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第二部 オタクと中二病。
三十一痛 その上で更に脈絡なくメタ。
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「真野氏。前回のアレはなんなんですか! 魔法でも魔術でもなく単なる物理攻撃じゃないですか! 子守唄は気持ち良く、男子高校生的にアリかもですけど! あそこからどうやって話しの展開を続けるか悩み、停滞したじゃないですか!」
今回は俺がオコです、メタにオコです。
「前話よりだいぶ時間が空いたから。それはつまり時効よ」
真野氏。そっぽを向いてムスッです。話数的に久し振りにムスッです。
「真野氏。そのメタな理由で、俺が納得するとでも?」
だがしかし、俺は負けない。
メガネ、クィッ! と、反論するも。
「はぁ? アンタ、馬鹿ァ? 私は魔王。つまり世界のルールは私。それで良いのよ」
真野氏。両腰に手を添え、たわわを強調してのアンタ、馬鹿ァを披露します。いつ着替えたのか真紅のプラグなんちゃらにお召し替えになってのアンタ、馬鹿ァを披露です。
どんだけエヴァン映画公開万歳ですか。
「真野氏。キャラデザが似てるのを良いことに、エヴァン映画公開万歳で眼帯ツンデレを真似るのは良いですが、その言い草はないかと」
絵面などはないですが、色々と酷使してる真野氏ですので。
「い、良いのよ。私は魔王だから」「御意」
真野氏。いつの間にか四つん這いの姿勢で置物と化していた執事さんを容赦なく片足で踏みつつ、たわわの前で腕を組んでのフンッです。プラグなんちゃらのボディライン浮き彫りのコスプレ姿の所為で、良い感じに輪郭が浮き彫りのたわわをめっさ強調する凶悪なあざとさでフンッです。オタクな男子高校生的に耐え難し迫力のフンッです。
逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ……何から逃げちゃダメなのかは、一切、追求しないように。
「真野氏。魔王を便利に使わないで下さい。久し振りに続き書いてる筆者さん、たぶん頭を抱えて悶え苦しんでますよ? その証拠に新しい軍物? またそんななんか難しいのにトライして、無駄に晒し始めましたし」
メガネ、クィッ! と叱責するも。
「そんな暇あったら続き早よ書けよって、コアな読者代表で言ってやるわ。それにいつも通りに底辺爆走して直ぐ飽きるわよ。無駄に格好つけての英語表記の表題だし。解り易く日本語で書けっての」
真野氏。ここじゃない何処かに向けて、暴言を吐くフンッです。しかもかなり的を射てて、俺も微妙に同意せざるを得ないフンッです。
「真野氏。もう半分以上メタな漫才ですよ。とにかく続き始めましょうよ」
このままではミイラですか? と、呪いの三輪車なノリまんまになってしまうので、メガネ、クィッ! っと面舵おっぱ――ゲフンゲフン。いっぱいと強制的に軌道修正を敢行。
「――そうね。カミングアウトするけど、私が真野真央なのか真の魔王なのかを曖昧にしてる理由は、ミステリアスな立ち位置でのヒロインやっつけてるからなのよ、実際。だから私の魔法はね、この世界では使えないのよ。正しくは“ 使ってしまったら物語が終わるから、使えないことにして使わない。 ”なのよね。おわかり?」
真野氏。全く本筋に戻す気皆無でのおわかり頂きましたー。大袈裟に両腕を広げてのたわわドンッ! と不敵な微笑みでフッの組み合わせでおわかり頂きましたー。
くっ……このままでは埒が明きません。
物語的にもあきません……って、駄洒落ってる場合ではなく。
「真野氏。とにかく意図は理解しました。ですが……俺が言うのもなんですけど、ぼちぼち真面目に続けて頂けません? 作中のヒロインに媚びると言うのは、筆者さんも色々と辛いと思うので。最悪、ヒロイン降板されても知りませんよ? 何処ぞの培養液にスペア浮いてて、一斉に笑いかけられるホラーかもですよ?」
意味もなく床に両肘をつき、組んだ手に顎を載せてのメガネ、クィッ! 言動をゲンドウっぽくエヴァンネタからのテコ入れを匂わせつつメガネ、キラッ!
俺のメガネの下は、ちゃんと人の目が二つあるのでご安心下さい。
意味不明でしたら、エヴァンの映画本編か宣伝トレーラーをご覧下さい。
「――う。それは困るかも」
真野氏。やや困惑気味にウッです。たぶん劇中のシーンを想像してのウッです。
丁度、その時――。
「ふふふ……残念だけど、手遅れですわ!」
両開きの扉がバーンと徐に開け放たれ、登場する誰か。
「「何奴⁉︎」」
真野氏。何奴って……。
「「曲者だ、であえい」」
執事さんは悪魔――ゲフンゲフン。時代劇の悪代官かよ。
「アタシ? ――なんだろうね?」
おーい。質問を質問で返さない。
「思いつきで生まれた? 通りすがりで単なる当て馬モブ的? そんな筆者の使徒たる女勇者よ?」
自称、通りすがりの女勇者氏。両の手を打ちハッです。疑問符てんこ盛りで口上を吐いてのハッです。
「女勇者氏。自分で言ってて悲しくないですか? 今回はどこまでもエヴァンネタですか? 映画公開がよっぽど嬉しいんですか? 主題歌いたく気に入ったんですか?」
メガネ、クイッ! とツッコミついでに推しておく。
「大丈夫、勇者だから」
何が大丈夫なのでしょう。
「女勇者氏。貴女も勇者を便利に使わないで下さい。しかもその格好は?」
目の前に現れた自称、女勇者氏。どう見てもただのスク水を着てるだけのご学友。しかも留学生っぽい外国の美人。
そして洗濯板な胸元には「1ーA ユウシヤ」とカタカナで痛々しく書かれ、スイミングキャップ、ゴーグル付きです。
授業、或いはクラブ活動を抜けてきたとかでしょうか?
そしてあんな格好が普通だと、そう思わされてでもいるのでしょうか?
俺はメガネ、ウムムッっと、虐めを疑います。
「魔王、アタシと勝負すると良いのよ! 昨今流行りのデスゲームで!」
女勇者氏。真野氏にビシっと指差して、流暢な日本語で高らかに宣言。
「女勇者氏。とりまブーム過ぎてます」
メガネ、ズリッと、一応、ツッコまざるを得ない。
「大丈夫、勇者だから」
自信満々にサムズアップでの笑顔、キラッ!
だから……何が大丈夫なのでしょう。
「良いわ。受けて立つ!」
真野氏。再び四つん這いの姿勢で置物と化す執事さんを容赦なく片足で踏みつつフンッです。そしてたわわの前で腕を組んでのフンッです。そこで俺を指差し――。
「――この暗黒騎士が」
俺かよっ⁉︎ しれっと振らないで頂きたい!
「では……準備を進めます。――で・す・が! なんと言うことでしょうか! 字数が二千文字を超え、三千文字に届きそうです! ですので次話まで暫しお待ちを」
四つん這いの姿勢で踏まれたままだ言うに、器用にも執事然とした見事な所作で傅く。
――って、どこまでもメタネタかよ。
「皆さん、久し振りに短時間かつノリで書かれた話しだけに、ちょいとグダグダ過ぎやしませんか? 良いんかそんなで?」
エヴァン観たいので、もう帰って良いでしょうか?
――――――――――
またしても中二病ってやつは。
今回は俺がオコです、メタにオコです。
「前話よりだいぶ時間が空いたから。それはつまり時効よ」
真野氏。そっぽを向いてムスッです。話数的に久し振りにムスッです。
「真野氏。そのメタな理由で、俺が納得するとでも?」
だがしかし、俺は負けない。
メガネ、クィッ! と、反論するも。
「はぁ? アンタ、馬鹿ァ? 私は魔王。つまり世界のルールは私。それで良いのよ」
真野氏。両腰に手を添え、たわわを強調してのアンタ、馬鹿ァを披露します。いつ着替えたのか真紅のプラグなんちゃらにお召し替えになってのアンタ、馬鹿ァを披露です。
どんだけエヴァン映画公開万歳ですか。
「真野氏。キャラデザが似てるのを良いことに、エヴァン映画公開万歳で眼帯ツンデレを真似るのは良いですが、その言い草はないかと」
絵面などはないですが、色々と酷使してる真野氏ですので。
「い、良いのよ。私は魔王だから」「御意」
真野氏。いつの間にか四つん這いの姿勢で置物と化していた執事さんを容赦なく片足で踏みつつ、たわわの前で腕を組んでのフンッです。プラグなんちゃらのボディライン浮き彫りのコスプレ姿の所為で、良い感じに輪郭が浮き彫りのたわわをめっさ強調する凶悪なあざとさでフンッです。オタクな男子高校生的に耐え難し迫力のフンッです。
逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ……何から逃げちゃダメなのかは、一切、追求しないように。
「真野氏。魔王を便利に使わないで下さい。久し振りに続き書いてる筆者さん、たぶん頭を抱えて悶え苦しんでますよ? その証拠に新しい軍物? またそんななんか難しいのにトライして、無駄に晒し始めましたし」
メガネ、クィッ! と叱責するも。
「そんな暇あったら続き早よ書けよって、コアな読者代表で言ってやるわ。それにいつも通りに底辺爆走して直ぐ飽きるわよ。無駄に格好つけての英語表記の表題だし。解り易く日本語で書けっての」
真野氏。ここじゃない何処かに向けて、暴言を吐くフンッです。しかもかなり的を射てて、俺も微妙に同意せざるを得ないフンッです。
「真野氏。もう半分以上メタな漫才ですよ。とにかく続き始めましょうよ」
このままではミイラですか? と、呪いの三輪車なノリまんまになってしまうので、メガネ、クィッ! っと面舵おっぱ――ゲフンゲフン。いっぱいと強制的に軌道修正を敢行。
「――そうね。カミングアウトするけど、私が真野真央なのか真の魔王なのかを曖昧にしてる理由は、ミステリアスな立ち位置でのヒロインやっつけてるからなのよ、実際。だから私の魔法はね、この世界では使えないのよ。正しくは“ 使ってしまったら物語が終わるから、使えないことにして使わない。 ”なのよね。おわかり?」
真野氏。全く本筋に戻す気皆無でのおわかり頂きましたー。大袈裟に両腕を広げてのたわわドンッ! と不敵な微笑みでフッの組み合わせでおわかり頂きましたー。
くっ……このままでは埒が明きません。
物語的にもあきません……って、駄洒落ってる場合ではなく。
「真野氏。とにかく意図は理解しました。ですが……俺が言うのもなんですけど、ぼちぼち真面目に続けて頂けません? 作中のヒロインに媚びると言うのは、筆者さんも色々と辛いと思うので。最悪、ヒロイン降板されても知りませんよ? 何処ぞの培養液にスペア浮いてて、一斉に笑いかけられるホラーかもですよ?」
意味もなく床に両肘をつき、組んだ手に顎を載せてのメガネ、クィッ! 言動をゲンドウっぽくエヴァンネタからのテコ入れを匂わせつつメガネ、キラッ!
俺のメガネの下は、ちゃんと人の目が二つあるのでご安心下さい。
意味不明でしたら、エヴァンの映画本編か宣伝トレーラーをご覧下さい。
「――う。それは困るかも」
真野氏。やや困惑気味にウッです。たぶん劇中のシーンを想像してのウッです。
丁度、その時――。
「ふふふ……残念だけど、手遅れですわ!」
両開きの扉がバーンと徐に開け放たれ、登場する誰か。
「「何奴⁉︎」」
真野氏。何奴って……。
「「曲者だ、であえい」」
執事さんは悪魔――ゲフンゲフン。時代劇の悪代官かよ。
「アタシ? ――なんだろうね?」
おーい。質問を質問で返さない。
「思いつきで生まれた? 通りすがりで単なる当て馬モブ的? そんな筆者の使徒たる女勇者よ?」
自称、通りすがりの女勇者氏。両の手を打ちハッです。疑問符てんこ盛りで口上を吐いてのハッです。
「女勇者氏。自分で言ってて悲しくないですか? 今回はどこまでもエヴァンネタですか? 映画公開がよっぽど嬉しいんですか? 主題歌いたく気に入ったんですか?」
メガネ、クイッ! とツッコミついでに推しておく。
「大丈夫、勇者だから」
何が大丈夫なのでしょう。
「女勇者氏。貴女も勇者を便利に使わないで下さい。しかもその格好は?」
目の前に現れた自称、女勇者氏。どう見てもただのスク水を着てるだけのご学友。しかも留学生っぽい外国の美人。
そして洗濯板な胸元には「1ーA ユウシヤ」とカタカナで痛々しく書かれ、スイミングキャップ、ゴーグル付きです。
授業、或いはクラブ活動を抜けてきたとかでしょうか?
そしてあんな格好が普通だと、そう思わされてでもいるのでしょうか?
俺はメガネ、ウムムッっと、虐めを疑います。
「魔王、アタシと勝負すると良いのよ! 昨今流行りのデスゲームで!」
女勇者氏。真野氏にビシっと指差して、流暢な日本語で高らかに宣言。
「女勇者氏。とりまブーム過ぎてます」
メガネ、ズリッと、一応、ツッコまざるを得ない。
「大丈夫、勇者だから」
自信満々にサムズアップでの笑顔、キラッ!
だから……何が大丈夫なのでしょう。
「良いわ。受けて立つ!」
真野氏。再び四つん這いの姿勢で置物と化す執事さんを容赦なく片足で踏みつつフンッです。そしてたわわの前で腕を組んでのフンッです。そこで俺を指差し――。
「――この暗黒騎士が」
俺かよっ⁉︎ しれっと振らないで頂きたい!
「では……準備を進めます。――で・す・が! なんと言うことでしょうか! 字数が二千文字を超え、三千文字に届きそうです! ですので次話まで暫しお待ちを」
四つん這いの姿勢で踏まれたままだ言うに、器用にも執事然とした見事な所作で傅く。
――って、どこまでもメタネタかよ。
「皆さん、久し振りに短時間かつノリで書かれた話しだけに、ちょいとグダグダ過ぎやしませんか? 良いんかそんなで?」
エヴァン観たいので、もう帰って良いでしょうか?
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またしても中二病ってやつは。
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