社内で秘め事はお断り!?【R18】

霧内杳/眼鏡のさきっぽ

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3.これで最後

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廊下を歩いていたら、いきなり手が出てきて会議室に引き込まれた。

「泉」

壁に押しつけられ、片手が頬を撫でた。
私を見下ろす、リムレス眼鏡の向こうの目は、熱を孕んで潤んでる。

「お帰りなさい、大室課長」

「充電させろ」

「……!」

私がなにも云わないうちに、がっつり唇を食われた。

昨日、泊まりで出張だったから飢えてるのはわかってる。
丸一日私にふれられないと、死ぬ……らしいので。

それはいい、それはいいんだけど。
さっきから股ドンしてる足が、その、あの、えっと、……ね。

戸惑ってる私なんか無視してスカートをたくし上げ、大室課長の手が突っ込まれた。

「大室課長!」

「濡らしとかないと痛いのはおまえだろ?」

「……っ」

声が出そうになって慌てて指を噛む。
けど、かまわずに大室課長は手を動かして、くちゅくちゅと私の身体がたてる音が会議室に響き出す。

不意に刺激が無くなってぼぅと見上げると、にやりと片頬が上った。

カチャリとベルトの外れる音がしたかと思ったら、片足を持ち上げられて下着を避けて大室課長が私の中に入ってくる。

「ああっ、」

上げそうになった声は、大室課長の唇に消された。
身体を揺さぶられ続けながら、必死で掴まる。

「悩むよな、結婚したら同じ支店にはいられなくなるから、こうやっておまえを抱けないし」

「……、……!」

奥を激しく突き上げられ、肩に顔を埋めて声を押し殺す。

「どうしたらいいと思う?」

そんな話、いましないで欲しい。
送られ続ける刺激に声を漏らさないことだけで精一杯なのに。

「なあ!」

「……!!!」

最奥を抉られ、思いっきりぎゅーっと大室課長に抱きついて悲鳴を噛み殺した。
早くなっていく律動に、必死で耐える。

「……もうイきそう?」

「あ、」

仕上げ、とばかり思いっきり奥を突かれ、我を忘れて上げそうになった悲鳴は大室課長の唇が押さえてくれた。
どく、どくと私の中に白い欲望を吐き出される。

「……はぁーっ」

唇が離れると、深い吐息を落としながらぐったりと大室課長にもたれ掛かった。

「……会社はダメだって、何度も」

「はいはい、悪い、悪い」

……はぁーっ、まったく悪びれる様子のない大室課長にため息しか出てこない。

「まあ、これが最後だと思うから」

「……最後?」

びくり、思わず背中が震える。

まさか、別れる、とか?

おそるおそる顔を上げると、視線のあった大室課長はなぜか目を逸らした。

ああ、やっぱり別れ話されるんだ。
私、なにか大室課長の気に障ることでもやったのかな。
でも、いま別れ話とかないよ。
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