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第2部 魔獣 救護所編
診察
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「アイリス様、お加減はいかがですか?」
場所は辺境伯のお屋敷。
3歳の令嬢アイリスは、ソルがこれまでの17年間で見たこともないようなフカフカしたベッドに寝かされていた。
前辺境伯の意向により、部屋は男子禁制。側についているのは祖父の前辺境伯を除けば、全員女性だ。中でも、1番近くで心配そうに汗を拭いているのが母親、現ルードヴィル辺境伯夫人だろう。
「脈を失礼いたします」
慣例では医師が先に診察し、それを補足する形で薬師が続く。
その後、薬が必要な場合は薬師がそれを選び、医師の診断と合致、或いは双方が納得したところで調合に入るというのが一般的な流れだ。
アイリスは前回から熱が下がらない様子で、ふうふうと苦しそうな息を吐きながら、時折、激しく咳込み、それでまた呼吸を乱している。
「ソル……ソルリー、あなたもどうぞ」
一通り診察を終えたアリドネが、場所を譲って脇へと移動した。
それで一礼したソルが、ベッドの横へと歩み出て……。
――あれ?俺、今、貴族様の薬を作ろうとしてる……?
それまで女装や、それがバレないかということばかりで、肝心な部分がスッポリ抜け落ちていた。貴族の、それも命に関わりかねない薬を作るなんて。そりゃあもう責任重大なんてもんじゃないじゃないか!
――え、大丈夫?もし効果が出なかったら、俺、晒し首にならない!?
しかも、ソルはまだ正式な薬師ではなく見習いの身。それでも監督者がいれば薬の選定は許されているが、裏を返せば自分が失敗した時には、監督者のアリドネも一緒に晒し首になってしまうということで……。
――嫌だ!それは絶対に嫌だ!!
急激な緊張で、脈を取る手が震えてくる。
しかも子供の手首はソルの指には細すぎて、本来当てるべき場所になかなかたどり着けない。普通に指を置いているだけでは脈動が響いてこないので、その度に位置をずらして何度も取り直す。
「……ソルソルリー、落ち着いて」
側に寄ってきたアリドネが、耳元で囁く。
それに無言で頷くけれども、震えは収まらない。指からも、変わらず何も伝わってこない。
――何で取れない?何で何で?脈なんて、モーネのやつ毎日取ってきたじゃん!
助けて、モーネ。
お願い、モーネ、助けて。
必死で探すうちに、いつの間にか指が腕の方へ来過ぎてしまった。それをもう1度手首へと置き直して、それでまた最初から……焦るあまり、握った手につい力の込もってしまった時。
「ゲホッ、ゲホッ、ゴホッ、ゲホッ……エッ、ゲホゴホッ」
アイリスが、咳き込み始めた。
出しても出しても、止まらない。次第に息を吸うのも辛くなってきたようで、そんな娘の姿に母親が駆け寄り抱き起こす。
「何とかして下さい!この咳が出だすと止まらないんです!苦しそうで苦しそうで、もう見ていられません!」
――そうだ。貴族とか関係ない。ただ、今、目の前にいるこの子を助けなきゃ……。
母親の腕の中で咳を繰り返すアイリスが、いつかのモーネの姿と重なる。そう、咳は苦しいよな……。
ピタ、と指の震えが止まった。
と同時に、天啓が閃く。
――脈が取れないなら、別のところから始める。薬を決めるのは、脈だけじゃないんだから。
痰が絡んだような、それでいてどこか水気のない、アイリスの咳の音に耳をすます。
今までにも何度か遭遇してきた。この感じは、肺に熱がある。全身の熱が、肺に入り込んだ感じだ。
それを頭にたたき込んで、もう1度、脈にチャレンジ。
小さい子供で、しかもだいぶ体力をなくしている様子だから、脈だって細くなっているかもしれない。もしそうなら、いつもより少し強めに触れないと多分、伝わってこない。
「すみません、失礼します」
手首を持ち直して、前よりも強く指を当てる。今度はすぐに、人差し指の先からトクトクトクという響き。
――あった!やっぱり、だいぶ沈んでる。しかも早い。
考えが固まった。その意思を込めて、アリドネに頷いてみせる。
アリドネもそれに頷き返すと。
「当症状については、薬師が最も合った薬剤を調合するとのことです。そちらの薬を1日3回、服用して様子を見て頂ければと存じます」
――え!相談しなくて良いの!?
思わず袖を2回引っ張る。しかしアリドネは、それを華麗になかったことにして。
「薬師の薬もさじ加減でございます。それは愛情もまた然り。当救護所の薬師はどれも責任感のある優秀な粒揃いであります故、どうぞご安心下さいますよう、お願い申し上げます」
***
「……ソルく……いえ、ソルソルリー。……大丈夫?」
「大丈夫です。多分…」
少なくとも、薬については手応えがあった。
試しに1服だけ作ってみた、ソルの薬を飲んだ途端、アイリスの咳はピタリと止まったのだ。
「あれだけ効き目が早いのは、症に合っている証拠だと思うので……」
「クローディアも、前に同じこと言ってた!薬も完璧に選べたし、ソル君、本当に薬師まであと1歩なんじゃないかな」
「……ありがとうございます。でも……」
どうやらソルは、診察中、自分でも気付かないうちに声を出していたらしい。本当に無意識だったので、今、言われても思い出せないくらいだ。
幸いにもアリドネの遠回しな言葉を前辺境伯が受け入れたこと、更には目の前でソルの薬の効果を見せられたため、表だってのお咎めはなかった。が、1つ間違えば2人とも、いやもしかしたら救護所スタッフ全員が晒し首になっていたかもしれない、と考えると……。
「そんなの気にしちゃだめだよ!元々無理な計画を遂行したのは私達なんだし、皆連帯責任。ソル……ソルリーは、きちんと薬を選んだだけで責任を果たしてるんだから」
「そう、でも……」
「だーいじょうぶ、大丈夫。失敗なんて誰だって山ほどするし、終わり良ければ全て良し!声を出したことは皆にはナイショ。今は胸を張って帰ろ!」
ガタガタガタ、2人を運ぶ車輪の音が響く。
「大分遅くなっちゃったね。この辺は、最近、夜になるとオオカミ型魔獣が出るみたいだから。御者の方も、帰り気を付けて頂かないと……」
辺りは薄暗くなっている上に、灯りが少ないので周りがよく見えない。
でも雰囲気からするに、ここはもう救護所の近くだ。
果たして、窓の外には小さく見慣れたテントが浮かび上がってきて……。
「……あれっ、外に誰かいるみたい……?」
「本当だ。2人いるね……」
薄闇に浮かぶシルエットのうち、1つは何か箱のようなものに腰掛けているように見える。恐らく、シェリーか。
ただ、その横に並ぶ長身で細身のシルエットが誰だか分からない。ティファールにしては背が高すぎるし、モリオンにしては少々華奢過ぎる。
――あんなスタッフ、この救護所にいたっけ?
御者の身が心配なので、少しでも早く帰ってもらうためにテントより手前で馬車を降りる。
慣れない女性ものの靴に苦労しながら歩いて行くと、向こうもソル達に気付いたらしく。
「あっ、ソル兄、帰ってきた!」
シェリーの声が風に乗って聞こえてきた。それでこちらを見たもう1人が、全力で駆け出してくる。
「ソル!お帰り!!」
今にも飛びつかんばかりに駆けてくる、その姿を見た瞬間、ソルは……。
「え、誰……?」
場所は辺境伯のお屋敷。
3歳の令嬢アイリスは、ソルがこれまでの17年間で見たこともないようなフカフカしたベッドに寝かされていた。
前辺境伯の意向により、部屋は男子禁制。側についているのは祖父の前辺境伯を除けば、全員女性だ。中でも、1番近くで心配そうに汗を拭いているのが母親、現ルードヴィル辺境伯夫人だろう。
「脈を失礼いたします」
慣例では医師が先に診察し、それを補足する形で薬師が続く。
その後、薬が必要な場合は薬師がそれを選び、医師の診断と合致、或いは双方が納得したところで調合に入るというのが一般的な流れだ。
アイリスは前回から熱が下がらない様子で、ふうふうと苦しそうな息を吐きながら、時折、激しく咳込み、それでまた呼吸を乱している。
「ソル……ソルリー、あなたもどうぞ」
一通り診察を終えたアリドネが、場所を譲って脇へと移動した。
それで一礼したソルが、ベッドの横へと歩み出て……。
――あれ?俺、今、貴族様の薬を作ろうとしてる……?
それまで女装や、それがバレないかということばかりで、肝心な部分がスッポリ抜け落ちていた。貴族の、それも命に関わりかねない薬を作るなんて。そりゃあもう責任重大なんてもんじゃないじゃないか!
――え、大丈夫?もし効果が出なかったら、俺、晒し首にならない!?
しかも、ソルはまだ正式な薬師ではなく見習いの身。それでも監督者がいれば薬の選定は許されているが、裏を返せば自分が失敗した時には、監督者のアリドネも一緒に晒し首になってしまうということで……。
――嫌だ!それは絶対に嫌だ!!
急激な緊張で、脈を取る手が震えてくる。
しかも子供の手首はソルの指には細すぎて、本来当てるべき場所になかなかたどり着けない。普通に指を置いているだけでは脈動が響いてこないので、その度に位置をずらして何度も取り直す。
「……ソルソルリー、落ち着いて」
側に寄ってきたアリドネが、耳元で囁く。
それに無言で頷くけれども、震えは収まらない。指からも、変わらず何も伝わってこない。
――何で取れない?何で何で?脈なんて、モーネのやつ毎日取ってきたじゃん!
助けて、モーネ。
お願い、モーネ、助けて。
必死で探すうちに、いつの間にか指が腕の方へ来過ぎてしまった。それをもう1度手首へと置き直して、それでまた最初から……焦るあまり、握った手につい力の込もってしまった時。
「ゲホッ、ゲホッ、ゴホッ、ゲホッ……エッ、ゲホゴホッ」
アイリスが、咳き込み始めた。
出しても出しても、止まらない。次第に息を吸うのも辛くなってきたようで、そんな娘の姿に母親が駆け寄り抱き起こす。
「何とかして下さい!この咳が出だすと止まらないんです!苦しそうで苦しそうで、もう見ていられません!」
――そうだ。貴族とか関係ない。ただ、今、目の前にいるこの子を助けなきゃ……。
母親の腕の中で咳を繰り返すアイリスが、いつかのモーネの姿と重なる。そう、咳は苦しいよな……。
ピタ、と指の震えが止まった。
と同時に、天啓が閃く。
――脈が取れないなら、別のところから始める。薬を決めるのは、脈だけじゃないんだから。
痰が絡んだような、それでいてどこか水気のない、アイリスの咳の音に耳をすます。
今までにも何度か遭遇してきた。この感じは、肺に熱がある。全身の熱が、肺に入り込んだ感じだ。
それを頭にたたき込んで、もう1度、脈にチャレンジ。
小さい子供で、しかもだいぶ体力をなくしている様子だから、脈だって細くなっているかもしれない。もしそうなら、いつもより少し強めに触れないと多分、伝わってこない。
「すみません、失礼します」
手首を持ち直して、前よりも強く指を当てる。今度はすぐに、人差し指の先からトクトクトクという響き。
――あった!やっぱり、だいぶ沈んでる。しかも早い。
考えが固まった。その意思を込めて、アリドネに頷いてみせる。
アリドネもそれに頷き返すと。
「当症状については、薬師が最も合った薬剤を調合するとのことです。そちらの薬を1日3回、服用して様子を見て頂ければと存じます」
――え!相談しなくて良いの!?
思わず袖を2回引っ張る。しかしアリドネは、それを華麗になかったことにして。
「薬師の薬もさじ加減でございます。それは愛情もまた然り。当救護所の薬師はどれも責任感のある優秀な粒揃いであります故、どうぞご安心下さいますよう、お願い申し上げます」
***
「……ソルく……いえ、ソルソルリー。……大丈夫?」
「大丈夫です。多分…」
少なくとも、薬については手応えがあった。
試しに1服だけ作ってみた、ソルの薬を飲んだ途端、アイリスの咳はピタリと止まったのだ。
「あれだけ効き目が早いのは、症に合っている証拠だと思うので……」
「クローディアも、前に同じこと言ってた!薬も完璧に選べたし、ソル君、本当に薬師まであと1歩なんじゃないかな」
「……ありがとうございます。でも……」
どうやらソルは、診察中、自分でも気付かないうちに声を出していたらしい。本当に無意識だったので、今、言われても思い出せないくらいだ。
幸いにもアリドネの遠回しな言葉を前辺境伯が受け入れたこと、更には目の前でソルの薬の効果を見せられたため、表だってのお咎めはなかった。が、1つ間違えば2人とも、いやもしかしたら救護所スタッフ全員が晒し首になっていたかもしれない、と考えると……。
「そんなの気にしちゃだめだよ!元々無理な計画を遂行したのは私達なんだし、皆連帯責任。ソル……ソルリーは、きちんと薬を選んだだけで責任を果たしてるんだから」
「そう、でも……」
「だーいじょうぶ、大丈夫。失敗なんて誰だって山ほどするし、終わり良ければ全て良し!声を出したことは皆にはナイショ。今は胸を張って帰ろ!」
ガタガタガタ、2人を運ぶ車輪の音が響く。
「大分遅くなっちゃったね。この辺は、最近、夜になるとオオカミ型魔獣が出るみたいだから。御者の方も、帰り気を付けて頂かないと……」
辺りは薄暗くなっている上に、灯りが少ないので周りがよく見えない。
でも雰囲気からするに、ここはもう救護所の近くだ。
果たして、窓の外には小さく見慣れたテントが浮かび上がってきて……。
「……あれっ、外に誰かいるみたい……?」
「本当だ。2人いるね……」
薄闇に浮かぶシルエットのうち、1つは何か箱のようなものに腰掛けているように見える。恐らく、シェリーか。
ただ、その横に並ぶ長身で細身のシルエットが誰だか分からない。ティファールにしては背が高すぎるし、モリオンにしては少々華奢過ぎる。
――あんなスタッフ、この救護所にいたっけ?
御者の身が心配なので、少しでも早く帰ってもらうためにテントより手前で馬車を降りる。
慣れない女性ものの靴に苦労しながら歩いて行くと、向こうもソル達に気付いたらしく。
「あっ、ソル兄、帰ってきた!」
シェリーの声が風に乗って聞こえてきた。それでこちらを見たもう1人が、全力で駆け出してくる。
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