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誠史郎ルート 1章
甘い毒 1
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図書館から帰ろうとすると、本降りの雨になっていた。
そう言えば、朝ついていたテレビ番組の天気予報が、午後から雨になると伝えていたような気がする。もっとちゃんと気にしていれば良かった。
傘を買って帰ろうかと軒下で鈍色の空を見上ていると、隣に背の高い男性が立ち止まった。
「お迎えに上がりました」
驚いて振り向くと、誠史郎さんが穏やかに微笑んでいた。
「誠史郎さん!どうしてここが?」
「みさきさんがひとりでいなくなるときは大抵、図書館にいると相場が決まっていますから」
そう言って誠史郎さんはにっこりと破顔する。
私の行動パターンは完全に把握されているらしい。
「駐車場に車を停めてありますので、行きましょう」
誠史郎さんは手に持っていた傘を広げる。そして空いている側の手で私のそれをそっと握った。
触れ合った瞬間に心臓が大きく鳴る。驚いて手を引っ込め、足を止めてしまった。
「みさきさん?」
「すみません。何か、心臓が……」
左胸に右手の拳を当ててうつむく。特に体調がおかしい訳ではなさそうだ。
「大丈夫ですか?」
肩を抱かれると、揺れた髪の先に偶然誠史郎さんの唇が触れた。また胸がきゅっとなる。
「みさきさんに風邪をひかせてはいけませんから」
するりと腰に誠史郎さんの大きな手がまわった。
身体を密着させて、ふたりでひとつの傘に入る。あまりの距離の近さに、雨の音さえ聞こえない。
白いセダンの助手席のドアを誠史郎さんが開けてくれる。
長袖のシャツの、私とくっついていなかった側の腕が濡れてしまっていた。
「誠史郎さん、シャツが……」
運転席に座った彼の肩から腕にかけて、ハンドタオルで拭く。それでは全然追いつきそうになかった。
「ああ。では、一度家へ着替えに戻ってもよろしいですか?」
私がうなずくと、誠史郎さんは柔らかく微笑んでエンジンをかけた。
傘を持っていないだろうと気にかけて、わざわざ迎えにきてくれる素敵な紳士が隣にいるなんて、私はなんて幸せ者だろう。
雨のせいで視界の悪い正面をしっかりと見ている整った横顔をちらりと盗み見る。
やっぱり私はドキドキしていた。ハンドルを握る大きな手が、とても妖艶に見えた。
相変わらず、いつお邪魔してもとても片付いているおうちだ。
「お邪魔します……」
「どうぞ」
「身体が冷えたでしょう。お茶を淹れるのでソファーに座って待っていてください」
先に誠史郎さんが着替えた方が良いのではないかなと思ったけど、私は彼の言葉に従ってリビングへ移動する。
少し遅れてキッチンに来た誠史郎さんは拭くものを取って来たみたいだった。首にタオルをかけてお茶を淹れてくれている。
その様子を眺めながら、身体はカチコチに固まっていた。
今日は膝下のスカートなので裾を気にすることはないけれど、このシチュエーションは以前にもあった。その時のことを思い出すと緊張してしまう。
あの時は――。
「お待たせしました」
誠史郎さんは私の隣まできて、テーブルとの接触で音が立たないくらい丁寧にティーカップの乗ったソーサーを置いた。
温かい紅茶を運んできてくれただけなのに。私は意識し過ぎて、多分測れば5センチぐらい座ったままで飛び上がったと思う。
「あ、あ……ありがとうございます」
もじもじと下を向いてお礼を言ってしまった。なぜか顔を見ることができない。
鼓動が早くて大きいと自分でわかる。
「そんなに警戒されると……」
眼鏡の奥の妖しい輝き。端正な口元は少しニヒルな笑みをひらめかせている。
「意地悪をしたくなるんです」
誠史郎さんは濡れたシャツのボタンをはずしながら、私のすぐ傍に片膝をついて追い詰めてくる。
「き、着替えてきた方が……」
上体と視線をそらすと、ますます秀麗な面が近づいてきた。
「みさきさんに温めていただければ問題ありません」
抱きしめられて、そのままソファーの上にふたりで倒れこむ。シャツの左袖は冷たくなっていた。
「……抵抗しないのですか?」
至近距離で甘やかにささやかれて、全身が熱くなる。
しないのではなくて、息が止まりそうでできない。
「私は止まれない性分ですよ?」
誠史郎さんの長い人差し指の背で、くすぐるように頬を撫でられる。肩をすくませてぎゅっと目を閉じてしまった。
多分、これが彼なりの猶予だったのだと思う。
「警告はしましたから」
私の耳朶を甘噛みした誠史郎さんは、そのまま首筋に唇を這わせる。
一度身体を起こした彼と視線が絡まると、自然に唇が重なっていた。
「……愛しています」
とても優しくて艶やかな、これまで見たことのない極上の微笑。
「誠史郎さん……」
大きな手が私の頬を包み、もう一度キスをする。
二度、三度と口づけを交わすうちに、頭がくらくらとして誠史郎さんしか感じなくなる。
彼の舌が遠慮がちに私の唇を割ってその奥へ行きたいと侵入を遮っているをエナメル質を舐める。
誠史郎さんは甘い毒だ。触れられた箇所が熱を持って、もっと彼を感じようと疼く。
思うより早く、身体が誠史郎さんを受け入れていた。
柔らかい粘膜が絡み合って、鼻から息が抜け、唇から甘ったるい嬌声が溢れてしまう。
彼の腕を掴む指につい力が入る。
「誠史郎さん……」
私を組み敷く麗しい男性は、優艶な光が揺らめく双眸を僅かに細めて、親指で私の下唇をなぞる。
「みさきさんのことは大切にしたいと思いますが、あなたの全てを奪ってしまいたいとも思うのです」
低くささやく声の艶やかさで呼吸が止まりそうになった。
大きな手が私の胸に添えられ、感触を確かめるように指先がゆるゆるとうごめく。同時に首筋を誠史郎さんの唇が滑って行く。
「せ……しろ、さん……」
緊張と羞恥のあまり、声が上擦った。
上半身を起こした誠史郎さんは、私と目が合うと少し困ったように微笑んだ。
「……今日はこれぐらいにしておきましょうか」
そう言って私から離れてしまう。
「着替えてきますから、ゆっくりしていてください」
リビングを出ていく広い背中をぼんやり見つめていると、静かにドアが閉じられる。
ほっとしたような、残念なような。
誠史郎さんの感触がまだ身体のあちらこちらに残っているような気がした。
そう言えば、朝ついていたテレビ番組の天気予報が、午後から雨になると伝えていたような気がする。もっとちゃんと気にしていれば良かった。
傘を買って帰ろうかと軒下で鈍色の空を見上ていると、隣に背の高い男性が立ち止まった。
「お迎えに上がりました」
驚いて振り向くと、誠史郎さんが穏やかに微笑んでいた。
「誠史郎さん!どうしてここが?」
「みさきさんがひとりでいなくなるときは大抵、図書館にいると相場が決まっていますから」
そう言って誠史郎さんはにっこりと破顔する。
私の行動パターンは完全に把握されているらしい。
「駐車場に車を停めてありますので、行きましょう」
誠史郎さんは手に持っていた傘を広げる。そして空いている側の手で私のそれをそっと握った。
触れ合った瞬間に心臓が大きく鳴る。驚いて手を引っ込め、足を止めてしまった。
「みさきさん?」
「すみません。何か、心臓が……」
左胸に右手の拳を当ててうつむく。特に体調がおかしい訳ではなさそうだ。
「大丈夫ですか?」
肩を抱かれると、揺れた髪の先に偶然誠史郎さんの唇が触れた。また胸がきゅっとなる。
「みさきさんに風邪をひかせてはいけませんから」
するりと腰に誠史郎さんの大きな手がまわった。
身体を密着させて、ふたりでひとつの傘に入る。あまりの距離の近さに、雨の音さえ聞こえない。
白いセダンの助手席のドアを誠史郎さんが開けてくれる。
長袖のシャツの、私とくっついていなかった側の腕が濡れてしまっていた。
「誠史郎さん、シャツが……」
運転席に座った彼の肩から腕にかけて、ハンドタオルで拭く。それでは全然追いつきそうになかった。
「ああ。では、一度家へ着替えに戻ってもよろしいですか?」
私がうなずくと、誠史郎さんは柔らかく微笑んでエンジンをかけた。
傘を持っていないだろうと気にかけて、わざわざ迎えにきてくれる素敵な紳士が隣にいるなんて、私はなんて幸せ者だろう。
雨のせいで視界の悪い正面をしっかりと見ている整った横顔をちらりと盗み見る。
やっぱり私はドキドキしていた。ハンドルを握る大きな手が、とても妖艶に見えた。
相変わらず、いつお邪魔してもとても片付いているおうちだ。
「お邪魔します……」
「どうぞ」
「身体が冷えたでしょう。お茶を淹れるのでソファーに座って待っていてください」
先に誠史郎さんが着替えた方が良いのではないかなと思ったけど、私は彼の言葉に従ってリビングへ移動する。
少し遅れてキッチンに来た誠史郎さんは拭くものを取って来たみたいだった。首にタオルをかけてお茶を淹れてくれている。
その様子を眺めながら、身体はカチコチに固まっていた。
今日は膝下のスカートなので裾を気にすることはないけれど、このシチュエーションは以前にもあった。その時のことを思い出すと緊張してしまう。
あの時は――。
「お待たせしました」
誠史郎さんは私の隣まできて、テーブルとの接触で音が立たないくらい丁寧にティーカップの乗ったソーサーを置いた。
温かい紅茶を運んできてくれただけなのに。私は意識し過ぎて、多分測れば5センチぐらい座ったままで飛び上がったと思う。
「あ、あ……ありがとうございます」
もじもじと下を向いてお礼を言ってしまった。なぜか顔を見ることができない。
鼓動が早くて大きいと自分でわかる。
「そんなに警戒されると……」
眼鏡の奥の妖しい輝き。端正な口元は少しニヒルな笑みをひらめかせている。
「意地悪をしたくなるんです」
誠史郎さんは濡れたシャツのボタンをはずしながら、私のすぐ傍に片膝をついて追い詰めてくる。
「き、着替えてきた方が……」
上体と視線をそらすと、ますます秀麗な面が近づいてきた。
「みさきさんに温めていただければ問題ありません」
抱きしめられて、そのままソファーの上にふたりで倒れこむ。シャツの左袖は冷たくなっていた。
「……抵抗しないのですか?」
至近距離で甘やかにささやかれて、全身が熱くなる。
しないのではなくて、息が止まりそうでできない。
「私は止まれない性分ですよ?」
誠史郎さんの長い人差し指の背で、くすぐるように頬を撫でられる。肩をすくませてぎゅっと目を閉じてしまった。
多分、これが彼なりの猶予だったのだと思う。
「警告はしましたから」
私の耳朶を甘噛みした誠史郎さんは、そのまま首筋に唇を這わせる。
一度身体を起こした彼と視線が絡まると、自然に唇が重なっていた。
「……愛しています」
とても優しくて艶やかな、これまで見たことのない極上の微笑。
「誠史郎さん……」
大きな手が私の頬を包み、もう一度キスをする。
二度、三度と口づけを交わすうちに、頭がくらくらとして誠史郎さんしか感じなくなる。
彼の舌が遠慮がちに私の唇を割ってその奥へ行きたいと侵入を遮っているをエナメル質を舐める。
誠史郎さんは甘い毒だ。触れられた箇所が熱を持って、もっと彼を感じようと疼く。
思うより早く、身体が誠史郎さんを受け入れていた。
柔らかい粘膜が絡み合って、鼻から息が抜け、唇から甘ったるい嬌声が溢れてしまう。
彼の腕を掴む指につい力が入る。
「誠史郎さん……」
私を組み敷く麗しい男性は、優艶な光が揺らめく双眸を僅かに細めて、親指で私の下唇をなぞる。
「みさきさんのことは大切にしたいと思いますが、あなたの全てを奪ってしまいたいとも思うのです」
低くささやく声の艶やかさで呼吸が止まりそうになった。
大きな手が私の胸に添えられ、感触を確かめるように指先がゆるゆるとうごめく。同時に首筋を誠史郎さんの唇が滑って行く。
「せ……しろ、さん……」
緊張と羞恥のあまり、声が上擦った。
上半身を起こした誠史郎さんは、私と目が合うと少し困ったように微笑んだ。
「……今日はこれぐらいにしておきましょうか」
そう言って私から離れてしまう。
「着替えてきますから、ゆっくりしていてください」
リビングを出ていく広い背中をぼんやり見つめていると、静かにドアが閉じられる。
ほっとしたような、残念なような。
誠史郎さんの感触がまだ身体のあちらこちらに残っているような気がした。
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