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現世:カフェレストラン
27.精霊王デイジー視点
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俺の名前は、花の精霊王デイジー。
もう、何千年と生きているので、年齢を数える意味がなく何歳になるのか、わからないでいる。
もっとも、女神様も似たようなもので、俺が物心ついた時には、既に女神さまが当たり前のような顔をして君臨なさっていたのだから、俺よりも年上であることは間違いなさそうなんだけど、それを言うと女神さまは怒るから口を噤んでいる。
俺が覚えているのは、200年ぐらい前のことだったと思う。
女神さまは、人間界と神界を行ったり来たりなさることを楽しみとして見いだされ、人間界でイイ男を見つけると、嬉しそうに親友のアフロディーテ様に自慢をしていらしたと記憶している。
それが自慢のオトコを見つけ、いよいよというときに、その男を目の前で斬り殺され、瀕死になっているそのオトコの目の前で、他のオトコから手籠めに遭うという経験をなされてから、ご自分が女神であったことをお忘れになってしまわれ、以降、人間界の中で転生を繰り返されてしまっている。
人間のお姿の女神さまを見つけては、ご自分が女神さまだということを思い出してくださるように、わざと、目の前に現れ、不思議な力を披露するも、自分のことが女神さまだと気づかないでいらっしゃるアイリーン様は、ただ、「きゃっきゃ」と無邪気に喜んでいらっしゃるばかりになってしまう。
転生の神も、アイリーン様が自分で、女神さまだった頃の記憶を取り戻さなければ、輪廻転生の輪から抜け出すことは難しいと言い切られている。
それでアイリーン様が花の近くに来られた時を見計らって、お声がけしているのだが、一向に気づいてくださらない。アイリーン様の前世も前々世も、お声がけさせてもらったのだが……。
人間に手籠めにされると、女神さまでは受けるダメージが大きすぎるのだろうか?時々、半馬神のサファイアと、このままイイ男との出会いがなければ、荒療治で俺たちが人間に化身して、その姿で女神さまを抱くという計画をしていたのだ。
でも、それもシンイーが来てくれたおかげで、その心配はなくなる見込み。サファイアは少し不満そうにしているが、まさか半馬神の中で、女神さまを輪姦する気でもいたのだろうか?
神界では、よくあることだが、なんせ女神さまと言うのは、圧倒的に数が少ない。だから、いつでも、欲情した男神の餌食になられてしまう。
そして、輪姦する気がなくても、その気にさせた男神は、次々と別の男神を招き、みんなで女神さまを輪姦してしまうことなど日常茶飯事になっている。
女神さまも、一度カラダに点いた火を消すため、次々と男神に抱かれていく。人間は、神の世界と言うと清らかな世界と勘違いしているかもしれないが、案外、性に関しては奔放というか、淫らな世界で、ほとんどの神は裸体に布を纏っているだけの姿であるので、ポロリと見えてしまうことが多く、すぐに発情してしまうのだ。
神の中には、妻の部屋に鍵をかけ、自分以外の男神と情交させないように気をつけている神もいるが、たいていの神は自由を好み、誰とでもすぐ寝る。
よって、生まれてきた神の子は、誰の子かわからなくなり、神界で神の子として、大切に育てられる。それは、それでなかなかいいシステムだと思う。
だからこそ、人間の聖女様には、純潔を求めるという説もあるほど。人間の聖女が神と同じく淫らな存在であれば、その祈りは到底、神には届かないだろう。
アイリーンがステファニーを名乗っていた幼い頃、刺客から命を狙われることが相次いで起こったので、精霊たちに命じて、いつも女神さまの近くにフワフワと浮遊していた。ある時は女神さまを毒殺なさろうとスープに毒を仕込んでいたものを皿ごと浄化するも、間に合わず給仕の侍女の失態と見せかけて、その皿を落とさせ、女神さまの口に入らないように工夫。
次は庭で遊んでいらした女神さまを弓で射かけようとしていることが事前に分かったので、風の神と相談し、矢が放たれたと同時に風を起こし、あらぬ方向へ飛ぶようにしたのだ。
その後も、馬車が脱輪しかけた時、がけ下に転落しないように土の神に連絡し、ガードレールのようなものを急遽作り、転落しないように心掛けた。
あのクズ一家の中で、健やかに育ってこられたのは、ひとえに俺のおかげだということを女神さまは気づいていらっしゃらないが、それはそれで構わない。
今まで、さんざん神界でお世話になったのだから、少しは恩返しができたのでは?と思っている。
でも、いい加減に疲れた。だから、女神さまには今世限りで神界に戻ってきてもらいたいと本気で思っているからこそ、今世で何が何でも幸せを掴んでもらえるように頑張る。
もう、何千年と生きているので、年齢を数える意味がなく何歳になるのか、わからないでいる。
もっとも、女神様も似たようなもので、俺が物心ついた時には、既に女神さまが当たり前のような顔をして君臨なさっていたのだから、俺よりも年上であることは間違いなさそうなんだけど、それを言うと女神さまは怒るから口を噤んでいる。
俺が覚えているのは、200年ぐらい前のことだったと思う。
女神さまは、人間界と神界を行ったり来たりなさることを楽しみとして見いだされ、人間界でイイ男を見つけると、嬉しそうに親友のアフロディーテ様に自慢をしていらしたと記憶している。
それが自慢のオトコを見つけ、いよいよというときに、その男を目の前で斬り殺され、瀕死になっているそのオトコの目の前で、他のオトコから手籠めに遭うという経験をなされてから、ご自分が女神であったことをお忘れになってしまわれ、以降、人間界の中で転生を繰り返されてしまっている。
人間のお姿の女神さまを見つけては、ご自分が女神さまだということを思い出してくださるように、わざと、目の前に現れ、不思議な力を披露するも、自分のことが女神さまだと気づかないでいらっしゃるアイリーン様は、ただ、「きゃっきゃ」と無邪気に喜んでいらっしゃるばかりになってしまう。
転生の神も、アイリーン様が自分で、女神さまだった頃の記憶を取り戻さなければ、輪廻転生の輪から抜け出すことは難しいと言い切られている。
それでアイリーン様が花の近くに来られた時を見計らって、お声がけしているのだが、一向に気づいてくださらない。アイリーン様の前世も前々世も、お声がけさせてもらったのだが……。
人間に手籠めにされると、女神さまでは受けるダメージが大きすぎるのだろうか?時々、半馬神のサファイアと、このままイイ男との出会いがなければ、荒療治で俺たちが人間に化身して、その姿で女神さまを抱くという計画をしていたのだ。
でも、それもシンイーが来てくれたおかげで、その心配はなくなる見込み。サファイアは少し不満そうにしているが、まさか半馬神の中で、女神さまを輪姦する気でもいたのだろうか?
神界では、よくあることだが、なんせ女神さまと言うのは、圧倒的に数が少ない。だから、いつでも、欲情した男神の餌食になられてしまう。
そして、輪姦する気がなくても、その気にさせた男神は、次々と別の男神を招き、みんなで女神さまを輪姦してしまうことなど日常茶飯事になっている。
女神さまも、一度カラダに点いた火を消すため、次々と男神に抱かれていく。人間は、神の世界と言うと清らかな世界と勘違いしているかもしれないが、案外、性に関しては奔放というか、淫らな世界で、ほとんどの神は裸体に布を纏っているだけの姿であるので、ポロリと見えてしまうことが多く、すぐに発情してしまうのだ。
神の中には、妻の部屋に鍵をかけ、自分以外の男神と情交させないように気をつけている神もいるが、たいていの神は自由を好み、誰とでもすぐ寝る。
よって、生まれてきた神の子は、誰の子かわからなくなり、神界で神の子として、大切に育てられる。それは、それでなかなかいいシステムだと思う。
だからこそ、人間の聖女様には、純潔を求めるという説もあるほど。人間の聖女が神と同じく淫らな存在であれば、その祈りは到底、神には届かないだろう。
アイリーンがステファニーを名乗っていた幼い頃、刺客から命を狙われることが相次いで起こったので、精霊たちに命じて、いつも女神さまの近くにフワフワと浮遊していた。ある時は女神さまを毒殺なさろうとスープに毒を仕込んでいたものを皿ごと浄化するも、間に合わず給仕の侍女の失態と見せかけて、その皿を落とさせ、女神さまの口に入らないように工夫。
次は庭で遊んでいらした女神さまを弓で射かけようとしていることが事前に分かったので、風の神と相談し、矢が放たれたと同時に風を起こし、あらぬ方向へ飛ぶようにしたのだ。
その後も、馬車が脱輪しかけた時、がけ下に転落しないように土の神に連絡し、ガードレールのようなものを急遽作り、転落しないように心掛けた。
あのクズ一家の中で、健やかに育ってこられたのは、ひとえに俺のおかげだということを女神さまは気づいていらっしゃらないが、それはそれで構わない。
今まで、さんざん神界でお世話になったのだから、少しは恩返しができたのでは?と思っている。
でも、いい加減に疲れた。だから、女神さまには今世限りで神界に戻ってきてもらいたいと本気で思っているからこそ、今世で何が何でも幸せを掴んでもらえるように頑張る。
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