六本木の鴉-カラス-(鳴かない杜鵑 episode2)

五嶋樒榴

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cinque

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伊織が帰ると、真幸はソファに横になる。

「言いたい事あんなら言えや。真春に調べさせるのがそんなに嫌なん?」

真幸はそう言って工を睨む。

「嫌とかそう言うことではありません。そんな目立つ事をさせては、危険だと言いたいだけです。どうしてご自分の子供をそんな風に扱えるのか謎なだけです」

それが工の本心だった。

「仕方ねーだろ。そんなことより組の方が大事なんだよ。愚嵐怒の事を徹底的に潰せるチャンスをみすみす指くわえて見てろってか?甘いんだよ、お前は」

腕を枕にして真幸は工を見つめる。

「それともお前が学生のフリして探るか?それでも良いけど?真春より目立つだろうがな」

ふふふと楽しそうに真幸は笑う。

「そんなに楽しいですか?俺に翻弄される真春さんを見るのが」

真幸は何か言いたげな顔をして工を見る。

「…………ごちゃごちゃうるせーよ。余計なこと喋れないように咥えろ」

真幸はスラックスのベルトを外しチャックを下ろした。
工は鼻で息を吐くと真幸の側による。
まだ柔らかな真幸のモノを口に含んだ。

「んッ…………」

真幸は口に含まれた瞬間小さく喘ぐ。
先端を責められると、すぐにモノは硬くなってきた。
工の舌が、ねちっこく真幸のモノに絡まる。
ジュッジュッとしゃぶると、工の口の中は唾液が増えてきて摩擦を和らげる潤滑剤になった。

「はぁッ!…………もっと、奥まで」

真幸は工の頭をグッと強く押さえる。
喉近くまでモノが当たるが、工はそれでも真幸のモノをしゃぶり続ける。

「指…………入れろ」

工は一度真幸のモノを口から離すと、真幸の下半身を裸にして脚を開き、後ろ孔に舌を当て入り口を唾液で濡らす。
真幸のモノを扱きながら、舌は孔の中へと入っていく。

「ああッ!…………んんん!」

クチュクチュと濡れ始めたモノは、工の手で扱かれ硬さと太さを増していた。

「早くッ!…………もう……入れろッ!」

はぁはぁと息を乱して真幸は強請る。
工はモノを扱いたまま、真幸の中に指を2本突っ込んだ。

「あッ!…………いいッ!」

工は真幸のモノを扱きながら、舌先でモノの先端を高速で刺激し指で責め続ける。

「ああ!いいッ!…………もっと…………あッ!」

工が咥えると、口の中に真幸の体液は放出された。

「ああ!あああああッ!…………もうッ!…………もっと…………激しくしろッ!」

身体を痙攣させながら真幸は何度もドライオーガズムを迎える。

「ああッ!…………また出るッ!」

工の手の中で、真幸は2度目の射精をするとぐったりとなった。
はぁはぁと肩で息をして、額に手を当て脱力している。

「…………ったく、その冷静な顔がムカつくわ」

捨て台詞のように真幸は言う。 

「感じて頂けたなら」

工の態度に真幸はムッとする。

「感じてなんかいねーよ」

何度もイきまくり、二度射精しても感じていないと言う真幸を工は愛おしく思う。

「じゃあ、まだやりましょうか?」

真幸は工の頬に手を当てる。

「お前を信じてるよ。真春のことを絶対守ってくれるってな」

工はその言葉に固まる。

「じゃなきゃ、真春に探らせろとは言わねーよ」

フッと真幸は笑う。
工は震える手を、自分の頬に触れる真幸の手に重ねる。

「あなたはズルい人だ。信じてると言って俺が逃げられないようにする」

「逃げてーのか?」

「…………分かりません。あなたに忠誠心を誓いながら、逃げたい時もある。こうして求められると、どうすればあなたを満足させられるのか分からなくなる」

工は真幸の掌にキスをした。
真幸はドキリとして工を見る。

「ズルいのはお前だろ?お前のブツを突っ込めばすむだけの話だ」

真幸が言うと工は悲しそうに笑う。

「だから逃げたくなるんです」

工の言葉に真幸は笑う。

「逃さねーよ。お前は俺を感じさせる玩具だって忘れるな」

真幸は工の唇を指先で触れる。工はその指を口に含むと舌を絡めた。

「ったく。厭らしい舌持ってんな。もう1発抜けよ」

真幸が笑うと、工は再び真幸のモノを口に含んだ。
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