天才魔導師と秀才魔法剣士を(いろんな意味で)癒すのがお仕事です

うづきなな

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媚薬 3

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「ンン……っ♡ んんんんッ♡」
 シエルが舌を絡ませるキスをしながら、ゼリンダの膣内の浅い箇所にあるザラザラをゆるゆると指の腹で撫でる。あまりにも気持ち良くて早速軽く気をやったゼリンダは腰が浮き、もっと触れてほしいと身体をくねらせた。
 愛液に濡れた指先を肉刺に当てて振動させるように小刻みにカリカリと動かす。ただでさえ弱い陰核への刺激にぬるぬるが加わったのでゼリンダはすぐに達してしまう。
「ァ~~~っっ♡♡」
 カイはゼリンダの乳頭を舌で転がしたり唇で吸ったり甘噛みをしたりと様々な刺激を与えながら、指で菊門を解して挿入する準備を調える。
 魔法がなければ後ろの穴を使うためにしなければいけないことはもっとたくさんあった。しかし、やはり研究している先人たちがいてくれた。この魔法はかけられた人を気持ち良くしてあげるほど、魔法の効果が上がるとあった。
 シエルがゼリンダを何度もイかせてくれたおかげと、ゼリンダが媚薬を飲んだのでかなり魔法は強くなっていた。後孔はカイの指をすんなり受け入れる。痛がったり嫌がる素振りはない。
「ふ……ぁッ♡」
 カイがゼリンダのお尻を使う準備をしていることはわかっていた。はじめこそ少し違和感があったが、ゆっくり指を抜き差しされることが気持ち良くなっていた。ここまで侵入されたら、もうカイとシエルに奪われていないところはない。恥ずかしいと少し思うが、何もかもふたりのものになれるのは嬉しかった。
「いれてぇ……いっぱいズボズボしてェ」
 子宮口が鈴口にたくさんキスをしてもらいたいと疼いている。オスの嗜虐心を煽る言葉が口をついた。
「自分で入れてごらん?」
 ゼリンダの耳元でそうささやいたシエルは、屹立を露出してソファに寝転がる。重力に逆らってそそり勃つ男性器にゼリンダは釘付けになった。
「おいで」
 シエルに言われた通りにするため、ゼリンダは彼の腹の上にまたがる。カイとシエルにこれまでたくさん貫かれていたので入れる場所はわかっていた。ゆっくりと腰を下ろしていく。
「ンっ……♡」
 潤った蜜壺はシエルの陰茎をぬぷぬぷとおいしそうに飲み込む。見守るシエルはゼリンダの悩ましい眉間のしわにゾクゾクした。
「あっ♡ あぁん♡」
 ひとつに溶け合える歓びで、ゼリンダの肉襞は震えてうねっていた。さらに愛液を分泌する。
「ゼリンダの中、ぐしょぐしょでキツキツで、すごく気持ち良いよ」
 シエルの素敵な声に卑猥な言葉をささやかれ、ゼリンダの最奥はさらに反応する。媚薬のせいもあるのか、自ら腰を振って好きな箇所にシエルの先端を当てる動きが止められない。身体が熱くていつもより快楽に貪欲になっている。
「あッ♡ アァっ♡♡」
「えっちだなぁ」
 シエルが腰を振って下からゼリンダの最奥を突き上げてやる。ゼリンダの頭が真っ白になって、目の中に星が舞った。
「ひ……ァァァ♡♡」
 極致にいたって動けなくなっているゼリンダを、カイが背中からきゅっと抱きしめた。
「俺も入れる」
 カイの低い声がゼリンダの鼓膜を撫でるように甘くささやく。ゼリンダは小さく息を呑んでからこくんとうなずいた。これまでだって三人での睦事は中毒になりそうなほど気持ち良かったのに、カイとシエルを同時に受け入れたらどうなってしまうのか。
「あ……アアアッッ♡♡」
 ゼリンダの肛門をカイの亀頭がゆるりとこじ開けて侵入する。魔法の手助けがあるとはいえ、彼女の腸を傷つけないようにゆっくり慎重に奥へカイは腰を進めた。シエルはゼリンダを揺さぶって鈴口で最奥に何度もノックを繰り返す。
「は♡ あああァァんん♡♡」
 女性器とは違った締め付けに、カイは小さく息を吐く。こちらも狭くて熱くて、油断するとすぐに射精してしまいそうだ。
「あ゛あ゛あ゛ぁ……ッッ♡♡」
 お腹の中がシエルとカイでいっぱいになる。完全に理性の飛んだ獣のような喘ぎを、ゼリンダは背中を弓なりにして漏らした。
 シエルの鈴口に子宮口をぐりぐりされているところに、カイの先端が裏側から最奥を押し上げる。
「あ゛ッッ♡ らめぇ゙ぇっっ……♡ ひぁ♡ それェ、ん゛ん゛ッ♡♡ おかしく……ぅ、なりゅぅッッ♡♡♡」
 到達したことのない高みへ昇りつめたゼリンダは恍惚となって戻れなくなった。カイとシエルも一緒にイこうと誘うようにふたりの男性器を締め付ける。カイもシエルも、ゼリンダの本能の導きに従って最奥で勢い良く射精した。
 三人の荒い吐息が部屋に充満するが、劣情が収まる気配はなかった。
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