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茉莉花・もう迷わない
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久利が真面目な顔であたしを抱きしめた。
ああ、ずっとまたこんな風に抱きしめてもらいたいって、ずっとずっと思ってた。
もう叶わないと思ってたのに、久利はあたしのところに戻って来てくれた。
それに浮気もしてなかった。
全部嘘で、あたしは誰か分からない卑怯な人に壊されたんだ。
でもそれを救ってくれたのは、やっぱり久利だけしかいなかった。
写真の裸の男の人と久利を一緒にしてしまって、あたしはすごく悔しくて、久利の上半身を剥き出しにすると、その逞しい胸に頬ずりした。
なんかこれってエッチな感じ。
でももう間違えないように、あたしは久利の体を記憶するもん。
これからも何度も何度も刷り込んで記憶するもん。
「愛してる」と久利は、あたしを優しく扱うたびに言ってくれた。
心も体も痺れて、でも研ぎ澄まされてもいて、久利の唇や指の動きに敏感に反応してしまう。
大好き、大好き。
あたしの大事な大事な久利。
もうこの幸せを誰も壊さないで。
約束します。
もう二度と、久利を疑わないと。
久利はステキだから、もちろんまたあたしは嫉妬してしまう時があっても、もう絶対に二度と久利を離さない。
久利がずっとあたしを隣にいさせてくれるように、あたしもステキな彼女になるからね。
だから、たまには久利も嫉妬して。
それぐらいのわがままは許してね。
久利に抱かれながら、あたしはそうずっと誓い続けていた。
だって、半年の空間を埋めるには、まだまだ足りないから。
ああ、ずっとまたこんな風に抱きしめてもらいたいって、ずっとずっと思ってた。
もう叶わないと思ってたのに、久利はあたしのところに戻って来てくれた。
それに浮気もしてなかった。
全部嘘で、あたしは誰か分からない卑怯な人に壊されたんだ。
でもそれを救ってくれたのは、やっぱり久利だけしかいなかった。
写真の裸の男の人と久利を一緒にしてしまって、あたしはすごく悔しくて、久利の上半身を剥き出しにすると、その逞しい胸に頬ずりした。
なんかこれってエッチな感じ。
でももう間違えないように、あたしは久利の体を記憶するもん。
これからも何度も何度も刷り込んで記憶するもん。
「愛してる」と久利は、あたしを優しく扱うたびに言ってくれた。
心も体も痺れて、でも研ぎ澄まされてもいて、久利の唇や指の動きに敏感に反応してしまう。
大好き、大好き。
あたしの大事な大事な久利。
もうこの幸せを誰も壊さないで。
約束します。
もう二度と、久利を疑わないと。
久利はステキだから、もちろんまたあたしは嫉妬してしまう時があっても、もう絶対に二度と久利を離さない。
久利がずっとあたしを隣にいさせてくれるように、あたしもステキな彼女になるからね。
だから、たまには久利も嫉妬して。
それぐらいのわがままは許してね。
久利に抱かれながら、あたしはそうずっと誓い続けていた。
だって、半年の空間を埋めるには、まだまだ足りないから。
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