田辺君はずるいから

37ずるい・甘えん坊

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「キスしてください、諭先輩」

田辺は裸でベッドに上がり仰向けになると、諭を手招くように誘う。
諭も裸でモジモジしながらも、田辺に覆いかぶさり田辺にキスをする。

「……………口開けて、舌出して」

唇が離れると田辺は諭にねだる。
田辺の言うように諭は舌を出した。
田辺は諭の舌を吸いながら唇をも貪る。
艶かしいキスを続けながら、諭の手を田辺は自分のモノへと導いた。
田辺の硬くなっているモノを諭は優しく握ると、キスを続けながらゆっくりと上下に扱く。

「気持ち、良いです」

うっとりとした瞳で田辺は言うと、親指で諭の湿った唇を撫でる。

「……………田辺の、熱い」

ピクピクと脈打つモノを扱きながら諭は言う。

「興奮してますから。諭先輩もでしょ？」

田辺がギュッと諭のモノ強めに握ると、諭は目を閉じて悶える。

「田辺ッ……………俺が、田辺を甘やかすんでしょ？」

受ける刺激を我慢しながらも、諭はプルプル震える。

「エッチな顔だな。どうしてそんなに可愛くエッチな顔できるんです？」

田辺の親指が諭の唇をこじ開ける。
諭は無意識に舌を出してその指を舐め始めた。
田辺は諭の口の中へ親指を入れて動かすと、その動きに合わせて諭は舌を絡める。

「マジ、可愛すぎ」

諭が田辺の親指をしゃぶっている間、田辺は諭のモノを扱きまくる。
諭はイヤイヤと首を振るが、その苦悶の顔も田辺は唆られる。

「イってください、諭先輩。もっとエッチな諭先輩を見せて」

「んんんんんんんんんんッ！」

田辺の親指をギュッとしゃぶりながら、諭はピュッと田辺の胸に白濁した物を飛ばした。
ハァハァと口元を弛めて、トロンとした目で諭は田辺を見る。

「……………いやらしいな、諭先輩。俺のこと汚して」

「ごめん、なさい」

ハァハァと諭はまだ息が荒い。
田辺の手で、どんどん淫らになる自分が恥ずかしいのに嬉しい。

「次は、俺を気持ちよくしてください」

ヘッドボードの棚からローションを取ると、田辺は微笑みながら諭に渡した。