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~4話~
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神父さまのお膝の上で貫かれながら、揺すられて突き上げられて蕩ける。
「はっ...ぐっ...エミーリア...ぐちゃぐちゃ音が鳴ってるね...?」
耳に囁かれると、じゅん...と奥から更に湧き出るのがわかる。
「あっいゃっ恥ずか...しぃッッぁッんっあんあっあっ言わないでぅッあっ...神父さまぁーっ!」
「中ッ...吸い付くよ...持ってかれそうだ...ッ...!」
パンッパンッパンッパンッ...同じ間隔で打ち付けられると、きゅっきゅぅっと私の中で神父さまのを確かめる様に締め付けるのがわかる。ひくひく動くのも奥に奥にって、おまんこがおちんぽに甘えて絡み付いていくの。
私も夢中で神父さまに甘えて抱きつく。
「いいッ気持ちいいッ神父さまのおちんぽ気持ちいいですッ!あっあっあっあっあっ!!」
「エミーリア...仕上げですよ...何度もイッてくださいッッ!!」
バチュッバチュッバチュッ
腰が打ち付けられる。
擦れて溢れて、合わさる股座が濡れてつるつるの肌を擦られて。
あ...れ...?
私、陰毛生えてたよね? 少ないけど、アッッんんんん
あれ...いつ...?剃った...ううん...『剃られた』んだっけ...。
え、誰に?いつ?
切れ切れに疑問が浮かんでは、揺さぶられる快感を体が追う中で思考は纏まらない。
大好きな人に身を任せる幸福と、与えられる快感の大きさに、私は私の中で宙に浮かぶ。
白い光が輝いて、その中に飛ぶ。
「イクイクイクイクッーーーッイッちゃうッイッちゃうのっ神父さまッイクぅぅッ!!」
「イキなさいエミーリア!沢山感じなさい...!!」
神父さまが私の腰を掴んで、激しく奥まで挿しては引いて、挿して...幾度となく送り込まれる快感を追う。
高く昇るままに、腰が浮いてしまう。
神父さまに掴まりたくて、腕を必死に持上げた時。
お臍の下、私の奥のどこかから...左右に激しく何かが震動しだす。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!お゛ぅッ!なにこれッなにこれッ!!お゛ッお゛ッお゛お゛ッ...イクイクイク止まんないのッ神父さま止まんないのッ!!ダメダメダメッこれッダメェェェ」
ブルブル震える何かと、激しく挿し込まれる熱い肉棒の生み出す快感に絶叫する。
気持ちよすぎる...!こんなの堪えられない!
ダメになるのがわかる。
この快感から二度と逃げられない。
体と心に刻み込まれちゃう...。
腰が浮き上がって、体が弓なりになって...中でおちんぽがお腹の上に当たって。
ずんずん突かれながら、ヴーーッヴィーーッと震動音とグチュグチュと粘る水音、パンパンパンッとぶつかる肉を打つ音に喘ぎなんて可愛い物じゃない。絶叫。
言葉を忘れたみたい。
気持ちいいっ気持ちいいっいっぱいイッちゃうのッッって、叫ぶ。
「ロウタァが着床したんですよエミーリア...。出しますよッ貴女の中で出しますッッ!あああッ中で震えて..これはっ...!!....おおおっ出るッ...!」
ガクガク突き上がる私の腰を掴んで、神父さまのおちんぽが奥で膨れ上がる。
私の中を拡げながら、更に硬くなって奥に押し付けられながら、一際熱い物が送り込まれて、ビュクビュクッと吐き出されたのがわかる。
出されながら、その熱さに快感の世界から戻れない。
更に幾度も抜き挿しされ、神父さまが大きく呻いて、私の上に倒れこんでくる。
神父さまの肩に掴まり抱きつきながら、少しの隙間も作りたくなくて、股座をぴったりと合わせる様に神父さまの腰に脚を絡める。
ゆっくりお腹を撫でられると、不思議とあの震動は止まって、ほっとする。
あの快感は怖い。
あっという間になにも考えられなくなってしまう。まだ震動の余韻がお腹の左右に残っている感じ。
神父さまの暖かい手がお臍の下らへんを撫でるだけで、ギュッとどこか奥が絞まって蕩けてしまいそう。
ドロリとした深い快感...。
何かを考えなくてはいけないのに
何かを思い出せそうなのに、それを全部放棄したくなるくらい。怖い快感...。気持ちいい事だけしか考えられなくなりそうで、怖い...。
嬉しそうな眼差しでゆっくり腰を動かしている神父さまのおちんぽが、中でピクピクと動いて、少し柔らかくなっていくのを感じながら、あの硬くて太い棒が柔らかくなるのはちょっと可愛いな、と思っていた。
片手でご自身の体重が私を潰さないようにと支えながら、柔らかく細められた目で私の顔を見つめて。
「エミーリア...頑張ってくださってありがとうございます。気持ちよすぎて、まだ貴女の中に居たい。」
乱れた髪を撫でられながら、触れるだけの口付けを落とされるのが幸せで。
「神父さま...大好きです。」
私に触れる手に両手で包んで頬擦りした。
小さく笑って神父さまが撫でてくれて、その笑顔に蕩ける程の幸せを噛み締める。
「エミーリア、本当に愛してます。私の大切なエミーリア。」
ちゅっ、と軽く額に口付けられる。
沢山キスをしてくれる神父さまの腕の中は、幸せすぎて、くすぐったい。
「ふふふっ」
思わず笑ってしまった私に再び口付けながら、
「エミーリア。明日から聖女教育が始まります。先生をお呼びしてますが、若くて格好良い方なので...正直貴女に会わせたくないのですが、どうしたら良いでしょうね?」
と、私の前髪をくるくるっと指で巻いたり梳かしたりしながら、神父さまは少しだけ渋いお顔を見せる。
こんな表情もなさるんだ、と嬉しくなって、また笑ってしまう。
「神父さまったら...。ふふふっ大好き。」
「私も、エミーリアが大好きですよ。...ほら、また貴女を食べたくなってきた。」
絡めあった脚を、揺すられる。
熱くて固いそれが、ぐっと再び大きくなってお腹の中から圧迫してくる。
中の壁を余すところなく、甘く擦られるだけで私は蕩けてしまう。
「気持ちよすぎですよエミーリア。」
繋がったまま、ころりっとうつ伏せにされる。
お尻を撫で回す手が官能的すぎて、ひくひくと震えながら、与えられる何かを期待してる。
...前は『お仕置き』って...え、と?..あ...れ...?
腰からお尻をゆっくりと揉みこむように撫でられると、ピリピリするようなゾクゾクと毛穴が開くような快感を肌に生んで気持ちよすぎて、甘い声が漏れる。
「エミーリア...お尻がふるふるして可愛いですよ。」
つつッと首筋から背中、お尻と指を這わせられ、指を追う様に体が弓なりになる。「ん...ぁ...」
背中まで淫らに感じるなんて...神父さまに触れられる場所全部が敏感になっているのか、身悶えながら肌を撫でつける感覚に酔う。
快感に酩酊する。
そうとしか思えない。自分の体が指先ひとつでこんなにも蕩けてしまうなんて、まるでお酒に酔ってるみたい...。
ふわふわして、熱くてのぼせて...何も考えられなくて。
お腹の奥の奥が、熱く煮立てられているみたいになりながら、耳に響く淫猥な音に全部の神経が尖る。
さっきの神父さまの出した聖液が、少し神父さまが腰を揺する度に粘って淫らな音を立てて、かき混ぜられていく。プチャックチャッと肌を伝って漏れ出ていくのも、『もったいない』......。
もったいないって...なんで思うんだろう?
聖液って言葉を、私はいつ覚えたんだろう?
それに...初めては痛いって、皆言ってたけど...痛くなかった...よ、ね...?
腰を掴まれ、押し込む様に神父さまが私にのし掛かったまま、腰を揺する。
奥にコツコツンッって当たるの、だめ...。
中の肉壁が絡み付いてグズグズに蕩けて、震える程気持ちよすぎて。
お尻を浮かせてもっと気持ちのいい場所に充てて欲しくて、揺らめく。
「ここ?」
掠れた声の神父さまにズルッと入り口まで退かれて「ああッッ...」って行かないでって、もっとって腰が浮く。
「エミーリア、ここだね?」
挿れられたまま左右に動かれると中がうねって、奥に欲しいって動く。ギュッギュッと熱い塊に甘えて、おねだりするみたいに絡み付いていくのがわかる。
神父さまに乳首が触れられていないのに、刺激を求めて固く立ち上がって、勝手にジンジンして、焦れて...。
ここだね、と確認された場所を突かれると激しくグニグニと蠢いて、荒々しい位の快感の激流が私を押し流す。
「ひッッあっああぁああーーーーーーッッあっ!あっ!あっ!あっ!あんあっぁ!!」
「この粒々がエミーリアの善い場所だね。捏ねながら突く?それとも回しながら突く?真っ直ぐ突く?どれがいい?ほら、どれがいい?」
神父さまの掠れたまま上擦った声が興奮している事を言外に伝えてくる。
角度を変えながら、お尻を強く掴んで突き上げられて、哭く様に喘ぎ続けるしかない。
自分の体なのに反応が予測できなくて、制御出来ないままにひたすら喘いで悶える私は、頷くのに精一杯で。
気持ちいい事だけに集中すると、お腹の奥から沸き上がる様な光を感じる。
光輝くそれを追おうとすると、スルリと逃げられて、快感に我を忘れていると強く感じる、そんな不思議な光。
強く奥まで神父さまのを押し込まれて、「エミーリア、どこが気持ちいい?言って?」と囁かれ、「ちゃんと教えてくれないとわかりませんよ?」って、荒々しく貫かれる。
「神父さまのッ...あッぁぁんッんっおまんこおちんぽで擦られて気持ちいいです!気持ちいいッんんんッーーーっひっいいッいいのッ......!!」
答えると嬉しそうに名前を呼ばれて、呼ばれる度に奥からグチュグチュッヌチャヌチャッと熱い液体が溢れて...。
好きすぎて、大好きな神父さまの動きに溶けていく。
「んんん!!?ゃっぁぁあっ?!ダメ!それ、だめぇっそこダメです神父さまっ」
ゆさゆさ揺すられて、背中に抱きつく様にのし掛かった神父さまの指が、お尻のすぼまりにヌッと触れて。
きゅぅっと絞まるそこは余りにも触れてはダメな場所で。
「愛の行為にダメなんてないですよ?」
って、囁かれながら耳を囓られる。
「エミーリア...全部...私のだ...。」
片手がシーツと私の隙間に忍び込んで、乳房の尖りをきつく擦った。
お腹の奥と、乳首まで一気に回路が繋がるみたいに、ビリビリと痺れる快感がお腹の擦られている場所とは違う奥から、ぎゅううっと締まり、痛いくらいの快感が駆け抜けて、弓なりに上半身が浮く。
ズキンズキンするほど立ち上がって真っ赤になっている乳首が、触れられただけで歓喜しているのがわかる。
私の口から大きく嬌喘が飛び出すと、
すかさず私の両方の腕を後ろ手に引く様に掴まれながら、神父さまが動きを速め出した。
おちんぽが急に太さを更に固く太く膨れて、熱がぐんと上がって。
中でそれを感じながら、揺すられると乳房が激しく上下して、空気に乳首が嬲られているみたいにそれだけで快感を拾う。
「エミーリアエミーリアエミーリア...!!私の...名前を呼んで?テセウス、と呼んで下さいッ...」
パチュッパチュッパチュッ
パンパンパンパンパンッ
打ち付けられる度にプシュッ...プシュッと中から溢れ出す飛沫と、互いの股座がぶつかる音。
「ぁぐッ......んはッああふっ...んっんっんっ...ああっ!!テ...セゥ...スっテセウスッ」
神父さまの名前...嬉しい!嬉しい!
胸のなかを幸せに染める聖句みたいに歓喜で震える。
「アアアッ出ますよ!エミーリアっ」
覆い被さりながら、グッ!グッ!グッ!...とこれでもかと奥に入る肉棒の摩擦。
最奥に当たったのがわかる。痛いくらいの甘い痺れがお臍の下の袋をきつく搾るのを感じる。それが袋なのだと本能で解る。激しく上下左右に揺さぶられ、目の前が真っ白に光って
「きゃアアアッテセゥ...スゥゥウあアアぁアあァッ!!!」
髪を振り乱し強すぎる快感に抗う。
抵抗出来ない強さに、宙に放り出されながら、何かに体を奥から作り替えられてしまう気がする...。
私の中に叩きつけられるテセウスの熱すぎる聖液を、私の中の袋が飲み込んで渇きを癒す。
求めていたのは『これ』、と本能が叫ぶ。
「いきゅッ...!もっ...ああっあっあイッてりゅっっううあっぁぅあっーーーーーッ!!」
息を吐くのも吸うのも混乱する。ただ口を幾度か大きく開閉して、痙攣してひたすら悶え乱れる。
悶えるのは生まれ出る暴れる程の熱を逃がす為?
乱れるのは、快楽が私とテセウスさまの境目が蕩けて混ざっていくのを留める為?
気持ちいい...。
そんな言葉じゃ表せられない。
全部を好きな人に捧げて暴かれていく幸せ。
肌に流れていくテセウスの汗すら、愛おしい。
与えられる愉悦の全てが甘い絶叫となって上がる。
膨れ上がる嬌声に自分でも驚くほど体が跳ねた。
跳ねた所をまた深く穿かれながら、腰を押さえつけられる。
力強い手に、荒々しい程の挿し込む熱い肉杭。
穿つ動きが速くなって、荒い息がふっ!...ふっ!...ふっ!...ふっ!...と漏れ聞こえ、パチパチンッとぶつかる音との連動に、もっともっと高められていく。
「出...てるのにぃぃぃ…ーッあっあッあっあゥッゥッッ......んっ!ふぅッふっふっ...!!」
お腹の中の空気まで押し出される位、幾度も圧し挿しされる。
肉杭に絡み付く中の肉壁がうねうねと動かされる。
もう...保てない...。
もう...蕩けて、解けて、何もかもがテセウスさまに作り替えられてしまった...。
私の中の愉悦と快楽の果ての『命の根源』が解き放たれる。
これが命の根源。
生命の源。
それを深く深く、魂の深くから感じながら、愛悦の全ての刺激に高められていく。
「エミーリア...!!」
全部を私の中に放って、果てられたテセウスさまにぎゅううっと抱き締められ、ぬるり、と抜けたテセウスさまのおちんぽがぺちんっとお尻に当たると、こぽっ...と音をさせながら粘液が溢れ出すのを肌で感じた。
膝に抱き上げられ、互いの胸を合わせる様に抱き合う。
「テセウス...さまぁ...」
嬉しいと、好きよ、と気持ちを伝えたくて、へにょっと笑った。
もう力が抜けてしまって、ニッコリ笑えなかったのだもの。
*************
すぅっ...と静かな寝息が聞こえる。
汗で頬に貼り付いた一房の髪をそっと取り除き、抱きつくままに眠りに落ちた少女を起こさぬ様に再び抱き締める。
神父さま...と甘える様に啼くのも、己の名前を辿々しくテセウス...と呼ぶ声も、幸せの福音として耳に残っている。
熱く滑る膣の佳さも、腰を揺すりあげると大きく跳ね回る乳房の重さも、その尖端の快感を拾う感度の佳さも。
滑るような艶やかな肌から立ち上る甘い香りも、舐め啜る程に溢れる淫靡な蜜の甘露も。
熱く潤んだ瞳で見つめてくるのも、可憐な花の様な甘い声も。
この少女の何もかもを己の物だと主張したい。
聖女として活躍するのには、エミーリアの体にムケール神と繋がりを結ばねばならない。
教典によると、ロウタァや他の聖具を聖女の生命の源に同化させ、聖女が聖壇...聖域で快感を、生命の源を感じた瞬間に神核との同調をさせ、その力を発揮出きるようにする為の『発露の儀式』が【閨儀】だ。
本来ならば、半年の御祓を持って聖具を同化させ、聖域を整えてから神父長官格以上の身分を持った者が閨儀を執り行う。
テセウス サンドームとしての身分もだが...聖殿筆頭神父長官としてならば、閨儀を執り行うには問題はない。
ただ。
今回の聖女降臨は、正確には1208年ぶり。あまりにもこの国に久々すぎて、儀式に参加表明をしている奴等が多すぎる。
既得権益の誇示の為であろうが、聖女降臨に際して、古の儀式へと参加をさせろと安易に聖殿に群がる輩は大概は門前払いしてきたし、その手の輩を排除するその為の手練手管が得意なガイルを、王城神殿へと出向させてはいるが...。
それでも一番の難敵であるゾイド教皇の聖女への興味は削げなかったが。
利に聡い教皇のエミーリアへの関わりは精々【教典教育】に留めさせてやる。
閨儀はさせぬ。
エミーリアの聖女としての力の具現化には、聖域にての絶頂状態での聖具への射精を受けることが必須だ。
聖従士の仕込みによってエミーリアの卵巣にロウタァは同化したし、先程の体内射精によって発動準備は整った。
これによって聖具がムケール神を筆頭に神々との同調同化をする。
それを生命の源の発露を...有り体に言えばオーガズムを感じたり、快感を拾うだけでも力を発揮できるようになるのだ。これを聖殿閨儀と言うのだが。
周囲には『生命の源の力の発露は聖域聖殿でのみ』と思わせるように操作はしてきた。
聖域設定の術式を神殿には知られていない。これを知るのは神父長官である己と、古文教典を研究する考古学神官であるガイルだけだろう。
エミーリアそのものが聖域となる様に、この数ヵ月食事から御祓、古文書に見立てた術式の構築を秘かに、念入りにしてきたのだ。
エミーリアを聖女としたのは幸運とも言える神の思し召しではあろう。
しかし、そう簡単にエミーリアを他人に差し出すつもりはない。
それが神と言えども、だ。
己が激しくエミーリアに執着しているのは理解している。
聖女であることを嬉しくも思う。
エミーリアは大切に育てた魅惑の果実で、かけがえのない秘宝なのだ。
輝かしき聖女への成長を喜ばしく思うし、女としての悦びを教えられるのが、己である事の滾りもある。
初めての契りも、聖女としての初めての契りも己以外ではさせたくなかった。
花祭りの儀式でエミーリアと繋がれたのはただただ僥倖。
聖女として起動する閨儀も欲と権力に塗れた穢らわしい中でするよりは、愛を伝えてしたかったのだ。
事前準備は怠らなかったが、ゾイドの関わりがなければ、もっとゆっくりと時間を掛けてエミーリアに最上級の贅を凝らした時間を過ごさせて...の予定であった。
まさかエミーリアも己を想い、自分で慰めている艶姿を見せてくれるとは想像だにしなかったが...。
あれは記録に残したい程可愛らしい姿だった。
今度映像化の術式を組んで、是非とも隠し撮りをしなければならない。
また己を想いながらしてくれるだろうか...。
腕の中で安らかな寝息をたてるエミーリアを抱え直し、寝台へと寝かせ直す。
乱れたシーツや、己の欲望に白く塗れたエミーリアを見ていると再び欲棒が起き上がってくるが...。
健やかな眠りのエミーリアの顔を見ると、心から安らぐ。
そっと起こさぬ様にシーツを取り替え、温かな湯に香油を垂らしたタオルでエミーリアを清める。
トロリと流れる白濁にゾクゾクと背中を駆け抜ける興奮に、一瞬指に力が籠ったが呼吸を整え耐えた。
乾いて清潔なシーツに横臥するエミーリアの隣に全裸のままで横たわる。
腕の中に納めると、ぬくもりが心地よい。
目を閉じながら、朝になったらまずは眠り姫をどのように起こせばエミーリアは嬉しいのだろうか?と、益体もない事を真剣に考慮しながら眠りについた。
「はっ...ぐっ...エミーリア...ぐちゃぐちゃ音が鳴ってるね...?」
耳に囁かれると、じゅん...と奥から更に湧き出るのがわかる。
「あっいゃっ恥ずか...しぃッッぁッんっあんあっあっ言わないでぅッあっ...神父さまぁーっ!」
「中ッ...吸い付くよ...持ってかれそうだ...ッ...!」
パンッパンッパンッパンッ...同じ間隔で打ち付けられると、きゅっきゅぅっと私の中で神父さまのを確かめる様に締め付けるのがわかる。ひくひく動くのも奥に奥にって、おまんこがおちんぽに甘えて絡み付いていくの。
私も夢中で神父さまに甘えて抱きつく。
「いいッ気持ちいいッ神父さまのおちんぽ気持ちいいですッ!あっあっあっあっあっ!!」
「エミーリア...仕上げですよ...何度もイッてくださいッッ!!」
バチュッバチュッバチュッ
腰が打ち付けられる。
擦れて溢れて、合わさる股座が濡れてつるつるの肌を擦られて。
あ...れ...?
私、陰毛生えてたよね? 少ないけど、アッッんんんん
あれ...いつ...?剃った...ううん...『剃られた』んだっけ...。
え、誰に?いつ?
切れ切れに疑問が浮かんでは、揺さぶられる快感を体が追う中で思考は纏まらない。
大好きな人に身を任せる幸福と、与えられる快感の大きさに、私は私の中で宙に浮かぶ。
白い光が輝いて、その中に飛ぶ。
「イクイクイクイクッーーーッイッちゃうッイッちゃうのっ神父さまッイクぅぅッ!!」
「イキなさいエミーリア!沢山感じなさい...!!」
神父さまが私の腰を掴んで、激しく奥まで挿しては引いて、挿して...幾度となく送り込まれる快感を追う。
高く昇るままに、腰が浮いてしまう。
神父さまに掴まりたくて、腕を必死に持上げた時。
お臍の下、私の奥のどこかから...左右に激しく何かが震動しだす。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!お゛ぅッ!なにこれッなにこれッ!!お゛ッお゛ッお゛お゛ッ...イクイクイク止まんないのッ神父さま止まんないのッ!!ダメダメダメッこれッダメェェェ」
ブルブル震える何かと、激しく挿し込まれる熱い肉棒の生み出す快感に絶叫する。
気持ちよすぎる...!こんなの堪えられない!
ダメになるのがわかる。
この快感から二度と逃げられない。
体と心に刻み込まれちゃう...。
腰が浮き上がって、体が弓なりになって...中でおちんぽがお腹の上に当たって。
ずんずん突かれながら、ヴーーッヴィーーッと震動音とグチュグチュと粘る水音、パンパンパンッとぶつかる肉を打つ音に喘ぎなんて可愛い物じゃない。絶叫。
言葉を忘れたみたい。
気持ちいいっ気持ちいいっいっぱいイッちゃうのッッって、叫ぶ。
「ロウタァが着床したんですよエミーリア...。出しますよッ貴女の中で出しますッッ!あああッ中で震えて..これはっ...!!....おおおっ出るッ...!」
ガクガク突き上がる私の腰を掴んで、神父さまのおちんぽが奥で膨れ上がる。
私の中を拡げながら、更に硬くなって奥に押し付けられながら、一際熱い物が送り込まれて、ビュクビュクッと吐き出されたのがわかる。
出されながら、その熱さに快感の世界から戻れない。
更に幾度も抜き挿しされ、神父さまが大きく呻いて、私の上に倒れこんでくる。
神父さまの肩に掴まり抱きつきながら、少しの隙間も作りたくなくて、股座をぴったりと合わせる様に神父さまの腰に脚を絡める。
ゆっくりお腹を撫でられると、不思議とあの震動は止まって、ほっとする。
あの快感は怖い。
あっという間になにも考えられなくなってしまう。まだ震動の余韻がお腹の左右に残っている感じ。
神父さまの暖かい手がお臍の下らへんを撫でるだけで、ギュッとどこか奥が絞まって蕩けてしまいそう。
ドロリとした深い快感...。
何かを考えなくてはいけないのに
何かを思い出せそうなのに、それを全部放棄したくなるくらい。怖い快感...。気持ちいい事だけしか考えられなくなりそうで、怖い...。
嬉しそうな眼差しでゆっくり腰を動かしている神父さまのおちんぽが、中でピクピクと動いて、少し柔らかくなっていくのを感じながら、あの硬くて太い棒が柔らかくなるのはちょっと可愛いな、と思っていた。
片手でご自身の体重が私を潰さないようにと支えながら、柔らかく細められた目で私の顔を見つめて。
「エミーリア...頑張ってくださってありがとうございます。気持ちよすぎて、まだ貴女の中に居たい。」
乱れた髪を撫でられながら、触れるだけの口付けを落とされるのが幸せで。
「神父さま...大好きです。」
私に触れる手に両手で包んで頬擦りした。
小さく笑って神父さまが撫でてくれて、その笑顔に蕩ける程の幸せを噛み締める。
「エミーリア、本当に愛してます。私の大切なエミーリア。」
ちゅっ、と軽く額に口付けられる。
沢山キスをしてくれる神父さまの腕の中は、幸せすぎて、くすぐったい。
「ふふふっ」
思わず笑ってしまった私に再び口付けながら、
「エミーリア。明日から聖女教育が始まります。先生をお呼びしてますが、若くて格好良い方なので...正直貴女に会わせたくないのですが、どうしたら良いでしょうね?」
と、私の前髪をくるくるっと指で巻いたり梳かしたりしながら、神父さまは少しだけ渋いお顔を見せる。
こんな表情もなさるんだ、と嬉しくなって、また笑ってしまう。
「神父さまったら...。ふふふっ大好き。」
「私も、エミーリアが大好きですよ。...ほら、また貴女を食べたくなってきた。」
絡めあった脚を、揺すられる。
熱くて固いそれが、ぐっと再び大きくなってお腹の中から圧迫してくる。
中の壁を余すところなく、甘く擦られるだけで私は蕩けてしまう。
「気持ちよすぎですよエミーリア。」
繋がったまま、ころりっとうつ伏せにされる。
お尻を撫で回す手が官能的すぎて、ひくひくと震えながら、与えられる何かを期待してる。
...前は『お仕置き』って...え、と?..あ...れ...?
腰からお尻をゆっくりと揉みこむように撫でられると、ピリピリするようなゾクゾクと毛穴が開くような快感を肌に生んで気持ちよすぎて、甘い声が漏れる。
「エミーリア...お尻がふるふるして可愛いですよ。」
つつッと首筋から背中、お尻と指を這わせられ、指を追う様に体が弓なりになる。「ん...ぁ...」
背中まで淫らに感じるなんて...神父さまに触れられる場所全部が敏感になっているのか、身悶えながら肌を撫でつける感覚に酔う。
快感に酩酊する。
そうとしか思えない。自分の体が指先ひとつでこんなにも蕩けてしまうなんて、まるでお酒に酔ってるみたい...。
ふわふわして、熱くてのぼせて...何も考えられなくて。
お腹の奥の奥が、熱く煮立てられているみたいになりながら、耳に響く淫猥な音に全部の神経が尖る。
さっきの神父さまの出した聖液が、少し神父さまが腰を揺する度に粘って淫らな音を立てて、かき混ぜられていく。プチャックチャッと肌を伝って漏れ出ていくのも、『もったいない』......。
もったいないって...なんで思うんだろう?
聖液って言葉を、私はいつ覚えたんだろう?
それに...初めては痛いって、皆言ってたけど...痛くなかった...よ、ね...?
腰を掴まれ、押し込む様に神父さまが私にのし掛かったまま、腰を揺する。
奥にコツコツンッって当たるの、だめ...。
中の肉壁が絡み付いてグズグズに蕩けて、震える程気持ちよすぎて。
お尻を浮かせてもっと気持ちのいい場所に充てて欲しくて、揺らめく。
「ここ?」
掠れた声の神父さまにズルッと入り口まで退かれて「ああッッ...」って行かないでって、もっとって腰が浮く。
「エミーリア、ここだね?」
挿れられたまま左右に動かれると中がうねって、奥に欲しいって動く。ギュッギュッと熱い塊に甘えて、おねだりするみたいに絡み付いていくのがわかる。
神父さまに乳首が触れられていないのに、刺激を求めて固く立ち上がって、勝手にジンジンして、焦れて...。
ここだね、と確認された場所を突かれると激しくグニグニと蠢いて、荒々しい位の快感の激流が私を押し流す。
「ひッッあっああぁああーーーーーーッッあっ!あっ!あっ!あっ!あんあっぁ!!」
「この粒々がエミーリアの善い場所だね。捏ねながら突く?それとも回しながら突く?真っ直ぐ突く?どれがいい?ほら、どれがいい?」
神父さまの掠れたまま上擦った声が興奮している事を言外に伝えてくる。
角度を変えながら、お尻を強く掴んで突き上げられて、哭く様に喘ぎ続けるしかない。
自分の体なのに反応が予測できなくて、制御出来ないままにひたすら喘いで悶える私は、頷くのに精一杯で。
気持ちいい事だけに集中すると、お腹の奥から沸き上がる様な光を感じる。
光輝くそれを追おうとすると、スルリと逃げられて、快感に我を忘れていると強く感じる、そんな不思議な光。
強く奥まで神父さまのを押し込まれて、「エミーリア、どこが気持ちいい?言って?」と囁かれ、「ちゃんと教えてくれないとわかりませんよ?」って、荒々しく貫かれる。
「神父さまのッ...あッぁぁんッんっおまんこおちんぽで擦られて気持ちいいです!気持ちいいッんんんッーーーっひっいいッいいのッ......!!」
答えると嬉しそうに名前を呼ばれて、呼ばれる度に奥からグチュグチュッヌチャヌチャッと熱い液体が溢れて...。
好きすぎて、大好きな神父さまの動きに溶けていく。
「んんん!!?ゃっぁぁあっ?!ダメ!それ、だめぇっそこダメです神父さまっ」
ゆさゆさ揺すられて、背中に抱きつく様にのし掛かった神父さまの指が、お尻のすぼまりにヌッと触れて。
きゅぅっと絞まるそこは余りにも触れてはダメな場所で。
「愛の行為にダメなんてないですよ?」
って、囁かれながら耳を囓られる。
「エミーリア...全部...私のだ...。」
片手がシーツと私の隙間に忍び込んで、乳房の尖りをきつく擦った。
お腹の奥と、乳首まで一気に回路が繋がるみたいに、ビリビリと痺れる快感がお腹の擦られている場所とは違う奥から、ぎゅううっと締まり、痛いくらいの快感が駆け抜けて、弓なりに上半身が浮く。
ズキンズキンするほど立ち上がって真っ赤になっている乳首が、触れられただけで歓喜しているのがわかる。
私の口から大きく嬌喘が飛び出すと、
すかさず私の両方の腕を後ろ手に引く様に掴まれながら、神父さまが動きを速め出した。
おちんぽが急に太さを更に固く太く膨れて、熱がぐんと上がって。
中でそれを感じながら、揺すられると乳房が激しく上下して、空気に乳首が嬲られているみたいにそれだけで快感を拾う。
「エミーリアエミーリアエミーリア...!!私の...名前を呼んで?テセウス、と呼んで下さいッ...」
パチュッパチュッパチュッ
パンパンパンパンパンッ
打ち付けられる度にプシュッ...プシュッと中から溢れ出す飛沫と、互いの股座がぶつかる音。
「ぁぐッ......んはッああふっ...んっんっんっ...ああっ!!テ...セゥ...スっテセウスッ」
神父さまの名前...嬉しい!嬉しい!
胸のなかを幸せに染める聖句みたいに歓喜で震える。
「アアアッ出ますよ!エミーリアっ」
覆い被さりながら、グッ!グッ!グッ!...とこれでもかと奥に入る肉棒の摩擦。
最奥に当たったのがわかる。痛いくらいの甘い痺れがお臍の下の袋をきつく搾るのを感じる。それが袋なのだと本能で解る。激しく上下左右に揺さぶられ、目の前が真っ白に光って
「きゃアアアッテセゥ...スゥゥウあアアぁアあァッ!!!」
髪を振り乱し強すぎる快感に抗う。
抵抗出来ない強さに、宙に放り出されながら、何かに体を奥から作り替えられてしまう気がする...。
私の中に叩きつけられるテセウスの熱すぎる聖液を、私の中の袋が飲み込んで渇きを癒す。
求めていたのは『これ』、と本能が叫ぶ。
「いきゅッ...!もっ...ああっあっあイッてりゅっっううあっぁぅあっーーーーーッ!!」
息を吐くのも吸うのも混乱する。ただ口を幾度か大きく開閉して、痙攣してひたすら悶え乱れる。
悶えるのは生まれ出る暴れる程の熱を逃がす為?
乱れるのは、快楽が私とテセウスさまの境目が蕩けて混ざっていくのを留める為?
気持ちいい...。
そんな言葉じゃ表せられない。
全部を好きな人に捧げて暴かれていく幸せ。
肌に流れていくテセウスの汗すら、愛おしい。
与えられる愉悦の全てが甘い絶叫となって上がる。
膨れ上がる嬌声に自分でも驚くほど体が跳ねた。
跳ねた所をまた深く穿かれながら、腰を押さえつけられる。
力強い手に、荒々しい程の挿し込む熱い肉杭。
穿つ動きが速くなって、荒い息がふっ!...ふっ!...ふっ!...ふっ!...と漏れ聞こえ、パチパチンッとぶつかる音との連動に、もっともっと高められていく。
「出...てるのにぃぃぃ…ーッあっあッあっあゥッゥッッ......んっ!ふぅッふっふっ...!!」
お腹の中の空気まで押し出される位、幾度も圧し挿しされる。
肉杭に絡み付く中の肉壁がうねうねと動かされる。
もう...保てない...。
もう...蕩けて、解けて、何もかもがテセウスさまに作り替えられてしまった...。
私の中の愉悦と快楽の果ての『命の根源』が解き放たれる。
これが命の根源。
生命の源。
それを深く深く、魂の深くから感じながら、愛悦の全ての刺激に高められていく。
「エミーリア...!!」
全部を私の中に放って、果てられたテセウスさまにぎゅううっと抱き締められ、ぬるり、と抜けたテセウスさまのおちんぽがぺちんっとお尻に当たると、こぽっ...と音をさせながら粘液が溢れ出すのを肌で感じた。
膝に抱き上げられ、互いの胸を合わせる様に抱き合う。
「テセウス...さまぁ...」
嬉しいと、好きよ、と気持ちを伝えたくて、へにょっと笑った。
もう力が抜けてしまって、ニッコリ笑えなかったのだもの。
*************
すぅっ...と静かな寝息が聞こえる。
汗で頬に貼り付いた一房の髪をそっと取り除き、抱きつくままに眠りに落ちた少女を起こさぬ様に再び抱き締める。
神父さま...と甘える様に啼くのも、己の名前を辿々しくテセウス...と呼ぶ声も、幸せの福音として耳に残っている。
熱く滑る膣の佳さも、腰を揺すりあげると大きく跳ね回る乳房の重さも、その尖端の快感を拾う感度の佳さも。
滑るような艶やかな肌から立ち上る甘い香りも、舐め啜る程に溢れる淫靡な蜜の甘露も。
熱く潤んだ瞳で見つめてくるのも、可憐な花の様な甘い声も。
この少女の何もかもを己の物だと主張したい。
聖女として活躍するのには、エミーリアの体にムケール神と繋がりを結ばねばならない。
教典によると、ロウタァや他の聖具を聖女の生命の源に同化させ、聖女が聖壇...聖域で快感を、生命の源を感じた瞬間に神核との同調をさせ、その力を発揮出きるようにする為の『発露の儀式』が【閨儀】だ。
本来ならば、半年の御祓を持って聖具を同化させ、聖域を整えてから神父長官格以上の身分を持った者が閨儀を執り行う。
テセウス サンドームとしての身分もだが...聖殿筆頭神父長官としてならば、閨儀を執り行うには問題はない。
ただ。
今回の聖女降臨は、正確には1208年ぶり。あまりにもこの国に久々すぎて、儀式に参加表明をしている奴等が多すぎる。
既得権益の誇示の為であろうが、聖女降臨に際して、古の儀式へと参加をさせろと安易に聖殿に群がる輩は大概は門前払いしてきたし、その手の輩を排除するその為の手練手管が得意なガイルを、王城神殿へと出向させてはいるが...。
それでも一番の難敵であるゾイド教皇の聖女への興味は削げなかったが。
利に聡い教皇のエミーリアへの関わりは精々【教典教育】に留めさせてやる。
閨儀はさせぬ。
エミーリアの聖女としての力の具現化には、聖域にての絶頂状態での聖具への射精を受けることが必須だ。
聖従士の仕込みによってエミーリアの卵巣にロウタァは同化したし、先程の体内射精によって発動準備は整った。
これによって聖具がムケール神を筆頭に神々との同調同化をする。
それを生命の源の発露を...有り体に言えばオーガズムを感じたり、快感を拾うだけでも力を発揮できるようになるのだ。これを聖殿閨儀と言うのだが。
周囲には『生命の源の力の発露は聖域聖殿でのみ』と思わせるように操作はしてきた。
聖域設定の術式を神殿には知られていない。これを知るのは神父長官である己と、古文教典を研究する考古学神官であるガイルだけだろう。
エミーリアそのものが聖域となる様に、この数ヵ月食事から御祓、古文書に見立てた術式の構築を秘かに、念入りにしてきたのだ。
エミーリアを聖女としたのは幸運とも言える神の思し召しではあろう。
しかし、そう簡単にエミーリアを他人に差し出すつもりはない。
それが神と言えども、だ。
己が激しくエミーリアに執着しているのは理解している。
聖女であることを嬉しくも思う。
エミーリアは大切に育てた魅惑の果実で、かけがえのない秘宝なのだ。
輝かしき聖女への成長を喜ばしく思うし、女としての悦びを教えられるのが、己である事の滾りもある。
初めての契りも、聖女としての初めての契りも己以外ではさせたくなかった。
花祭りの儀式でエミーリアと繋がれたのはただただ僥倖。
聖女として起動する閨儀も欲と権力に塗れた穢らわしい中でするよりは、愛を伝えてしたかったのだ。
事前準備は怠らなかったが、ゾイドの関わりがなければ、もっとゆっくりと時間を掛けてエミーリアに最上級の贅を凝らした時間を過ごさせて...の予定であった。
まさかエミーリアも己を想い、自分で慰めている艶姿を見せてくれるとは想像だにしなかったが...。
あれは記録に残したい程可愛らしい姿だった。
今度映像化の術式を組んで、是非とも隠し撮りをしなければならない。
また己を想いながらしてくれるだろうか...。
腕の中で安らかな寝息をたてるエミーリアを抱え直し、寝台へと寝かせ直す。
乱れたシーツや、己の欲望に白く塗れたエミーリアを見ていると再び欲棒が起き上がってくるが...。
健やかな眠りのエミーリアの顔を見ると、心から安らぐ。
そっと起こさぬ様にシーツを取り替え、温かな湯に香油を垂らしたタオルでエミーリアを清める。
トロリと流れる白濁にゾクゾクと背中を駆け抜ける興奮に、一瞬指に力が籠ったが呼吸を整え耐えた。
乾いて清潔なシーツに横臥するエミーリアの隣に全裸のままで横たわる。
腕の中に納めると、ぬくもりが心地よい。
目を閉じながら、朝になったらまずは眠り姫をどのように起こせばエミーリアは嬉しいのだろうか?と、益体もない事を真剣に考慮しながら眠りについた。
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