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茉莉花・素敵な女性
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久利とよく使うカフェで、あたしは久利と一緒にしほなさんを待っていた。
しほなさんが元彼さんに頼んでくれていた写真の結果を持ってきてくれるのだ。
陽当たりのいい天井の高いカフェは、気持ちよくて大好きだった。
あたしはココアをコクコク飲みながら、お客さんが入って来るたびに入り口を気にする。
久利から写真も見せてもらってないから、しほなさんがどんな人か想像もつかない。
優しい人かな、きつい人かな。
仲良くできるかな。
久利と友達なら、あたしもいつか友達の仲間入りしたいと思った。
またお客さんが入ってきて、あたしは入り口を見た。
背はそんなに高くないけど、ショートボブがよく似合う、カッコいい感じの綺麗な人が入ってきた。
その女性は、久利に気がついたのか、笑顔でこちらに近づいてきた。
「お待たせ。こちらが、茉莉花さん?」
にこやかにしほなさんは言った。
思っていたよりもずっとずっとステキな人であたしはドキッとした。
「わぁ、想像通りの人だ。茉莉花さん可愛らしい」
優しくしほなさんは言ってくれた。あたしはホッとした。
「久利がベタ惚れなのも頷けるわ。仲良くしてね」
「こちらこそ、よろしくお願いします!」
あたしのテンションは上がった。
しほなさんはコーヒーを頼むと、メール便を久利に渡した。
しほなさんが元彼さんに頼んでくれていた写真の結果を持ってきてくれるのだ。
陽当たりのいい天井の高いカフェは、気持ちよくて大好きだった。
あたしはココアをコクコク飲みながら、お客さんが入って来るたびに入り口を気にする。
久利から写真も見せてもらってないから、しほなさんがどんな人か想像もつかない。
優しい人かな、きつい人かな。
仲良くできるかな。
久利と友達なら、あたしもいつか友達の仲間入りしたいと思った。
またお客さんが入ってきて、あたしは入り口を見た。
背はそんなに高くないけど、ショートボブがよく似合う、カッコいい感じの綺麗な人が入ってきた。
その女性は、久利に気がついたのか、笑顔でこちらに近づいてきた。
「お待たせ。こちらが、茉莉花さん?」
にこやかにしほなさんは言った。
思っていたよりもずっとずっとステキな人であたしはドキッとした。
「わぁ、想像通りの人だ。茉莉花さん可愛らしい」
優しくしほなさんは言ってくれた。あたしはホッとした。
「久利がベタ惚れなのも頷けるわ。仲良くしてね」
「こちらこそ、よろしくお願いします!」
あたしのテンションは上がった。
しほなさんはコーヒーを頼むと、メール便を久利に渡した。
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