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一六
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緩衝地帯も、国境も、人の少ない裏道を通って何とかやり過ごす。
段々、アデールが近づいてくる。だが。トゥエは正直、焦っていた。リュエルから『石』を取り上げる方法を、思いつくことができない。
だから、というわけではないのだが。
「ごめん、ちょっと、寄り道する」
もう少しでアデール到着、という朝、トゥエはリベットに向かって頭を下げた。
「キュミュラント山に、行っておきたいんだ」
あの『石』が安置されていた場所に行けば、何かヒントがあるかもしれない。一縷の期待を、トゥエはその行動にかけた。
「……仕方無いわね」
御館様に、できるだけあなたの指示に従うよう言われてるから。そう言いながら、リベットはトゥエの提案を了承した。
半年前に麓から見上げたときと同じように、キュミュラント山は、木々が鬱蒼と茂っているにも拘わらず何処か荒涼とした雰囲気の山だった。
その細い山道を、リベットと共に登る。平地の時とは違い、リベットの足取りは何処か軽かった。
「元々、山の民だったから」
大陸北西部の山の中で育ったから、山を歩く方が好き。リベットははっきりとそう言い、見たことの無いほど笑顔になった。
「で、『祠』って何処?」
その笑顔のまま、トゥエにそう問うリベット。よく考えてみると、自分はこの山に登ったことがない。リベットの笑顔を尻目に、安直な決断をトゥエは心の底で後悔した。
だが。ふと、直感が働く。こっちだ。そう思い、伸びかけの草をかき分けると、目の前に洞窟の入口が現れた。
「ここ……?」
呆然とするトゥエの後ろで、リベットが不思議そうな声を上げる。
「なんか、本当に何もない、って感じなんだけど」
いや。確かに、ここだ。はっきりとそう感じる。……ここに『石』があった。
洞窟の入口の横には、その入口にぴったりと合いそうな円盤状の岩が立て掛けられていた。おそらく昔はこの岩で『石』を封じていたのだろう。そして。この、『祠』は。……『石』をここに戻してほしいと、訴えている。あの『石』はこの山が守るべきものであると、太古の昔から定められているのだから、と。
そうか。……でも。
『祠』から感じる必死な想いに、トゥエの心は揺れた。
その夜。
宿のベッドの上で、トゥエは眠れぬまま天井を見上げていた。その隣では、リベットがすやすやと安らかな寝息を立てている。
全く、男が隣にいるのに無防備過ぎる。そんなリベットを見て、はっとため息を漏らす。おそらく、リベットは自分のことを男だと思っていないのだろう。そんな気がする。
……それはともかく。
〈どう、すれば〉
リュエルから石を奪う方法が、どうしても思いつかない。
魔皇帝の申し出を正直に話すか? おそらく信頼してはもらえまい。逆に裏切り者扱いされるがオチだ。裏切り者扱いは構わないのだが、リュエルから『石』を奪えなければ、トゥエの願いは水泡に帰す。とするとやはり、無理矢理奪い取るしかないのだが、それを行って、無事にリーマンの魔皇帝の所にまで帰れる保証は、無い。マチウもウォリスも、それは絶対に阻止するはずだ。マチウは主君の安全の為に。ウォリスは自らの目的の為に。
マチウやウォリスに、自分の思いを理解してもらう術は無いのだろうか。暗い空間を睨みながら、必死に考える。リュエルと、リーニエ王国を守りたい気持ちは皆同じなのに、どうしてこんなに齟齬が出るのだろうか? 残酷だと思いながらも、魔皇帝がリーニエへの侵攻を止めないのと同じように、それぞれの想いが同じようで違うからだろうか? ……想い?
〈そうか……!〉
目が覚めたような感覚が、トゥエの全身を明るくさせる。
自分はこれまで、どうやってリュエルから『石』を奪い取り、魔皇帝の元へ持って行くかだけを考えていた。だが、これでは『目的』が微妙に違う。自分の第一の目的は、リュエルにこれ以上、残虐な行為をさせないこと。それに、魔皇帝の元にリュエルの『石』を持って行ったところで、魔皇帝が約束通り自分の『石』をトゥエに渡すかどうかが不明だ。あの魔皇帝のことだから、ほくそ笑みつつトゥエから『石』を取り上げる可能性の方が高い。と、すると。宿の暗い天井を見上げたまま、しばらく考える。
はっきりとした答えは、浮かんでこない。だが、やるしかない。それが自分を破滅させる方法であっても。いや、自分は死んでも構わないのだ。……リュエルの行為さえ、止められるのであれば。
隣で眠っているリベットを起こさないように、静かにベッドから滑り降りる。
ずれた掛け布団をそっとリベットの細い肩に被せると、次の瞬間には、トゥエは窓から外へと飛び出していた。
堂々と、アデールの外門をくぐる。
王宮の正門前に立ち、トゥエは門を守る衛兵に向かって大声を上げた。
「新王陛下に伝えろ。トゥエが新王陛下自身に逢いたいと」
トゥエの名を聞いて、たちまち辺りは騒然となる。たちまちにして、トゥエは衛兵に囲まれ、腕と肩を固く縛られた。
勿論、あちこち殴られる。だがしかし、命を狙ってくるような鋭い切っ先を避ける以外、トゥエは抵抗らしい抵抗をしなかった。目的は、衛兵達を倒すことではない。リュエルに会うこと。
「……来たか」
少し動揺したマチウの声に、はっと顔を上げる。いつの間にか、トゥエは王宮の中庭に引き出されていた。傷ついた素足に、敷かれた石畳が冷たい。トゥエの目の前、少し離れた所に、リュエルが居た。リュエルの胸にはやはり、あの『石』が光っている。
そっと、目だけで辺りを見回す。リュエルの周りには、衛兵しかいない。トゥエの周りには、衛兵と、背後のマチウだけだ。ウォリスの姿は、無い。良かった。ほっと胸を撫で下ろす。マチウはいつもリュエルの側に詰めているが、ウォリスはそうではない。だから、不意打ちで王宮に現れれば、トゥエの計画に邪魔なウォリスの現れる確率は低くなる。そう考えての、トゥエのこの行動は、当たっていたようだ。あとは。
「何故、戻って来た?」
マチウの問いが、意外に心に響く。戸惑っているところが、マチウらしくない。だが、マチウがどう思っているかは、トゥエにはよく分かった。
対して、リュエルの方は意外なほど落ち着き払っている。
「罪を、認めるか? 自分の、罪を」
リュエルの声が、一言一言はっきりと、トゥエの耳に響く。
「ならば、私自身が裁くのが慈悲であろう」
その、冷酷としか表現できない声に、トゥエの心は凍った。……こんなのは、本当のリュエルじゃない。こんなことを、ずっとさせておくわけにはいかない。
おもむろに腰の剣を抜いたリュエルが、静かにトゥエに近づく。心を落ち着かせ、トゥエはゆっくりとその時を待った。もう少し、もう少し。……今だ。
爪先に力を込め、リュエルの胸へ向けて足裏だけで飛び込む。そして次の瞬間、トゥエは目の前に来たペンダントの鎖を噛み千切り、『石』を口に入れて飲み込んだ。
喉の痛みが、『石』を飲み込んだことをはっきりと知らせる。その、次の瞬間。背中から胸を貫く痛みに、はっとする。俯くと、幅広の剣の切っ先が自分の胸から突き出ているのがはっきりと、見えた。この剣は、マチウの物だ。おそらくマチウはとっさに、トゥエの行為がリュエルに害を為すものだと判断したのだろう。彼らしい行為だ。トゥエはふっと笑った。だが。……自分の目的は、果たせている。
だから。
急速に薄れていく意識の中で、トゥエはにっこりと、笑った。
段々、アデールが近づいてくる。だが。トゥエは正直、焦っていた。リュエルから『石』を取り上げる方法を、思いつくことができない。
だから、というわけではないのだが。
「ごめん、ちょっと、寄り道する」
もう少しでアデール到着、という朝、トゥエはリベットに向かって頭を下げた。
「キュミュラント山に、行っておきたいんだ」
あの『石』が安置されていた場所に行けば、何かヒントがあるかもしれない。一縷の期待を、トゥエはその行動にかけた。
「……仕方無いわね」
御館様に、できるだけあなたの指示に従うよう言われてるから。そう言いながら、リベットはトゥエの提案を了承した。
半年前に麓から見上げたときと同じように、キュミュラント山は、木々が鬱蒼と茂っているにも拘わらず何処か荒涼とした雰囲気の山だった。
その細い山道を、リベットと共に登る。平地の時とは違い、リベットの足取りは何処か軽かった。
「元々、山の民だったから」
大陸北西部の山の中で育ったから、山を歩く方が好き。リベットははっきりとそう言い、見たことの無いほど笑顔になった。
「で、『祠』って何処?」
その笑顔のまま、トゥエにそう問うリベット。よく考えてみると、自分はこの山に登ったことがない。リベットの笑顔を尻目に、安直な決断をトゥエは心の底で後悔した。
だが。ふと、直感が働く。こっちだ。そう思い、伸びかけの草をかき分けると、目の前に洞窟の入口が現れた。
「ここ……?」
呆然とするトゥエの後ろで、リベットが不思議そうな声を上げる。
「なんか、本当に何もない、って感じなんだけど」
いや。確かに、ここだ。はっきりとそう感じる。……ここに『石』があった。
洞窟の入口の横には、その入口にぴったりと合いそうな円盤状の岩が立て掛けられていた。おそらく昔はこの岩で『石』を封じていたのだろう。そして。この、『祠』は。……『石』をここに戻してほしいと、訴えている。あの『石』はこの山が守るべきものであると、太古の昔から定められているのだから、と。
そうか。……でも。
『祠』から感じる必死な想いに、トゥエの心は揺れた。
その夜。
宿のベッドの上で、トゥエは眠れぬまま天井を見上げていた。その隣では、リベットがすやすやと安らかな寝息を立てている。
全く、男が隣にいるのに無防備過ぎる。そんなリベットを見て、はっとため息を漏らす。おそらく、リベットは自分のことを男だと思っていないのだろう。そんな気がする。
……それはともかく。
〈どう、すれば〉
リュエルから石を奪う方法が、どうしても思いつかない。
魔皇帝の申し出を正直に話すか? おそらく信頼してはもらえまい。逆に裏切り者扱いされるがオチだ。裏切り者扱いは構わないのだが、リュエルから『石』を奪えなければ、トゥエの願いは水泡に帰す。とするとやはり、無理矢理奪い取るしかないのだが、それを行って、無事にリーマンの魔皇帝の所にまで帰れる保証は、無い。マチウもウォリスも、それは絶対に阻止するはずだ。マチウは主君の安全の為に。ウォリスは自らの目的の為に。
マチウやウォリスに、自分の思いを理解してもらう術は無いのだろうか。暗い空間を睨みながら、必死に考える。リュエルと、リーニエ王国を守りたい気持ちは皆同じなのに、どうしてこんなに齟齬が出るのだろうか? 残酷だと思いながらも、魔皇帝がリーニエへの侵攻を止めないのと同じように、それぞれの想いが同じようで違うからだろうか? ……想い?
〈そうか……!〉
目が覚めたような感覚が、トゥエの全身を明るくさせる。
自分はこれまで、どうやってリュエルから『石』を奪い取り、魔皇帝の元へ持って行くかだけを考えていた。だが、これでは『目的』が微妙に違う。自分の第一の目的は、リュエルにこれ以上、残虐な行為をさせないこと。それに、魔皇帝の元にリュエルの『石』を持って行ったところで、魔皇帝が約束通り自分の『石』をトゥエに渡すかどうかが不明だ。あの魔皇帝のことだから、ほくそ笑みつつトゥエから『石』を取り上げる可能性の方が高い。と、すると。宿の暗い天井を見上げたまま、しばらく考える。
はっきりとした答えは、浮かんでこない。だが、やるしかない。それが自分を破滅させる方法であっても。いや、自分は死んでも構わないのだ。……リュエルの行為さえ、止められるのであれば。
隣で眠っているリベットを起こさないように、静かにベッドから滑り降りる。
ずれた掛け布団をそっとリベットの細い肩に被せると、次の瞬間には、トゥエは窓から外へと飛び出していた。
堂々と、アデールの外門をくぐる。
王宮の正門前に立ち、トゥエは門を守る衛兵に向かって大声を上げた。
「新王陛下に伝えろ。トゥエが新王陛下自身に逢いたいと」
トゥエの名を聞いて、たちまち辺りは騒然となる。たちまちにして、トゥエは衛兵に囲まれ、腕と肩を固く縛られた。
勿論、あちこち殴られる。だがしかし、命を狙ってくるような鋭い切っ先を避ける以外、トゥエは抵抗らしい抵抗をしなかった。目的は、衛兵達を倒すことではない。リュエルに会うこと。
「……来たか」
少し動揺したマチウの声に、はっと顔を上げる。いつの間にか、トゥエは王宮の中庭に引き出されていた。傷ついた素足に、敷かれた石畳が冷たい。トゥエの目の前、少し離れた所に、リュエルが居た。リュエルの胸にはやはり、あの『石』が光っている。
そっと、目だけで辺りを見回す。リュエルの周りには、衛兵しかいない。トゥエの周りには、衛兵と、背後のマチウだけだ。ウォリスの姿は、無い。良かった。ほっと胸を撫で下ろす。マチウはいつもリュエルの側に詰めているが、ウォリスはそうではない。だから、不意打ちで王宮に現れれば、トゥエの計画に邪魔なウォリスの現れる確率は低くなる。そう考えての、トゥエのこの行動は、当たっていたようだ。あとは。
「何故、戻って来た?」
マチウの問いが、意外に心に響く。戸惑っているところが、マチウらしくない。だが、マチウがどう思っているかは、トゥエにはよく分かった。
対して、リュエルの方は意外なほど落ち着き払っている。
「罪を、認めるか? 自分の、罪を」
リュエルの声が、一言一言はっきりと、トゥエの耳に響く。
「ならば、私自身が裁くのが慈悲であろう」
その、冷酷としか表現できない声に、トゥエの心は凍った。……こんなのは、本当のリュエルじゃない。こんなことを、ずっとさせておくわけにはいかない。
おもむろに腰の剣を抜いたリュエルが、静かにトゥエに近づく。心を落ち着かせ、トゥエはゆっくりとその時を待った。もう少し、もう少し。……今だ。
爪先に力を込め、リュエルの胸へ向けて足裏だけで飛び込む。そして次の瞬間、トゥエは目の前に来たペンダントの鎖を噛み千切り、『石』を口に入れて飲み込んだ。
喉の痛みが、『石』を飲み込んだことをはっきりと知らせる。その、次の瞬間。背中から胸を貫く痛みに、はっとする。俯くと、幅広の剣の切っ先が自分の胸から突き出ているのがはっきりと、見えた。この剣は、マチウの物だ。おそらくマチウはとっさに、トゥエの行為がリュエルに害を為すものだと判断したのだろう。彼らしい行為だ。トゥエはふっと笑った。だが。……自分の目的は、果たせている。
だから。
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