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俺はマスター
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山谷の社長が「マスター連れてきたよ、俺の幼馴染。」「ありがとうございます。いいですね、幼馴染」「女房よりも長く付き合ってる仲間だから」みんな笑っていた。連れてきた3人は、水道設備、電気屋、土木と、みんなそれぞれ独立しているらしい。若社長のあつまりみたいですね、と俺が言ったら、一人の色白が、「俺は社長じゃないですよ、兄貴社長」「でも雄太専務だろ」山谷さんがすかさずそう言った。女の子たちが間に入ってみんな楽しく飲んでいる。カウンターでつまらなそうな林のじーさんが、俺に大学時代の話を回りくどく話してきた。俺はつまみを作りながら、相槌をうっている。めんどくさいが、今日は、女の子たちが、山谷さんの席で接待しているから、林のじーさんもつまらないのだろう。賢いれいちゃんは、この先、お客さんになるであろう3人の幼馴染みに、名刺をもらっていた。りなちゃんは、やまゆうー。やまゆうーと、そばにいた。れいちゃんが名刺いただきました。とカウンターに置いていった。新しいお客さんの時は、名刺をもらったら、名前を覚えるために、裏に特徴を、かきこんでいる。それは、俺の仕事なんだけど。名刺を見た。岡山か、は?これなに、加藤設備工業株式会社 専務取締役 加藤雄太え?俺は心臓がくるしく、息ができない。パニックが起きた。林のじーさんが、「マスター大丈夫か、外で少やすんでこいよ」と言ってくれた。「寝不足で体調わるくて」といって外にでた。パニックは、少ししたらおさまるが、おさまるまでがきつい。加藤雄太まさか、ありえない。同姓同名なだけだ。だって雄太...。息が落ちつき始めた。汗が凄い。髪の毛が汗でびしょびしょで、シャツの首まで濡れている。深呼吸して、店にもどった。林じーさんは、目で合図して無理するなといった。山谷さんたちは、飲んでカラオケを歌い同級生どうしで、さわぎまくっていた。楽しそうだ。カレンが林のじーさんの横に座り、「マスターやまゆうが呼んでますよ」といった。俺は彼らの席に行って座った。「楽しそうで、同級生はいいですよね」俺はみんなと乾杯した。みんなかなり酔っている。携帯が鳴っている。雄太が、急いで外出て行った。のこりの3人が目を合わせて大笑いしてる。「かーちゃんからだよな」「あいつのカーちゃん心配性だから」「そりゃ心配するさ」俺は不思議そうに見ていたのか山谷さんが、「あいつ色々むかしあったから、かーちゃんは今でも心配してるんですよ」といった。「羨ましいですね、俺なんてもう母親亡くなってるし」咄嗟にまた嘘をついた。なぜだかわからないが。雄太がもどった、「彼女からか?」みんながからかっている。雄太は、笑いながら、いつもの彼女だよといった。俺は何も考えられず、席をたった。俺はだれだ?そして雄太、かーちゃん。まさか、そんな、赤いライト、包丁を振り回す俺、野次馬、まさか、俺はまた、パニックが起きた。外にでて、休んでいた。店に戻る と何事もなかったようにカウンターにはいり、グラスの山を洗った。そう、今俺はマスターなんだ。それが真実。そう思いながら、山谷さんの席を見つめた。女の子たちと、騒いでる。そう、俺はマスター。みんなが楽しんでいたら、俺はマスターの着ぐるみを、着続ける。俺は雄太さんが歌っているのを、手拍子や、掛け声で、盛り上げた。カレンが「マスター今日乗ってるー」とホローした、いつもナイスホローだな。12時「マスタータクシー」と山谷さんが言った。今日はどの店も忙しいのかタクシーに繋がらない。歩いて帰るには遠すぎるらしく、こまっていた。仲間の一人が酔っぱらってねこんでしまった。1時間くらいして、やっとタクシーが来た。みんなで仲間を抱えてタクシーに乗った。「マスター楽しかった。また来ます」山谷さんが言った。「俺たち仕事終わるまでビジネスホテルにいるから、また、マスターのおつまみたべにきます。うまかっから」と雄太くんが言った。「来る時は連絡ください。外食ばかりじゃあきるから、なにか、家庭料理でもつくりますから」と俺は言った。笑顔でみんな帰っていった。不思議だ。俺はどうしても雄太くんに言いたいことがあった。でも言えない、言っちゃいけないきがした。
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