28 / 62
愛人に子供ができたからと
4
しおりを挟む
杉本はるかの父は、ササキングのオリンポスヤマシタを敵対的企業買収すると発表したことに対して、ホワイトナイトとして名乗りを上げる。
オリンポスヤマシタ側から接触があり助けを求められたのである、はるかの父はそれに応じて、ホワイトナイトになる決意をする。
うまくいけば、オリンポスヤマシタを傘下にできるかもしれないから、前社長の山下美月は、業界では名だたるエンジニアで、その特許資産だけでもホワイトナイトと名乗るだけで充分採算が取れるというものだったから。
でも、父社長は、「ウチの娘はいずれ、山下美月を超える存在になる。」と信じている。
ただササキングよりも高い買い付け価格を提示しなければならないことが痛手と言えば、痛手である。予定外のM&Aになるから、臨時の役員会を招集することになり、当然、将来の社長候補のはるかも呼ばれる。
「オリンポスヤマシタに新株を発行してもらい、その株式すべてをウチに付与してもらいましょう。発行株式数を2倍にしてもらって、すべてをもらえれば、ウチの保有株式数は50%となり、後1%取得すれば、議決権の過半数を得られます。ササキングが現在保有している株式の割合が半分となるメリットがあります。その場合でも新株を引き受ける現金が必要となりますが、今メインバンクと調整中です。」
はるかが説明すると、役員たちの間にどよめきが起こる。
「あと考えられる方法は、山下美月の特許資産部分だけを独立させて、わが社が買い取る方法です。おそらくササキングは、特許資産目当てにオリンポスヤマシタをTOBしている者と思われることから、その部分をわが社が買い取れば、TOBを諦めるのではないかと思います。」
結局、最初の案の新株引受権が採用されることになり、メインバンクから融資を受ける。増資をすることで、既存の株主に対しての配慮も必要となる。
オリンポスヤマシタ側との交渉は、なぜかはるかが引き受けることになって、懐かしい山下家を訪れる。
肇ちゃんの好物のメロンと苺をもって、あいさつがてら行く。
玄関チャイムを鳴らして、引き戸を開くと懐かしい山下家のニオイ、小学生ぐらいの女の子が飛び出してきた、肇ちゃんは10年前に結婚して、友理奈ちゃんだったか?娘が一人いたんだっけ。ずいぶん大きくなったものね。と目を細めながら見ていると、その娘がいきなり
「ママ!美月ママでしょ?わたし、かおりなの。ママだって、すぐわかったわ。」
「かおり!スキーの時は、大変だったわね。寒かった?苦しかった?大丈夫?お友達と一緒にここに戻ったの?」
「いきなり、ドドってきたからビックリしたわ。でももう大丈夫、みんなと一緒に転生したけど年齢はバラバラになっちゃったわ。5歳ぐらいから15歳ぐらいまで、だからいろんな年齢の子とお友達よ。肇パパは、わたしがかおりだと知っているのよ。だから、きっとママのことも信じてくれるわ。」
その言葉通り、はるかは何も言わなくても、肇ちゃんは会った時からそわそわしている。
「あのぉ、大変失礼だとは思いますが、山下美月さんですか?」
やっぱりバレている。なぜわかったのかしらね。かおりといい、肇ちゃんといい。はるかは、黙って頷く。
「やっぱり、ニオイと雰囲気が一緒だったから。今は杉本はるかさんで、スギベンコーポレーションの杉本社長のお嬢さんですね。あのぉ……はるかさんは好きな人いますか?」
「いるわけないでしょ。前世旦那に殺されたのよ。」
「だったら、俺と結婚してください。TOBのことは、すべてお任せしますから。」
「それとこの話は、別物です。絶対、肇ちゃんと結婚する気なんてなれないわ!結婚話を持ち込んでくるのなら、このホワイトナイトの話は降りるわ。」
肇ちゃんの妻の智子さんは、ノイローゼで飲酒運転して外壁に激突死したのだが、その車に同乗していたのが友理奈ちゃん。かおりがスキー合宿に行く前日のことだったわ。
友理奈ちゃんは、助手席ではなく後部座席で寝ていたから、奇跡的に助かったと思っていたのだが、それにまさかかおりが乗り移ったことなんて、夢にも思っていなかったのだ。
肇ちゃんは、慌てて
「ごめん。ごめん。冗談だよ。ただ、友理奈がこれから難しい年頃になってくるから、いろいろ相談に乗ってほしいなぁと思っただけだよ。」
「それは、まぁ……、今日はビジネスの話しだからね。公私混同はダメです。」
「そういえば、康夫さんのカノジョ多田明子が、ササキングの重役秘書に収まったという噂がある。」
「それって、競業避止規定違反じゃない?どうするの?訴えるの?」
「あいつがべらべら会社内部のことを喋ったに違いない、あいつが就職してからのTOBだからな。今、弁護士と協議中だ。TOBが業務妨害になるか微妙なところだ。ただ会社の機密情報を売ったことは間違いないから、その線で告訴する方向で調整中。」
バカな女ね、康夫を誑し込んだばかりか、会社の機密情報まで売るなんて、あの女には、社会的に葬り去られなければ、気がつかないのだろう。
しばらくして、多田明子は、告訴され、逮捕されたのだが、山下康夫からレイプされ、ササキングの重役からセクハラやレイプをされたと訴え出るが、その訴えはことごとく退けられ、嘘つき毒婦という二つ名がつく、そしてもう二度とどこも就職先がなくなったのである。
結局、多額な賠償命令に、支払えるはずもなく命で支払ったのである。
ちょっと若くて、見目がいいだけで秘書になるから。秘書の仕事は労働基準法の対象外で、大変なのよ。玉の輿狙いで、秘書になるぐらいなら、お水のほうがよっぽど堅実なのである。
オリンポスヤマシタ側から接触があり助けを求められたのである、はるかの父はそれに応じて、ホワイトナイトになる決意をする。
うまくいけば、オリンポスヤマシタを傘下にできるかもしれないから、前社長の山下美月は、業界では名だたるエンジニアで、その特許資産だけでもホワイトナイトと名乗るだけで充分採算が取れるというものだったから。
でも、父社長は、「ウチの娘はいずれ、山下美月を超える存在になる。」と信じている。
ただササキングよりも高い買い付け価格を提示しなければならないことが痛手と言えば、痛手である。予定外のM&Aになるから、臨時の役員会を招集することになり、当然、将来の社長候補のはるかも呼ばれる。
「オリンポスヤマシタに新株を発行してもらい、その株式すべてをウチに付与してもらいましょう。発行株式数を2倍にしてもらって、すべてをもらえれば、ウチの保有株式数は50%となり、後1%取得すれば、議決権の過半数を得られます。ササキングが現在保有している株式の割合が半分となるメリットがあります。その場合でも新株を引き受ける現金が必要となりますが、今メインバンクと調整中です。」
はるかが説明すると、役員たちの間にどよめきが起こる。
「あと考えられる方法は、山下美月の特許資産部分だけを独立させて、わが社が買い取る方法です。おそらくササキングは、特許資産目当てにオリンポスヤマシタをTOBしている者と思われることから、その部分をわが社が買い取れば、TOBを諦めるのではないかと思います。」
結局、最初の案の新株引受権が採用されることになり、メインバンクから融資を受ける。増資をすることで、既存の株主に対しての配慮も必要となる。
オリンポスヤマシタ側との交渉は、なぜかはるかが引き受けることになって、懐かしい山下家を訪れる。
肇ちゃんの好物のメロンと苺をもって、あいさつがてら行く。
玄関チャイムを鳴らして、引き戸を開くと懐かしい山下家のニオイ、小学生ぐらいの女の子が飛び出してきた、肇ちゃんは10年前に結婚して、友理奈ちゃんだったか?娘が一人いたんだっけ。ずいぶん大きくなったものね。と目を細めながら見ていると、その娘がいきなり
「ママ!美月ママでしょ?わたし、かおりなの。ママだって、すぐわかったわ。」
「かおり!スキーの時は、大変だったわね。寒かった?苦しかった?大丈夫?お友達と一緒にここに戻ったの?」
「いきなり、ドドってきたからビックリしたわ。でももう大丈夫、みんなと一緒に転生したけど年齢はバラバラになっちゃったわ。5歳ぐらいから15歳ぐらいまで、だからいろんな年齢の子とお友達よ。肇パパは、わたしがかおりだと知っているのよ。だから、きっとママのことも信じてくれるわ。」
その言葉通り、はるかは何も言わなくても、肇ちゃんは会った時からそわそわしている。
「あのぉ、大変失礼だとは思いますが、山下美月さんですか?」
やっぱりバレている。なぜわかったのかしらね。かおりといい、肇ちゃんといい。はるかは、黙って頷く。
「やっぱり、ニオイと雰囲気が一緒だったから。今は杉本はるかさんで、スギベンコーポレーションの杉本社長のお嬢さんですね。あのぉ……はるかさんは好きな人いますか?」
「いるわけないでしょ。前世旦那に殺されたのよ。」
「だったら、俺と結婚してください。TOBのことは、すべてお任せしますから。」
「それとこの話は、別物です。絶対、肇ちゃんと結婚する気なんてなれないわ!結婚話を持ち込んでくるのなら、このホワイトナイトの話は降りるわ。」
肇ちゃんの妻の智子さんは、ノイローゼで飲酒運転して外壁に激突死したのだが、その車に同乗していたのが友理奈ちゃん。かおりがスキー合宿に行く前日のことだったわ。
友理奈ちゃんは、助手席ではなく後部座席で寝ていたから、奇跡的に助かったと思っていたのだが、それにまさかかおりが乗り移ったことなんて、夢にも思っていなかったのだ。
肇ちゃんは、慌てて
「ごめん。ごめん。冗談だよ。ただ、友理奈がこれから難しい年頃になってくるから、いろいろ相談に乗ってほしいなぁと思っただけだよ。」
「それは、まぁ……、今日はビジネスの話しだからね。公私混同はダメです。」
「そういえば、康夫さんのカノジョ多田明子が、ササキングの重役秘書に収まったという噂がある。」
「それって、競業避止規定違反じゃない?どうするの?訴えるの?」
「あいつがべらべら会社内部のことを喋ったに違いない、あいつが就職してからのTOBだからな。今、弁護士と協議中だ。TOBが業務妨害になるか微妙なところだ。ただ会社の機密情報を売ったことは間違いないから、その線で告訴する方向で調整中。」
バカな女ね、康夫を誑し込んだばかりか、会社の機密情報まで売るなんて、あの女には、社会的に葬り去られなければ、気がつかないのだろう。
しばらくして、多田明子は、告訴され、逮捕されたのだが、山下康夫からレイプされ、ササキングの重役からセクハラやレイプをされたと訴え出るが、その訴えはことごとく退けられ、嘘つき毒婦という二つ名がつく、そしてもう二度とどこも就職先がなくなったのである。
結局、多額な賠償命令に、支払えるはずもなく命で支払ったのである。
ちょっと若くて、見目がいいだけで秘書になるから。秘書の仕事は労働基準法の対象外で、大変なのよ。玉の輿狙いで、秘書になるぐらいなら、お水のほうがよっぽど堅実なのである。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
【完結】姉は聖女? ええ、でも私は白魔導士なので支援するぐらいしか取り柄がありません。
猫屋敷 むぎ
ファンタジー
誰もが憧れる勇者と最強の騎士が恋したのは聖女。それは私ではなく、姉でした。
復活した魔王に侯爵領を奪われ没落した私たち姉妹。そして、誰からも愛される姉アリシアは神の祝福を受け聖女となり、私セレナは支援魔法しか取り柄のない白魔導士のまま。
やがてヴァルミエール国王の王命により結成された勇者パーティは、
勇者、騎士、聖女、エルフの弓使い――そして“おまけ”の私。
過去の恋、未来の恋、政略婚に揺れ動く姉を見つめながら、ようやく私の役割を自覚し始めた頃――。
魔王城へと北上する魔王討伐軍と共に歩む勇者パーティは、
四人の魔将との邂逅、秘められた真実、そしてそれぞれの試練を迎え――。
輝く三人の恋と友情を“すぐ隣で見つめるだけ”の「聖女の妹」でしかなかった私。
けれど魔王討伐の旅路の中で、“仲間を支えるとは何か”に気付き、
やがて――“本当の自分”を見つけていく――。
そんな、ちょっぴり切ない恋と友情と姉妹愛、そして私の成長の物語です。
※本作の章構成:
第一章:アカデミー&聖女覚醒編
第二章:勇者パーティ結成&魔王討伐軍北上編
第三章:帰郷&魔将・魔王決戦編
※「小説家になろう」にも掲載(異世界転生・恋愛12位)
※ アルファポリス完結ファンタジー8位。応援ありがとうございます。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』
ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。
全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。
「私と、パーティを組んでくれませんか?」
これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる