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散りゆく想い
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マイケルが帰る土曜日がやってきた。
出発までVIPラウンジでマイケルは寛ぎながらスマホで由紀子にメールを送る。
【僕の世話、お疲れ様。ユキコが秘書になってくれて良かった。本当ならアメリカに一緒に連れていきたいと思ったよ。これからもメールしていい?なんて、ユキコには拒否権ないけど(笑)また会える日を楽しみにしてる。元気で】
由紀子はメールを読みながら、マイケルが乗る飛行機を見送ろうと展望デッキに来ていた。
その横には一夜もいた。
2人は並んで飛行機を眺めていた。
「マイケルのお守りお疲れ様」
一夜は由紀子を労う。
「こんなこと言うと、一夜に怒られるかもしれないけど、私はマイケル好きよ。彼は将来素晴らしいCEOになるわ」
楽しそうに由紀子は言う。
「由紀子がほかの男に好きとか言うと妬ける」
一夜はギュッと由紀子の手を握る。温かい温もりに一夜はホッとする。
「マイケルが飛び立ったら、由紀子をもう離さない。すぐに僕のマンションに行くからね」
一夜のセリフに由紀子は赤面する。
定刻通り、マイケルを乗せた飛行機はアメリカに向け飛び立った。
一夜はマイケルに対して複雑な気持ちはあるが、いつかお互いが気持ちよく仕事ができるようになるといいとも願った。
出発までVIPラウンジでマイケルは寛ぎながらスマホで由紀子にメールを送る。
【僕の世話、お疲れ様。ユキコが秘書になってくれて良かった。本当ならアメリカに一緒に連れていきたいと思ったよ。これからもメールしていい?なんて、ユキコには拒否権ないけど(笑)また会える日を楽しみにしてる。元気で】
由紀子はメールを読みながら、マイケルが乗る飛行機を見送ろうと展望デッキに来ていた。
その横には一夜もいた。
2人は並んで飛行機を眺めていた。
「マイケルのお守りお疲れ様」
一夜は由紀子を労う。
「こんなこと言うと、一夜に怒られるかもしれないけど、私はマイケル好きよ。彼は将来素晴らしいCEOになるわ」
楽しそうに由紀子は言う。
「由紀子がほかの男に好きとか言うと妬ける」
一夜はギュッと由紀子の手を握る。温かい温もりに一夜はホッとする。
「マイケルが飛び立ったら、由紀子をもう離さない。すぐに僕のマンションに行くからね」
一夜のセリフに由紀子は赤面する。
定刻通り、マイケルを乗せた飛行機はアメリカに向け飛び立った。
一夜はマイケルに対して複雑な気持ちはあるが、いつかお互いが気持ちよく仕事ができるようになるといいとも願った。
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