全力を尽くす人なんだ」
「なるほど。それで、お前たち姉妹を追って来たってわけか」


 勇者という響きに、私は苦い感情を思い出さされる。
 種族は違うものの人族の勇者によって、私は弱体化してしまったのだからだ。
 だがそれとは別に、気になるワードがあった。


「”獣化”とはなんだ?」
「あたしたち狼族──その部族長の血筋にのみ受け継がれてる、特殊な力だよ」


 両手を広げて、身振り手振りで説明してくる。


「なんていえばいいのかな……別に狂戦士ってわけじゃないけどさ、一時的にこう……ばビューん! って感じでさ、戦闘能力が劇的に向上するんだよね」
「それはすごいな」
「うん! とってもすごい能力なんだよ! 獣化ってさ!」


 自分のことのように自慢するウルに、私は改めて視線を向けた。


「ウル。お前は獣化できないのか? お前も部族長の血筋なんだろう?」
「……あたしは、まだ出来ないよ。いずれは出来ると思うんだけど……」


 いろんな意味で、まだまだウルは未熟ということなんだろう。
 まあ、無理もない。
 彼女はまだ幼い子供なのだから。


「そうか。……しかしだ。その獣化とやらを発動させても、レアンは勇者に敵わなかったということなんだな?」
「うん……大人数でお姉ちゃんひとりを取り囲むんだもん。あんなことしなくたって、レオさんなら一対一でもお姉ちゃんに勝てるはずなのに……酷いよ」
「そうか……それだけ強いレオという勇者すらもが、生贄を差し出さないと村を守れないという判断を下したってことか。ということは、レアンが言っていた”贅肉”とやらは、勇者以上ということなのか?」
「……んー……たぶんだけど、レオさんのほうが強いんじゃないかなー」
「ん? どういうことだ? その勇者の方が強いのならば、なぜ素直に要求に従う必要がある? 勇者とその”贅肉”は繋がっているということか?」
「たぶんレオさんは……”後”のことを考えて、要求に従うのが最善だと判断したんだと思う」


 ウルの口調からは、たとえ姉を攫ったとしても、そのレオ当人への悪い感情は抱いていないことが伺えた。
 このことから見ても、勇者レオとやらは、それなりの人格者、ということなのかもしれない。


「後、というのは、”贅肉”を倒した後のことか?」
「うん……”贅肉”──バモンズはさ」


 ウルは、答えるのに一拍の時を置いてから。 


「王弟なんだよね」


 予想外の発言をしてくるのだった。



 ※ ※ ※



「王弟……ということは、獣王コルモンデスの弟ということか?」


 獣人国の王であり、またの名を百獣の王として、広くその名を知られている獅子族の猛者である。

 さすがに魔族国と獣人国は距離が離れていることもあり、残念ながら魔王だった頃の私には面識はなかった。
 タイミングが悪かった、の一言と言えるだろう。
 獣人国への表敬訪問の準備を進めていた最中、私は失脚してしまったのだから。

 獣王に弟がいるという情報は耳にしていたが、詳細を知る前にすべてがご破算となっていたのだから、私がそれ以上の情報を知ることができなくても仕方がないのである。


 ウルは、こくりと頷いてきた。


「素行が悪くて王宮から追放されたって聞いたんだけどさ、王族の一族だからってことで街ひとつを与えられたみたい。んで、そこでやりたい放題してるって感じ」
「なるほどな……そういうわけだったか」


 つまりは、王弟を倒せる実力がありながらも勇者レオがおとなしく従うのは、追放されたとしても曲がりなりにも王の弟を害した場合、王族に牙をむいたということで、獣王からの報復を恐れているということなのだろう。

 王の怒りを買うということは、国そのものを敵に回すということであり。
 ウルたちの村は、あっと言う間に潰されることだろう。
 だから……不平不満を抱きながらも、生贄を差し出す選択肢を選んだのだろう。

 仮に王弟の要求を蹴ったとしても、彼からの怒りを買うことで村の結末は変わらないだろうから、やはりウルとレアンのどちらかを生贄に差し出すしか、村にとっては方法がなかったのだろう。


「あたしたち狼族ってさ、少数民族なんだよね。だから大きな勢力には逆らえないってのはわかってるんだけど……でもやっぱり、嫌だったんだ」


 両手で持つコップをぎゅっと握り締めたウルは、暗い表情となって俯く。


「あたしが犠牲になれば村が救われるのはわかるけど……でも、でもやっぱり……あたしは……」
「ウル、そんなに自分を責めるな。嫌がるのは当然だ。むしろ、子供のお前にそんな重責を負わせた村に責任があるといえる」
「……でも、さ。そのことで村が危険になって、しかもお姉ちゃんがあたしの代わりに……」


 震える声で俯いたままのウルを前に、私はダミアンと目を合わせた。
 深刻そうな表情で無言で頷くことから、彼も私と同感なのだろう。

 つまりは……事は、思っていた以上に厄介、ということである。

 ここでレアンを奪還したとしても、ウルの村は何としてでも彼女たち姉妹を狙うことだろう。
 生贄を差し出さねば、王弟の怒りを買い、その結果として狼族の村が滅ぼされるからだ。
 かといって王弟を倒すと、百獣の王の怒りを買ってしまう……まさに八方ふさがりといえた。


(面識はないが……獣王コルモンデス。なぜ愚弟に好き放題させているのか……愚王なのか?)


 獣王の考えがわからない以上、下手な行動は出来ないだろう。
 最強魔王だった頃の私ならばいざしらず、いまの弱体化した私では、獣王と戦闘になった場合、万に一つも勝ち目はないのだから。

 とはいえ……

 このままウルとレアンの姉妹を見捨てるという選択肢も、私の中にはなかった。
 それに、生贄を差し出して生き残るというやり口も、正直なところ私は好きではないのである。


(そんな最低な村、滅んでしまえと思ってしまうが……)


 さすがにウルの手前、発言は控えたほうがいいだろう。
 仮にも、彼女にとっては故郷なのだから。

 それに、一概に村を非難することもできないだろう。

 彼らには彼らの人生があり、守るべきものがあるのだから。
 私と村の連中、どちらが正義であり悪、と簡単に割り切れる問題ではないのだ。
 私にとってはウルたちを犠牲にする村は悪と断定するが、村にとっては自分たちを滅ぼす原因を作る私を悪と断定することだろう。

 結局のところ、自分が信じた正義を貫き通した側が、望んだ結果を手に入れる、ということなのだ。

 なので。
 当然ながら私が優先するべきは、面識のない村の安否などではなく、親しくなったウルたちの幸せだ。
 生贄を選択した村に対する嫌悪──私情が多少なりとも挟まれているが、いまの私はただの冒険者なのだから、自分の正義を押し通すことに躊躇はないのである。


「アテナ」


 彼女の考えを聞きたく思った私が問うと、彼女は影馬を操りながら、皆まで言うなとばかりに。


「私はクレア様のご判断に従うだけです」
「……そうか」
「クレア……」


 ウルが心配そうな声と視線を向けてくる。
 落ち着いたことで、いまになってようやく気が付いたのだろう。
 今回の件が、私にとってはリスクが大きいということに。


「あの、その……」


 しどろもどろになって落ち着きがなくなったのは、自分の想いだけではなく、ちゃんと私のことも考えてくれてのことだろう。
 子供にそんな態度をとられては、さすがに私は苦笑いを隠せなかった。


「ウル、お前は運がいいぞ」
「ふえ……?」
「お人好しの私と知り合えたんだからな」
「クレア……?」


 目を丸くするウルに不敵に笑った私は、アテナとダミアンに向けて言う。


「レアンを奪還後、私たちで獣王の愚弟バモンズを始末しようと思う」
「ええっ!?」


 絶句するウルとは対照的に、私の反応を予測していたようで、アテナとダミアンはこれといって驚いた様子はなかった。

「クレアナード様なら、そう言うと思ってました。俺に異存はありません」
「クレア様、確認のためにお聞きしますが、本当にそれでよろしいので? クレア様が獣王の怒りを買うことになると思われますが」
「なに。愚弟をった後、すぐに獣人国から逃げ出せばなんとかなるさ」


 今回の件、愚弟バモンズが生きているからこその問題であり。
 そいつさえいなくなれば、問題は解決するのである。
 逆をいえば、愚弟が生きている限り、レアンを奪還したとしてもこの問題が解決することはないのだ。


 解決するためには、誰かが手を汚さねばならないだろう。


 狼族が手を汚しては意味がなく、流れの冒険者である私であれば、さっさと他の国に逃げてしまえばそうそう追手が向けられることはないだろう、という判断だ。

 安易に他者の命を奪う行為は褒められたことじゃないが……愚弟が生きている限りウルたちが不幸になってしまうというのであれば、私は喜んで手を汚そうと思うのだ。
 むしろ逆に、魔王という立場じゃないからこそ、私が何をしたとしてもそれは私個人の問題であり、魔族国には何の影響もないのだから、私のいまの身分は都合が良かったとも言えるだろう。


「クレア……ほんとにいいの? あたし、考えなしで助けを求めちゃったけど……」


 潤んだ瞳で見上げてくる狼少女に、私はひとつ頷く。


「ただまあ、問題があるとすれば、勇者レオだな。ウル、お前は勇者と戦えるか?」
「ふえ? あたしも頭数に入れてくれるの?」
「その勇者の戦い方に関しては、お前のほうが詳しいだろう?」
「それはそうだけど……」
「まあ、同郷の者と戦いたくないというのであれば、無理強いはしないが……」
「ううん! あたしも戦うよ! レオさんには悪いけど、お姉ちゃんを助けたいもん!!」


 元気よく答えてくるウルには、何ら気負いは感じられなかった。
 恐らく彼女が気にしたのは、自分が戦力になるのかどうか、といったことなのだろう。

 勇者レオと初見の私としては、少しでもその勇者のことを知っている者の助力は得たかったのである。
 レアンを奪還する以上、間違いなく勇者とは戦闘になるだろうからだ。


(できればレアンにも戦力となってほしいところだが……)


 隙をついて奪還した彼女が協力してくれれば、私たちの勝機はぐっと上がることだろう。
 しかし……懸念があった。
 勇者と戦い敗北した彼女が、戦えるだけの体力を回復しているかどうか。


(アテには、しないほうがいいかもしれないな)


 無理をして彼女を先に奪還するよりは、脅威たる勇者レオを先に排除することを優先したほうがいいかもしれない。


 と、御者を務めるアテナから声がかけられてきた。


「クレア様。前方に、目的の集団が見えてきました」
「なに? 思っていたよりも早いな」
「どうやら、私の”影ちゃん”のほうが移動スピードは速いようですね」


 影馬のネーミングセンスが悪いな……と思いつつも今言及するべきことじゃないので、そのことについては触れない私へと、アテナが影馬を操りながら指示を仰いでくる。


「如何いたしますか? このままだと間もなく距離はなくなりますが」
「恐らくは、向こうも気づいているだろう。だったらこそこそしないで、堂々といこうじゃないか」


 御車席に移動した私は、前方を走る一団めがけて、火炎球を解き放っていた。



 ※ ※ ※

 ※ ※ ※



「閣下。件の狼族から連絡がありました」


 豪華な造りの大広間にて、屹立する獣人が報告してきた。

 その大広間には何人もの多様な獣人が直立不動で壁際に佇んでおり、贅沢を極めている広間の中央には、何人もの薄着の女獣人をはべらせている人物が、大きな長椅子に深々と腰かけていた。

 でっぷりとした腹に脂ぎった顔。
 贅肉だらけの大柄な体躯。
 まさに肥満を絵に描いたかのような醜悪な獣人だった。

 立派な耳とたてがみが、ある意味では滑稽に映るのだが……その場には、そのことについて嘲笑する者は誰一人としていなかった。

 それは、その人物への忠誠からではなく。
 この場にいる者たちは、皆が、何らかの形で”甘い汁”を吸っているからだった。
 不況を買って、甘い汁を吸えなくなることを警戒してのことだったのである。
 それゆえに彼らは、内心で何を思っていようとも、沈黙を守る……


 贅肉の獅子族の獣人──王弟バモンズは、野太い指で傍らにいる女獣人の胸をまさぐりつつ、別の女獣人から果物を食べさせられながら、報告をもってきた獣人を横柄な態度で睥睨する。


「聞こうじゃないか。早く言え」
「はっ。では、ご報告させて頂きます。問題が発生したとのことで延期していた閣下との婚礼の儀についてですが、どうやら目途が立ったらしく、準備が終わり次第”花嫁”を閣下のもとに送ると。その時は事前にまた連絡をしてくるらしく、今しばらくは時間が欲しいとのことです」


 その報告を聞いて怒りを表現したのは、王弟ではなく、取り巻きたちだった。


「まだ時間を欲するというのか!?」
「どれだけ時間をかければ気が済むのだっ、あの少数民族は!」
「閣下のご慈愛とご慈悲を馬鹿にしおって!」
「閣下! これ以上待つ必要はありません! 配下の私兵を送り込み、あの少数民族の村を滅ぼしてから、花嫁を連れ帰りましょうぞ!」


 息巻く取り巻きたちだったが、それは上辺だけであり、王弟へのただのご機嫌とりである。
 そのために、王弟が軽く片手を上げるや、途端に沈黙へと。


「ぐふふ……別に構わんよ。所詮は、戯れで側室のひとりに加えようと思っただけのこと。”獣化”を我が血筋にとりれようと思ったのも、ただの思い付きだしな。そこまで是が非でもほしい能力じゃあない」


 にやりとイヤらしく哂う王弟には、余裕があった。

 獅子族は獣人族において、最強の種族なのである。
 そのために、”獣化”という特殊能力は別にあってもなくても構わなかったのだ。
 確かに”獣化”という能力は面白いものがあったが、族長の娘を側室に迎えたところで王弟自身が使えるようになるわけでもない以上、言葉通り、ただの戯れなのであった。


「まあ、焦らされた分、一日でしまうかもしれんが……子さえ産めるならば問題はなかろうさ、ぐふふ……」


 下卑た笑みを見せる王弟のなんと醜悪なことか。
 しかしその場に控える者たちは、ひたすらにご機嫌とりをするのみであり、非難する者はいなかった。


 王弟の戯れに巻き込まれた狼族にとっては、非常に迷惑極まりないことだった……

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします

ランド犬
ファンタジー
 異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは ――〈ホームセンター〉 壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。 気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。 拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?

田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした

月神世一
ファンタジー
​「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」 ​ ​ブラック企業で過労死した日本人、カイト。 彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。 ​女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。 ​孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった! ​しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。 ​ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!? ​ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!? ​世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる! ​「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。 これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!

収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?

木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。 追放される理由はよく分からなかった。 彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。 結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。 しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。 たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。 ケイトは彼らを失いたくなかった。 勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。 しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。 「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」 これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。

【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜

旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
 女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!  HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。  跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。 「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」  最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた

ひまなひと
ファンタジー
主人公がダンジョンに潜り、ステータスを強化し、強くなることを目指す物語である。 今の所、170話近くあります。 (修正していないものは1600です)

『冒険者をやめて田舎で隠居します 〜気づいたら最強の村になってました〜』

チャチャ
ファンタジー
> 世界には4つの大陸がある。東に魔神族、西に人族、北に獣人とドワーフ、南にエルフと妖精族——種族ごとの国が、それぞれの文化と価値観で生きていた。 その世界で唯一のSSランク冒険者・ジーク。英雄と呼ばれ続けることに疲れた彼は、突如冒険者を引退し、田舎へと姿を消した。 「もう戦いたくない、静かに暮らしたいんだ」 そう願ったはずなのに、彼の周りにはドラゴンやフェンリル、魔神族にエルフ、ドワーフ……あらゆる種族が集まり、最強の村が出来上がっていく!? のんびりしたいだけの元英雄の周囲が、どんどんカオスになっていく異世界ほのぼの(?)ファンタジー。

処理中です...