12 / 145
2章
狙われた少年 4
しおりを挟む
佐藤くんの意識が戻らないので救急車を呼んだ。誠史郎さんが病院まで付き添ってくれるそう。
私は淳くん、眞澄くんと一緒に先に家に帰った。自宅で誠史郎さんを待つ。私のせいだからとても心配だ。
数時間経って、ようやく誠史郎さんは家に帰ってきた。
「意識は回復しました。脳震盪を起こしていたようです」
私は誠史郎さんから視線を逸らして宙を漂わせる。眞澄くんはこちらを正視せずに、ぽんと私の肩を叩いた。
「親御さんがいらっしゃったので付き添いを交代しました。彼には私からしっかりと話をしておきましたから、今後みさきさんに手出しすることはないと思いますよ」
誠史郎さんは端整な口許ににっこりと微笑みを浮かべる。
「ありがとう、誠史郎」
淳くんが穏やかに誠史郎さんにお礼を言った横で、裕翔くんがつつつ、とこちらに移動して来た。
「ねえ」
私と眞澄くんに耳打ちする。
「何か恐ろしいことが起こった気がするんだけど」
「あのふたりは普段にこにこしてる分、敵に回したらヤバいんだよ」
眞澄くんも声を潜めて答える。
「インキュバスに身体を貸していましたが、魂を渡すなどの契約は交わしていなかったようです。あの悪魔も善良といいますか、何も考えていないと言いますか……」
誠史郎さんは小さく息を吐く。
「何も考えていない……」
淳くんの何か考えているような声が聞こえて、眞澄くんと裕翔くんがぎくりとした様子でそちらを見る。
だけど淳くんは形の良いあごに右手を添えて何かを思案していた。叱られると思っていたふたりは安堵して胸を撫で下ろす。
「あのインキュバスはどうしてみさきを知っていたんだろう?」
顔を上げて淳くんは誠史郎さんに問いかけた。
「どなたかに呼び出されたインキュバスで、その方はみさきさんに用があると考えるのが自然でしょうね」
誠史郎さんの言葉に裕翔くんが反応して素早くぴしっと真っ直ぐに右手を挙げる。
「オレを狙ってたハンターは?」
「アイツはそういうタイプじゃないだろ。魔物はあくまで倒すべき相手で、契約しようとは考えない。それに人間が悪魔を呼び出して契約するのはリスクも高すぎる」
人間が悪魔を呼び出し契約を交わすには何か代償が必要になる。大抵の悪魔は人間相手には魂を要求してくる。
それに先日透さんに会ったとき、私達に対して怒っている様子はなかった。
「私もそう思います。それに、彼がみさきさんに悪魔を差し向ける理由がありません」
「恨まれるようなことはしていないと思うんだけど……」
おずおずと私が口を開くと、淳くんが柔和に微笑んだ。
「そうだね。みさきが実戦に出たのは裕翔の時が初めてだし」
みんな腕を組んだり首を捻ったりするが何も思い浮かばない。しばらく沈黙が続いてしまう。
「とりあえず、明日からの対処を考えないと」
淳くんの言葉が静寂を破る。眞澄くんが頷いたわ。
「そうだな。行き帰りと家の中は俺たちの誰かがいるだろうから良いとして、授業時間はどうするか」
「オレが明日から学校に行くっていうのは?」
裕翔くんは楽しそうに目をキラキラさせる。
「残念ながら、裕翔くんは1年生のクラスに入ることになっています。同じクラスではないのですよ」
「そうなんだ。残念……」
誠史郎さんの返答に、裕翔くんはしょんぼりと肩を落とした。
「授業や休み時間はみさきひとりで頑張ってもらうしかないね。強力なタリスマンを多めに用意しよう」
「何か、ごめんね……。またみんなに迷惑をかけてしまって」
「お前が謝ることなんかないさ」
眞澄くんがぽんぽんと頭を撫でてくれた。
「そうだよ、みさき」
淳くんも優しく肩に手を置いて励ましてくれる。
「あー、ふたりともいいなー。オレも!」
裕翔くんは勢いよく腰のあたりに抱きついてきた。
「大丈夫だよ、みさき!」
屈託のない満面の笑みを見て、私もつられて笑ってしまう。
「みさきさんはそうして笑っていてください」
誠史郎さんがネックレスにしたタリスマンを私の首に掛けてくれる。いつも誠史郎さんがシャツの下に隠して身につけている大切なものだ。
「誠史郎さん、これは誠史郎さんの……」
「インキュバスの件が片付くまでお貸しするだけです。私はスペアを持っていますからご心配なく。周の力が込められていますから、みさきさんをしっかり護ると思いますよ」
「そうだね。僕のも渡しておくよ」
淳くんは右手の中指にしていた指環をするりと抜いて私の手を取る。
「親指でも大きいかな?」
くすっと小さく笑って、私の左手の親指に指環になっているタリスマンを嵌めてくれた。
眞澄くんも淳くんと同じく右手の中指にあった指環を私の左手親指に重ねてくれた。ひとつずつでもデザインのあったそれは、ふたつ重ねることでまた違ったデザインになった。
何だかふたりの強い絆を表しているみたいだ。
「裕翔とみさきの分は今作ってもらっているからね」
それを教えてもらい、どんなものが私専用のタリスマンになるのか楽しみになる。
「……あいつが渡しに来るのか?」
「そうでしょうね」
眞澄くんは頭を抱えている。その人が苦手なのだろうか。
「来週末には出来上がるみたいだから」
「どんな人?」
「楽しい方ですよ」
隣でその会話を聞いていて、眞澄くんには申し訳ないけれど、どんな人なのかも楽しみになった。
日付が変わる2時間前、外の空気が何かおかしいと淳くん、眞澄くん、誠史郎さん、裕翔くんは様子を見に出て行った。
私は危ないからと、みやびちゃんとお留守番を言い渡された。
「みんな大丈夫かな……」
お風呂に入ってからベッドに仰向けで横になってひとりごちた。
みんなが貸してくれたタリスマンはサイドボードに並べてある。
「大丈夫だから、寝なさい」
いつの間にかみやびちゃんが部屋の中にいた。
「強い精神を保つために、睡眠は大切よ。みんなは多少寝なくても平気だけど、みさきは生身の人間なんだから」
「……そうだね。でも、何かあったらすぐに起こして欲しいんだけど……」
「わかったわ」
みやびちゃんが頷いてくれたので私は信用して眠ることにした。今から眠れば朝早く起きても平気だ。
みんなは少し疲れた様子で夜明け前に帰ってきた。私はみやびちゃんに起こしてもらうまでぐっすり眠っていた。
裕翔くん以外のみんなは仮眠を取ってから学校に行くそう。
裕翔くんはみんなが出発してから眠ると言って、何があったかを私に教えてくれた。
夢魔に取り憑かれていそうな人を見つけて退散させようとする度に、身体から夢魔がするりと抜けだしていったそうだ。
ふらふらしている夢魔のせいで、良くない空気を発している人も多かったらしい。
「インキュバスが力を蓄えようとしてた……?」
「うん。淳たちがそう言ってた」
ソファでうつ伏せになって裕翔くんは言った。眠そうに小さくあくびをしている。
「何のためかしら?」
「わからないけど、みさきは本当に気をつけて」
††††††††
「怖い顔をして、どうしたの?」
「あまり時間がないから手短に答えて。何をするつもり?」
「君との契約を全うするつもりだよ。そのために力を蓄えているだけ。今夜の様子で目星もついたしね」
美しすぎる微笑みは、彼女には胡散臭くしか見えなかった。
「安心して。あの子は少し傷つくかもしれないけれど」
インキュバスの瞳の奥で危険な光が閃く。
「あなたの探し物はもう少しで見つかるから」
私は淳くん、眞澄くんと一緒に先に家に帰った。自宅で誠史郎さんを待つ。私のせいだからとても心配だ。
数時間経って、ようやく誠史郎さんは家に帰ってきた。
「意識は回復しました。脳震盪を起こしていたようです」
私は誠史郎さんから視線を逸らして宙を漂わせる。眞澄くんはこちらを正視せずに、ぽんと私の肩を叩いた。
「親御さんがいらっしゃったので付き添いを交代しました。彼には私からしっかりと話をしておきましたから、今後みさきさんに手出しすることはないと思いますよ」
誠史郎さんは端整な口許ににっこりと微笑みを浮かべる。
「ありがとう、誠史郎」
淳くんが穏やかに誠史郎さんにお礼を言った横で、裕翔くんがつつつ、とこちらに移動して来た。
「ねえ」
私と眞澄くんに耳打ちする。
「何か恐ろしいことが起こった気がするんだけど」
「あのふたりは普段にこにこしてる分、敵に回したらヤバいんだよ」
眞澄くんも声を潜めて答える。
「インキュバスに身体を貸していましたが、魂を渡すなどの契約は交わしていなかったようです。あの悪魔も善良といいますか、何も考えていないと言いますか……」
誠史郎さんは小さく息を吐く。
「何も考えていない……」
淳くんの何か考えているような声が聞こえて、眞澄くんと裕翔くんがぎくりとした様子でそちらを見る。
だけど淳くんは形の良いあごに右手を添えて何かを思案していた。叱られると思っていたふたりは安堵して胸を撫で下ろす。
「あのインキュバスはどうしてみさきを知っていたんだろう?」
顔を上げて淳くんは誠史郎さんに問いかけた。
「どなたかに呼び出されたインキュバスで、その方はみさきさんに用があると考えるのが自然でしょうね」
誠史郎さんの言葉に裕翔くんが反応して素早くぴしっと真っ直ぐに右手を挙げる。
「オレを狙ってたハンターは?」
「アイツはそういうタイプじゃないだろ。魔物はあくまで倒すべき相手で、契約しようとは考えない。それに人間が悪魔を呼び出して契約するのはリスクも高すぎる」
人間が悪魔を呼び出し契約を交わすには何か代償が必要になる。大抵の悪魔は人間相手には魂を要求してくる。
それに先日透さんに会ったとき、私達に対して怒っている様子はなかった。
「私もそう思います。それに、彼がみさきさんに悪魔を差し向ける理由がありません」
「恨まれるようなことはしていないと思うんだけど……」
おずおずと私が口を開くと、淳くんが柔和に微笑んだ。
「そうだね。みさきが実戦に出たのは裕翔の時が初めてだし」
みんな腕を組んだり首を捻ったりするが何も思い浮かばない。しばらく沈黙が続いてしまう。
「とりあえず、明日からの対処を考えないと」
淳くんの言葉が静寂を破る。眞澄くんが頷いたわ。
「そうだな。行き帰りと家の中は俺たちの誰かがいるだろうから良いとして、授業時間はどうするか」
「オレが明日から学校に行くっていうのは?」
裕翔くんは楽しそうに目をキラキラさせる。
「残念ながら、裕翔くんは1年生のクラスに入ることになっています。同じクラスではないのですよ」
「そうなんだ。残念……」
誠史郎さんの返答に、裕翔くんはしょんぼりと肩を落とした。
「授業や休み時間はみさきひとりで頑張ってもらうしかないね。強力なタリスマンを多めに用意しよう」
「何か、ごめんね……。またみんなに迷惑をかけてしまって」
「お前が謝ることなんかないさ」
眞澄くんがぽんぽんと頭を撫でてくれた。
「そうだよ、みさき」
淳くんも優しく肩に手を置いて励ましてくれる。
「あー、ふたりともいいなー。オレも!」
裕翔くんは勢いよく腰のあたりに抱きついてきた。
「大丈夫だよ、みさき!」
屈託のない満面の笑みを見て、私もつられて笑ってしまう。
「みさきさんはそうして笑っていてください」
誠史郎さんがネックレスにしたタリスマンを私の首に掛けてくれる。いつも誠史郎さんがシャツの下に隠して身につけている大切なものだ。
「誠史郎さん、これは誠史郎さんの……」
「インキュバスの件が片付くまでお貸しするだけです。私はスペアを持っていますからご心配なく。周の力が込められていますから、みさきさんをしっかり護ると思いますよ」
「そうだね。僕のも渡しておくよ」
淳くんは右手の中指にしていた指環をするりと抜いて私の手を取る。
「親指でも大きいかな?」
くすっと小さく笑って、私の左手の親指に指環になっているタリスマンを嵌めてくれた。
眞澄くんも淳くんと同じく右手の中指にあった指環を私の左手親指に重ねてくれた。ひとつずつでもデザインのあったそれは、ふたつ重ねることでまた違ったデザインになった。
何だかふたりの強い絆を表しているみたいだ。
「裕翔とみさきの分は今作ってもらっているからね」
それを教えてもらい、どんなものが私専用のタリスマンになるのか楽しみになる。
「……あいつが渡しに来るのか?」
「そうでしょうね」
眞澄くんは頭を抱えている。その人が苦手なのだろうか。
「来週末には出来上がるみたいだから」
「どんな人?」
「楽しい方ですよ」
隣でその会話を聞いていて、眞澄くんには申し訳ないけれど、どんな人なのかも楽しみになった。
日付が変わる2時間前、外の空気が何かおかしいと淳くん、眞澄くん、誠史郎さん、裕翔くんは様子を見に出て行った。
私は危ないからと、みやびちゃんとお留守番を言い渡された。
「みんな大丈夫かな……」
お風呂に入ってからベッドに仰向けで横になってひとりごちた。
みんなが貸してくれたタリスマンはサイドボードに並べてある。
「大丈夫だから、寝なさい」
いつの間にかみやびちゃんが部屋の中にいた。
「強い精神を保つために、睡眠は大切よ。みんなは多少寝なくても平気だけど、みさきは生身の人間なんだから」
「……そうだね。でも、何かあったらすぐに起こして欲しいんだけど……」
「わかったわ」
みやびちゃんが頷いてくれたので私は信用して眠ることにした。今から眠れば朝早く起きても平気だ。
みんなは少し疲れた様子で夜明け前に帰ってきた。私はみやびちゃんに起こしてもらうまでぐっすり眠っていた。
裕翔くん以外のみんなは仮眠を取ってから学校に行くそう。
裕翔くんはみんなが出発してから眠ると言って、何があったかを私に教えてくれた。
夢魔に取り憑かれていそうな人を見つけて退散させようとする度に、身体から夢魔がするりと抜けだしていったそうだ。
ふらふらしている夢魔のせいで、良くない空気を発している人も多かったらしい。
「インキュバスが力を蓄えようとしてた……?」
「うん。淳たちがそう言ってた」
ソファでうつ伏せになって裕翔くんは言った。眠そうに小さくあくびをしている。
「何のためかしら?」
「わからないけど、みさきは本当に気をつけて」
††††††††
「怖い顔をして、どうしたの?」
「あまり時間がないから手短に答えて。何をするつもり?」
「君との契約を全うするつもりだよ。そのために力を蓄えているだけ。今夜の様子で目星もついたしね」
美しすぎる微笑みは、彼女には胡散臭くしか見えなかった。
「安心して。あの子は少し傷つくかもしれないけれど」
インキュバスの瞳の奥で危険な光が閃く。
「あなたの探し物はもう少しで見つかるから」
0
あなたにおすすめの小説
女の子がほとんど産まれない国に転生しました。
さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。
100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳
そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。
当面は2日に1話更新予定!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
兄様達の愛が止まりません!
桜
恋愛
五歳の時、私と兄は父の兄である叔父に助けられた。
そう、私達の両親がニ歳の時事故で亡くなった途端、親類に屋敷を乗っ取られて、離れに閉じ込められた。
屋敷に勤めてくれていた者達はほぼ全員解雇され、一部残された者が密かに私達を庇ってくれていたのだ。
やがて、領内や屋敷周辺に魔物や魔獣被害が出だし、私と兄、そして唯一の保護をしてくれた侍女のみとなり、死の危険性があると心配した者が叔父に助けを求めてくれた。
無事に保護された私達は、叔父が全力で守るからと連れ出し、養子にしてくれたのだ。
叔父の家には二人の兄がいた。
そこで、私は思い出したんだ。双子の兄が時折話していた不思議な話と、何故か自分に映像に流れて来た不思議な世界を、そして、私は…
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
男女比バグった世界で美女チート無双〜それでも私は冒険がしたい!〜
具なっしー
恋愛
日本で暮らしていた23歳喪女だった女の子が交通事故で死んで、神様にチートを貰い、獣人の世界に転生させられた!!気づいたらそこは森の中で体は15歳くらいの女の子だった!ステータスを開いてみるとなんと白鳥兎獣人という幻の種族で、白いふわふわのウサ耳と、神秘的な白鳥の羽が生えていた。そしてなんとなんと、そこは男女比が10:1の偏った世界で、一妻多夫が普通の世界!そんな世界で、せっかく転生したんだし、旅をする!と決意した主人公は絶世の美女で…だんだん彼女を囲う男達が増えていく話。
主人公は見た目に反してめちゃくちゃ強いand地球の知識があるのでチートしまくります。
みたいなはなし
※表紙はAIです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる