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73パートナー
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それからエリオットは、スカイダウン家の専属設計技師となったのだ。
もう早起きして、礼拝堂の掃除もお祈りも読経もしなくて済むことに、感無量の様子。
それからは、どんな時でも行動を共にするようになった二人、なんといっても普通免許を持っていることが大きい。オートマではなく、ミッションカーを楽に乗りこなせる運転技術がオリヴィアの信頼を勝ち取った。
オリヴィアは、思い切って、隣国の砂漠の地下資源、石油について、言及すると
「ボーリング調査して、どれぐらいの産出量があるか調べれば、すぐわかるよ。」
なんと、頼もしいお返事にすっかり気をよくして、オリヴィアの異空間研究室を見せることにした。
ついでに、エリオットもその場所に、自分の仕事部屋が欲しいと言い出したので、ドラフターやパソコン、高精度の複合機などをそろえて、同じ空間で一緒に仕事をするようになった。
前世同じ大学の同級生で、それぞれ高校生の娘の乙女ゲームのせいで、同じ乙女ゲームの世界に転生してしまった二人。
死因は違うが、共通の秘密を分かち合えることから、二人の仲は一挙に進む。
ある時、前世神野が死ぬ前に持ち込んだオモチャを発見したエリオットは、ついに一線を越えてしまう。
どうしても、そのオモチャを見てからは、今まで抑えてきた感情が堰を切ってしまい、オリヴィアを押し倒してしまう。
前世おっさんでも、今世令嬢の聖女様は、男の力に抗うことができず、またもや深い仲に。
健康な若い男女であれば、いた仕方がないこと。
そのまま、二人はめくるめく快楽の海に溺れてしまう。さすがに、前世の自分と違い若いだけあって、エリオットは強い。
何度果てても萎えることはなく、オリヴィアを十分すぎるほど満足させてくれる。
そんな二人の様子を見て、ついにスカイダウン家は、正式に二人の婚約を認めたのである。
そうなれば、アンダルシア王家にゆかりのある者は黙っていない。
「あんなどこの馬の骨ともわからない奴に、国を渡せない。」
反対していた者が次々と謎の死を遂げる結果になろうとも、二人の愛は変わらない。
もう肉欲だけで、のぼせ上っている。
最初は、指で、舌で、オモチャで、そのうち熱い肉棒で、オリヴィアは完全にノックアウトされたが、もうエリオットを手放すことなど事実上不可能になってしまった。
それはオリヴィアのカラダだけでなく、砂漠の地下資源、セメント材料、宝石鉱山、さらに温泉資源までエリオットの引いた図面を元に作業が進められている。
アンダルシアの領民の家の屋根には、すべて太陽光パネルが張られ、床暖房も今では、常識になってしまった。
アデセア国で、水車小屋、風車小屋で発電していた時よりもさらにエネルギー効率が良くなっている。
もう王として、王配として、誰からの信頼をも勝ち取っている。
それに般若心経を詠ませれば、司祭様より上手だから、文句のつけようがない。
一気に結婚話まで、進んだようだが、各国の王子は男妾でもいいからと粘ってくる。そんなにまでして、オリヴィアが欲しいわけではない。オリヴィアの持つ聖女様の肩書が欲しいだけ。
聖女様の夫になれば、開国以来の快挙だから。男妾と言いながら、夫になるのは自分でエリオットを男妾にするつもりなのだ。
そしてエリオットの持つ、特異な知識もうまくいけば、自国に引き寄せることができると計算してのこと。
だからアンダルシア王家の縁故者のように表立って、エリオットを非難しない。
あくまでも1か月交代で、オリヴィアを共有しようと提案してくるのである。オリヴィアを妊娠させた方が、王となり、妊娠させられなかった方は、王配としての役目を果たす。
オリヴィアは、子の母としての職務を全うする。という案だが、到底、オリヴィアの納得はない。
もう早起きして、礼拝堂の掃除もお祈りも読経もしなくて済むことに、感無量の様子。
それからは、どんな時でも行動を共にするようになった二人、なんといっても普通免許を持っていることが大きい。オートマではなく、ミッションカーを楽に乗りこなせる運転技術がオリヴィアの信頼を勝ち取った。
オリヴィアは、思い切って、隣国の砂漠の地下資源、石油について、言及すると
「ボーリング調査して、どれぐらいの産出量があるか調べれば、すぐわかるよ。」
なんと、頼もしいお返事にすっかり気をよくして、オリヴィアの異空間研究室を見せることにした。
ついでに、エリオットもその場所に、自分の仕事部屋が欲しいと言い出したので、ドラフターやパソコン、高精度の複合機などをそろえて、同じ空間で一緒に仕事をするようになった。
前世同じ大学の同級生で、それぞれ高校生の娘の乙女ゲームのせいで、同じ乙女ゲームの世界に転生してしまった二人。
死因は違うが、共通の秘密を分かち合えることから、二人の仲は一挙に進む。
ある時、前世神野が死ぬ前に持ち込んだオモチャを発見したエリオットは、ついに一線を越えてしまう。
どうしても、そのオモチャを見てからは、今まで抑えてきた感情が堰を切ってしまい、オリヴィアを押し倒してしまう。
前世おっさんでも、今世令嬢の聖女様は、男の力に抗うことができず、またもや深い仲に。
健康な若い男女であれば、いた仕方がないこと。
そのまま、二人はめくるめく快楽の海に溺れてしまう。さすがに、前世の自分と違い若いだけあって、エリオットは強い。
何度果てても萎えることはなく、オリヴィアを十分すぎるほど満足させてくれる。
そんな二人の様子を見て、ついにスカイダウン家は、正式に二人の婚約を認めたのである。
そうなれば、アンダルシア王家にゆかりのある者は黙っていない。
「あんなどこの馬の骨ともわからない奴に、国を渡せない。」
反対していた者が次々と謎の死を遂げる結果になろうとも、二人の愛は変わらない。
もう肉欲だけで、のぼせ上っている。
最初は、指で、舌で、オモチャで、そのうち熱い肉棒で、オリヴィアは完全にノックアウトされたが、もうエリオットを手放すことなど事実上不可能になってしまった。
それはオリヴィアのカラダだけでなく、砂漠の地下資源、セメント材料、宝石鉱山、さらに温泉資源までエリオットの引いた図面を元に作業が進められている。
アンダルシアの領民の家の屋根には、すべて太陽光パネルが張られ、床暖房も今では、常識になってしまった。
アデセア国で、水車小屋、風車小屋で発電していた時よりもさらにエネルギー効率が良くなっている。
もう王として、王配として、誰からの信頼をも勝ち取っている。
それに般若心経を詠ませれば、司祭様より上手だから、文句のつけようがない。
一気に結婚話まで、進んだようだが、各国の王子は男妾でもいいからと粘ってくる。そんなにまでして、オリヴィアが欲しいわけではない。オリヴィアの持つ聖女様の肩書が欲しいだけ。
聖女様の夫になれば、開国以来の快挙だから。男妾と言いながら、夫になるのは自分でエリオットを男妾にするつもりなのだ。
そしてエリオットの持つ、特異な知識もうまくいけば、自国に引き寄せることができると計算してのこと。
だからアンダルシア王家の縁故者のように表立って、エリオットを非難しない。
あくまでも1か月交代で、オリヴィアを共有しようと提案してくるのである。オリヴィアを妊娠させた方が、王となり、妊娠させられなかった方は、王配としての役目を果たす。
オリヴィアは、子の母としての職務を全うする。という案だが、到底、オリヴィアの納得はない。
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