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一四
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その夜。
トゥエはリベットと共に、街の東にある魔皇帝の城の裏門に立っていた。
「大人しくしててよ。私の信頼にも関わるんだから」
ただ会わせるだけなのに、リベットの声は心底心配している。その声を聞きながら、トゥエの心は重い思考を巡らせて、いた。……自分は何故、魔皇帝に会うことを承諾したのだろうか? 相手は『敵』、しかも強大な敵である。それは、重々承知している。会って、どうする? 迷いがまだ、トゥエの心には有った。敵わないと分かっていて戦うのか。それともリュエルを裏切って、素知らぬ顔で魔皇帝の元で働くのか。後者は選択外だから、やはり、前者しかない。でも。それでも。……二択以外の道が、有るのでは? リベットの後から細い通路を歩きながら、トゥエはずっと考え続けて、いた。
と。
「……着いたわよ」
リベットの声に、はっとして顔を上げる。
『皇帝』を名乗る人物の部屋にしてはやけに簡素な空間が、トゥエの前に広がっていた。家具は、簡素なソファと、がっしりとした机のみ。アデールの王宮にある、自分の部屋より質素ではないか。もっと華美な生活を想像していたトゥエは口をあんぐりと開けたまま、辺りをもう一度見回した。
と。
「……来たか」
不意に、大きな気配が、トゥエの背後に現れる。魔皇帝だ。そう、感じる前に、トゥエはノイマンから借りた腰の短刀を抜いてその影に襲いかかっていた。
「何を!」
だが、トゥエの身体は、トゥエの背後にいたリベットによって仰向けに倒される。次にトゥエが感じたのは、首筋に突き刺さる冷たい感覚。目の前に、リベットがいる。トゥエの身体に馬乗りになったリベットが、自分の短剣をトゥエの首筋に向けているのが、薄暗い光にはっきりと、映っていた。
「止めなさい、リベット」
魔皇帝の声が、辺りを震わせる。兜に面頬まで付けているので、少し籠もり気味の声だったが、それでも『威圧感』だけは十分に、あった。
「でも……」
リベットは憎々しげにトゥエをじっと見つめてから、渋々短剣を鞘に収め、トゥエの身体から降りた。
そっと、首筋に触れてみる。ぬるっとした血の感覚が、トゥエの背筋を凍らせた。対して魔皇帝は、あくまで平静であるようにトゥエの目に映る。やはり、この人には敵わないのか。悔しさが喉に詰まり、トゥエは仰向けに倒れたまま思わず呻いた。
と、その時。
不意に、魔皇帝が被っていた兜を脱ぐ。取り外した面頬の下から現れた顔に、トゥエははっと息を飲んだ。魔皇帝の顔は、トゥエに瓜二つ。『水鏡の術』を行う際、嫌というほど水面に映った自分の顔を見ているトゥエには、それがすぐに分かった。起き上がりながらよくよく観察してみると、鎧から覗く肌の血色の悪さも、トゥエと一緒だ。トゥエと同じ顔、同じ肌の色の男が、トゥエの目の前に、居た。髪の色が薄いのと、目頭辺りにある癇性らしい皺を除けば、トゥエそのものだと言って良い。
「な、何で? 何で?」
二人の相似にリベットも気がついたらしい。驚きの声が部屋中に響く。
「一体、どういうこと?」
「似ているのは当たり前だろう。……親子だからな」
そのリベットの戸惑いを、魔皇帝の声が掻き消す。
「だが、似ているのは姿形だけではない」
そして魔皇帝は、起き上がりかけたトゥエを見下ろして厳かに言った。
「その身に持つ『力』も、同じだ。……いや、私より強い『力』を持っている」
どういうことだ? 魔皇帝の言葉に、トゥエの当惑はますます深まった。ただでさえ、自分がこの残虐な男の息子だと知らされた所為で頭の中が真っ白になっている。
「おそらく、『力有る石』を鎮めることができるほどの『力』をな」
魔皇帝の言葉に、再び、トゥエの頭が真っ白になる。自分が、『力有る石』を鎮めることが、できる? リュエルの持つ『石』にさえ敵わなかった自分に?
「嘘、だ」
思わずそう、呟く。
だが、魔皇帝の言葉が真実しか言っていないことは、直感で分かった。
「疑うのか? ……確かに、証拠はないがな」
そう言いながら、魔皇帝は懐からお守りのようなものを取り出す。魔皇帝に見せられたそれは、血のように赤い『石』だった。
「しかしながら、暴走気味だった私の『石』の力が弱くなったのも確かなのだよ」
不意に、思い出す。リーニエの砦で魔皇帝と対峙した時も、魔皇帝の胸にはこの『石』が光っていた。そして、……自分はそれに触れた。そして、もう一つ。……自分が側に居た時には、リュエルの石は魔物を消さなかった。
自分が持っていた『力』に、言葉を失う。呆然と、トゥエは魔皇帝を見つめた。
「……ところで」
そんなトゥエの気持ちを知ってか知らずか、不意に魔皇帝が話題を変える。
「リーニエの王が新しくなったのは知っておるか?」
「え。……いいえ」
魔皇帝の問いに、首を横に振る。
リーニエの王が死病にかかっていることは、知っていた。だが、王が亡くなったことは知らなかった。兄である二王子が『消えて』しまっているのだから、現在のリーニエの王はリュエル、ということになる。
だから。
「では、そのリーニエの新王が、敵対する豪族達を粛正していることも知らないだろうな」
次の魔皇帝の言葉に、リュエルの頭は三度真っ白になった。あの、温厚なリュエルが、何故……。
「おそらく、『石』の所為だろう」
しかし魔皇帝の言葉が、疑問の答えとなる。
〈そう、か……〉
やはり、あの時に奪っておけば良かった。後悔だけが、心に渦巻く。いや、キュミュラントに『石』を取りに行った時から予兆はあったのだ。その時に止めてさえいれば。『石』にさえ頼らなければ、リュエルはこんなことをしなくて済んだはずだ。心の痛みに、トゥエは思わず呻いた。
だが、しかし。はたと、思い出す。……もし『石』がなければ、魔皇帝の侵略からリュエルを守ることはできなかった。それも、事実だ。リュエルの為に、リュエルから『石』を奪わなければならない。しかし、『石』がなければ、目の前にいるこの残虐な男から身を守る術がない。
「……そうだな」
トゥエの思考に気付いたのか、魔皇帝はトゥエを見つめふっと笑った。
「リーニエの王が持つ『石』を私の所まで持って来ることができるのであれば、私もこの『石』をそなたに渡そう」
「えっ……!」
思わぬ提案に、息を呑む。
魔皇帝の真意を確かめるように、トゥエは魔皇帝をじっと見つめた。
「勘違いするな。それが、『あの人』との約束だからだ」
そんなトゥエを見つめ返し、魔皇帝が軽く手を振る。
「もしそなたが本当に『鎮めの力』を持つ物なら、『石』をここに持って来るくらいできるだろう」
『担い手』あるいは『鎮めの力を持つ者』に必ず『石』を渡すこと。それが、この『石』を譲り受けた時の約束。魔皇帝は静かにそう、トゥエに告げた。
魔皇帝の言葉に、嘘は全く感じられない。混乱する意識の中で、それだけははっきりと、感じる。それに。リュエルに、これ以上残虐なことをさせるわけにはいかない。
だから。
「本当、ですね。その約束」
一言一言噛みしめるように、ゆっくりと言葉を紡ぐ。
この後魔皇帝がどう答えようと、トゥエの答えは決まっていた。
「ちょっと、御館様を疑うの?」
「ああ。約束は違えぬ」
リベットの言葉を間に挟みながらも、魔皇帝は静かに頷いた。
「……分かりました」
だからトゥエも、静かに頷く。
顔を上げると、魔皇帝の瞳に微かな優しさが、見えた。……不安と、そして微かな『済まなさ』も。
「リベット」
トゥエが頷いた途端、魔皇帝はリベットに向かってそう、命令する。
「この者に付いて行け」
「えー!」
突然そう言われたリベットは、大声を上げてから再びトゥエをじっと睨んだ。
だが。
「いいわ」
すぐにリベットは、にっと笑ってからこくんと頷いた。
「御館様の命を狙うような奴だもの、しっかり監視しなきゃ」
トゥエはリベットと共に、街の東にある魔皇帝の城の裏門に立っていた。
「大人しくしててよ。私の信頼にも関わるんだから」
ただ会わせるだけなのに、リベットの声は心底心配している。その声を聞きながら、トゥエの心は重い思考を巡らせて、いた。……自分は何故、魔皇帝に会うことを承諾したのだろうか? 相手は『敵』、しかも強大な敵である。それは、重々承知している。会って、どうする? 迷いがまだ、トゥエの心には有った。敵わないと分かっていて戦うのか。それともリュエルを裏切って、素知らぬ顔で魔皇帝の元で働くのか。後者は選択外だから、やはり、前者しかない。でも。それでも。……二択以外の道が、有るのでは? リベットの後から細い通路を歩きながら、トゥエはずっと考え続けて、いた。
と。
「……着いたわよ」
リベットの声に、はっとして顔を上げる。
『皇帝』を名乗る人物の部屋にしてはやけに簡素な空間が、トゥエの前に広がっていた。家具は、簡素なソファと、がっしりとした机のみ。アデールの王宮にある、自分の部屋より質素ではないか。もっと華美な生活を想像していたトゥエは口をあんぐりと開けたまま、辺りをもう一度見回した。
と。
「……来たか」
不意に、大きな気配が、トゥエの背後に現れる。魔皇帝だ。そう、感じる前に、トゥエはノイマンから借りた腰の短刀を抜いてその影に襲いかかっていた。
「何を!」
だが、トゥエの身体は、トゥエの背後にいたリベットによって仰向けに倒される。次にトゥエが感じたのは、首筋に突き刺さる冷たい感覚。目の前に、リベットがいる。トゥエの身体に馬乗りになったリベットが、自分の短剣をトゥエの首筋に向けているのが、薄暗い光にはっきりと、映っていた。
「止めなさい、リベット」
魔皇帝の声が、辺りを震わせる。兜に面頬まで付けているので、少し籠もり気味の声だったが、それでも『威圧感』だけは十分に、あった。
「でも……」
リベットは憎々しげにトゥエをじっと見つめてから、渋々短剣を鞘に収め、トゥエの身体から降りた。
そっと、首筋に触れてみる。ぬるっとした血の感覚が、トゥエの背筋を凍らせた。対して魔皇帝は、あくまで平静であるようにトゥエの目に映る。やはり、この人には敵わないのか。悔しさが喉に詰まり、トゥエは仰向けに倒れたまま思わず呻いた。
と、その時。
不意に、魔皇帝が被っていた兜を脱ぐ。取り外した面頬の下から現れた顔に、トゥエははっと息を飲んだ。魔皇帝の顔は、トゥエに瓜二つ。『水鏡の術』を行う際、嫌というほど水面に映った自分の顔を見ているトゥエには、それがすぐに分かった。起き上がりながらよくよく観察してみると、鎧から覗く肌の血色の悪さも、トゥエと一緒だ。トゥエと同じ顔、同じ肌の色の男が、トゥエの目の前に、居た。髪の色が薄いのと、目頭辺りにある癇性らしい皺を除けば、トゥエそのものだと言って良い。
「な、何で? 何で?」
二人の相似にリベットも気がついたらしい。驚きの声が部屋中に響く。
「一体、どういうこと?」
「似ているのは当たり前だろう。……親子だからな」
そのリベットの戸惑いを、魔皇帝の声が掻き消す。
「だが、似ているのは姿形だけではない」
そして魔皇帝は、起き上がりかけたトゥエを見下ろして厳かに言った。
「その身に持つ『力』も、同じだ。……いや、私より強い『力』を持っている」
どういうことだ? 魔皇帝の言葉に、トゥエの当惑はますます深まった。ただでさえ、自分がこの残虐な男の息子だと知らされた所為で頭の中が真っ白になっている。
「おそらく、『力有る石』を鎮めることができるほどの『力』をな」
魔皇帝の言葉に、再び、トゥエの頭が真っ白になる。自分が、『力有る石』を鎮めることが、できる? リュエルの持つ『石』にさえ敵わなかった自分に?
「嘘、だ」
思わずそう、呟く。
だが、魔皇帝の言葉が真実しか言っていないことは、直感で分かった。
「疑うのか? ……確かに、証拠はないがな」
そう言いながら、魔皇帝は懐からお守りのようなものを取り出す。魔皇帝に見せられたそれは、血のように赤い『石』だった。
「しかしながら、暴走気味だった私の『石』の力が弱くなったのも確かなのだよ」
不意に、思い出す。リーニエの砦で魔皇帝と対峙した時も、魔皇帝の胸にはこの『石』が光っていた。そして、……自分はそれに触れた。そして、もう一つ。……自分が側に居た時には、リュエルの石は魔物を消さなかった。
自分が持っていた『力』に、言葉を失う。呆然と、トゥエは魔皇帝を見つめた。
「……ところで」
そんなトゥエの気持ちを知ってか知らずか、不意に魔皇帝が話題を変える。
「リーニエの王が新しくなったのは知っておるか?」
「え。……いいえ」
魔皇帝の問いに、首を横に振る。
リーニエの王が死病にかかっていることは、知っていた。だが、王が亡くなったことは知らなかった。兄である二王子が『消えて』しまっているのだから、現在のリーニエの王はリュエル、ということになる。
だから。
「では、そのリーニエの新王が、敵対する豪族達を粛正していることも知らないだろうな」
次の魔皇帝の言葉に、リュエルの頭は三度真っ白になった。あの、温厚なリュエルが、何故……。
「おそらく、『石』の所為だろう」
しかし魔皇帝の言葉が、疑問の答えとなる。
〈そう、か……〉
やはり、あの時に奪っておけば良かった。後悔だけが、心に渦巻く。いや、キュミュラントに『石』を取りに行った時から予兆はあったのだ。その時に止めてさえいれば。『石』にさえ頼らなければ、リュエルはこんなことをしなくて済んだはずだ。心の痛みに、トゥエは思わず呻いた。
だが、しかし。はたと、思い出す。……もし『石』がなければ、魔皇帝の侵略からリュエルを守ることはできなかった。それも、事実だ。リュエルの為に、リュエルから『石』を奪わなければならない。しかし、『石』がなければ、目の前にいるこの残虐な男から身を守る術がない。
「……そうだな」
トゥエの思考に気付いたのか、魔皇帝はトゥエを見つめふっと笑った。
「リーニエの王が持つ『石』を私の所まで持って来ることができるのであれば、私もこの『石』をそなたに渡そう」
「えっ……!」
思わぬ提案に、息を呑む。
魔皇帝の真意を確かめるように、トゥエは魔皇帝をじっと見つめた。
「勘違いするな。それが、『あの人』との約束だからだ」
そんなトゥエを見つめ返し、魔皇帝が軽く手を振る。
「もしそなたが本当に『鎮めの力』を持つ物なら、『石』をここに持って来るくらいできるだろう」
『担い手』あるいは『鎮めの力を持つ者』に必ず『石』を渡すこと。それが、この『石』を譲り受けた時の約束。魔皇帝は静かにそう、トゥエに告げた。
魔皇帝の言葉に、嘘は全く感じられない。混乱する意識の中で、それだけははっきりと、感じる。それに。リュエルに、これ以上残虐なことをさせるわけにはいかない。
だから。
「本当、ですね。その約束」
一言一言噛みしめるように、ゆっくりと言葉を紡ぐ。
この後魔皇帝がどう答えようと、トゥエの答えは決まっていた。
「ちょっと、御館様を疑うの?」
「ああ。約束は違えぬ」
リベットの言葉を間に挟みながらも、魔皇帝は静かに頷いた。
「……分かりました」
だからトゥエも、静かに頷く。
顔を上げると、魔皇帝の瞳に微かな優しさが、見えた。……不安と、そして微かな『済まなさ』も。
「リベット」
トゥエが頷いた途端、魔皇帝はリベットに向かってそう、命令する。
「この者に付いて行け」
「えー!」
突然そう言われたリベットは、大声を上げてから再びトゥエをじっと睨んだ。
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「いいわ」
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