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第2部 魔獣 救護所編
人手が欲しい
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「イテッ!!おい!何してくれてんだ、このアマ!!」
突然テントに響き渡った声に、ソルだけでなくソルの周りにいた患者達もビクッと身体を震わせた。慌てて腰を浮かして見ると、少し離れた先で怒鳴り散らしているのはサル型魔獣に足をやられたらしい、甲冑を脱いだインナー姿の1人の兵士のようだ。そして、その前で「申し訳ありません」と頭を下げているのは、女性医師のアリドネ。
「何なんだよ、お前!女じゃ話になんねーよ。責任者を呼べ!!」
まだ無事な方の足で、今にもアリドネを蹴り上げようとしている兵士の姿に、クローディアがいち早く立ち上がってタロー医師を呼びに行った。そして、アリドネの横にはガタイの良いモリオンが仲間を守るように並び立つ。
「町を守るために怪我を負われて、心身ともにお辛いことは理解します。ただ、それは他の皆様も同じです。どうか、声を低めて下さい」
「テメエに命令される理由はねーよ!実際に魔獣と戦ったわけでもねーのに、偉そうな口きくな!!」
今度は本当に足が出た。しっかりと踏ん張ったモリオンの左足を、兵士の無事な方の足が思い切り蹴り上げる。
「畜生!聞いてねえんだよ、魔獣と戦わされるなんて!国境警備隊なんて、ただ国境を見張ってればいいだけの、楽な仕事だって聞いてたのに!!」
もう1度、兵士がモリオンの足を蹴ろうとした瞬間。
「遅くなってすみません、責任者のタローです。何かありましたか」
クローディアに連れられたタロー医師が兵士の元にやってきた。
「クローディアとモリオンは他の方の処置の続きを。話は私が聞きます」
「おーおー、あんたが責任者かよ。この女、ひでぇんだぜ?痛くて呼んでも、少しお待ち下さいばっかりで全然来やしねえし、来たと思ったら傷口乱暴に触りやがって、もう痛えのなんのって……」
呼ばれてもすぐに動けないのは、他にも重傷者がいるのだから仕方が無い。傷口だって、その兵士は瘴気にやられて今でもグジュグジュしているので、ちょっと触っただけでも間違いなく痛むはずだ。
(でもなあ、人数は確かにもうちょっといないと……このままじゃ頑張ってる人達が倒れちゃう)
それは他のメンバーも同意見だったらしい。
午前中の処置が終わって、午後の確認のために全員が顔を揃えたところで、モリオンが手を上げて話し出した。
「タロー先生。ここが誰も来たがらない場所だということは分かりますが、それにしてももう少し人を増やすことはできないでしょうか」
「本当にそう。さっきのだって、アリドネ姐さんは悪くない。私、近くだったから、呼ばれても行けないくらい忙しかったの、何となく分かるもん」
「いつも、丁寧に診察してるのも、皆知ってますしね」
「理不尽なクレームをつけられたのは、アリドネだけではありません。この前、ソル君なんか、お尻を触られてましたよ!」
「えっ、本当!?」
全員の目が一気にソルに向けられる。
ソルはおずおずと。
「本当です。男で、しかも騎士団の方だったので、まさかそんなことされるとは思ってなかったんですけど……」
「ひどい!医師や薬師を何だと思ってるの!絶対にやっちゃいけないことじゃん!」
「ソル君も、そういうのはすぐに知らせてくれていいんだよ?勿論、言いにくいのは分かるけど、皆、仲間なんだから」
仲間だと言ってくれるアリドネの言葉に気持ちが楽になった。先日、調合の腕を褒められたとはいえ、ソルの身分はやはり見習い。他の人に比べればできることが少なく、いつも申し訳なく思っていたのだ。お尻を触られたことを言い出せなかったのも、ただでさえ戦力として劣る自分が、更に面倒を持ち込むような真似をしたくなかったから。
「タロー先生、これは、やっぱりスタッフを増やす必要があると思います。今後、誰かがこんな目に遭わないように、監視する意味も含めて」
モリオンの言葉は尤もなのだが、さてその肝心の“人”はどうやったら集まってくれるのか……。
「……国境の近くに、知り合いの医師がいます。取り敢えず、来てもらえないか、どうにか連絡をとってみます。……難しいかもしれませんが」
「国境の近く?人が残ってるんですか?」
「それにクレスロードの医師達は、動ける人は全員救護所に参加しているはずじゃ……」
「彼は変わり者なので……いや、それは私も同じだったと言わざるを得ないのですが……」
タロー医師はそれとなく言葉を濁そうとして……しかし全員の不審げな視線に、諦めたように話し始めた。
「私達は、医師であると同時に、ヒーセントに憧れていました。やはり医学にできることには限界がある。あらゆる病気を治せる力こそ、最も素晴らしい、と……」
――自分と同じだ!
ソルは息を呑んで、タロー医師を見つめた。今年、52歳になるというタローの頭には、わずかに白いものが混じっている。ただ、それは医師としてしっかりした経験を持つタローを頼もしくも見せていた。
そんな人が、自分と同じ考えを持っていたなんて……!
「医師の中に、私と同じ考えの人間はもう1人いました。名前はレッディといって、同じ医学院で学んだ仲でした」
薬師は徒弟制だが、医師は医学院という学校があり、卒業と同時に医師免許を渡されることになっている。
「当時、まだ学生だった我々は考えました。どうにかして、普通の人間がヒーセントになることはできないか、と。それで色々調べたり、訓練や研究を重ねました」
「そこまで……したんですか……」
「はい。今から思えば、黒歴史というやつなのかもしれませんが……当時は、真剣でした」
しかし、それは当然ながら簡単に結果の出るものではなく、タローは途中で諦めてしまった。
1人になったレッディは、あまり人のいない国境周辺に移り住み、限られた患者だけを診ながら、今でも研究を続けているのだそうだ。
「完全に医師を辞めた訳ではないので、腕はあるはずです。少なくとも、学校時代の成績は私より良かった」
「いや、しかし今の国境周辺て、色々危ないんじゃ……こう言っては何ですが、無事なんでしょうか?」
「それは訪ねてみないと分かりませんが……」
「えっ!実際に訪ねるんですか!?その、手紙とかじゃなくて!?」
ソルが驚いて声を上げると。
「この辺の郵便事情は、現在、極端に悪くなっているので……受付箱のあった郵便係の家も、魔獣達に壊されてしまって、今はありません。郵便係本人はどうも王都にこの事態を知らせに行っていて難を逃れたようですが、帰ってきた時には全てがめちゃめちゃに壊されていて、受付箱に入れられていた手紙も全ては回収できない状態だったということです」
「そんな……ひどい……」
「郵便係本人は今も避難所を拠点に頑張っているようですが、何しろ届け先の家は全てなくなっていて、幾つもある救護所の中から1人を探し出す作業なので、非常に骨の折れる仕事かと。そんな忙しい彼の手をわずらわせたくもないですし、何より危険な国境周辺に他の人を行かせる訳にもいきません。明日の朝から、半日だけお休みをもらって、私が行ってきます。その間、更に人の少ない状態になってしまいますが、皆さん、よろしくお願いしますね」
そういえば、最近、物資の届きも徐々に悪くなっている気がする。
郵便の届かないというその状況が、他の地域と断絶、孤立させられているように思えて、ソルを始めとするその場の全員が言葉にならない不安を抱えていた。
突然テントに響き渡った声に、ソルだけでなくソルの周りにいた患者達もビクッと身体を震わせた。慌てて腰を浮かして見ると、少し離れた先で怒鳴り散らしているのはサル型魔獣に足をやられたらしい、甲冑を脱いだインナー姿の1人の兵士のようだ。そして、その前で「申し訳ありません」と頭を下げているのは、女性医師のアリドネ。
「何なんだよ、お前!女じゃ話になんねーよ。責任者を呼べ!!」
まだ無事な方の足で、今にもアリドネを蹴り上げようとしている兵士の姿に、クローディアがいち早く立ち上がってタロー医師を呼びに行った。そして、アリドネの横にはガタイの良いモリオンが仲間を守るように並び立つ。
「町を守るために怪我を負われて、心身ともにお辛いことは理解します。ただ、それは他の皆様も同じです。どうか、声を低めて下さい」
「テメエに命令される理由はねーよ!実際に魔獣と戦ったわけでもねーのに、偉そうな口きくな!!」
今度は本当に足が出た。しっかりと踏ん張ったモリオンの左足を、兵士の無事な方の足が思い切り蹴り上げる。
「畜生!聞いてねえんだよ、魔獣と戦わされるなんて!国境警備隊なんて、ただ国境を見張ってればいいだけの、楽な仕事だって聞いてたのに!!」
もう1度、兵士がモリオンの足を蹴ろうとした瞬間。
「遅くなってすみません、責任者のタローです。何かありましたか」
クローディアに連れられたタロー医師が兵士の元にやってきた。
「クローディアとモリオンは他の方の処置の続きを。話は私が聞きます」
「おーおー、あんたが責任者かよ。この女、ひでぇんだぜ?痛くて呼んでも、少しお待ち下さいばっかりで全然来やしねえし、来たと思ったら傷口乱暴に触りやがって、もう痛えのなんのって……」
呼ばれてもすぐに動けないのは、他にも重傷者がいるのだから仕方が無い。傷口だって、その兵士は瘴気にやられて今でもグジュグジュしているので、ちょっと触っただけでも間違いなく痛むはずだ。
(でもなあ、人数は確かにもうちょっといないと……このままじゃ頑張ってる人達が倒れちゃう)
それは他のメンバーも同意見だったらしい。
午前中の処置が終わって、午後の確認のために全員が顔を揃えたところで、モリオンが手を上げて話し出した。
「タロー先生。ここが誰も来たがらない場所だということは分かりますが、それにしてももう少し人を増やすことはできないでしょうか」
「本当にそう。さっきのだって、アリドネ姐さんは悪くない。私、近くだったから、呼ばれても行けないくらい忙しかったの、何となく分かるもん」
「いつも、丁寧に診察してるのも、皆知ってますしね」
「理不尽なクレームをつけられたのは、アリドネだけではありません。この前、ソル君なんか、お尻を触られてましたよ!」
「えっ、本当!?」
全員の目が一気にソルに向けられる。
ソルはおずおずと。
「本当です。男で、しかも騎士団の方だったので、まさかそんなことされるとは思ってなかったんですけど……」
「ひどい!医師や薬師を何だと思ってるの!絶対にやっちゃいけないことじゃん!」
「ソル君も、そういうのはすぐに知らせてくれていいんだよ?勿論、言いにくいのは分かるけど、皆、仲間なんだから」
仲間だと言ってくれるアリドネの言葉に気持ちが楽になった。先日、調合の腕を褒められたとはいえ、ソルの身分はやはり見習い。他の人に比べればできることが少なく、いつも申し訳なく思っていたのだ。お尻を触られたことを言い出せなかったのも、ただでさえ戦力として劣る自分が、更に面倒を持ち込むような真似をしたくなかったから。
「タロー先生、これは、やっぱりスタッフを増やす必要があると思います。今後、誰かがこんな目に遭わないように、監視する意味も含めて」
モリオンの言葉は尤もなのだが、さてその肝心の“人”はどうやったら集まってくれるのか……。
「……国境の近くに、知り合いの医師がいます。取り敢えず、来てもらえないか、どうにか連絡をとってみます。……難しいかもしれませんが」
「国境の近く?人が残ってるんですか?」
「それにクレスロードの医師達は、動ける人は全員救護所に参加しているはずじゃ……」
「彼は変わり者なので……いや、それは私も同じだったと言わざるを得ないのですが……」
タロー医師はそれとなく言葉を濁そうとして……しかし全員の不審げな視線に、諦めたように話し始めた。
「私達は、医師であると同時に、ヒーセントに憧れていました。やはり医学にできることには限界がある。あらゆる病気を治せる力こそ、最も素晴らしい、と……」
――自分と同じだ!
ソルは息を呑んで、タロー医師を見つめた。今年、52歳になるというタローの頭には、わずかに白いものが混じっている。ただ、それは医師としてしっかりした経験を持つタローを頼もしくも見せていた。
そんな人が、自分と同じ考えを持っていたなんて……!
「医師の中に、私と同じ考えの人間はもう1人いました。名前はレッディといって、同じ医学院で学んだ仲でした」
薬師は徒弟制だが、医師は医学院という学校があり、卒業と同時に医師免許を渡されることになっている。
「当時、まだ学生だった我々は考えました。どうにかして、普通の人間がヒーセントになることはできないか、と。それで色々調べたり、訓練や研究を重ねました」
「そこまで……したんですか……」
「はい。今から思えば、黒歴史というやつなのかもしれませんが……当時は、真剣でした」
しかし、それは当然ながら簡単に結果の出るものではなく、タローは途中で諦めてしまった。
1人になったレッディは、あまり人のいない国境周辺に移り住み、限られた患者だけを診ながら、今でも研究を続けているのだそうだ。
「完全に医師を辞めた訳ではないので、腕はあるはずです。少なくとも、学校時代の成績は私より良かった」
「いや、しかし今の国境周辺て、色々危ないんじゃ……こう言っては何ですが、無事なんでしょうか?」
「それは訪ねてみないと分かりませんが……」
「えっ!実際に訪ねるんですか!?その、手紙とかじゃなくて!?」
ソルが驚いて声を上げると。
「この辺の郵便事情は、現在、極端に悪くなっているので……受付箱のあった郵便係の家も、魔獣達に壊されてしまって、今はありません。郵便係本人はどうも王都にこの事態を知らせに行っていて難を逃れたようですが、帰ってきた時には全てがめちゃめちゃに壊されていて、受付箱に入れられていた手紙も全ては回収できない状態だったということです」
「そんな……ひどい……」
「郵便係本人は今も避難所を拠点に頑張っているようですが、何しろ届け先の家は全てなくなっていて、幾つもある救護所の中から1人を探し出す作業なので、非常に骨の折れる仕事かと。そんな忙しい彼の手をわずらわせたくもないですし、何より危険な国境周辺に他の人を行かせる訳にもいきません。明日の朝から、半日だけお休みをもらって、私が行ってきます。その間、更に人の少ない状態になってしまいますが、皆さん、よろしくお願いしますね」
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