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後日談
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カルロ殿下が婚姻する
幼かった婚約者も知的な素敵な女性になり、殿下はメロメロだ。
盛大にパーティーが執り行われる。
ほとんどの貴族が呼ばれ、
久しぶりに学生の時の友人に会え、ノマイロンと夫婦になっていることを知らなかった人達にはビックリされた。
相変わらずノマイロンは美丈夫なので、近くにいる令嬢にはチラチラ見られ、頬を染めさせている。
それを言うと、「メアリは自分をわかっていない。僕がどれだけ牽制してるか、わからないの?」
反対に怒られて解せぬ
2人で飲み物を頂いていると、そこに……
「ノマイロン!」と呼ぶ声がした。
振り返ると、そこにはドロシーが立っていた。
「ノマイロン、会いたかった」と、涙目のドロシー。
しっかり私を無視して、見えてるのは旦那様だけのようだ。
「久しぶりだね。もう何の縁もないのだから、僕の事は家名で呼んでくれないか。サンダイル侯爵令嬢」
「そんな……私ずっと待っていたのよ。あんなに私達は惚れあっていた。また私達は前に戻るべきなのよ」
「君、何を言ってるの?僕には愛する妻と子供がいる。それに悪いが、君の事は好きではなかった」
「嘘よ!」そう言った時、やっと私を見た。
「この泥棒猫!友達もいない貴女を優しくした私に」
「久しぶりね。……泥棒猫?」
「やめてくれないか。僕の大事な奥さんに。」そう言ってノマイロンは私を引き寄せ、私は旦那様の胸に頬をあてる。
「ノマイロンやめて!私はずっと待っていたのよ」
「待っていたのてはなくて、選びすぎて縁がなかったのではないかい?」そう皮肉る。
「酷いわ。私はノマイロンの帰りをずっと待っていたのに!メアリなんかと」
「待っていて欲しいなんて、君にそれを願った覚えはないよ。迷惑な話だ。王太子の大事なパーティーだ。悪いが余所へ行ってくれないか」
「酷いわ、ノマイロン」
「何を騒いでるの?」
「アイリス様、申し訳ありません」
ノマイロンと私は礼をする。
「貴女?確か……あぁ、ノマイロンの元婚約者ね!それも無理矢理の」
「違います!私達は愛しあって」
「まさか!貴女みたいに性悪の人に?ノマイロンが?
貴女とあの取り巻き令嬢達、よく学園のカフェにいたわよね。あんな醜い会話して、人に好かれていると?
ノマイロンはずっと貴女と離れたがっていたわ。
私達の留学があったから、側近として一緒に留学に行けて私達もホッとしていたのよ。
今は見て!こんなにメアリと幸せそうよ。」
「カフェ?」
「ドロシー、私もカフェの衝立の向こうから貴女達の私への悪口は聴いたわ。それと、泥棒猫ではないわ!私は旦那様に選ばれたの。プロポーズされなければ、私は「メアリ、僕は君と夫婦になれて幸せだよ」」
「旦那様」
「ご覧なさいよ、この甘々夫婦を!貴女に入る隙間なんて無いのよ。もう諦めなさい。これ以上は醜聞になるわよ」
ドロシーは真っ赤になって、
立ち尽くし……ワナワナと震えながら踵を返した。
「アイリス様、ありがとうございました。ナミル様もすみません」
「いや、うちの奥様に任せておけば良いよ」そう言って、
アイリス様を引き寄せ、頬にチュっと、する。
「ちょっと、ナミル」
「僕達より甘々に見える」
「そうよね」
私達はドロシーの行った方向を見ると、ドロシーに駆け寄る子息が見えた。
オロオロして気が弱そうな?
「ドロシーには、あのくらい優しそうな人が良いわね」
「そうかい?僕は彼が気の毒に思えるが?きっと僕の時と同じ親が無理矢理の政略だろうね」
「そうね。逃げられたら良いけど」
その言葉に頷く3人であった
(もう少し後日談を書きます!)
幼かった婚約者も知的な素敵な女性になり、殿下はメロメロだ。
盛大にパーティーが執り行われる。
ほとんどの貴族が呼ばれ、
久しぶりに学生の時の友人に会え、ノマイロンと夫婦になっていることを知らなかった人達にはビックリされた。
相変わらずノマイロンは美丈夫なので、近くにいる令嬢にはチラチラ見られ、頬を染めさせている。
それを言うと、「メアリは自分をわかっていない。僕がどれだけ牽制してるか、わからないの?」
反対に怒られて解せぬ
2人で飲み物を頂いていると、そこに……
「ノマイロン!」と呼ぶ声がした。
振り返ると、そこにはドロシーが立っていた。
「ノマイロン、会いたかった」と、涙目のドロシー。
しっかり私を無視して、見えてるのは旦那様だけのようだ。
「久しぶりだね。もう何の縁もないのだから、僕の事は家名で呼んでくれないか。サンダイル侯爵令嬢」
「そんな……私ずっと待っていたのよ。あんなに私達は惚れあっていた。また私達は前に戻るべきなのよ」
「君、何を言ってるの?僕には愛する妻と子供がいる。それに悪いが、君の事は好きではなかった」
「嘘よ!」そう言った時、やっと私を見た。
「この泥棒猫!友達もいない貴女を優しくした私に」
「久しぶりね。……泥棒猫?」
「やめてくれないか。僕の大事な奥さんに。」そう言ってノマイロンは私を引き寄せ、私は旦那様の胸に頬をあてる。
「ノマイロンやめて!私はずっと待っていたのよ」
「待っていたのてはなくて、選びすぎて縁がなかったのではないかい?」そう皮肉る。
「酷いわ。私はノマイロンの帰りをずっと待っていたのに!メアリなんかと」
「待っていて欲しいなんて、君にそれを願った覚えはないよ。迷惑な話だ。王太子の大事なパーティーだ。悪いが余所へ行ってくれないか」
「酷いわ、ノマイロン」
「何を騒いでるの?」
「アイリス様、申し訳ありません」
ノマイロンと私は礼をする。
「貴女?確か……あぁ、ノマイロンの元婚約者ね!それも無理矢理の」
「違います!私達は愛しあって」
「まさか!貴女みたいに性悪の人に?ノマイロンが?
貴女とあの取り巻き令嬢達、よく学園のカフェにいたわよね。あんな醜い会話して、人に好かれていると?
ノマイロンはずっと貴女と離れたがっていたわ。
私達の留学があったから、側近として一緒に留学に行けて私達もホッとしていたのよ。
今は見て!こんなにメアリと幸せそうよ。」
「カフェ?」
「ドロシー、私もカフェの衝立の向こうから貴女達の私への悪口は聴いたわ。それと、泥棒猫ではないわ!私は旦那様に選ばれたの。プロポーズされなければ、私は「メアリ、僕は君と夫婦になれて幸せだよ」」
「旦那様」
「ご覧なさいよ、この甘々夫婦を!貴女に入る隙間なんて無いのよ。もう諦めなさい。これ以上は醜聞になるわよ」
ドロシーは真っ赤になって、
立ち尽くし……ワナワナと震えながら踵を返した。
「アイリス様、ありがとうございました。ナミル様もすみません」
「いや、うちの奥様に任せておけば良いよ」そう言って、
アイリス様を引き寄せ、頬にチュっと、する。
「ちょっと、ナミル」
「僕達より甘々に見える」
「そうよね」
私達はドロシーの行った方向を見ると、ドロシーに駆け寄る子息が見えた。
オロオロして気が弱そうな?
「ドロシーには、あのくらい優しそうな人が良いわね」
「そうかい?僕は彼が気の毒に思えるが?きっと僕の時と同じ親が無理矢理の政略だろうね」
「そうね。逃げられたら良いけど」
その言葉に頷く3人であった
(もう少し後日談を書きます!)
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