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番外編
4.挙式
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マクシミリアンとミッシェルは、水面下で、婚約することにして、とにかく一度もお試しをしないまま、結婚するつもりでいる。
夫婦というものは、子供を成すだけではない。お互いに助け合って、人生を豊かにしていけばいいのだからと言い聞かせ、結婚に踏み切る決意をする。
もし、初夜の時、ミッシェルにリングがなくても、また、あっても違う紋章入りかもしれないので、その時は、抱かずに寄り添うことだけをしようと約する。
一か八かの大勝負に出ることにして、結婚式にはベルミー国から、父だけが列席することになったのだ。
隠密裏の挙式であるため、派手なことは一切なく、ただ静かに目立たないようにだけを考えて、執り行われたのだ。
たまたま、結婚式を予定している日の3日前から雨が降り続き、雨の気配が二人の隠密裏を助長してくれているような気がして、それはそれで、よかったと思っていたが、結婚式の朝、ピーカンと晴れて、教会の上には見事な虹がかかる。
お天気ばかりは、仕方がないと諦め、ヴァージンロードを父と共に歩む。
そして、マクシミリアン様のところへ着くと、父は
「どうか、娘を頼む。」
マクシミリアン様に頭を下げてくれたのだ。
司祭様が神の言葉を述べられ、祝福を下さろうというときに、どういうわけか教会設置の水晶玉がやたらに反応する。
「一度、判定を受けてみますか?」
「いいえ。結構です。」
何度かの押し問答の後、渋々ながら、ミッシェルが水晶玉に手をかざすと王都民にまで、わかるぐらいの強い光が発せられたのだ。
こうして、聖女ミッシェルが誕生したわけだけど、神の前で誓った夫婦の契約がすべてに優先され、王族の第1権利は消滅した。
ミッシェルとしては、どっちでもよかったのだけど、ちょっぴり前の婚約者ダニエル・ベルミーに対して、ざまあみろという気分になる。
父は、ミッシェルが聖女様に覚醒したことをベルミー王に伝えるものかどうか、しばらく躊躇したけど、結局は報告し、隣国に嫁いだことの報告にかえたのだ。
ベルミー王は、激怒し、ダニエルを廃嫡し、男爵令嬢とともに、国外追放にしてしまったのだ。
「お前のせいで、みすみす我が国の聖女様を隣国へとられてしまったことの意味が分かるか!」
「父上!……ですが、ミッシェルを疎ましく思ってしまいました。もう一度、ミッシェルを取り戻せば、私の勘当を解いていただけますか?」
「ふん。そんなことできるはずもなかろう!バカも休み休み言え。」
ダニエル殿下は、その後すぐ、出国し、ミッシェルの行方を追う。
もう他人の妻になっているものを、どうやって奪い取るつもりなのか?リングの呪いがあることも知らずに、元は自分の婚約者だったのだからという気持ちでいるのだ。
その頃、シャルパンティア公爵もまた、宰相として、国王陛下に
「ウチの倅の嫁が聖女様に覚醒しましたことをご報告申し上げます。」
「なに!? それはまことか?大儀じゃ。しかし、その方の息子とすでに結婚しておるのなら、祭礼の時の出仕でかまわぬ。大事にいたせ。」
話は済んだかに、思えたのだが、学園で殿下の毒牙に引っかかってしまったのだ。
「ミッシェル嬢! いや、失礼、ミッシェル夫人と申した方がよろしいかな?」
「ごきげんよう。」
「ちょっと、隣国のダニエル殿のことで教えてもらいらいことがあるのだが、今は構わぬか?」
「はい。何でございましょうか?」
空き教室に連れ込まれた途端、殿下の側近に手足の自由を奪われ、拘束されてしまったのだ。
「きゃぁっ!何をなさいますか?おやめくださいませ。」
「おお!人妻のそのような顔、声、そそるものがあるのぉ。」
「よいではないか?減るものではないし、殿下をお慰めするのじゃ。」
「いやぁぁぁぁぁ。助けてぇぇぇぇぇぇ。」
「この部屋には防音魔法と隠ぺい魔法が仕掛けられておってな、いくら騒いでも無駄じゃ。」
筆頭公爵の息子アラミスの指をがぶりと噛む。
「い、痛っ。このアマ、俺の大事なゴールドフィンガーに何てことしてくれる。」
「いいね。その気性の荒いところ、俺様好みだ。おい!しっかり押さえつけろよ。」
強引に、ミッシェルの足を開かせる。目の前に金色のわっかが見えるが、
「?」
ズブリと挿し込もうとした瞬間、猛烈な痛みに襲われ、その場にしゃがみこんでしまう殿下。
「殿下?どうなさいましたか?」
アラミスも、殿下がどうなったか、わからずあられもない姿になっているミッシェルに覆いかぶさり、貫こうとした瞬間、猛烈な痛みに襲われ、その場にしゃがみこんでしまう。
騎士団長の息子カールも同様に、悶絶し、魔法師団長の息子アルブレヒトも、不思議に思いながらも、せっかくの上玉をみすみす無傷にするのは、あまりにも惜しいので、覆いかぶさり犯そうと試みると、激痛に襲われ、そのまま意識を手放したのだ。
その隙にミッシェルは衣服を整え、教室を飛び出し、マクシミリアンの腕の中で泣いた。
夫婦というものは、子供を成すだけではない。お互いに助け合って、人生を豊かにしていけばいいのだからと言い聞かせ、結婚に踏み切る決意をする。
もし、初夜の時、ミッシェルにリングがなくても、また、あっても違う紋章入りかもしれないので、その時は、抱かずに寄り添うことだけをしようと約する。
一か八かの大勝負に出ることにして、結婚式にはベルミー国から、父だけが列席することになったのだ。
隠密裏の挙式であるため、派手なことは一切なく、ただ静かに目立たないようにだけを考えて、執り行われたのだ。
たまたま、結婚式を予定している日の3日前から雨が降り続き、雨の気配が二人の隠密裏を助長してくれているような気がして、それはそれで、よかったと思っていたが、結婚式の朝、ピーカンと晴れて、教会の上には見事な虹がかかる。
お天気ばかりは、仕方がないと諦め、ヴァージンロードを父と共に歩む。
そして、マクシミリアン様のところへ着くと、父は
「どうか、娘を頼む。」
マクシミリアン様に頭を下げてくれたのだ。
司祭様が神の言葉を述べられ、祝福を下さろうというときに、どういうわけか教会設置の水晶玉がやたらに反応する。
「一度、判定を受けてみますか?」
「いいえ。結構です。」
何度かの押し問答の後、渋々ながら、ミッシェルが水晶玉に手をかざすと王都民にまで、わかるぐらいの強い光が発せられたのだ。
こうして、聖女ミッシェルが誕生したわけだけど、神の前で誓った夫婦の契約がすべてに優先され、王族の第1権利は消滅した。
ミッシェルとしては、どっちでもよかったのだけど、ちょっぴり前の婚約者ダニエル・ベルミーに対して、ざまあみろという気分になる。
父は、ミッシェルが聖女様に覚醒したことをベルミー王に伝えるものかどうか、しばらく躊躇したけど、結局は報告し、隣国に嫁いだことの報告にかえたのだ。
ベルミー王は、激怒し、ダニエルを廃嫡し、男爵令嬢とともに、国外追放にしてしまったのだ。
「お前のせいで、みすみす我が国の聖女様を隣国へとられてしまったことの意味が分かるか!」
「父上!……ですが、ミッシェルを疎ましく思ってしまいました。もう一度、ミッシェルを取り戻せば、私の勘当を解いていただけますか?」
「ふん。そんなことできるはずもなかろう!バカも休み休み言え。」
ダニエル殿下は、その後すぐ、出国し、ミッシェルの行方を追う。
もう他人の妻になっているものを、どうやって奪い取るつもりなのか?リングの呪いがあることも知らずに、元は自分の婚約者だったのだからという気持ちでいるのだ。
その頃、シャルパンティア公爵もまた、宰相として、国王陛下に
「ウチの倅の嫁が聖女様に覚醒しましたことをご報告申し上げます。」
「なに!? それはまことか?大儀じゃ。しかし、その方の息子とすでに結婚しておるのなら、祭礼の時の出仕でかまわぬ。大事にいたせ。」
話は済んだかに、思えたのだが、学園で殿下の毒牙に引っかかってしまったのだ。
「ミッシェル嬢! いや、失礼、ミッシェル夫人と申した方がよろしいかな?」
「ごきげんよう。」
「ちょっと、隣国のダニエル殿のことで教えてもらいらいことがあるのだが、今は構わぬか?」
「はい。何でございましょうか?」
空き教室に連れ込まれた途端、殿下の側近に手足の自由を奪われ、拘束されてしまったのだ。
「きゃぁっ!何をなさいますか?おやめくださいませ。」
「おお!人妻のそのような顔、声、そそるものがあるのぉ。」
「よいではないか?減るものではないし、殿下をお慰めするのじゃ。」
「いやぁぁぁぁぁ。助けてぇぇぇぇぇぇ。」
「この部屋には防音魔法と隠ぺい魔法が仕掛けられておってな、いくら騒いでも無駄じゃ。」
筆頭公爵の息子アラミスの指をがぶりと噛む。
「い、痛っ。このアマ、俺の大事なゴールドフィンガーに何てことしてくれる。」
「いいね。その気性の荒いところ、俺様好みだ。おい!しっかり押さえつけろよ。」
強引に、ミッシェルの足を開かせる。目の前に金色のわっかが見えるが、
「?」
ズブリと挿し込もうとした瞬間、猛烈な痛みに襲われ、その場にしゃがみこんでしまう殿下。
「殿下?どうなさいましたか?」
アラミスも、殿下がどうなったか、わからずあられもない姿になっているミッシェルに覆いかぶさり、貫こうとした瞬間、猛烈な痛みに襲われ、その場にしゃがみこんでしまう。
騎士団長の息子カールも同様に、悶絶し、魔法師団長の息子アルブレヒトも、不思議に思いながらも、せっかくの上玉をみすみす無傷にするのは、あまりにも惜しいので、覆いかぶさり犯そうと試みると、激痛に襲われ、そのまま意識を手放したのだ。
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