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第2章 甘やかされて巣ごもり
3.あーや
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午後もまた、玲さんは仕事に出ていった。
わざわざ私と昼食を食べるためだけに戻ってきたようだ。
「変な、人……」
石塚さんに伴われて移動する。
「こちらが彩梅様のお部屋になります」
開けられたドアの中には、がらんとした部屋が広がっていた。
「えっと……」
こんななにもない部屋を与えられても、どうしていいのかわからない。
「お洋服は寝室のクローゼットへしまわせていただきました。
こちらへはその他のものだけ」
置かれた箱の中を確認したが、当たり障りのない本やぬいぐるみが詰まっているだけだった。
「……ない」
いくら確かめても大事なゲームと携帯がない。
もしかして玲さんが、こんなものは持ち込めないと却下しちゃったとか?
「嘘だ……」
あれがなきゃ、私は生きていけない。
すっかり私はいじけて、寝室のベッドの隅で丸くなった。
「彩梅……?」
僅かにベッドが沈み、誰かが座る。
「どうかしたのか?
昼からベッドの上で蹲ったまま、全然動いてないらしいじゃないか」
そっと手が、私の髪に触れる。
でも私はますます固く小さくなった。
「なにか気に障ることでもしたのか」
私がなにも言わないから、男――玲さんの声は、完全に困惑している。
「気にいらないことをしたのならあやまる」
なんだかくーんと小さく鳴く声さえ聞こえてきそうで、思わず顔を上げていた。
「もうこれ以上、あーやに嫌われたくないんだ……」
眉尻を下げた情けない顔で、玲さんが私を見ている。
――あーや。
さっき、夢の中で誰かがそう呼んでいた気がした。
「あーやが嫌がることは絶対にしない。
欲しいものがあるならなんでも買ってやる。
行きたいところがあるならどこでも連れていってやる。
だから僕を、嫌わないでほしい」
レンズの向こうで水色の瞳が泣きだしそうに歪む。
どうしてこの人は、そんなに必死なんだろう。
私にはそんな価値はないのに。
「そ、その。
……あーや、って?」
夢の中の彼は玲さんなんだろうか。
そういえば、この後ろあたまの傷の原因は玲さんだ、って。
「ああ。
小さい頃、僕は君をそう呼んでいたんだ。
あーや、って。
覚えて……ないんだよな」
涙の溜まった目のまま、玲さんが少しだけ首を傾ける。
なぜかその顔に、――胸の奥がきゅん、と甘く締まった。
「そうだ。
これからは昔みたいに、君をあーやと呼ぶことを許してくれないだろうか」
さっきから胸の鼓動が少しだけ速い。
顔も、ほんのりと熱くなっていた。
「は、い……」
「よかった」
ほっと彼が、息を吐き出す。
なぜかわからないがこの人が、純粋に私に好意を持ってくれているのはわかった。
その想いには誠実に応えなければならない。
「それで僕のあーやはなんで、こんなにご機嫌斜めなんだ?」
座る位置を変えて私にぴったりと寄り添い、玲さんが腰を抱いてくる。
「その……」
「ん?」
眼鏡の向こうで細められた目が私を見ている。
さっきの彼の反応からいって、ゲームがなかったのはきっと両親のせいだ。
それにゲームを取り上げられたくらいでこんなにいじけていたなんて、理解してもらえないに違いない。
「……もう、いい、です」
ふいっと目を逸らしたら、そっちへ顔が回り込む。
「ダメだ。
言いたいことはちゃんと言え。
勝手に諦めてはダメだ」
真っ直ぐに私の目を見つめられ、びくんと身体に揺れた。
私を確固たる意志で叱る、彼の強い目。
逸らしたいのに視線は逸らせない。
「……はい」
「ん。
それであーやは、なにをそんなにいじけているんだ?」
私から顔を離し、玲さんが目尻を下げてにっこりと笑った。
「その……ゲーム、がなく、て」
「ゲーム?」
それってどういうことだ? と彼の首がこてんと横に倒れる。
「フロントに頼めば、トランプでもオセロでも持ってくるが?」
彼のスーツのジャケットを掴み、ふるふると首を振る。
「違うのか?」
うんうんと今度は勢いよく頷いた。
「わ、私、ゲームが好き、で。
でも、携帯ゲーム機も、スマホも、なかった、から……」
「ようするに、実家のあーやの部屋にあったものがなかった、と」
うんうんとまた、頷く。
「……おかしいな」
すーっと、玲さんの周りの空気が変わった。
あっという間に室温が氷点下まで下がっていく。
その瞳と同じで、ピキピキと空気中の水分が凍りついていく音さえ聞こえそうだ。
「あーやの部屋にあるものはたとえ塵のひとつでさえ、こちらへそっくり運ぶようにお願いしたのに」
すーっとレンズの奥で、玲さんの目が細くなる。
これが――絶対零度の、アイスブルーの瞳。
「すまない、あーや。
いますぐに手のものを派遣して、あーやの部屋のものを運ばせる」
ニコッと玲さんが私に微笑みかけ、一気に空気が緩んだ。
「あ、あの。
そんなに急がない、ので」
玲さんの口ぶりだと、もう夜も遅いというのに私の実家へ人をやり、荷物をこちらへ運び込みそうだ。
「こんなにいじけていたのにか?」
「うっ」
ツッコまれて言葉に詰まってしまう。
さすがに、大人げなかったとは思う。
「呆れています、か?」
「いや?
大事なものは人それぞれだ。
あーやにとってゲームとはそれだけのものなんだろ」
「……えと」
私にとってゲームとはそれほどのものなんだろうか。
ただ、逃げ込めるものがそれだった、というだけ。
「明日、朝一で音尾に人を派遣し、あーやの大事なゲームを持ってこさせる。
これで機嫌を直してくれるかな、僕のお姫様?」
するりと私のあたまを撫でた手が、髪をひと束取る。
私の目をレンズ越しにじっと見つめたまま、玲さんはそれに口付けを落とした。
綺麗に薄い唇が三日月型になり、眼鏡の奥で目尻が下がる。
「……はい」
あっという間に顔が熱を持っていく。
王子様を地でいくような人にこんなことをされ、ぽーっとならない人がいるのなら会ってみたい。
「ん。
ならディナーにしよう。
僕はお腹ペコペコだ」
わざとらしくお腹を押さえて玲さんが笑う。
それがおかしくて、思わず吹き出していた。
「あーやが笑った!」
「えっ、あっ!?」
玲さんの両手が脇の下に入り、そのまま立ち上がる。
遥か頭上に持ち上げられてなにが起こるのかと思ったら、玲さんはその場で踊るようにくるくる回りだした。
「あーやが笑った!
あーやが笑った!」
にこにこと笑いながら玲さんは回り続ける。
なにがそんなに楽しいのかわからないが、彼がいいならいいか。
わざわざ私と昼食を食べるためだけに戻ってきたようだ。
「変な、人……」
石塚さんに伴われて移動する。
「こちらが彩梅様のお部屋になります」
開けられたドアの中には、がらんとした部屋が広がっていた。
「えっと……」
こんななにもない部屋を与えられても、どうしていいのかわからない。
「お洋服は寝室のクローゼットへしまわせていただきました。
こちらへはその他のものだけ」
置かれた箱の中を確認したが、当たり障りのない本やぬいぐるみが詰まっているだけだった。
「……ない」
いくら確かめても大事なゲームと携帯がない。
もしかして玲さんが、こんなものは持ち込めないと却下しちゃったとか?
「嘘だ……」
あれがなきゃ、私は生きていけない。
すっかり私はいじけて、寝室のベッドの隅で丸くなった。
「彩梅……?」
僅かにベッドが沈み、誰かが座る。
「どうかしたのか?
昼からベッドの上で蹲ったまま、全然動いてないらしいじゃないか」
そっと手が、私の髪に触れる。
でも私はますます固く小さくなった。
「なにか気に障ることでもしたのか」
私がなにも言わないから、男――玲さんの声は、完全に困惑している。
「気にいらないことをしたのならあやまる」
なんだかくーんと小さく鳴く声さえ聞こえてきそうで、思わず顔を上げていた。
「もうこれ以上、あーやに嫌われたくないんだ……」
眉尻を下げた情けない顔で、玲さんが私を見ている。
――あーや。
さっき、夢の中で誰かがそう呼んでいた気がした。
「あーやが嫌がることは絶対にしない。
欲しいものがあるならなんでも買ってやる。
行きたいところがあるならどこでも連れていってやる。
だから僕を、嫌わないでほしい」
レンズの向こうで水色の瞳が泣きだしそうに歪む。
どうしてこの人は、そんなに必死なんだろう。
私にはそんな価値はないのに。
「そ、その。
……あーや、って?」
夢の中の彼は玲さんなんだろうか。
そういえば、この後ろあたまの傷の原因は玲さんだ、って。
「ああ。
小さい頃、僕は君をそう呼んでいたんだ。
あーや、って。
覚えて……ないんだよな」
涙の溜まった目のまま、玲さんが少しだけ首を傾ける。
なぜかその顔に、――胸の奥がきゅん、と甘く締まった。
「そうだ。
これからは昔みたいに、君をあーやと呼ぶことを許してくれないだろうか」
さっきから胸の鼓動が少しだけ速い。
顔も、ほんのりと熱くなっていた。
「は、い……」
「よかった」
ほっと彼が、息を吐き出す。
なぜかわからないがこの人が、純粋に私に好意を持ってくれているのはわかった。
その想いには誠実に応えなければならない。
「それで僕のあーやはなんで、こんなにご機嫌斜めなんだ?」
座る位置を変えて私にぴったりと寄り添い、玲さんが腰を抱いてくる。
「その……」
「ん?」
眼鏡の向こうで細められた目が私を見ている。
さっきの彼の反応からいって、ゲームがなかったのはきっと両親のせいだ。
それにゲームを取り上げられたくらいでこんなにいじけていたなんて、理解してもらえないに違いない。
「……もう、いい、です」
ふいっと目を逸らしたら、そっちへ顔が回り込む。
「ダメだ。
言いたいことはちゃんと言え。
勝手に諦めてはダメだ」
真っ直ぐに私の目を見つめられ、びくんと身体に揺れた。
私を確固たる意志で叱る、彼の強い目。
逸らしたいのに視線は逸らせない。
「……はい」
「ん。
それであーやは、なにをそんなにいじけているんだ?」
私から顔を離し、玲さんが目尻を下げてにっこりと笑った。
「その……ゲーム、がなく、て」
「ゲーム?」
それってどういうことだ? と彼の首がこてんと横に倒れる。
「フロントに頼めば、トランプでもオセロでも持ってくるが?」
彼のスーツのジャケットを掴み、ふるふると首を振る。
「違うのか?」
うんうんと今度は勢いよく頷いた。
「わ、私、ゲームが好き、で。
でも、携帯ゲーム機も、スマホも、なかった、から……」
「ようするに、実家のあーやの部屋にあったものがなかった、と」
うんうんとまた、頷く。
「……おかしいな」
すーっと、玲さんの周りの空気が変わった。
あっという間に室温が氷点下まで下がっていく。
その瞳と同じで、ピキピキと空気中の水分が凍りついていく音さえ聞こえそうだ。
「あーやの部屋にあるものはたとえ塵のひとつでさえ、こちらへそっくり運ぶようにお願いしたのに」
すーっとレンズの奥で、玲さんの目が細くなる。
これが――絶対零度の、アイスブルーの瞳。
「すまない、あーや。
いますぐに手のものを派遣して、あーやの部屋のものを運ばせる」
ニコッと玲さんが私に微笑みかけ、一気に空気が緩んだ。
「あ、あの。
そんなに急がない、ので」
玲さんの口ぶりだと、もう夜も遅いというのに私の実家へ人をやり、荷物をこちらへ運び込みそうだ。
「こんなにいじけていたのにか?」
「うっ」
ツッコまれて言葉に詰まってしまう。
さすがに、大人げなかったとは思う。
「呆れています、か?」
「いや?
大事なものは人それぞれだ。
あーやにとってゲームとはそれだけのものなんだろ」
「……えと」
私にとってゲームとはそれほどのものなんだろうか。
ただ、逃げ込めるものがそれだった、というだけ。
「明日、朝一で音尾に人を派遣し、あーやの大事なゲームを持ってこさせる。
これで機嫌を直してくれるかな、僕のお姫様?」
するりと私のあたまを撫でた手が、髪をひと束取る。
私の目をレンズ越しにじっと見つめたまま、玲さんはそれに口付けを落とした。
綺麗に薄い唇が三日月型になり、眼鏡の奥で目尻が下がる。
「……はい」
あっという間に顔が熱を持っていく。
王子様を地でいくような人にこんなことをされ、ぽーっとならない人がいるのなら会ってみたい。
「ん。
ならディナーにしよう。
僕はお腹ペコペコだ」
わざとらしくお腹を押さえて玲さんが笑う。
それがおかしくて、思わず吹き出していた。
「あーやが笑った!」
「えっ、あっ!?」
玲さんの両手が脇の下に入り、そのまま立ち上がる。
遥か頭上に持ち上げられてなにが起こるのかと思ったら、玲さんはその場で踊るようにくるくる回りだした。
「あーやが笑った!
あーやが笑った!」
にこにこと笑いながら玲さんは回り続ける。
なにがそんなに楽しいのかわからないが、彼がいいならいいか。
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