7 / 10
異変
しおりを挟む
外はだいぶ夜が明け始め、紅月も段々とその姿を隠そうとしていた。
「っと!」
空知の作り出した異空間で、一瞬にして支部署から外に移動した4人のうち、逢莉と由の2人は、地下鉄の駅が近くにある東新宿に辿り着く。
「馬場 圭子が犯行に及ぶのは、大半がこの辺りや。お前らはこの辺を重点に張り込んどってくれ」
異空間から東新宿駅前のバスプールに降り立った逢莉と由に、空知は異空間の中から言った。
「俺たちは念の為、新宿駅に張り込んどるから、なんやあったらすぐに連絡しろ」
そう言い空知と夏美は、再び異空間の入り口を閉じてその空間から消えていった。
「此処から出るバスの始発は、……6時10分。今、5時半だから、あと3、40分ね」
時刻表を見た逢莉が、自分の腕時計と照らし合わせる。
「ちなみに最終は?」
「夜23時10分」
「はちゃ~~っ、その16時間、張り込んでなきゃならないなんて、骨が折れるわねぇ~~」
ため息を吐いた由が脱力したようにベンチへ腰掛け、そんな彼に苦笑しつつ、逢莉も隣に座り宥めた。
「仕方ないでしょ。それが私たちの仕事なんだから」
「真面目ねぇ~、逢莉ちゃんは」
「由さんが不真面目なんでしょ」
アッサリと言い返す逢莉に、由は痛い事を言うわねぇと呟き天を仰ぐ。
背もたれに体を預け、夜明けの空を見上げながら、由はおどけながら言う。
「ま、確かに、あたしは昔から良い子ちゃんじゃなかったからねぇ~」
悪い子し過ぎたかしらと笑う彼に、逢莉が意地悪な微笑みで彼の過去を暴露した。
「かなりやり過ぎだったんじゃない? 元・暴走族『2nd・Season』のお兄さん」
「あー……ははは。逢莉ちゃんってば、辛口なんだから~」
乾いた声で笑う由だが、逢莉の言う通り、彼は関東で威力を膨大にした暴走族・『2nd・Season』の元・総長。今は、オネェ言葉のお馬鹿な変態オカマ野郎(知華&弥・談)だが、10年くらい前までは、多くの悪童の頂点に立つ存在だったのだ。そして、知華とも『2nd・Season』時代の仲間だったりするが、彼女の彼に対する態度はかなり雑である。
「……それにしても、馬場さんの娘さんは何が目的なのかしらね」
ふと真面目な表情に戻った逢莉が、頬杖をつきながら呟いた為、由も真面目に答えた。
「そうね。能力に溺れているのか、それとも何か理由があるのか……」
「馬場さんも思い詰めた事しなきゃいいけど」
支部を飛び出して行ったきりの馬場を按じた逢莉が呟く。
自分に厳しく当たりながらも、彼は娘に犯罪を犯させてしまったことに苦しんでるんじゃないだろうか。
「馬場ちゃんは突っ走り型だからねぇ。弥たちが見張ってるけど、馬場ちゃん、あれで結構能力では実力者だから、大丈夫かしら……」
馬場の能力は、黒狼使い。
自分の体内に黒狼を住まわせ操る能力だ。
「いくら馬場さんでも、仲間に安易に能力を使わないと思うわよ」
「そのセリフ、逢莉ちゃんが言っても説得力ないわよ。さっき、ブチ切れた彼に、黒狼放たれたのは誰よ?」
自分がすでに体験してるっていうのにと、由は呆れてしまうが、逢莉は複雑そうに笑う。
「……あたしに関しては仲間として認めてないからよ。馬場さん、とても正義感の強い人だろうから」
自分にとって守るべき存在だと認めたら、きっと力の限り護り通す人だと、逢莉は馬場の事を見ている。
そんな逢莉の言葉に、由が厳しい表情で告げる。
「だからって逢莉ちゃんに当たることはないんじゃない」
彼の逢莉への態度は、どう見ても八つ当たりである。
しかし逢莉は静かに首を振ると、ベンチから立ち上がり、遠くを見つめながら言葉を綴る。
「そうゆう問題じゃないのよ。馬場さんにとってあたしは、あの日からずっと仲間を傷つけた『敵』でしかない」
「逢莉ちゃん……」
彼女の言わんとしていることに気づいた由が、制するように呼ぶが、逢莉は続けた。
「でもそれは、彼が悪い訳じゃないから、彼を責める事は出来ない。それに、どんなに時が過ぎても、過去は消せない」
馬場が逢莉を目の敵にする理由。
それは6年前の、ある事件が原因。
逢莉にとっても、それは重い十字架だった。
「けど、言って良い事と悪い事だってあるし、貴女だって傷ついたんだから、馬場ちゃんだって良い加減、認めるべきだわ」
そう諭した由が、彼女の細い身体を背中から抱きしめる。力を込めれば簡単に折れてしまいそうな、華奢な彼女。
彼も6年前の事件を知り、当時、現場に居合わせた一人だった。今も当時の彼女の姿が瞼の裏に焼き付いている。
絶望に打ちひしがれ、苦しんでいた逢莉を知る彼だからこそ、馬場の態度は気に入らないのだ。
「……優しいのね、由さんは」
平静を装い、静かに微笑む逢莉だったが、その心の中は深い悲しみが支配していた。彼女の心の中にずっとある、深く暗い思いは彼女を苦しめ続ける。
その時だった。
朝露の中、一台のバスが現れる。
時刻を見ると6時ちょうど。
始発のバスが早めにやって来たのだろうと二人は思ったが、すぐにバスの異変に気付いた。
「由さん、あのバスっ!!」
バスは何故かフラフラと蛇行運転を繰り返し、今にも事故を起こしそうな勢いだ。
「冗談じゃないわよ、ちょっと」
顔を引き攣らせた由が逢莉の腕を取り、背中に庇う。その間にも、バスは蛇行運転をしながらスピードを上げて、二人の元に向かってくる。逃げなければ轢かれてしまうと解っていたが、バスの運転席を見た二人は、一瞬、身体が動かなかった。
「っと!」
空知の作り出した異空間で、一瞬にして支部署から外に移動した4人のうち、逢莉と由の2人は、地下鉄の駅が近くにある東新宿に辿り着く。
「馬場 圭子が犯行に及ぶのは、大半がこの辺りや。お前らはこの辺を重点に張り込んどってくれ」
異空間から東新宿駅前のバスプールに降り立った逢莉と由に、空知は異空間の中から言った。
「俺たちは念の為、新宿駅に張り込んどるから、なんやあったらすぐに連絡しろ」
そう言い空知と夏美は、再び異空間の入り口を閉じてその空間から消えていった。
「此処から出るバスの始発は、……6時10分。今、5時半だから、あと3、40分ね」
時刻表を見た逢莉が、自分の腕時計と照らし合わせる。
「ちなみに最終は?」
「夜23時10分」
「はちゃ~~っ、その16時間、張り込んでなきゃならないなんて、骨が折れるわねぇ~~」
ため息を吐いた由が脱力したようにベンチへ腰掛け、そんな彼に苦笑しつつ、逢莉も隣に座り宥めた。
「仕方ないでしょ。それが私たちの仕事なんだから」
「真面目ねぇ~、逢莉ちゃんは」
「由さんが不真面目なんでしょ」
アッサリと言い返す逢莉に、由は痛い事を言うわねぇと呟き天を仰ぐ。
背もたれに体を預け、夜明けの空を見上げながら、由はおどけながら言う。
「ま、確かに、あたしは昔から良い子ちゃんじゃなかったからねぇ~」
悪い子し過ぎたかしらと笑う彼に、逢莉が意地悪な微笑みで彼の過去を暴露した。
「かなりやり過ぎだったんじゃない? 元・暴走族『2nd・Season』のお兄さん」
「あー……ははは。逢莉ちゃんってば、辛口なんだから~」
乾いた声で笑う由だが、逢莉の言う通り、彼は関東で威力を膨大にした暴走族・『2nd・Season』の元・総長。今は、オネェ言葉のお馬鹿な変態オカマ野郎(知華&弥・談)だが、10年くらい前までは、多くの悪童の頂点に立つ存在だったのだ。そして、知華とも『2nd・Season』時代の仲間だったりするが、彼女の彼に対する態度はかなり雑である。
「……それにしても、馬場さんの娘さんは何が目的なのかしらね」
ふと真面目な表情に戻った逢莉が、頬杖をつきながら呟いた為、由も真面目に答えた。
「そうね。能力に溺れているのか、それとも何か理由があるのか……」
「馬場さんも思い詰めた事しなきゃいいけど」
支部を飛び出して行ったきりの馬場を按じた逢莉が呟く。
自分に厳しく当たりながらも、彼は娘に犯罪を犯させてしまったことに苦しんでるんじゃないだろうか。
「馬場ちゃんは突っ走り型だからねぇ。弥たちが見張ってるけど、馬場ちゃん、あれで結構能力では実力者だから、大丈夫かしら……」
馬場の能力は、黒狼使い。
自分の体内に黒狼を住まわせ操る能力だ。
「いくら馬場さんでも、仲間に安易に能力を使わないと思うわよ」
「そのセリフ、逢莉ちゃんが言っても説得力ないわよ。さっき、ブチ切れた彼に、黒狼放たれたのは誰よ?」
自分がすでに体験してるっていうのにと、由は呆れてしまうが、逢莉は複雑そうに笑う。
「……あたしに関しては仲間として認めてないからよ。馬場さん、とても正義感の強い人だろうから」
自分にとって守るべき存在だと認めたら、きっと力の限り護り通す人だと、逢莉は馬場の事を見ている。
そんな逢莉の言葉に、由が厳しい表情で告げる。
「だからって逢莉ちゃんに当たることはないんじゃない」
彼の逢莉への態度は、どう見ても八つ当たりである。
しかし逢莉は静かに首を振ると、ベンチから立ち上がり、遠くを見つめながら言葉を綴る。
「そうゆう問題じゃないのよ。馬場さんにとってあたしは、あの日からずっと仲間を傷つけた『敵』でしかない」
「逢莉ちゃん……」
彼女の言わんとしていることに気づいた由が、制するように呼ぶが、逢莉は続けた。
「でもそれは、彼が悪い訳じゃないから、彼を責める事は出来ない。それに、どんなに時が過ぎても、過去は消せない」
馬場が逢莉を目の敵にする理由。
それは6年前の、ある事件が原因。
逢莉にとっても、それは重い十字架だった。
「けど、言って良い事と悪い事だってあるし、貴女だって傷ついたんだから、馬場ちゃんだって良い加減、認めるべきだわ」
そう諭した由が、彼女の細い身体を背中から抱きしめる。力を込めれば簡単に折れてしまいそうな、華奢な彼女。
彼も6年前の事件を知り、当時、現場に居合わせた一人だった。今も当時の彼女の姿が瞼の裏に焼き付いている。
絶望に打ちひしがれ、苦しんでいた逢莉を知る彼だからこそ、馬場の態度は気に入らないのだ。
「……優しいのね、由さんは」
平静を装い、静かに微笑む逢莉だったが、その心の中は深い悲しみが支配していた。彼女の心の中にずっとある、深く暗い思いは彼女を苦しめ続ける。
その時だった。
朝露の中、一台のバスが現れる。
時刻を見ると6時ちょうど。
始発のバスが早めにやって来たのだろうと二人は思ったが、すぐにバスの異変に気付いた。
「由さん、あのバスっ!!」
バスは何故かフラフラと蛇行運転を繰り返し、今にも事故を起こしそうな勢いだ。
「冗談じゃないわよ、ちょっと」
顔を引き攣らせた由が逢莉の腕を取り、背中に庇う。その間にも、バスは蛇行運転をしながらスピードを上げて、二人の元に向かってくる。逃げなければ轢かれてしまうと解っていたが、バスの運転席を見た二人は、一瞬、身体が動かなかった。
0
あなたにおすすめの小説
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
霊力ゼロの陰陽師見習い
テラトンパンチ
ファンタジー
「霊力も使えない。術式も出せない。
……西園寺玄弥、お前は本当に陰陽師か?」
その言葉は、もう何度聞いたか分からない。
霊術学院の訓練場で、俺はただ立ち尽くしていた。
周囲では炎が舞い、水がうねり、風が刃のように走る。
同年代の陰陽師たちが、当たり前のように霊を操っている。
――俺だけが、何もできない。
反論したい気持ちはある。
でも、できない事実は変わらない。
そんな俺が、
世界最強クラスの妖怪と契約することになるなんて――
この時は、まだ知る由もなかった。
これは――
妖怪の王を倒すべく、九尾の葛葉や他の仲間達と力を合わせて成長していく陰陽師見習いの物語。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる