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収まりきらなかった衝動
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恍惚となって身体の自由がきかないゼリンダをカイとシエルは再び丁寧に磨き上げて浴槽につからせる。
「ありがとう……」
ぽやぽやしながらも律儀なゼリンダにカイとシエルは小さく微笑んだ。
温まったので三人ともバスルームから出て、タオルで身体を拭いた。カイとシエルはまだ欲望に収まりがつかなかったので全裸のままベッドルームへゼリンダを抱き上げてなだれ込む。
ゼリンダを真ん中に、右にシエル、左にカイが寝転ぶ。ふたりはゼリンダの耳をそれぞれ舐めたり甘噛みしたりしながら、手は乳房を弄る。
「アッ♡ あぁぁ♡♡」
胸と耳だけを執拗にいじめられ、ゼリンダは身もだえる。脳は気持ちいいことしか考えられない状態になっていた。
「かわいいね」
「……っ♡」
淫らにとろけた顔をしたゼリンダの鼓膜をシエルの美声が甘く震わせる。それだけでゼリンダの深い場所がキュンと反応して軽く達してしまう。
「ゼリンダ」
カイは低くくぐもった声で愛しさを込めて恋人の名前を呼ぶ。
「ぁ……♡」
ゼリンダはまた浅く気をやった。
「イキまくりだな」
カイは妖艶な笑みを浮かべて、ゼリンダの秘所へ手を伸ばす。ずっと切なく疼いていたところに触れてもらえるとゼリンダは大きく息を吐いた。
カイの指先が心地良くゼリンダの性感帯の肉刺を振動させるような刺激を与えてくれる。
「アッ、アッ……んッ、アァァァッ♡♡」
快楽に歓ぶゼリンダの円やかな臀部は跳ね回る。愛らしい唇からこぼれる官能的な声と、身もだえる彼女が生み出すシーツの衣擦れの音にカイとシエルはさらに高まった。
「もうトロットロだ」
シエルは雄みの強い微笑をひらめかせてゼリンダの唇を親指でなぞる。これからどんな辱めにあうのかとゼリンダはゾクゾクした。
「ふたりの……せい……」
「ゼリンダが煽るからだろ」
カイが意地悪な笑みを浮かべて、身体を起こした。ゼリンダは味方を増やそうとシエルにすがるような視線を送るが、こちらも酷薄な笑みを浮かべて上体を起こす。
「こんなにかわいくてえっちな恋人がいたら、仕方ないよね」
多数決に敗れたゼリンダの唇をカイの亀頭が割る。蜜壺にシエルの鈴口がキスをした。
「フ……、んんっ♡」
ふたりの欲望を口と膣で同時に受け止め、ゼリンダはうっとりする。
「う……ぁ」
正常位で挿入したシエルの唇から小さく呻きが漏れた。何度もゼリンダに性器を挿入しているのに、毎回快楽に溶けてしまいそうになる。風呂では欲望のままに腰を振って早めに果ててしまったが、短いインターバルでの二回目なのでこの心地良さを長めに堪能したいと思った。
「ん……ンンっ♡」
カイに奉仕しながら、シエルの先端から子宮口への愛撫をされるゼリンダは極致を漂う。すっかりふたりに身体を作り変えられてしまった。カイとシエルから愛されなければ、さみしくて死んでしまう気がする。
「いい顔」
口淫をさせていたカイだが、引き抜いてご褒美のキスをする。ゼリンダの舌がぎこちないがカイの舌に絡められた。ふ、と小さく笑ったカイは貪るような激しいキスをする。
キュンキュンとゼリンダの隘路はシエルの肉棒をさらに締め付けた。
「く……ッ」
シエルが腰を振りながら陰核を指で優しく擦ると、膣壁はさらに絡みついてきた。強い快感が腰から脳へ駆け上がる。
「でる……ッッ」
ゼリンダの中でシエルの質量が一段と増して、ドピュドピュっと射精した。ゼリンダもまた深く絶頂する。
「う……」
緩慢な動きで結合を解いたシエルは、この心地よさのままベッドに倒れ込みたい気持ちをぐっと我慢する。
キスを終えたカイがゼリンダの足の間に入る。ゼリンダは焦点の合わない目で、浅い呼吸に胸を上下させていた。
「ゼリンダ」
カイに低声で優しく名前を呼ばれただけでゼリンダの身体は甘やかに疼く。彼を求めて蜜があふれ出る。
シエルが優美な微笑みをたたえて巧みなキスをくれる。それでまだ身体がバターのようにじゅわりと溶けた感覚があった。
ゼリンダの中がカイの熱で満たされる。シエルと口づけを交わしながらカイの鈴口から最奥への少し荒っぽいキスを幾度も受け止める幸せで世界に星が舞い散り真っ白になった。
「ゼリンダの中、気持ちいい……」
双眸を蕩けさせてカイがつぶやく。高速ピストン運動によるパンパンと肌のぶつかる乾いた音と、ぐじゅっ、ぬぷ、と膣を擦る湿った音と、シエルとゼリンダの濃厚なキスの音が響いた。
カイの射精までは何とか意識を保っていたゼリンダだが、その身に欲望を全て受けとめたあとは気を失うように眠ってしまった。
「ありがとう……」
ぽやぽやしながらも律儀なゼリンダにカイとシエルは小さく微笑んだ。
温まったので三人ともバスルームから出て、タオルで身体を拭いた。カイとシエルはまだ欲望に収まりがつかなかったので全裸のままベッドルームへゼリンダを抱き上げてなだれ込む。
ゼリンダを真ん中に、右にシエル、左にカイが寝転ぶ。ふたりはゼリンダの耳をそれぞれ舐めたり甘噛みしたりしながら、手は乳房を弄る。
「アッ♡ あぁぁ♡♡」
胸と耳だけを執拗にいじめられ、ゼリンダは身もだえる。脳は気持ちいいことしか考えられない状態になっていた。
「かわいいね」
「……っ♡」
淫らにとろけた顔をしたゼリンダの鼓膜をシエルの美声が甘く震わせる。それだけでゼリンダの深い場所がキュンと反応して軽く達してしまう。
「ゼリンダ」
カイは低くくぐもった声で愛しさを込めて恋人の名前を呼ぶ。
「ぁ……♡」
ゼリンダはまた浅く気をやった。
「イキまくりだな」
カイは妖艶な笑みを浮かべて、ゼリンダの秘所へ手を伸ばす。ずっと切なく疼いていたところに触れてもらえるとゼリンダは大きく息を吐いた。
カイの指先が心地良くゼリンダの性感帯の肉刺を振動させるような刺激を与えてくれる。
「アッ、アッ……んッ、アァァァッ♡♡」
快楽に歓ぶゼリンダの円やかな臀部は跳ね回る。愛らしい唇からこぼれる官能的な声と、身もだえる彼女が生み出すシーツの衣擦れの音にカイとシエルはさらに高まった。
「もうトロットロだ」
シエルは雄みの強い微笑をひらめかせてゼリンダの唇を親指でなぞる。これからどんな辱めにあうのかとゼリンダはゾクゾクした。
「ふたりの……せい……」
「ゼリンダが煽るからだろ」
カイが意地悪な笑みを浮かべて、身体を起こした。ゼリンダは味方を増やそうとシエルにすがるような視線を送るが、こちらも酷薄な笑みを浮かべて上体を起こす。
「こんなにかわいくてえっちな恋人がいたら、仕方ないよね」
多数決に敗れたゼリンダの唇をカイの亀頭が割る。蜜壺にシエルの鈴口がキスをした。
「フ……、んんっ♡」
ふたりの欲望を口と膣で同時に受け止め、ゼリンダはうっとりする。
「う……ぁ」
正常位で挿入したシエルの唇から小さく呻きが漏れた。何度もゼリンダに性器を挿入しているのに、毎回快楽に溶けてしまいそうになる。風呂では欲望のままに腰を振って早めに果ててしまったが、短いインターバルでの二回目なのでこの心地良さを長めに堪能したいと思った。
「ん……ンンっ♡」
カイに奉仕しながら、シエルの先端から子宮口への愛撫をされるゼリンダは極致を漂う。すっかりふたりに身体を作り変えられてしまった。カイとシエルから愛されなければ、さみしくて死んでしまう気がする。
「いい顔」
口淫をさせていたカイだが、引き抜いてご褒美のキスをする。ゼリンダの舌がぎこちないがカイの舌に絡められた。ふ、と小さく笑ったカイは貪るような激しいキスをする。
キュンキュンとゼリンダの隘路はシエルの肉棒をさらに締め付けた。
「く……ッ」
シエルが腰を振りながら陰核を指で優しく擦ると、膣壁はさらに絡みついてきた。強い快感が腰から脳へ駆け上がる。
「でる……ッッ」
ゼリンダの中でシエルの質量が一段と増して、ドピュドピュっと射精した。ゼリンダもまた深く絶頂する。
「う……」
緩慢な動きで結合を解いたシエルは、この心地よさのままベッドに倒れ込みたい気持ちをぐっと我慢する。
キスを終えたカイがゼリンダの足の間に入る。ゼリンダは焦点の合わない目で、浅い呼吸に胸を上下させていた。
「ゼリンダ」
カイに低声で優しく名前を呼ばれただけでゼリンダの身体は甘やかに疼く。彼を求めて蜜があふれ出る。
シエルが優美な微笑みをたたえて巧みなキスをくれる。それでまだ身体がバターのようにじゅわりと溶けた感覚があった。
ゼリンダの中がカイの熱で満たされる。シエルと口づけを交わしながらカイの鈴口から最奥への少し荒っぽいキスを幾度も受け止める幸せで世界に星が舞い散り真っ白になった。
「ゼリンダの中、気持ちいい……」
双眸を蕩けさせてカイがつぶやく。高速ピストン運動によるパンパンと肌のぶつかる乾いた音と、ぐじゅっ、ぬぷ、と膣を擦る湿った音と、シエルとゼリンダの濃厚なキスの音が響いた。
カイの射精までは何とか意識を保っていたゼリンダだが、その身に欲望を全て受けとめたあとは気を失うように眠ってしまった。
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