491 / 600
第二十二章 コーラル〜海の人形〜
第474話 移送
しおりを挟む
黒塗りのリムジン車が、公道を走る。ドイツ南部に向けて、真っ直ぐに。
否。黒塗りのリムジン車に見えるそれは、実際の所、国連軍所有のVIP用装甲車両であった。
外装の塗装は艶のない黒で統一され、ハメ殺しの車窓は完全にスモークがかけられ、外から中の様子を覗くことはおろか、内部から外の景色を確認することすらできない。
まさしく、密閉された「移動する監禁室」だった。
その後部座席。長椅子の一端に座らされたクララは、居心地悪そうに身を縮めていた。
手は膝の上にきちんと置かれているが、指先には明らかに力が籠っている。視線を動かすたび、軍人の硬質な横顔に目が触れ、瞬時に逸らしてしまう。
空気は重く、話し声どころか呼吸音すら憚られるような沈黙が支配していた。
そんな中、彼女の隣に座るクロロメタンはまるで対照的だった。
足を組み、背凭れに全体重を預け、指先で暇そうに髪をいじっている。
場違いなほどリラックスしたその様子に、クララは内心で何度も「何故この人は平気でいられるのだろう」と問いかけていた。
対面の座席には、モスグリーンの軍服を着た軍人が3人。
二の腕の袖には、世界地図とオリーブを組み合わせた国連の紋章。その上には、アルファベットの『A』が重ねられている。
国連上層部――国連警察所属の司令官『アダマス』の、私兵部隊。
全員が無言で、かつ無表情。
手元に置かれた端末や通信機に断続的に目を通すばかりで、クララには一切の関心を向けようとしない。
「あ、あのぅ」
その圧迫感に耐えかねて、ついにクララが口を開いた。
尤も声は控えめで、緊張に震えているが。
「マイクさんとビリーさんが乗車しないまま、発車してしまいましたが……。いつ、お会いできますでしょうか?」
返答は、返ってこなかった。
ただ、正面の軍人の一人が微かに顔を動かし、無表情のまま、彼女を一瞥するだけだ。
(ど、どうして、こうなってしまったのでしょうか……?)
クララは膝の上に置いた手を握り締めながら、ここに至るまでの経緯を思い返す。
つい先程まで、クララは多目的ホールで懸命に救命活動に励んでいた。菌床の死滅という吉報が届いた後も、運び込まれてくる重傷者たちの姿を前に、喜びや安堵を感じる余裕などあるはずもなく、一人でも助けようと奔走をしていた。
そこへ現れたのが、今、目の前に座っている軍人達だった。
彼らは静かな口調で、「後の処置は現地の医師に任せてほしい」と告げ、クララに「帰還の準備を」と促した。
クララはアメリカから来た、学会参加者の一人でしかない身。非常事態にここまで関わる事など、想定はされていない。マイク達に警護を要請した通り、そろそろ合流した方が彼らも安心するだろうと、素直に頷いた。
装甲車へと案内された時も、来た時と同じように黒塗りのリムジンだった為、深く考えなかった。
これが最初から用意されていた帰路なのだと、そう思い込んでいた。
だが車に乗り込んで初めて、クララは違和感に気付いた。
マイクも、ビリーもいなかった。
説明も、同行もないまま、扉は閉まり――車は、走り出してしまった。
(そういえば、この車には外装にアルファベットの『A』が描かれていましたわね。目の前の方々の軍服と、同じように)
この車は、マイクが用意してくれたアメリカ支部の車ではない。
理解した瞬間、クララの胸に冷たい何かがすっと差し込んだ。
明かされない行き先。理由もなく閉じ込められる密室。
その全てが、クララの理性を蝕んでいく。
「震えているな、星の乙女よ。肌寒いのか?」
すると萎縮しているクララを見たクロロメタンが、おっとりとした声音で話しかけてきた。
「さ、寒くはありませんわ。でも、その、不安ではなくって?」
「何が?」
「何処に向かっているのかも、わからないのですわよ!?」
不安と混乱がせり上がり、クララの言葉が一気に溢れ出す。
「貴方もクスシと離れてしまうのは問題でなくって!? 先程、通話なされていたフリッツさん、とても慌てた様子でしたわよ!?」
ついに声を荒げてしまうクララ。けれどクロロメタンは相変わらず、微笑の輪郭すら崩さない。
クララに続き乗車して来た時も、クロロメタンはやけに悠々としていた。
クララがこの私兵部隊に連れられ、そっとホールを後にした時、クロロメタンは何故か後を付けてきたのだが、その尾行――本人曰く「ただの見送り」――に気付いた軍人の一人に、「ウミヘビか? ならば、お前も乗れ」と問答無用に乗車を命じられた。
にも関わらず、彼はろくな抵抗もしていなかった。
「そう言われてもな。我は人間に逆らう事は許されぬ身、命じられたら従う他ない」
どこか他人事のように、クロロメタンは肩を竦めてみせる。
「此度は珍しく、病棟敷地内ならば自由が効く条件下だった故、星の乙女の輝きをこの目に納めておこうと行動した結果、このような顛末が待っているとはな。いやはや、星の巡りは読めぬものよ。ははは」
「あの、さっきから気になっていたのですけれど……」
ホールに居た時も車内に居る時も、度々交わされていたキーワード。
「貴方は、人間とは違う……?」
『ウミヘビ』と呼ばれる、毒を操る彼らの事を、クララは知らなかった。
「そなたは知らなんだか。されど我の仔細は機密。どう説明したものか……」
――キッ
クロロメタンが逡巡している間に、車が停まる。
それと同時に、無言の圧で軍人たちが下車を促してきた。解放された訳でも、目的地に着いたわけではない。
外には更に大きな装甲車が横付けされていて、そこへと“移送”されるらしい。
厳重すぎる警備態勢。逃げる隙など最初からない。クララは観念して次の車両へと足を運んだ。続いて、クロロメタンも悠然と歩み出る。
そして、新たな装甲車の扉が開いた瞬間。
「ワオ! クロロメタンも来ちゃったんだっ!」
飛び出してきた、場違いなほど明るい声。
声の主は、甘いマスクという表現がしっくりくる美青年だった。その隣には、細縁眼鏡をかけたやや不機嫌そうな青年が座っており、顔をしかめたまま背凭れに身を沈めている。そして眼鏡の彼もまた、非常に整った容姿をしていた。
「トルエン、クレゾール。このような場で邂逅するとは。やはり星の巡りは読めぬな」
「面白いよねー! 車旅っ!」
「……僕は今すぐ帰りたいんだけど? 抽射器どころか本まで没収されたし……」
和気藹々(一人不満げだが)と話しながら、クロロメタンは美青年達の隣に腰を下ろす。
整いすぎた容姿の3人が並ぶ姿は、どこか現実感に欠け、まるで神話の一場面のようだ。人間離れした美貌と空気感が、目の前にあるのに遠い。
クララは思わずたじろぎ、視線を逸らすと、向かい側の座席に目をやった。せめて少しでも落ち着ける場所を、と。
だがそこで目に入ったのは――ミシェルとジョン。
医療業界の最前線でその名を轟かせる2人が、揃って並んで座っている。
あまりにも唐突で、現実感のない光景にクララは一瞬思考が止まった。
(な、何故お二人が……!?)
浮世離れした美貌を持つウミヘビ3人組に、医学界の怪物2人。
その間に挟まれる形で、自分は――
(……降りたいですわぁ~っ!)
クララの内心は、ただひたすらに叫んでいた。
場所も立場もよくわからないこの空間が、彼女にとっては地上で最も「居心地の悪い場所」と化していた。
◇
「どうなっている……! クララ院長の護衛を務めていたマイク達が、クララ院長の行方を知らないだと!?」
「ただ事じゃないね。これじゃあクロロメタンが何処に行ったのか、全く掴めない」
通話越しの様子から、マイクはクララが既にベルリンを離れた事も知らない様子だった。
マイクと連絡が付きさえすれば、クロロメタンは戻ってくる。その希望的観測は早々に打ち砕かれてしまった。
想定外の事態に、フリッツは肩を落とし項垂れる。
「ごめんね、ユストゥス。僕が彼の勝手を許してしまったから……」
「私も幾度かウミヘビに単独行動を許した、責められはしない。それにクロロメタンは規則に従順なウミヘビだ、まさか逃走まがいの事をするなど、誰が想像できよう」
「それでも、これは彼を御し切れなかった、僕の責任だ。ラボに連絡しないと」
気落ちするのも程々に、フリッツは迅速に異常事態を伝達しようと、握ったままだった携帯端末へ視線を落とし、
硬直した。
「……ねぇ、ユストゥス」
暫しの間を置いて、彼は絞り出すように声を出し、
「ラボが、アバトン、が……」
途切れ途切れに、異常事態を伝達する。
自分達の拠点、帰る場所たる人工島アバトンが――菌床に侵蝕された、と。
▼△▼
次章より『失楽園』、開幕。
ここまでお読みいただき誠にありがとうございます。
『コーラル ~海の人形~』、これにて完結です。
ちなみにコーラル(珊瑚)のギリシャ語の語源『海の人形』から来ているそうですよ。ネット曰く。裏を取りたいんですがどこかの書籍に載っていないかしら?
そして本章、あちらこちらで戦闘が勃発し、書くのに苦労した章でした。戦闘描写苦手なのにどうして皆んな大暴れするのか……。
そして所長は登場しなかったよ。戦闘の決着まで大分長引いてしまいそれどころではなかったよ。
次章には登場してくれ~! あと今回一切登場していないモーズも次章には出る、はず。
多分。恐らく。ぱはっぷすめいびー。お楽しみに!
もしも面白いと思ってくださいましたらフォローや応援、コメントよろしくお願いします。
励みになります。
否。黒塗りのリムジン車に見えるそれは、実際の所、国連軍所有のVIP用装甲車両であった。
外装の塗装は艶のない黒で統一され、ハメ殺しの車窓は完全にスモークがかけられ、外から中の様子を覗くことはおろか、内部から外の景色を確認することすらできない。
まさしく、密閉された「移動する監禁室」だった。
その後部座席。長椅子の一端に座らされたクララは、居心地悪そうに身を縮めていた。
手は膝の上にきちんと置かれているが、指先には明らかに力が籠っている。視線を動かすたび、軍人の硬質な横顔に目が触れ、瞬時に逸らしてしまう。
空気は重く、話し声どころか呼吸音すら憚られるような沈黙が支配していた。
そんな中、彼女の隣に座るクロロメタンはまるで対照的だった。
足を組み、背凭れに全体重を預け、指先で暇そうに髪をいじっている。
場違いなほどリラックスしたその様子に、クララは内心で何度も「何故この人は平気でいられるのだろう」と問いかけていた。
対面の座席には、モスグリーンの軍服を着た軍人が3人。
二の腕の袖には、世界地図とオリーブを組み合わせた国連の紋章。その上には、アルファベットの『A』が重ねられている。
国連上層部――国連警察所属の司令官『アダマス』の、私兵部隊。
全員が無言で、かつ無表情。
手元に置かれた端末や通信機に断続的に目を通すばかりで、クララには一切の関心を向けようとしない。
「あ、あのぅ」
その圧迫感に耐えかねて、ついにクララが口を開いた。
尤も声は控えめで、緊張に震えているが。
「マイクさんとビリーさんが乗車しないまま、発車してしまいましたが……。いつ、お会いできますでしょうか?」
返答は、返ってこなかった。
ただ、正面の軍人の一人が微かに顔を動かし、無表情のまま、彼女を一瞥するだけだ。
(ど、どうして、こうなってしまったのでしょうか……?)
クララは膝の上に置いた手を握り締めながら、ここに至るまでの経緯を思い返す。
つい先程まで、クララは多目的ホールで懸命に救命活動に励んでいた。菌床の死滅という吉報が届いた後も、運び込まれてくる重傷者たちの姿を前に、喜びや安堵を感じる余裕などあるはずもなく、一人でも助けようと奔走をしていた。
そこへ現れたのが、今、目の前に座っている軍人達だった。
彼らは静かな口調で、「後の処置は現地の医師に任せてほしい」と告げ、クララに「帰還の準備を」と促した。
クララはアメリカから来た、学会参加者の一人でしかない身。非常事態にここまで関わる事など、想定はされていない。マイク達に警護を要請した通り、そろそろ合流した方が彼らも安心するだろうと、素直に頷いた。
装甲車へと案内された時も、来た時と同じように黒塗りのリムジンだった為、深く考えなかった。
これが最初から用意されていた帰路なのだと、そう思い込んでいた。
だが車に乗り込んで初めて、クララは違和感に気付いた。
マイクも、ビリーもいなかった。
説明も、同行もないまま、扉は閉まり――車は、走り出してしまった。
(そういえば、この車には外装にアルファベットの『A』が描かれていましたわね。目の前の方々の軍服と、同じように)
この車は、マイクが用意してくれたアメリカ支部の車ではない。
理解した瞬間、クララの胸に冷たい何かがすっと差し込んだ。
明かされない行き先。理由もなく閉じ込められる密室。
その全てが、クララの理性を蝕んでいく。
「震えているな、星の乙女よ。肌寒いのか?」
すると萎縮しているクララを見たクロロメタンが、おっとりとした声音で話しかけてきた。
「さ、寒くはありませんわ。でも、その、不安ではなくって?」
「何が?」
「何処に向かっているのかも、わからないのですわよ!?」
不安と混乱がせり上がり、クララの言葉が一気に溢れ出す。
「貴方もクスシと離れてしまうのは問題でなくって!? 先程、通話なされていたフリッツさん、とても慌てた様子でしたわよ!?」
ついに声を荒げてしまうクララ。けれどクロロメタンは相変わらず、微笑の輪郭すら崩さない。
クララに続き乗車して来た時も、クロロメタンはやけに悠々としていた。
クララがこの私兵部隊に連れられ、そっとホールを後にした時、クロロメタンは何故か後を付けてきたのだが、その尾行――本人曰く「ただの見送り」――に気付いた軍人の一人に、「ウミヘビか? ならば、お前も乗れ」と問答無用に乗車を命じられた。
にも関わらず、彼はろくな抵抗もしていなかった。
「そう言われてもな。我は人間に逆らう事は許されぬ身、命じられたら従う他ない」
どこか他人事のように、クロロメタンは肩を竦めてみせる。
「此度は珍しく、病棟敷地内ならば自由が効く条件下だった故、星の乙女の輝きをこの目に納めておこうと行動した結果、このような顛末が待っているとはな。いやはや、星の巡りは読めぬものよ。ははは」
「あの、さっきから気になっていたのですけれど……」
ホールに居た時も車内に居る時も、度々交わされていたキーワード。
「貴方は、人間とは違う……?」
『ウミヘビ』と呼ばれる、毒を操る彼らの事を、クララは知らなかった。
「そなたは知らなんだか。されど我の仔細は機密。どう説明したものか……」
――キッ
クロロメタンが逡巡している間に、車が停まる。
それと同時に、無言の圧で軍人たちが下車を促してきた。解放された訳でも、目的地に着いたわけではない。
外には更に大きな装甲車が横付けされていて、そこへと“移送”されるらしい。
厳重すぎる警備態勢。逃げる隙など最初からない。クララは観念して次の車両へと足を運んだ。続いて、クロロメタンも悠然と歩み出る。
そして、新たな装甲車の扉が開いた瞬間。
「ワオ! クロロメタンも来ちゃったんだっ!」
飛び出してきた、場違いなほど明るい声。
声の主は、甘いマスクという表現がしっくりくる美青年だった。その隣には、細縁眼鏡をかけたやや不機嫌そうな青年が座っており、顔をしかめたまま背凭れに身を沈めている。そして眼鏡の彼もまた、非常に整った容姿をしていた。
「トルエン、クレゾール。このような場で邂逅するとは。やはり星の巡りは読めぬな」
「面白いよねー! 車旅っ!」
「……僕は今すぐ帰りたいんだけど? 抽射器どころか本まで没収されたし……」
和気藹々(一人不満げだが)と話しながら、クロロメタンは美青年達の隣に腰を下ろす。
整いすぎた容姿の3人が並ぶ姿は、どこか現実感に欠け、まるで神話の一場面のようだ。人間離れした美貌と空気感が、目の前にあるのに遠い。
クララは思わずたじろぎ、視線を逸らすと、向かい側の座席に目をやった。せめて少しでも落ち着ける場所を、と。
だがそこで目に入ったのは――ミシェルとジョン。
医療業界の最前線でその名を轟かせる2人が、揃って並んで座っている。
あまりにも唐突で、現実感のない光景にクララは一瞬思考が止まった。
(な、何故お二人が……!?)
浮世離れした美貌を持つウミヘビ3人組に、医学界の怪物2人。
その間に挟まれる形で、自分は――
(……降りたいですわぁ~っ!)
クララの内心は、ただひたすらに叫んでいた。
場所も立場もよくわからないこの空間が、彼女にとっては地上で最も「居心地の悪い場所」と化していた。
◇
「どうなっている……! クララ院長の護衛を務めていたマイク達が、クララ院長の行方を知らないだと!?」
「ただ事じゃないね。これじゃあクロロメタンが何処に行ったのか、全く掴めない」
通話越しの様子から、マイクはクララが既にベルリンを離れた事も知らない様子だった。
マイクと連絡が付きさえすれば、クロロメタンは戻ってくる。その希望的観測は早々に打ち砕かれてしまった。
想定外の事態に、フリッツは肩を落とし項垂れる。
「ごめんね、ユストゥス。僕が彼の勝手を許してしまったから……」
「私も幾度かウミヘビに単独行動を許した、責められはしない。それにクロロメタンは規則に従順なウミヘビだ、まさか逃走まがいの事をするなど、誰が想像できよう」
「それでも、これは彼を御し切れなかった、僕の責任だ。ラボに連絡しないと」
気落ちするのも程々に、フリッツは迅速に異常事態を伝達しようと、握ったままだった携帯端末へ視線を落とし、
硬直した。
「……ねぇ、ユストゥス」
暫しの間を置いて、彼は絞り出すように声を出し、
「ラボが、アバトン、が……」
途切れ途切れに、異常事態を伝達する。
自分達の拠点、帰る場所たる人工島アバトンが――菌床に侵蝕された、と。
▼△▼
次章より『失楽園』、開幕。
ここまでお読みいただき誠にありがとうございます。
『コーラル ~海の人形~』、これにて完結です。
ちなみにコーラル(珊瑚)のギリシャ語の語源『海の人形』から来ているそうですよ。ネット曰く。裏を取りたいんですがどこかの書籍に載っていないかしら?
そして本章、あちらこちらで戦闘が勃発し、書くのに苦労した章でした。戦闘描写苦手なのにどうして皆んな大暴れするのか……。
そして所長は登場しなかったよ。戦闘の決着まで大分長引いてしまいそれどころではなかったよ。
次章には登場してくれ~! あと今回一切登場していないモーズも次章には出る、はず。
多分。恐らく。ぱはっぷすめいびー。お楽しみに!
もしも面白いと思ってくださいましたらフォローや応援、コメントよろしくお願いします。
励みになります。
0
あなたにおすすめの小説
女神の白刃
玉椿 沢
ファンタジー
どこかの世界の、いつかの時代。
その世界の戦争は、ある遺跡群から出現した剣により、大きく姿を変えた。
女の身体を鞘とする剣は、魔力を収束、発振する兵器。
剣は瞬く間に戦を大戦へ進歩させた。数々の大戦を経た世界は、権威を西の皇帝が、権力を東の大帝が握る世になり、終息した。
大戦より数年後、まだ治まったとはいえない世界で、未だ剣士は剣を求め、奪い合っていた。
魔物が出ようと、町も村も知った事かと剣を求める愚かな世界で、赤茶けた大地を畑や町に、煤けた顔を笑顔に変えたいという脳天気な一団が現れる。
*表紙絵は五月七日ヤマネコさん(@yamanekolynx_2)の作品です*
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
神典日月神示 真実の物語
蔵屋
歴史・時代
私は二人の方々の神憑りについて、今から25年前にその真実を知りました。
この方たちのお名前は
大本開祖•出口なお(でぐちなお)、
神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)です。
この日月神示(ひつきしんじ)または日尽神示(ひつくしんじ)は、神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)に「国常立尊(国之常立神)という高級神霊からの神示を自動書記によって記述したとされる書物のことです。
昭和19年から27年(昭和23・26年も無し)に一連の神示が降り、6年後の昭和33、34年に補巻とする1巻、さらに2年後に8巻の神示が降りたとされています。
その書物を纏めた書類です。
この書類は神国日本の未来の預言書なのだ。
私はこの日月神示(ひつきしんじ)に出会い、研究し始めてもう25年になります。
日月神示が降ろされた場所は麻賀多神社(まかたじんじゃ)です。日月神示の最初の第一帖と第二帖は第二次世界大戦中の昭和19年6月10日に、この神社の社務所で岡本天明が神憑りに合い自動書記さされたのです。
殆どが漢数字、独特の記号、若干のかな文字が混じった文体で構成され、抽象的な絵のみで書記されている「巻」もあります。
本巻38巻と補巻1巻の計39巻が既に発表されているが、他にも、神霊より発表を禁じられている「巻」が13巻あり、天明はこの未発表のものについて昭和36年に「或る時期が来れば発表を許されるものか、許されないのか、現在の所では不明であります」と語っています。
日月神示は、その難解さから、書記した天明自身も当初は、ほとんど読むことが出来なかったが、仲間の神典研究家や霊能者達の協力などで少しずつ解読が進み、天明亡き後も妻である岡本三典(1917年〈大正6年〉11月9日 ~2009年〈平成21年〉6月23日)の努力により、現在では一部を除きかなりの部分が解読されたと言われているます。しかし、一方では神示の中に「この筆示は8通りに読めるのであるぞ」と書かれていることもあり、解読法の一つに成功したという認識が関係者の間では一般的です。
そのために、仮訳という副題を添えての発表もありました。
なお、原文を解読して漢字仮名交じり文に書き直されたものは、特に「ひふみ神示」または「一二三神示」と呼ばれています。
縄文人の祝詞に「ひふみ祝詞(のりと)」という祝詞の歌があります。
日月神示はその登場以来、関係者や一部専門家を除きほとんど知られていなかったが、1990年代の初め頃より神典研究家で翻訳家の中矢伸一の著作などにより広く一般にも知られるようになってきたと言われています。
この小説は真実の物語です。
「神典日月神示(しんてんひつきしんじ)真実の物語」
どうぞ、お楽しみ下さい。
『神知りて 人の幸せ 祈るのみ
神の伝えし 愛善の道』
初恋♡リベンジャーズ
遊馬友仁
青春
【第五部開始】
高校一年生の春休み直前、クラスメートの紅野アザミに告白し、華々しい玉砕を遂げた黒田竜司は、憂鬱な気持ちのまま、新学期を迎えていた。そんな竜司のクラスに、SNSなどでカリスマ的人気を誇る白草四葉が転入してきた。
眉目秀麗、容姿端麗、美の化身を具現化したような四葉は、性格も明るく、休み時間のたびに、竜司と親友の壮馬に気さくに話しかけてくるのだが――――――。
転入早々、竜司に絡みだす、彼女の真の目的とは!?
◯ンスタグラム、ユ◯チューブ、◯イッターなどを駆使して繰り広げられる、SNS世代の新感覚復讐系ラブコメディ、ここに開幕!
第二部からは、さらに登場人物たちも増え、コメディ要素が多めとなります(予定)
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
ネクスト・ステージ~チートなニートが迷宮探索。スキル【ドロップ★5】は、武器防具が装備不可!?
武蔵野純平
ファンタジー
現代ファンタジー(ローファンタジー)です。ニート主人公のスキルは【ドロップ★5】――ドロップ確率が大幅上昇し、ドロップアイテムの品質も大幅上昇するチートスキルだった。だが、剣や盾などの装備品が装備出来ない欠陥があり、攻撃力、防御力に問題を残す。
ダンジョン探索をする為に冒険者となりパーティーメンバーを募集するが、なぜか【ワケあり】女性ばかり集まってくる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる