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え
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どんなに辛く、閉じ籠っていたくても決められた事への責任もある
私は王宮へ向けて馬車に乗り込んだ。
外の景色を眺めながら昨日見たことは辛かったが、まだ傷は浅いと思うことにした。
もうクリス様が来ても心は閉ざすつもりだ。
間違えてはいけない。
こうなってくると、私は職業婦人として生きていくことになるかもしれない。
もうこりごりだ
王宮へつき、案内された場所は調理場のようなとこで器具を使い実際に作ることで教えやすかった。
文官の中には女性も多く、甘い匂いや、さっぱりとした物に変化し瓶に詰めていくと、女性の中から嬉しい悲鳴のような声も出て、感激してるのがわかる。
作ったばかりだが、皆さんで味見をし、また交流を深めた。
今度は私の作業場へ赴き教えを乞いたいと言う意見が多く、沢山の種類を作れる季節に連絡すると言う話しになった。
あと2日は、王宮近くの市場へいき、ここで作れる変わったものに、挑戦しようとなり、明日は市場で現地集合とした。
時間になったので馬車止めまで歩いていた時、王宮の花が綺麗で思わず見惚れていたら後ろから「ミニョン?」という声がした。
振り返るとそこには、マイク様が立っておられた。
「ミニョン?どうしてここへ?」
「お久しぶりでございます
今日はここに私の扱っている商品の作り方を教えて欲しいと言われ、王都まで来ました。」
「ミニョンは凄いな」
「いえ、領地を麗わすため何かしなくては。お陰さまで皆さんの注目を浴びるほどになりました。」
「そうか……前を向いて頑張っているのだな
僕もがんばらないとな」
「お子さまは大きくなりましたか?」
「あっ、いや、実は妻とあれからうまくいかなくてね。
妻は実家へ行ってるんだ。子供を連れて……子供だが何故か僕らに髪色も瞳も違うんだよ。ハハッ、僕は何もわかってなかったようだ」
「えっ?そんな……私はごめんなさい」
「いいんだ。ミニョンは知らない話だから。
もう産まれる前から僕たち夫婦はおかしかったんだ。なのに子供まで。だから、仕方ないのかもしれない
ミニョンを裏切ってまで幸せになろうとしたのにね」
「私の事はもう忘れてください」
「そうだね」
「………」
「あぁ。ミニョン?また領地へ帰ったら会ってくれるかい?」
「そうですね。予定が合えば」
「楽しみにしているよ。元気で」
「マイク様も」
あんなに恋い焦がれていたのに不思議。なんとも思ってない自分にビックリ。これも、クリス様のことがあるからか………
マイク様と馬車止めまで話しながら歩いていたら、楽しそうな声がしたので、そちらへ向いたら1組の男女がバラを見ながら庭園でお茶をしているところだった。
(!!!!クリス様?……)
まただ。
またあの女性と……でも何故?この王宮で?
「エイミー王女様がクリストファー様とお茶をされてるね。
邪魔をしてはいけないからこちらの道を通ろう」
「えっ王女様?」
「そう、第二王女殿下と隣国の筆頭公爵家のクリストファー様だ。
行こう」
「クリス様ったら面白いですわね」
「なぜだい?僕の言ってることは正しいよ。エイミー王女だってそう思わない?」
「ふふふっ、そうね」
そんな話が此方へまで聞こえる
嫌だ!見たくない!聞きたくない」
そっと踵を返したが、少し音がしてしまい、二人が此方の方へ見たような気がする。
歩いた先でマイク様とも別れ、私は急ぎ足で馬車止めまで行き、馬車に乗り込んだ。
馬車が出発してから振り返ったら
なぜかクリス様がいた。
気がついた?だが、私にはもうどうでも良い事だ。
私は王宮へ向けて馬車に乗り込んだ。
外の景色を眺めながら昨日見たことは辛かったが、まだ傷は浅いと思うことにした。
もうクリス様が来ても心は閉ざすつもりだ。
間違えてはいけない。
こうなってくると、私は職業婦人として生きていくことになるかもしれない。
もうこりごりだ
王宮へつき、案内された場所は調理場のようなとこで器具を使い実際に作ることで教えやすかった。
文官の中には女性も多く、甘い匂いや、さっぱりとした物に変化し瓶に詰めていくと、女性の中から嬉しい悲鳴のような声も出て、感激してるのがわかる。
作ったばかりだが、皆さんで味見をし、また交流を深めた。
今度は私の作業場へ赴き教えを乞いたいと言う意見が多く、沢山の種類を作れる季節に連絡すると言う話しになった。
あと2日は、王宮近くの市場へいき、ここで作れる変わったものに、挑戦しようとなり、明日は市場で現地集合とした。
時間になったので馬車止めまで歩いていた時、王宮の花が綺麗で思わず見惚れていたら後ろから「ミニョン?」という声がした。
振り返るとそこには、マイク様が立っておられた。
「ミニョン?どうしてここへ?」
「お久しぶりでございます
今日はここに私の扱っている商品の作り方を教えて欲しいと言われ、王都まで来ました。」
「ミニョンは凄いな」
「いえ、領地を麗わすため何かしなくては。お陰さまで皆さんの注目を浴びるほどになりました。」
「そうか……前を向いて頑張っているのだな
僕もがんばらないとな」
「お子さまは大きくなりましたか?」
「あっ、いや、実は妻とあれからうまくいかなくてね。
妻は実家へ行ってるんだ。子供を連れて……子供だが何故か僕らに髪色も瞳も違うんだよ。ハハッ、僕は何もわかってなかったようだ」
「えっ?そんな……私はごめんなさい」
「いいんだ。ミニョンは知らない話だから。
もう産まれる前から僕たち夫婦はおかしかったんだ。なのに子供まで。だから、仕方ないのかもしれない
ミニョンを裏切ってまで幸せになろうとしたのにね」
「私の事はもう忘れてください」
「そうだね」
「………」
「あぁ。ミニョン?また領地へ帰ったら会ってくれるかい?」
「そうですね。予定が合えば」
「楽しみにしているよ。元気で」
「マイク様も」
あんなに恋い焦がれていたのに不思議。なんとも思ってない自分にビックリ。これも、クリス様のことがあるからか………
マイク様と馬車止めまで話しながら歩いていたら、楽しそうな声がしたので、そちらへ向いたら1組の男女がバラを見ながら庭園でお茶をしているところだった。
(!!!!クリス様?……)
まただ。
またあの女性と……でも何故?この王宮で?
「エイミー王女様がクリストファー様とお茶をされてるね。
邪魔をしてはいけないからこちらの道を通ろう」
「えっ王女様?」
「そう、第二王女殿下と隣国の筆頭公爵家のクリストファー様だ。
行こう」
「クリス様ったら面白いですわね」
「なぜだい?僕の言ってることは正しいよ。エイミー王女だってそう思わない?」
「ふふふっ、そうね」
そんな話が此方へまで聞こえる
嫌だ!見たくない!聞きたくない」
そっと踵を返したが、少し音がしてしまい、二人が此方の方へ見たような気がする。
歩いた先でマイク様とも別れ、私は急ぎ足で馬車止めまで行き、馬車に乗り込んだ。
馬車が出発してから振り返ったら
なぜかクリス様がいた。
気がついた?だが、私にはもうどうでも良い事だ。
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