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通報を受けた警察の捜査関係者達は、遺体発見現場に到着後、切断されたと見られる遺体を全て発掘することになり、所轄だけでなく県警の捜査官と鑑識も現場検証を開始していた。
いくつか掘り起こした遺体の検証をしていた鑑識が、県警の年配の捜査官に声をかける。
「骨格的におそらく男性のようですね。詳しく調べてみないと、死後経過も全く分かりませんが」
「バラバラ遺体とはな。全てここで掘り出せれば良いんだが」
ほぼ全体的に掘り出せてはいるが、1番最初に埋めたと考えられる頭部だけがまだ見つかっていなかった。
「うわぁー!」
遺体を掘り起こしていた鑑識が大声を上げ、捜査官全員がそちらに注目する。
「見てください!別の遺体です!」
なぜ別の遺体だと鑑識が断言したのか、その理由は、もう掘り出されている部位だった事だけではなく、その掘り出された遺体の一部を見て皆が息を飲んだ。
「こ、これは!」
「まさか……」
「嘘、だろ」
捜査官や鑑識はそれぞれに言葉を発する。
先に見つかった遺体に巻かれていた、同じ布と思われる布に巻かれた遺体は、まるで生きているようにすべすべとした細い腕の一部だった。
「なぜ、腐敗もしていなければ、白骨化もしていない?」
信じられないと言うように捜査官の1人は呟く。
「まさか、これ、でも……あり得ない」
一同が、何かに気付いた鑑識を見つめる。
「何か引っ掛かるのか?」
年配の捜査官が尋ねると鑑識は頷く。
「もしかしたら、この遺体の腕は屍蝋化しています」
「屍蝋化?」
「特殊な条件下によって、遺体が腐らずそのままの状態で保たれる場合が有るのですが……人間の遺体が蝋の様になるんです」
本当にそんな事が有るのかと捜査官達は思いながらも、発見されたほぼ白骨化された頭部の遺体とは別に、ただ眠っているだけの様に見える女性の屍蝋化した頭部も発見した。
そして後日、切断された屍蝋化した遺体は東田朱鷺子であり、ほぼ白骨化した遺体は東田緑郎と判明した。
その事件を知った健は直ぐに麗花と清太に連絡を取るも、一切電話が繋がらない状態になってしまった。
健は嫌な予感がした。
麗花が、東田夫妻の事件に関与している可能性が否定できないからだった。
いくつか掘り起こした遺体の検証をしていた鑑識が、県警の年配の捜査官に声をかける。
「骨格的におそらく男性のようですね。詳しく調べてみないと、死後経過も全く分かりませんが」
「バラバラ遺体とはな。全てここで掘り出せれば良いんだが」
ほぼ全体的に掘り出せてはいるが、1番最初に埋めたと考えられる頭部だけがまだ見つかっていなかった。
「うわぁー!」
遺体を掘り起こしていた鑑識が大声を上げ、捜査官全員がそちらに注目する。
「見てください!別の遺体です!」
なぜ別の遺体だと鑑識が断言したのか、その理由は、もう掘り出されている部位だった事だけではなく、その掘り出された遺体の一部を見て皆が息を飲んだ。
「こ、これは!」
「まさか……」
「嘘、だろ」
捜査官や鑑識はそれぞれに言葉を発する。
先に見つかった遺体に巻かれていた、同じ布と思われる布に巻かれた遺体は、まるで生きているようにすべすべとした細い腕の一部だった。
「なぜ、腐敗もしていなければ、白骨化もしていない?」
信じられないと言うように捜査官の1人は呟く。
「まさか、これ、でも……あり得ない」
一同が、何かに気付いた鑑識を見つめる。
「何か引っ掛かるのか?」
年配の捜査官が尋ねると鑑識は頷く。
「もしかしたら、この遺体の腕は屍蝋化しています」
「屍蝋化?」
「特殊な条件下によって、遺体が腐らずそのままの状態で保たれる場合が有るのですが……人間の遺体が蝋の様になるんです」
本当にそんな事が有るのかと捜査官達は思いながらも、発見されたほぼ白骨化された頭部の遺体とは別に、ただ眠っているだけの様に見える女性の屍蝋化した頭部も発見した。
そして後日、切断された屍蝋化した遺体は東田朱鷺子であり、ほぼ白骨化した遺体は東田緑郎と判明した。
その事件を知った健は直ぐに麗花と清太に連絡を取るも、一切電話が繋がらない状態になってしまった。
健は嫌な予感がした。
麗花が、東田夫妻の事件に関与している可能性が否定できないからだった。
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