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第十四話
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どのぐらい時間が経ったのか2人は分からない。
絢斗は茉理を落ち着かせようと髪を撫で続ける。
「……………茉理。落ち着いたか?」
絢斗が声を掛けると茉理はコクンとただ頷く。
「そんなに恥ずかしいか?」
茉理は再び頷く。
「どうすれば恥ずかしくない?って何が恥ずかしい?俺が好きなら、別に恥ずかしくないだろ?」
淡々とした口調で絢斗は尋ねる。
「分かんないッ!女の子ともシたことないのに、絢斗とする事が俺の中でいっぱいいっぱいになってるッ。恥ずかしいし怖いよ」
茉理の言葉に絢斗はため息をつく。
「参ったなぁ。そう言われたら、手の出しようがない。キスは平気?」
茉理はコクンと頷く。
「背中にキスして良い?」
背中?と聞いて、聞き間違いかと茉理は思って絢斗を見る。
「背中なら、うつ伏せで俺の顔見れないだろ?そっから慣らしていくしかないじゃん」
絢斗はそう言って笑う。でも目は悲しそうだった。
「………………分かった」
茉理も流石に背中なら良いかと、シャツとTシャツを脱いでうつ伏せになる。
絢斗は右手で茉理の背中を撫でる。
「んッ!………………擽ったい」
茉理の声を無視して、絢斗は唇を背中に当てた。
上から肩甲骨の辺りまで唇が這う。
「あッ!………………絢斗!待って!………………マジ、擽ったい!」
茉理はそう言うが、擽ったいと言うよりも、変な感じになってきた。
絢斗は構わずそのまま唇を下に落としていく。ウエストの辺りまで唇を這わすと、また上まで上がっていく。
「絢斗ッ!………………ッ!………………んッ!」
「気持ち良くない?気持ち悪いならやめる」
絢斗が背中から唇を離した。
茉理は顔を絢斗に向ける。
「………………気持ち、悪くない。気持ち、良い」
艶っぽい顔で茉理が言うと、絢斗はクスッと笑う。
「素直だな。可愛いよ。もっと可愛い声で啼いて」
絢斗は茉理の横に寝ると、茉理の唇にキスをした。
絢斗は茉理を落ち着かせようと髪を撫で続ける。
「……………茉理。落ち着いたか?」
絢斗が声を掛けると茉理はコクンとただ頷く。
「そんなに恥ずかしいか?」
茉理は再び頷く。
「どうすれば恥ずかしくない?って何が恥ずかしい?俺が好きなら、別に恥ずかしくないだろ?」
淡々とした口調で絢斗は尋ねる。
「分かんないッ!女の子ともシたことないのに、絢斗とする事が俺の中でいっぱいいっぱいになってるッ。恥ずかしいし怖いよ」
茉理の言葉に絢斗はため息をつく。
「参ったなぁ。そう言われたら、手の出しようがない。キスは平気?」
茉理はコクンと頷く。
「背中にキスして良い?」
背中?と聞いて、聞き間違いかと茉理は思って絢斗を見る。
「背中なら、うつ伏せで俺の顔見れないだろ?そっから慣らしていくしかないじゃん」
絢斗はそう言って笑う。でも目は悲しそうだった。
「………………分かった」
茉理も流石に背中なら良いかと、シャツとTシャツを脱いでうつ伏せになる。
絢斗は右手で茉理の背中を撫でる。
「んッ!………………擽ったい」
茉理の声を無視して、絢斗は唇を背中に当てた。
上から肩甲骨の辺りまで唇が這う。
「あッ!………………絢斗!待って!………………マジ、擽ったい!」
茉理はそう言うが、擽ったいと言うよりも、変な感じになってきた。
絢斗は構わずそのまま唇を下に落としていく。ウエストの辺りまで唇を這わすと、また上まで上がっていく。
「絢斗ッ!………………ッ!………………んッ!」
「気持ち良くない?気持ち悪いならやめる」
絢斗が背中から唇を離した。
茉理は顔を絢斗に向ける。
「………………気持ち、悪くない。気持ち、良い」
艶っぽい顔で茉理が言うと、絢斗はクスッと笑う。
「素直だな。可愛いよ。もっと可愛い声で啼いて」
絢斗は茉理の横に寝ると、茉理の唇にキスをした。
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