僕は超絶可愛いオメガだから

ぴの

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1章 1年春〜夏

番外 亮一と城之内の会話 side亮一

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 ハルがαどもに囲まれてしまった。
 まあ、教師がいるから大丈夫だろ。

 俺はハルが解放されるまで噴水の淵に座って待ってることにした。 
 そこには、噴水をじっと見てるやたら顔が良くて、背が高いやつがいた。

「ハルに興味ないの?」
なんとなく声をかけてしまった。

「ない。入学した目的だって婚活だろ?ああいう誰にでもニコニコするやつってαを手玉に取りそうで苦手。」
むっ!ハルの悪口!!ちらっと名札を見て名前を確認する。城之内かぁ。忘れないぞ!
 なんだよ、ニコニコ応対してるのは、ハルが人がいい証拠じゃないか。

「それ、偏見!ハルも俺も純粋にΩの友達作りたいだけだし。」
「ふーん、まあお前はαとか嫌ってそうだし、そんな気するけど。」
「えーバレた?」
「ぷっ!堂々と本人に言うな。」
やつ、城之内は笑う。
 全く、ハルといい、こいつといい、顔の良いやつの笑い顔って破壊力あんな。
 まあ、こいつのことは、何とも思わんが。

「ところで、お前って宇宙物理学って詳しい?」
「あ?あーそこまではいかないけど、基礎物理学とか量子力学とかなら、分かるよ。」
「さすがα様。癪に触るけど、今度教えてほしいとこあるから、頼む。」
「おい、それが人に頼む時の言い方か?」
 αの教室には、さまざまの大学教授が彼らを教えにやって来る。反対にΩには、一般的な高校教師しかいなかった。とはいえ、普通の高校より質はいいけど。
 俺がむっと黙ってるとやつはため息ついて、仕方ないと言った。
「たまに、図書館いるから、会えたら、教えてやるよ。」
「サンキュ!」
 短く礼を言う。自分の夢のためには、礼くらい言える。

 ふとハルの方を見るとまだαどもが自分に関心を持ってもらおうと必死でアピールしてた。
 ぶっ!なんで皆んなハルに跪いてんの!?
 姫様かよ。

 俺は時間になるまでその様子を面白く見ていた。隣では城之内が興味なさそうに時間が過ぎるのを待っていたが。

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