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第3章〜幻想都市グリーディア〜
献品ロングソード
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「さぁ、でておいで。」
クタールの後から少女が1人。
「ほぅ。これが頼んでいたものの完成系か? 」
「えぇ。ほら、挨拶しなさい。」
クタールが少女を前に追いやる。
「あ、えとロングソードです。よろしく……」
「ふむ、してどう性能を見せる?」
「ククク、まぁ見ててください……!」
檻に手を触れるクタール。
「……10。」
ズズズと音を立てながら狭まり始めた檻。
「どどど、どうしましょう!」
「……中央に逃げて…!」
中の少女達は檻の中央へと逃げる。
「おい!何してるんだ!このまま小さくしたら中のあの子達はどうなる!?」
「ククッ!潰れてしまうだろうねぇ。檻の間からはさぞ綺麗な臓物の花が開くだろう。」
「……クタール!!」
クタールに走り出すフューゼ。
「もっともそんなもったいないことはしないよ?まぁ見てみなよ。」
狭まる檻を指差すクタール。
すると檻は初めの3分の1程の大きさで止まった。
「僕は檻を10mに調整しただけさ。王様、檻の性能としてはこんなもんですが次はロングソードの性能をお見せします。」
「ロングソード、檻の中の2人を斬り殺しなさい。」
飄々と命令するクタール。
「んなっ!!クタール!何を言ってる!?」
「……部外者は少し黙っててくれないかい?ロングソード、行くんだ。」
「……。」
動き出さないロングソード。
「ロングソード、行くんだ。」
「嫌だ」
「わがままを言うな。行くんだ。」
「嫌」
間に入るフューゼ。
「止めろクタール。嫌がってるだろ。あんな小さい子達を斬るなんて出来るわけないだろ。」
そう言ってフューゼはクタールをロングソードから引き離そうとした。
「…………違う」
「え?」
「出来ないわけない。そんなの簡単。でも簡単過ぎてつまらない。だからしたくない」
「……何を言ってるんだ?あんな子達を斬れないだろ?」
「何で?簡単だよ。でもつまらない」
……なんだこの子……!何かおかしいぞ!
つまらないから斬らないだけってなんだ!
「クククッ、ロングソード。よく聞きなさい。」
フューゼを躱しロングソードに近付くクタール。
「あの子達を簡単に斬り殺せると思うかい?」
「……当然。つまらない」
「クククッ!!それはどうかな?あの子達普通に見えるけどある条件を満たさないと斬り殺せないんだ。」
「条件?」
「あの子達はすごく特殊な生き物でね……。普通に斬るだけじゃ殺せない。すぐに元通りさ。」
「……どういうこと?」
「つまり斬首しても心臓をついても死なない。ただしある条件を満たせば斬り殺せる。」
「教えて」
「体力の回復源である脚をまず切り落とす。そして首を落とし脳天と心臓を同時に斬る。ただし足の蘇生は5秒で行われるから実質3秒程でこれをしないといけない。」
「……。」
「腕利きの剣士くらいじゃあどうしようもないってことさ。だから出来ないから挑戦しないっていうなら無理強いはしないが。」
「……やる。つまらなくなさそう」
「ククク、じゃあ行っておいで。」
檻に向かうロングソード。
「クタール!あの子達を斬らせるなんて何のつもりだ!ロングソードだったか?あいつが成功してあの子達が死んだらどうするんだ!」
「……死ぬよ。」
「何……!?」
「彼女達にそんな能力は無いからね。一部の内臓はすぐ回復できても脳や心臓は無理さ。」
「なんだと!?」
「生きてても価値がない彼女達に対し最後に意味を与えてあげたんだ。存在価値はなかったけれども死ぬことによってロングソードの価値を高められるなら充分だろう。」
「クタール……!!」
クタールの胸ぐらを掴むフューゼ。
「クククッ、そんなことしてる場合かい?せめて死に様見てあげなよ。」
ガァン!!
乱暴に開けられた檻。
「まずい!」
クタールを押し倒し檻に駆け出すフューゼ。
「クククッ、ロングソード。君の力を王に、そしてこの世界に示せ……!」
「ひ、ひ、ひぃ……!」
「私のせいで……ごめん……」
震える少女達。
「座ってると斬りづらい……でもそれもつまらなくない」
「間に合え……!!」
「フュゼ様!!」
ロングソードが右手を掲げると突如大きな剣が現れた。
「細かいのは苦手だけど叩き斬る」
そしてその剣を掴み振り下ろした。
クタールの後から少女が1人。
「ほぅ。これが頼んでいたものの完成系か? 」
「えぇ。ほら、挨拶しなさい。」
クタールが少女を前に追いやる。
「あ、えとロングソードです。よろしく……」
「ふむ、してどう性能を見せる?」
「ククク、まぁ見ててください……!」
檻に手を触れるクタール。
「……10。」
ズズズと音を立てながら狭まり始めた檻。
「どどど、どうしましょう!」
「……中央に逃げて…!」
中の少女達は檻の中央へと逃げる。
「おい!何してるんだ!このまま小さくしたら中のあの子達はどうなる!?」
「ククッ!潰れてしまうだろうねぇ。檻の間からはさぞ綺麗な臓物の花が開くだろう。」
「……クタール!!」
クタールに走り出すフューゼ。
「もっともそんなもったいないことはしないよ?まぁ見てみなよ。」
狭まる檻を指差すクタール。
すると檻は初めの3分の1程の大きさで止まった。
「僕は檻を10mに調整しただけさ。王様、檻の性能としてはこんなもんですが次はロングソードの性能をお見せします。」
「ロングソード、檻の中の2人を斬り殺しなさい。」
飄々と命令するクタール。
「んなっ!!クタール!何を言ってる!?」
「……部外者は少し黙っててくれないかい?ロングソード、行くんだ。」
「……。」
動き出さないロングソード。
「ロングソード、行くんだ。」
「嫌だ」
「わがままを言うな。行くんだ。」
「嫌」
間に入るフューゼ。
「止めろクタール。嫌がってるだろ。あんな小さい子達を斬るなんて出来るわけないだろ。」
そう言ってフューゼはクタールをロングソードから引き離そうとした。
「…………違う」
「え?」
「出来ないわけない。そんなの簡単。でも簡単過ぎてつまらない。だからしたくない」
「……何を言ってるんだ?あんな子達を斬れないだろ?」
「何で?簡単だよ。でもつまらない」
……なんだこの子……!何かおかしいぞ!
つまらないから斬らないだけってなんだ!
「クククッ、ロングソード。よく聞きなさい。」
フューゼを躱しロングソードに近付くクタール。
「あの子達を簡単に斬り殺せると思うかい?」
「……当然。つまらない」
「クククッ!!それはどうかな?あの子達普通に見えるけどある条件を満たさないと斬り殺せないんだ。」
「条件?」
「あの子達はすごく特殊な生き物でね……。普通に斬るだけじゃ殺せない。すぐに元通りさ。」
「……どういうこと?」
「つまり斬首しても心臓をついても死なない。ただしある条件を満たせば斬り殺せる。」
「教えて」
「体力の回復源である脚をまず切り落とす。そして首を落とし脳天と心臓を同時に斬る。ただし足の蘇生は5秒で行われるから実質3秒程でこれをしないといけない。」
「……。」
「腕利きの剣士くらいじゃあどうしようもないってことさ。だから出来ないから挑戦しないっていうなら無理強いはしないが。」
「……やる。つまらなくなさそう」
「ククク、じゃあ行っておいで。」
檻に向かうロングソード。
「クタール!あの子達を斬らせるなんて何のつもりだ!ロングソードだったか?あいつが成功してあの子達が死んだらどうするんだ!」
「……死ぬよ。」
「何……!?」
「彼女達にそんな能力は無いからね。一部の内臓はすぐ回復できても脳や心臓は無理さ。」
「なんだと!?」
「生きてても価値がない彼女達に対し最後に意味を与えてあげたんだ。存在価値はなかったけれども死ぬことによってロングソードの価値を高められるなら充分だろう。」
「クタール……!!」
クタールの胸ぐらを掴むフューゼ。
「クククッ、そんなことしてる場合かい?せめて死に様見てあげなよ。」
ガァン!!
乱暴に開けられた檻。
「まずい!」
クタールを押し倒し檻に駆け出すフューゼ。
「クククッ、ロングソード。君の力を王に、そしてこの世界に示せ……!」
「ひ、ひ、ひぃ……!」
「私のせいで……ごめん……」
震える少女達。
「座ってると斬りづらい……でもそれもつまらなくない」
「間に合え……!!」
「フュゼ様!!」
ロングソードが右手を掲げると突如大きな剣が現れた。
「細かいのは苦手だけど叩き斬る」
そしてその剣を掴み振り下ろした。
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