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●100万分の1●
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パパ活を辞めることで、真古登に渡す金銭が無くなることは分かっていたが、今までパパ活で貰ったお金は真古登に一部しか渡しておらず、差額は真古登の知らない銀行口座にプールしていた。
逸郎や他の男達からもう金銭を要求できないので、菜々緒は貯めていたお金を真古登にバレないように少しずつ渡した。
「今度出張なんだけど、お土産何がほしい?」
「逸郎さんにお任せします」
「えー、俺、菜々緒ちゃんみたいに若い子の欲しい物分からないよ」
20歳近く違う菜々緒と逸郎だったが、菜々緒は歳の差も気にならないほど逸郎と過ごす時間が楽しくなっていた。
逸郎も菜々緒を知れば知るほど、勿論異性として好きだと言う気持ちは大きくなる。
ただ嫌われたくない気持ちから、今は会えればそれだけで良かった。
本音をぶち撒ければ、毎日会いたい。
ずっと一緒にいたい。
菜々緒を離したくない。
会えば会うほどその思いが暴走し始める。
そして、逸郎の中のブレーキが効かなくなる日が来るのだった。
「今度の日曜日、友達夫婦が俺の家に来るんだ。良かったら菜々緒ちゃんも来てほしいなって」
一緒に夕食を楽しんでいた時、逸郎は菜々緒をさり気なく誘った。
「えー、でも、私、お邪魔じゃないですか?」
この頃には菜々緒も逸郎に対して、警戒心が全く無くなっていた。
「実は俺に女の子の友達がいるって話したら、すっごい興味持たれちゃってさ。俺と2人きりじゃ菜々緒ちゃんも嫌だろうけど、複数なら俺の部屋に来てくれるかなって思って」
確かに、逸郎と2人きりじゃなければと、菜々緒も断る理由は無かった。
「じゃあ、少しだけお邪魔します」
「良かった!楽しみだな。部屋、綺麗に掃除しないと」
笑顔の逸郎に、菜々緒も笑顔になった。
そんな約束が、逸郎に監禁されることになるとは思いもせず。
逸郎や他の男達からもう金銭を要求できないので、菜々緒は貯めていたお金を真古登にバレないように少しずつ渡した。
「今度出張なんだけど、お土産何がほしい?」
「逸郎さんにお任せします」
「えー、俺、菜々緒ちゃんみたいに若い子の欲しい物分からないよ」
20歳近く違う菜々緒と逸郎だったが、菜々緒は歳の差も気にならないほど逸郎と過ごす時間が楽しくなっていた。
逸郎も菜々緒を知れば知るほど、勿論異性として好きだと言う気持ちは大きくなる。
ただ嫌われたくない気持ちから、今は会えればそれだけで良かった。
本音をぶち撒ければ、毎日会いたい。
ずっと一緒にいたい。
菜々緒を離したくない。
会えば会うほどその思いが暴走し始める。
そして、逸郎の中のブレーキが効かなくなる日が来るのだった。
「今度の日曜日、友達夫婦が俺の家に来るんだ。良かったら菜々緒ちゃんも来てほしいなって」
一緒に夕食を楽しんでいた時、逸郎は菜々緒をさり気なく誘った。
「えー、でも、私、お邪魔じゃないですか?」
この頃には菜々緒も逸郎に対して、警戒心が全く無くなっていた。
「実は俺に女の子の友達がいるって話したら、すっごい興味持たれちゃってさ。俺と2人きりじゃ菜々緒ちゃんも嫌だろうけど、複数なら俺の部屋に来てくれるかなって思って」
確かに、逸郎と2人きりじゃなければと、菜々緒も断る理由は無かった。
「じゃあ、少しだけお邪魔します」
「良かった!楽しみだな。部屋、綺麗に掃除しないと」
笑顔の逸郎に、菜々緒も笑顔になった。
そんな約束が、逸郎に監禁されることになるとは思いもせず。
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