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か
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慌てて馬車に乗り込んだ
私の頭の中はめちゃくちゃで、
馬車が宿に着いたのもわからず
ボーッと座っていたら、
御者に着いたと言われた。
部屋に入っても今見てきたクリス様と
王女様の姿が頭の中にちらついて、
何も考えられない。
どのくらいボーッとしていたのだろうか?
気がついたときは外が白み始めていた。
いけない!
今日は市井にある市場に行って
瓶詰めになる物を探す事からしようと
待ち合わせしている。
こんな事くらいで凹たれている場合ではない。
職業婦人としてやって行く気持ちで
頑張っていたのではないか!
クリス様のことは一旦離れなくては!
そう切り替えて待ち合わせした方々と、
普通に接し、食材を探すことが出来、
王宮の文官の方達とは、市場で別れた。
明日はいよいよ最終日
無事に終わらせなくては!
そしたら、王都から離れられる。
そんなことを考えながら歩いていたら、
素敵な組紐で編んだ作品をを見つけた
あまりにも眺めていたせいか、
いつの間にか隣に店の青年が寄って来て
組紐編みの説明してくれた。
この作品はは隣の国から嫁いだ方が
卸してくれていること。
その人の生家は、もともと組紐編みの第一人者で手広く商会をしていること。
気になるなら、明日作っている人が
組紐の作品を納めに来るよ。と言われた。
時間を聞いたら、午後遅い時間だったので、会いたいと伝えた。
私の頭の中で、色々な組紐編みのアイデアが浮かんだ。
組紐を使って、家の飾り物として
瓶詰め瓶が空いたら花をいれて組紐編みで瓶の周りを飾ったら綺麗ではないか?
そんな風にセットで売るのも良いかもよね。
そう考え出したら楽しくて!
「糸が綺麗だから組紐編みはドレスのアクセントにも使えそうだわ。
よしっ!私がまず作り方を習わないとね。」
組紐編みを納めている私より少し歳上の
ナタージュ様と会った。
生活の為に組紐編みを卸しているが、
編んでいると実家を思い出して楽しくて仕方ない。
話していると私まで楽しくなってきた。
「そんなに極めたいなら私の実家で勉強しましょう」と言われ、
手紙を書いてくれると言うので
返事が来るまで辺境に帰らず、
ナタージュ様の家で組紐編みを教わることにした。
家に招かれて行ってみれば
所狭しと組紐の作品ががあった。
「綺麗~」
やはり、余りにも紐の綺麗さに、
これはドレスにも使えると
確信した。
まず編み方から習い糸が硬くないので、手も痛めず、覚えれば辺境の婦人と一緒に作れそうだ。
ナタージュ様ともとても仲良くなれ、
毎日通っては教えてもらい髪飾りまで作れるようになった。
ある日王宮からの使いで、国の産業に貢献していると言うことで、生誕祭に出てほしいと手紙が届いた。
マイク様からの手紙も入っており、是非その日は同じ辺境からと言うことで、
私のエスコートもさせてほしいと書いてあった。
誘いを断る事もできず、慌ててシンプルな既製品ドレスを用意し、そこへ組紐で編んだ小さな飾りをドレスの裾辺りに、
大きめの組紐で編んだ花を何個か用意し、ウエスト部分を少し絞る形で仮に付けて見た。
「うあ~素敵~」ナタージュ様が凄く喜んでくれた。
よしっ!やる気マックスだ!!
夜会当日
私はドレスを買ったお店で
髪型と化粧もしてくれるというので
赴き、仕上げてもらった。
ナタージュ様も見に来ていて
組紐をドレスにつけてくれた。
「素敵!素敵!」これは注目されるわよ!
「そうならいいなっ。」
マイク様に連絡してあったので、お店まで来てくれて私を誉めてくれた。
「ミニョンュは凄いな。どんどんアイデアが浮かぶんだな」
馬車の中で組紐編みの話ながら夜会会場へ向かった。
今日は初めてお会いする国王様王妃様も、王族を見られるので夢のようだ。
夜会でマイク様とダンスを踊り楽しく過ごしていたらラッパが鳴った。
いよいよ、王族の登場だ
初めてみる国王に圧倒され、王妃様の美しいオーラに圧倒されうっとりしていたら、またラッパが鳴り、登場してきた人を見て、私の体温が一気に下がったのがわかった。
あの時見た、王女さまをクリス様がエスコートして登場したからだ。
「今日のよき日に皆に伝えることが出来た。
我が娘、エイミーがヒャンライン国のクリスフォード公爵家嫡男と婚約することになった。
若い二人を温かく見守ってくれ」
「ワァー」「素敵な2人だわ」
パチパチパチパチ
「…………………クリス様」
私は静かにその場から離れた
「ミニョン、待ってて欲しい」
「今度来た時に話したいことがある」
抱きしめて額にキスをしてくれた
「うぅー、うっ、くっ」
「また私は……馬鹿だ。私は本当に馬鹿だ。待ってたのに………」
どこを歩いたかはわからないが、近衛騎士がいたので、マイク様に先に帰ることを伝えて欲しいと頼み、宿に帰った。
私の頭の中はめちゃくちゃで、
馬車が宿に着いたのもわからず
ボーッと座っていたら、
御者に着いたと言われた。
部屋に入っても今見てきたクリス様と
王女様の姿が頭の中にちらついて、
何も考えられない。
どのくらいボーッとしていたのだろうか?
気がついたときは外が白み始めていた。
いけない!
今日は市井にある市場に行って
瓶詰めになる物を探す事からしようと
待ち合わせしている。
こんな事くらいで凹たれている場合ではない。
職業婦人としてやって行く気持ちで
頑張っていたのではないか!
クリス様のことは一旦離れなくては!
そう切り替えて待ち合わせした方々と、
普通に接し、食材を探すことが出来、
王宮の文官の方達とは、市場で別れた。
明日はいよいよ最終日
無事に終わらせなくては!
そしたら、王都から離れられる。
そんなことを考えながら歩いていたら、
素敵な組紐で編んだ作品をを見つけた
あまりにも眺めていたせいか、
いつの間にか隣に店の青年が寄って来て
組紐編みの説明してくれた。
この作品はは隣の国から嫁いだ方が
卸してくれていること。
その人の生家は、もともと組紐編みの第一人者で手広く商会をしていること。
気になるなら、明日作っている人が
組紐の作品を納めに来るよ。と言われた。
時間を聞いたら、午後遅い時間だったので、会いたいと伝えた。
私の頭の中で、色々な組紐編みのアイデアが浮かんだ。
組紐を使って、家の飾り物として
瓶詰め瓶が空いたら花をいれて組紐編みで瓶の周りを飾ったら綺麗ではないか?
そんな風にセットで売るのも良いかもよね。
そう考え出したら楽しくて!
「糸が綺麗だから組紐編みはドレスのアクセントにも使えそうだわ。
よしっ!私がまず作り方を習わないとね。」
組紐編みを納めている私より少し歳上の
ナタージュ様と会った。
生活の為に組紐編みを卸しているが、
編んでいると実家を思い出して楽しくて仕方ない。
話していると私まで楽しくなってきた。
「そんなに極めたいなら私の実家で勉強しましょう」と言われ、
手紙を書いてくれると言うので
返事が来るまで辺境に帰らず、
ナタージュ様の家で組紐編みを教わることにした。
家に招かれて行ってみれば
所狭しと組紐の作品ががあった。
「綺麗~」
やはり、余りにも紐の綺麗さに、
これはドレスにも使えると
確信した。
まず編み方から習い糸が硬くないので、手も痛めず、覚えれば辺境の婦人と一緒に作れそうだ。
ナタージュ様ともとても仲良くなれ、
毎日通っては教えてもらい髪飾りまで作れるようになった。
ある日王宮からの使いで、国の産業に貢献していると言うことで、生誕祭に出てほしいと手紙が届いた。
マイク様からの手紙も入っており、是非その日は同じ辺境からと言うことで、
私のエスコートもさせてほしいと書いてあった。
誘いを断る事もできず、慌ててシンプルな既製品ドレスを用意し、そこへ組紐で編んだ小さな飾りをドレスの裾辺りに、
大きめの組紐で編んだ花を何個か用意し、ウエスト部分を少し絞る形で仮に付けて見た。
「うあ~素敵~」ナタージュ様が凄く喜んでくれた。
よしっ!やる気マックスだ!!
夜会当日
私はドレスを買ったお店で
髪型と化粧もしてくれるというので
赴き、仕上げてもらった。
ナタージュ様も見に来ていて
組紐をドレスにつけてくれた。
「素敵!素敵!」これは注目されるわよ!
「そうならいいなっ。」
マイク様に連絡してあったので、お店まで来てくれて私を誉めてくれた。
「ミニョンュは凄いな。どんどんアイデアが浮かぶんだな」
馬車の中で組紐編みの話ながら夜会会場へ向かった。
今日は初めてお会いする国王様王妃様も、王族を見られるので夢のようだ。
夜会でマイク様とダンスを踊り楽しく過ごしていたらラッパが鳴った。
いよいよ、王族の登場だ
初めてみる国王に圧倒され、王妃様の美しいオーラに圧倒されうっとりしていたら、またラッパが鳴り、登場してきた人を見て、私の体温が一気に下がったのがわかった。
あの時見た、王女さまをクリス様がエスコートして登場したからだ。
「今日のよき日に皆に伝えることが出来た。
我が娘、エイミーがヒャンライン国のクリスフォード公爵家嫡男と婚約することになった。
若い二人を温かく見守ってくれ」
「ワァー」「素敵な2人だわ」
パチパチパチパチ
「…………………クリス様」
私は静かにその場から離れた
「ミニョン、待ってて欲しい」
「今度来た時に話したいことがある」
抱きしめて額にキスをしてくれた
「うぅー、うっ、くっ」
「また私は……馬鹿だ。私は本当に馬鹿だ。待ってたのに………」
どこを歩いたかはわからないが、近衛騎士がいたので、マイク様に先に帰ることを伝えて欲しいと頼み、宿に帰った。
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