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2章
23 皇女の帰還 7
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――ケイト帝国宮殿・大広間――
かつて大陸三大国家だったケイト帝国。その王宮はかつてこの世で最も壮大な城と言われていた。だがそれも半分ほどが破壊されたままで、この帝国の現状を物悲しくも反映していた。
だがその日……久方ぶりに王宮は歓喜に包まれていた。
「あ、あ……姉上えぇ!」
「ただいま、ヨウファ」
シャンリーの胸の中で泣きじゃくる第二皇女ヨウファ=ダー。顔立ちはよく似ているが、歳が三つ下という事もあり、どこか姉より幼く見える。
そんな妹をシャンリーは子供を慈しむかのように優しく撫でていた。
「やっと、やっと帰って来てくれたぁあぁ……」
ヨウファのその言葉で彼女がどれほどの重荷に苦しんでいたかわかろうという物だ。
しかし、妹を労わりながらもシャンリーの顔に陰がさした。
「辛い事だけど、聞いて。お父様は……亡くなったわ」
「そ、そんな!」
一瞬、ヨウファは姉を見上げる。
しかし優しさ溢れる眼差しの中に色濃い悲しみがあるのを見て、再び姉の胸に顔を埋めて泣き出した。
シャンリーは妹の頭を、そっと、しかし深々と抱きしめる。
「待たせてゴメンね」
涙ながらに姉妹の再会を眺める家臣一同。
この場には帝国に残った、主だった家臣達も集まっていた。
その中には今のケイトの主戦力を務めるレジスタンス【リバーサル】の幹部達も。
そして……魔王軍残党を退けたガイ達一行も。
大臣の一人がガイ達へ声をかけてきた。ダンピールの騎士ユーガンへ。
「貴公はもしやユーガン=ホン殿? そうか、貴方がシャンリー様を保護なさったのか。皇女の婚約者としてこれは大きな功績ですぞ!」
「魔王軍に寝返ったという話も聞いたが、誤報であったか。同行している方々は家臣か何かで?」
別の大臣も横から話に入ってきた。
彼らにしてみれば顔を見知った侯爵家の息子がいたので、それをリーダーなのだろうと思っただけの事なのだが……当然、面白く思わない奴もいる。
「おいィ!? こら、さっさと説明してやれ!」
タリンがユーガンに怒鳴った。
大臣達の勘違いにバツの悪そうなユーガンだったが、タリンの怒りに肚をくくったようだ。
真実を話そうと彼の顔が引き締まる。
「すまない。本当の事を言えば、私の過ちで……」
だが話し始めた直後――
「お前の身の上話なんざどうでもいいだろ! 先にオレらという英雄の事を教えてやるんだよ!」
嗚呼、なんという事か。ユーガンは己の罪や恥を晒して順を追いながら説明しようとしただけなのに、タリンは自分の事をアピールさせようとムキになって口を挟んだ。
まぁタリンにとってユーガンの過去や葛藤なんかどうでもいいので仕方がない。そもそもそこら辺の事はロクに覚えちゃいないのだ。
決意を籠めて話し出したのに腰を折られてたじろぐユーガン。
だがそこにガイが声をかける……タリンへ。
「ならいっそ自己紹介しとけよ」
「おう、ナイスアイデアだ」
一転、タリンはやる気満々自信満々に胸を張り、大臣達へ名乗りをあげた。
「オレはタリン! カーチナガ地方から来た神VVVVVランクパーティの冒険者。今から世の中を駆け巡るこの名前を憶えておけよ!」
在りもしない自作ランクを声高に名乗るタリンに、大臣達や【リバーサル】の幹部等、近くで聞いていた者達が興味深そうに注目する。
彼らから見ればタリンも改造魔竜ジュエラドンを魔王軍残党ごと退治した者の一人なのだ。勘違いに満ち溢れたその言葉も疑ってはいなかった。
これほどの場で注目を浴びるのは初めてのタリンは、ますます調子に乗って声をあげる。
「今からここを救ってやるぜ、影針を倒してな! あのヤロウを……」
……と、そこでふと怪訝な顔を見せた。
「影針はどこにいたんだ?」
タリンの後ろでレレンも首をひねっていた。
「そう言えばいなかったな……」
「そもそもそれは誰ですか?」
困る大臣達。彼らにしてみればそんな名前は聞いた事も無いのだ。
奇妙な沈黙で誰もが困る中、シャンリーが手を叩いて一同の注意を集める。
「ちゃんとした話は夕食の席でしましょう。準備を」
「はい、賜りました」
傍にいた侍女が一礼すると、小走りで部屋を出て行った。
大臣達はシャンリーの決定に異など唱える事もなく、皆が頭を下げて了解の意を示す。
彼女が命令を下す事、それに従う事。それが当然なのだから。
(皇女、か……)
ガイは現実を見て……何かもやもやした物を感じてもいた。
――夕食の宴――
シャンリーの帰還を祝い、今できる精一杯の宴が立食パーティ形式で催された。
そこでシャンリーは己が行方不明の間、どこで何をしていたのかを大雑把に話す。
魔王軍の襲撃から独り生き残り、記憶を失って保護されていた事を。
「おお、苦労なさったのですな……」
家臣達は皆が涙にくれた。
妹のヨウファもそれは同じだったが、姉の話に希望も見出す。
「その魔王軍残党の暗殺者を倒せば、当面の危機は収まるんじゃな。そして姉上の下でケイト帝国は立ち直れるんじゃな!」
それにシャンリーが頷くと、妹も家臣達も彼女を囲んで乾杯を始めた。
その光景を見てスティーナは感心していた。
「シャンリーさんは随分と宮廷の人々に信頼されているんですね」
「みたいだな」
頷くガイ。
その肩でイムがガイを見て不思議そうな顔をする。
彼女には、どうもガイに浮かない気持ちがあるように感じられたのだ。
一方、タリンは何も考えずにタダ酒とタダ飯を遠慮せずドカ食いしていた。
それを横目にレレンは腕組みして溜息一つ。
「しかし影針がどこにいるのか探すのは大変だぞ」
だがユーガンが鋭い目を外の闇に向ける。
「そうと決めたものでもない。ジュエラドンの本体を隠しておける場所となると、どこにでもあるわけではない。魔王軍残党部隊の移動跡を調べればさらに絞れる」
彼は夜の帳の向こうに敵を睨みつけているようでもあった。
かつて大陸三大国家だったケイト帝国。その王宮はかつてこの世で最も壮大な城と言われていた。だがそれも半分ほどが破壊されたままで、この帝国の現状を物悲しくも反映していた。
だがその日……久方ぶりに王宮は歓喜に包まれていた。
「あ、あ……姉上えぇ!」
「ただいま、ヨウファ」
シャンリーの胸の中で泣きじゃくる第二皇女ヨウファ=ダー。顔立ちはよく似ているが、歳が三つ下という事もあり、どこか姉より幼く見える。
そんな妹をシャンリーは子供を慈しむかのように優しく撫でていた。
「やっと、やっと帰って来てくれたぁあぁ……」
ヨウファのその言葉で彼女がどれほどの重荷に苦しんでいたかわかろうという物だ。
しかし、妹を労わりながらもシャンリーの顔に陰がさした。
「辛い事だけど、聞いて。お父様は……亡くなったわ」
「そ、そんな!」
一瞬、ヨウファは姉を見上げる。
しかし優しさ溢れる眼差しの中に色濃い悲しみがあるのを見て、再び姉の胸に顔を埋めて泣き出した。
シャンリーは妹の頭を、そっと、しかし深々と抱きしめる。
「待たせてゴメンね」
涙ながらに姉妹の再会を眺める家臣一同。
この場には帝国に残った、主だった家臣達も集まっていた。
その中には今のケイトの主戦力を務めるレジスタンス【リバーサル】の幹部達も。
そして……魔王軍残党を退けたガイ達一行も。
大臣の一人がガイ達へ声をかけてきた。ダンピールの騎士ユーガンへ。
「貴公はもしやユーガン=ホン殿? そうか、貴方がシャンリー様を保護なさったのか。皇女の婚約者としてこれは大きな功績ですぞ!」
「魔王軍に寝返ったという話も聞いたが、誤報であったか。同行している方々は家臣か何かで?」
別の大臣も横から話に入ってきた。
彼らにしてみれば顔を見知った侯爵家の息子がいたので、それをリーダーなのだろうと思っただけの事なのだが……当然、面白く思わない奴もいる。
「おいィ!? こら、さっさと説明してやれ!」
タリンがユーガンに怒鳴った。
大臣達の勘違いにバツの悪そうなユーガンだったが、タリンの怒りに肚をくくったようだ。
真実を話そうと彼の顔が引き締まる。
「すまない。本当の事を言えば、私の過ちで……」
だが話し始めた直後――
「お前の身の上話なんざどうでもいいだろ! 先にオレらという英雄の事を教えてやるんだよ!」
嗚呼、なんという事か。ユーガンは己の罪や恥を晒して順を追いながら説明しようとしただけなのに、タリンは自分の事をアピールさせようとムキになって口を挟んだ。
まぁタリンにとってユーガンの過去や葛藤なんかどうでもいいので仕方がない。そもそもそこら辺の事はロクに覚えちゃいないのだ。
決意を籠めて話し出したのに腰を折られてたじろぐユーガン。
だがそこにガイが声をかける……タリンへ。
「ならいっそ自己紹介しとけよ」
「おう、ナイスアイデアだ」
一転、タリンはやる気満々自信満々に胸を張り、大臣達へ名乗りをあげた。
「オレはタリン! カーチナガ地方から来た神VVVVVランクパーティの冒険者。今から世の中を駆け巡るこの名前を憶えておけよ!」
在りもしない自作ランクを声高に名乗るタリンに、大臣達や【リバーサル】の幹部等、近くで聞いていた者達が興味深そうに注目する。
彼らから見ればタリンも改造魔竜ジュエラドンを魔王軍残党ごと退治した者の一人なのだ。勘違いに満ち溢れたその言葉も疑ってはいなかった。
これほどの場で注目を浴びるのは初めてのタリンは、ますます調子に乗って声をあげる。
「今からここを救ってやるぜ、影針を倒してな! あのヤロウを……」
……と、そこでふと怪訝な顔を見せた。
「影針はどこにいたんだ?」
タリンの後ろでレレンも首をひねっていた。
「そう言えばいなかったな……」
「そもそもそれは誰ですか?」
困る大臣達。彼らにしてみればそんな名前は聞いた事も無いのだ。
奇妙な沈黙で誰もが困る中、シャンリーが手を叩いて一同の注意を集める。
「ちゃんとした話は夕食の席でしましょう。準備を」
「はい、賜りました」
傍にいた侍女が一礼すると、小走りで部屋を出て行った。
大臣達はシャンリーの決定に異など唱える事もなく、皆が頭を下げて了解の意を示す。
彼女が命令を下す事、それに従う事。それが当然なのだから。
(皇女、か……)
ガイは現実を見て……何かもやもやした物を感じてもいた。
――夕食の宴――
シャンリーの帰還を祝い、今できる精一杯の宴が立食パーティ形式で催された。
そこでシャンリーは己が行方不明の間、どこで何をしていたのかを大雑把に話す。
魔王軍の襲撃から独り生き残り、記憶を失って保護されていた事を。
「おお、苦労なさったのですな……」
家臣達は皆が涙にくれた。
妹のヨウファもそれは同じだったが、姉の話に希望も見出す。
「その魔王軍残党の暗殺者を倒せば、当面の危機は収まるんじゃな。そして姉上の下でケイト帝国は立ち直れるんじゃな!」
それにシャンリーが頷くと、妹も家臣達も彼女を囲んで乾杯を始めた。
その光景を見てスティーナは感心していた。
「シャンリーさんは随分と宮廷の人々に信頼されているんですね」
「みたいだな」
頷くガイ。
その肩でイムがガイを見て不思議そうな顔をする。
彼女には、どうもガイに浮かない気持ちがあるように感じられたのだ。
一方、タリンは何も考えずにタダ酒とタダ飯を遠慮せずドカ食いしていた。
それを横目にレレンは腕組みして溜息一つ。
「しかし影針がどこにいるのか探すのは大変だぞ」
だがユーガンが鋭い目を外の闇に向ける。
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