僕は超絶可愛いオメガだから

ぴの

文字の大きさ
14 / 37
1章 1年春〜夏

※閑話 フェロモンに当てられたα達

しおりを挟む
※この回の話は下世話です。
ご注意ください。
苦手な方は読まなくても、話はつながりますので、大丈夫ですよ。






 俺は、学園にΩの婚約者がいる3年の唐木田修二、αだ。
 ヒートを起こした和倉君が去った後は、未だ騒然としていた。

 学園はΩのヒートをきちんと管理しているが、たまに発情が安定していなかったりすると、こういう事故が起こる。

「今のハルちゃんの匂いめちゃくちゃ良かったな。」
「やべー勃ちっぱなしなんだけど。」
「俺も。ってかみんな急いで部屋戻ってるのって抜きに行ってんのか。」
「俺も部屋戻るわ。」

うん、俺もちょっとだめかも。
ということで、部屋に戻って婚約者に電話した。


****

「ねえ、修ニ!!!なんで僕に会う前にもうこんななってんの!?」
俺の婚約者、Ω寮長の鈴木秋彦は、白い頬を膨らまして俺のギンギンになった股間をグリグリと触る。

ここは、歴史部の古文書関連資料室。

部が休みの上、かび臭い資料室には、滅多に人が来ないため、婚約者との逢引の場所として使っている。
学園は色々監視がキツいが穴場はあるものだ。

「秋彦のこと考えてたからだよ。」
うーそんなにグリグリしないでくれよ。
「僕知ってるんだからね!!」
「な、何を?」
「あの世界一可愛い和倉君がαがたくさん居る前でヒート起こしたって!!寮長なんだから、僕に連絡入ったよ。」
「そ、それで?」
「修二、和倉君のフェロモン嗅いだでしょ?」
うっ…。
「嗅いだでしょ!!!!」
「ちょっとだけな。」
「ふーん、それでこんなになってるんだ。」
ツンツンしないでー!
秋彦は嫉妬すると涙目になる。
それがまた可愛い。
それを見た俺は今度はほんとに秋彦に欲情する。
「今日は、もう僕帰るから!それ、自分でなんとかして!」
えーそんなあ。可愛い秋彦を見せられてお預けは無理だ。
「待てよ。」
俺は秋彦にほとんど使ったことのない手を使う。
αのフェロモンを出しまくって、秋彦の腕を取り、秋彦のサラサラした長い髪をかき分けて、耳に囁く。
「お前が欲しくてたまらない。」
俺のフェロモンに充てられた秋彦は、瞳を潤ませ呼吸が荒くなる。
「ずるいよ、修二。」
そう言いながら俺が大好きな秋彦の甘い匂いを漂わせる。

 俺はキスをして舌を差し入れながら、手早く秋彦の制服のズボンのベルトを外し、パンツの中に手を入れる。
 秋彦のモノはすでに勃ち上がっていた。
 秋彦を壁にもたれ掛けさせて、ゆるゆるとソレを扱きながら、反対の手で下着ごとズボンを下ろす。
 ズボンを下ろした手で後ろの孔を触ればそこはすでにうっすら濡れていた。
「相変わらず感度がいいな。」
「ふっ、あっ。」

 すぐに3本もの指を秋彦の孔は咥え込んだ。
「んふっ  はあ 」
秋彦の甘い声とぐちょぐちょと孔をかき回す音が響く。
「修ちゃん、も、もう入れて。」
気持ち良くなると素直になる秋彦。
 
 俺のモノももう限界だ。
 秋彦を後ろに向かせて壁に手をつけさせる。
ジッパーを下ろし自身の猛ったモノを取り出し、秋彦の孔に充てる。
「んあっ!ああ、修ちゃん!!」
「秋彦、こっち向け。」
秋彦の顎を掴んでこちらを向かせてキスをする。ますます匂いは甘くなる。

可愛いヤツ。

俺はたまらなくなり、思いっきり腰を打ち付ける。
「はあ、はあ、もう僕だめ。」
秋彦は前を触らずに、俺の刺激だけでイッてしまう。
「もうちょっと付き合え。」
秋彦はイッた余韻に浸る間も無く、ぐちょぐちょと俺に孔を犯されて息も絶え絶えだ。
「んん!」
俺も秋彦の中に出す。

はあ、最高だ。

くたっとなった秋彦を椅子に座らせて後始末を丁寧にしてやる。
すると、だんだん冷静になった秋彦が怒り始めた。

「僕、今日帰るって言ったのに、フェロモン出すなんてひどいよ。」
「けど、お前、すげー気持ちよがってたぞ。」
俺がそう言うとますます顔を赤くして、
「もう修二なんて知らないから!」
と怒って寮に帰ってしまった。

 奥の手を使って抱いたもんだから、しばらく秋彦の機嫌を取るのが大変だったのは、言うまでもない。


****

 そして、その夜の寮の大浴場は、獣たちの巣窟となっていた。ちなみに、浴場は学年ごとになっている。

「俺さーハルちゃんの匂いだけで、5回抜いた。」
「きもいよ、お前。」
「ってか、お前はまだ勃ってやがる!部屋戻れ!!」
「ぐわー俺もかぎたかったぁ。」

俺はこいつらに関わらないようにせっせと体を洗っていた。
なのに、同じクラスのヤツが絡んでくる。
「おい、修二もあの場にいただろ!うらやましい!」
「そーなのかあ!そういえば、お前夕食に遅れて来たよなー。」
「まさか!あっきーに慰めてもらったんか!?」
「まじかー。婚約者がいるやつは、ずるい。」
「しかもあの儚げな美人さんだぞ。」
俺は一言も話していないのに、騒ぎ始める。
そして、話題が秋彦に移る。
「あっきーさあ、この間食堂で見かけたけどー」
髪の毛が綺麗だったの、肌が綺麗だったの言い始めたので、
「お前らうるさい!秋彦のこと考えるな!!」
と怒鳴ってシャワーを掛けてやった。

 いつもは和倉君のことしか話さないくせに!俺は、シャワーを浴びて、さっさと浴場をあとにした。





*******

先に脇役のR18シーンを書いてしまいました。
早くR18書きたかったので、閑話で消化させてもらいました。
お付き合いいただいた方ありがとうございました。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

結婚初夜に相手が舌打ちして寝室出て行こうとした

BL
十数年間続いた王国と帝国の戦争の終結と和平の形として、元敵国の皇帝と結婚することになったカイル。 実家にはもう帰ってくるなと言われるし、結婚相手は心底嫌そうに舌打ちしてくるし、マジ最悪ってところから始まる話。 オメガバースでオメガの立場が低い世界 こんなあらすじとタイトルですが、主人公が可哀そうって感じは全然ないです 強くたくましくメンタルがオリハルコンな主人公です 主人公は耐える我慢する許す許容するということがあんまり出来ない人間です 倫理観もちょっと薄いです というか、他人の事を自分と同じ人間だと思ってない部分があります ※この主人公は受けです

僕はただの平民なのに、やたら敵視されています

カシナシ
BL
僕はド田舎出身の定食屋の息子。貴族の学園に特待生枠で通っている。ちょっと光属性の魔法が使えるだけの平凡で善良な平民だ。 平民の肩身は狭いけれど、だんだん周りにも馴染んできた所。 真面目に勉強をしているだけなのに、何故か公爵令嬢に目をつけられてしまったようでーー?

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

【完結】愛されたかった僕の人生

Kanade
BL
✯オメガバース 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。 今日も《夫》は帰らない。 《夫》には僕以外の『番』がいる。 ねぇ、どうしてなの? 一目惚れだって言ったじゃない。 愛してるって言ってくれたじゃないか。 ねぇ、僕はもう要らないの…? 独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。

寂しいを分け与えた

こじらせた処女
BL
 いつものように家に帰ったら、母さんが居なかった。最初は何か厄介ごとに巻き込まれたのかと思ったが、部屋が荒れた形跡もないからそうではないらしい。米も、味噌も、指輪も着物も全部が綺麗になくなっていて、代わりに手紙が置いてあった。  昔の恋人が帰ってきた、だからその人の故郷に行く、と。いくらガキの俺でも分かる。俺は捨てられたってことだ。

隣国のΩに婚約破棄をされたので、お望み通り侵略して差し上げよう。

下井理佐
BL
救いなし。序盤で受けが死にます。 文章がおかしな所があったので修正しました。 大国の第一王子・αのジスランは、小国の王子・Ωのルシエルと幼い頃から許嫁の関係だった。 ただの政略結婚の相手であるとルシエルに興味を持たないジスランであったが、婚約発表の社交界前夜、ルシエルから婚約破棄をするから受け入れてほしいと言われる。 理由を聞くジスランであったが、ルシエルはただ、 「必ず僕の国を滅ぼして」 それだけ言い、去っていった。 社交界当日、ルシエルは約束通り婚約破棄を皆の前で宣言する。

番解除した僕等の末路【完結済・短編】

藍生らぱん
BL
都市伝説だと思っていた「運命の番」に出逢った。 番になって数日後、「番解除」された事を悟った。 「番解除」されたΩは、二度と他のαと番になることができない。 けれど余命宣告を受けていた僕にとっては都合が良かった。 2026/02/14 累計30万P突破御礼バレンタインSS追加しました 2026/02/15 累計いいね♡7777突破御礼SS 19時に公開します。 様々な形での応援ありがとうございます!

処理中です...