40 / 83
40 テノン伯爵
しおりを挟む
「それじゃファーレ、馬車の内装は頼んだよ」
「大丈夫よオーク、なるべく安く仕上げるから」
うー、とっても不安だ。
レムちゃんはミントの遠い親戚であるテノン伯爵家の娘さんと判明したので、生前の家であるテノン伯爵家へ連れて行く事にした。
この町ケネッセからは、駅馬車で四日程の距離なのでさほど遠くは無い。
ただ、ミントの話によると、レムちゃんが亡くなったのは八十年も前の出来事らしく、当時の事やレムちゃんを知る者が残っているかは解らないとの事だった。
ミントに同行を求め、カシスさんに留守番をお願いした。
大人がパーティーに居ると心強い。
「オーク、留守は任せて頂戴。旅の間はミントをたっぷりと可愛がってあげてね。ミント、骨は拾ってあげるわよ、あははははは」
目の下に隅を作ったカシスが、嬉しそうに見送ってくれた。
ローテーション制は昨日から始まっている。
昨日の晩は、カシス、テオ、ピーの組み合わせだった。
「行ってきま~す」
レムちゃんも勢い良く手を振っている。
驚いた事に、朝起きたら灰色の髪は金色に変わっており、肌も透き通るような白、紫色の目まで出現していた。
どこから如何見ても土人形には見えない、完全に普通の女の子の外観になっている。
それでもレムちゃんの身体がまだ馴染んでいない心配があるので、夜は宿場町にある宿に泊まって身体を休めながら旅をした。
宿のベットでレムちゃんを真ん中に川の字で寝ていると、お父さんにでもなった気分だった。
七日後、無事テノン伯爵領の領都、テノーラに到着した。
「テノン領は昔から有名な魔術師を多く輩出してるんです。ですからテノン伯爵家の血を求める貴族は多くて、殆どの貴族はテノン伯爵家と何らかの繋がりが有ると言われています。伯爵家ながら公爵並みの扱いなんですよ。だから、たかが男爵家の娘が相手して貰えるか自信がありません」
伯爵の居城へ向かうと、城の門前には執事らしき人達が並んでいた、僕達もその列に加わる。
「ミント・ル・ハーブと申します。至急伯爵様にお会いしたいのですが」
「伯爵様は多忙である。そこの受付簿に宿泊先を記入して、呼び出しがあるまで待たれよ」
「どの位待てば宜しいのでしょうか」
「確約は出来んが、男爵家の御令嬢ならば一週間程でお会いできるだろう」
ここの一週間は十日だ。
「どうします、オークさん」
「待つしか仕方が無いよ」
「おじちゃん、お姉ちゃん」
「オークお兄ちゃんだよ。どうしたの、レムちゃん」
「私、門開けてもらって来る」
レムちゃんが走って門番の所へ行ってしまった。
「レムノリアです。門を開けなさい」
「へっ?」
「聞こえないのですか!レムノリア・リ・テノンです。門を開けなさい」
「しょっ、少々お待ちを」
ーーーーー
テノン伯爵 ラムノレア・リ・テノン
「母さん、門前でうちの家名を大声で名乗ってる小さな女の子来てるんだ。どうしよう」
「また外に子供を作ったの!」
「違います母さん、僕じゃありません」
「それじゃあなたの息子か孫なの」
「マリアが問い詰めてますが、誰もまだ白状しません」
「その子の名前と同伴者は」
「レムノリアと名乗っています。あっ、母さん怒らないで下さい、僕じゃ無くてその子が名乗っているのですから。同伴者はハーブ男爵の娘さんとオーク子爵と名乗る人相の悪い男です。たぶん強請りだと思います。その子を引き取って金を握らせて帰らせますか」
オーク子爵とハーブ家の娘、情報員の報告で何か読んだ気がします、あっ。
「至急大門を開けて、謁見の大広間にお通しなさい」
「えっ、母さん」
帝都でこの国を救った人物です。
巡礼の旅に出たとの報告がありましたが、皇帝の命による隠密旅の可能性も示唆されていました。
相手に口実を与えない様な慎重な対応が必要でしょう。
まずは、そのオークなる人物の魂を見極めることにしましょう。
目を凝らして大広間で待構えていると、そのオークなる人物が入ってきました。
驚きました、そのオークという人物の魂は、神に触れられた者特有の、太陽の様に強く眩しい光を放っていたのです。
そしてその後ろから走り出て来た小さな魂にはもっと驚きました。
見間違う事の無い、レムの緑色の魂だったのです。
「ラムお姉ちゃん!」
「レム!」
ーーーーー
テノン伯爵は背筋の伸びた厳格そうな老婦人だった。
テノン伯爵の私室へ案内され、事情を聞かれた。
「そうですか、レムはあの馬車の中に閉じ込められていたのですか。ごめんね、レム。あの馬車は父が戦場での作戦会議室用に作った物なのです。周辺国との併合協定が結ばれて不要になり、中庭に放置されていたんです。私達は秘密の遊び場として使っていたのですが、あの日レムと隠れんぼをしていたら突然魔力切れを起こして・・・。父は悲しみに暮れて馬車を処分しました。この子は魂の色が見分けられる上に、五歳で念動力の才能も発揮していたので父は物凄く期待していたんです」
「レムちゃん、それじゃここに残るかい?」
「うん、お姉ちゃんと一緒にいる」
「ラムさん、レムちゃんの身体がどの位保てるか解りませんが、お願いして宜しいでしょうか」
「渡さないと言われても取り戻しますわ。身体は完全に魂と同化してますし、それとは別に、本来の身体に戻そうという強い力が働いています」
「お姉ちゃん、眠い」
「それじゃ、ここで寝ちゃいなさい」
「うん」
レムちゃんが、伯爵の膝枕ですやすやと眠り始めた。
「ありがとうございます。人生の終焉を迎え、この子の事だけが強い後悔で棘の様に心に突き刺さっていたんです。あの時私がレムを遊びに誘わなければこの子は死なずに済んだと。姉たる私がレムを殺したんだと。あの時の事は取り戻せませんが、心から棘が抜け落ちて安らかに眠れそうな気がします」
伯爵は愛おしそうに、レムのピンク色の唇に指を触れている。
「オークさん、もうお気付きだとおもいますが、この子には元の身体を取り戻そうとする強い力が働いています。蘇魂の術、肉体錬成とも呼ばれています、御存じですか?。この秘術がこの世に存在すると聞いたことはありますが、私も実際に見るのは今日が初めてです。ですがこれは、神の領域を侵す技として大昔に禁呪にされ、その手法は封印されたそうです」
「えっ!僕はそんな秘術なんて知らないし、特別な事なんてしてませんよ。ただ、レムちゃんの身体に合せた土人形を作っただけですよ」
「それでもオークさん、貴方にはそれが出来てしまう。これは動かし難い事実で、現実です。この世には、愛する者が生き返るなら、己の命を捨てて悪魔に魂を売っても良いと考える者は大勢おります。また、死を恐れ、生に固執し、全財産を擲ってでも死から逃れたいと思う者も大勢おります。万が一、この事実が人々に知られれば、オークさんの元に人々が殺到して、順番待ちの殺し合いを始めるでしょう。それに神殿も世の輪廻の秩序を乱す者として黙ってはいないでしょう。私だけこの幸せを享受することは心苦しいのですが、この技は封印することをお薦めします。レムは孫の子供として育てさせます。ですからオークさん、この事実は永遠に秘匿して下さい」
「了解しました。この方法は封印しましょう」
「ありがとうございます。それでは私からのお礼を」
「あっ、お礼は要りません。お話したとおり馬車がただで手に入ったんで」
「そうですか、それでは内密にしなければならないので、そのようにさせて頂きます。ですがせめて今晩はこの城に泊まって行って、御一緒に食事させて頂きますか」
「はい、それではお言葉に甘えさせて頂きます」
「それとオークさん、あなたは特殊な魂の輝きを持っていらっしゃいます。神様に触れられた事はありますか」
「いえ、面識は全然ありません。あっ、ステータスに神様のメモ書きが書いてあったことはありました」
「なるほど、それならば納得しました。ありがとうございました」
ーーーーー
聖神殿主任神官 ミント
”ステータスに神様のメモ書き”、蘇魂の術、そしてその封印、聖神殿が大騒ぎになり兼ねない話が、短期間にぽろぽろと溢れ出て来ました。
理解が追い付かず、その話が頭の中でを駆け巡ります。
そんな事が本当に有り得るのでしょうか、でもレムちゃんを見てると納得せざるを得ません。
伯爵家の皆さんとの食事の時も上の空でした。
死者を復活させる勇者なんて聞いた事がありません。
オークさんは聖者に近い役割を神様から担ったのしょうか。
いやいや、オークさんはどう考えても聖者の対極の存在です、獣を殴り殺す聖者様なんて聞いた事がありません。
最も近い印象は魔人、そう、性欲の魔人です。
「さあミント、風呂に入ろうか」
深い思索の底に沈んでいたら、そのオークさんの一言で正気に戻りました。
そして気が付いたら、客室に案内されて、広いベットの上に腰かけていました。
「帰りもゆっくり泊まりながら帰ろうな」
えっ、そうです、帰りはレムちゃんがいません、二人だけです、ひー、大変です。
「七日分溜まってるから、今日は時間制限無しな」
「大丈夫よオーク、なるべく安く仕上げるから」
うー、とっても不安だ。
レムちゃんはミントの遠い親戚であるテノン伯爵家の娘さんと判明したので、生前の家であるテノン伯爵家へ連れて行く事にした。
この町ケネッセからは、駅馬車で四日程の距離なのでさほど遠くは無い。
ただ、ミントの話によると、レムちゃんが亡くなったのは八十年も前の出来事らしく、当時の事やレムちゃんを知る者が残っているかは解らないとの事だった。
ミントに同行を求め、カシスさんに留守番をお願いした。
大人がパーティーに居ると心強い。
「オーク、留守は任せて頂戴。旅の間はミントをたっぷりと可愛がってあげてね。ミント、骨は拾ってあげるわよ、あははははは」
目の下に隅を作ったカシスが、嬉しそうに見送ってくれた。
ローテーション制は昨日から始まっている。
昨日の晩は、カシス、テオ、ピーの組み合わせだった。
「行ってきま~す」
レムちゃんも勢い良く手を振っている。
驚いた事に、朝起きたら灰色の髪は金色に変わっており、肌も透き通るような白、紫色の目まで出現していた。
どこから如何見ても土人形には見えない、完全に普通の女の子の外観になっている。
それでもレムちゃんの身体がまだ馴染んでいない心配があるので、夜は宿場町にある宿に泊まって身体を休めながら旅をした。
宿のベットでレムちゃんを真ん中に川の字で寝ていると、お父さんにでもなった気分だった。
七日後、無事テノン伯爵領の領都、テノーラに到着した。
「テノン領は昔から有名な魔術師を多く輩出してるんです。ですからテノン伯爵家の血を求める貴族は多くて、殆どの貴族はテノン伯爵家と何らかの繋がりが有ると言われています。伯爵家ながら公爵並みの扱いなんですよ。だから、たかが男爵家の娘が相手して貰えるか自信がありません」
伯爵の居城へ向かうと、城の門前には執事らしき人達が並んでいた、僕達もその列に加わる。
「ミント・ル・ハーブと申します。至急伯爵様にお会いしたいのですが」
「伯爵様は多忙である。そこの受付簿に宿泊先を記入して、呼び出しがあるまで待たれよ」
「どの位待てば宜しいのでしょうか」
「確約は出来んが、男爵家の御令嬢ならば一週間程でお会いできるだろう」
ここの一週間は十日だ。
「どうします、オークさん」
「待つしか仕方が無いよ」
「おじちゃん、お姉ちゃん」
「オークお兄ちゃんだよ。どうしたの、レムちゃん」
「私、門開けてもらって来る」
レムちゃんが走って門番の所へ行ってしまった。
「レムノリアです。門を開けなさい」
「へっ?」
「聞こえないのですか!レムノリア・リ・テノンです。門を開けなさい」
「しょっ、少々お待ちを」
ーーーーー
テノン伯爵 ラムノレア・リ・テノン
「母さん、門前でうちの家名を大声で名乗ってる小さな女の子来てるんだ。どうしよう」
「また外に子供を作ったの!」
「違います母さん、僕じゃありません」
「それじゃあなたの息子か孫なの」
「マリアが問い詰めてますが、誰もまだ白状しません」
「その子の名前と同伴者は」
「レムノリアと名乗っています。あっ、母さん怒らないで下さい、僕じゃ無くてその子が名乗っているのですから。同伴者はハーブ男爵の娘さんとオーク子爵と名乗る人相の悪い男です。たぶん強請りだと思います。その子を引き取って金を握らせて帰らせますか」
オーク子爵とハーブ家の娘、情報員の報告で何か読んだ気がします、あっ。
「至急大門を開けて、謁見の大広間にお通しなさい」
「えっ、母さん」
帝都でこの国を救った人物です。
巡礼の旅に出たとの報告がありましたが、皇帝の命による隠密旅の可能性も示唆されていました。
相手に口実を与えない様な慎重な対応が必要でしょう。
まずは、そのオークなる人物の魂を見極めることにしましょう。
目を凝らして大広間で待構えていると、そのオークなる人物が入ってきました。
驚きました、そのオークという人物の魂は、神に触れられた者特有の、太陽の様に強く眩しい光を放っていたのです。
そしてその後ろから走り出て来た小さな魂にはもっと驚きました。
見間違う事の無い、レムの緑色の魂だったのです。
「ラムお姉ちゃん!」
「レム!」
ーーーーー
テノン伯爵は背筋の伸びた厳格そうな老婦人だった。
テノン伯爵の私室へ案内され、事情を聞かれた。
「そうですか、レムはあの馬車の中に閉じ込められていたのですか。ごめんね、レム。あの馬車は父が戦場での作戦会議室用に作った物なのです。周辺国との併合協定が結ばれて不要になり、中庭に放置されていたんです。私達は秘密の遊び場として使っていたのですが、あの日レムと隠れんぼをしていたら突然魔力切れを起こして・・・。父は悲しみに暮れて馬車を処分しました。この子は魂の色が見分けられる上に、五歳で念動力の才能も発揮していたので父は物凄く期待していたんです」
「レムちゃん、それじゃここに残るかい?」
「うん、お姉ちゃんと一緒にいる」
「ラムさん、レムちゃんの身体がどの位保てるか解りませんが、お願いして宜しいでしょうか」
「渡さないと言われても取り戻しますわ。身体は完全に魂と同化してますし、それとは別に、本来の身体に戻そうという強い力が働いています」
「お姉ちゃん、眠い」
「それじゃ、ここで寝ちゃいなさい」
「うん」
レムちゃんが、伯爵の膝枕ですやすやと眠り始めた。
「ありがとうございます。人生の終焉を迎え、この子の事だけが強い後悔で棘の様に心に突き刺さっていたんです。あの時私がレムを遊びに誘わなければこの子は死なずに済んだと。姉たる私がレムを殺したんだと。あの時の事は取り戻せませんが、心から棘が抜け落ちて安らかに眠れそうな気がします」
伯爵は愛おしそうに、レムのピンク色の唇に指を触れている。
「オークさん、もうお気付きだとおもいますが、この子には元の身体を取り戻そうとする強い力が働いています。蘇魂の術、肉体錬成とも呼ばれています、御存じですか?。この秘術がこの世に存在すると聞いたことはありますが、私も実際に見るのは今日が初めてです。ですがこれは、神の領域を侵す技として大昔に禁呪にされ、その手法は封印されたそうです」
「えっ!僕はそんな秘術なんて知らないし、特別な事なんてしてませんよ。ただ、レムちゃんの身体に合せた土人形を作っただけですよ」
「それでもオークさん、貴方にはそれが出来てしまう。これは動かし難い事実で、現実です。この世には、愛する者が生き返るなら、己の命を捨てて悪魔に魂を売っても良いと考える者は大勢おります。また、死を恐れ、生に固執し、全財産を擲ってでも死から逃れたいと思う者も大勢おります。万が一、この事実が人々に知られれば、オークさんの元に人々が殺到して、順番待ちの殺し合いを始めるでしょう。それに神殿も世の輪廻の秩序を乱す者として黙ってはいないでしょう。私だけこの幸せを享受することは心苦しいのですが、この技は封印することをお薦めします。レムは孫の子供として育てさせます。ですからオークさん、この事実は永遠に秘匿して下さい」
「了解しました。この方法は封印しましょう」
「ありがとうございます。それでは私からのお礼を」
「あっ、お礼は要りません。お話したとおり馬車がただで手に入ったんで」
「そうですか、それでは内密にしなければならないので、そのようにさせて頂きます。ですがせめて今晩はこの城に泊まって行って、御一緒に食事させて頂きますか」
「はい、それではお言葉に甘えさせて頂きます」
「それとオークさん、あなたは特殊な魂の輝きを持っていらっしゃいます。神様に触れられた事はありますか」
「いえ、面識は全然ありません。あっ、ステータスに神様のメモ書きが書いてあったことはありました」
「なるほど、それならば納得しました。ありがとうございました」
ーーーーー
聖神殿主任神官 ミント
”ステータスに神様のメモ書き”、蘇魂の術、そしてその封印、聖神殿が大騒ぎになり兼ねない話が、短期間にぽろぽろと溢れ出て来ました。
理解が追い付かず、その話が頭の中でを駆け巡ります。
そんな事が本当に有り得るのでしょうか、でもレムちゃんを見てると納得せざるを得ません。
伯爵家の皆さんとの食事の時も上の空でした。
死者を復活させる勇者なんて聞いた事がありません。
オークさんは聖者に近い役割を神様から担ったのしょうか。
いやいや、オークさんはどう考えても聖者の対極の存在です、獣を殴り殺す聖者様なんて聞いた事がありません。
最も近い印象は魔人、そう、性欲の魔人です。
「さあミント、風呂に入ろうか」
深い思索の底に沈んでいたら、そのオークさんの一言で正気に戻りました。
そして気が付いたら、客室に案内されて、広いベットの上に腰かけていました。
「帰りもゆっくり泊まりながら帰ろうな」
えっ、そうです、帰りはレムちゃんがいません、二人だけです、ひー、大変です。
「七日分溜まってるから、今日は時間制限無しな」
10
あなたにおすすめの小説
兄様達の愛が止まりません!
桜
恋愛
五歳の時、私と兄は父の兄である叔父に助けられた。
そう、私達の両親がニ歳の時事故で亡くなった途端、親類に屋敷を乗っ取られて、離れに閉じ込められた。
屋敷に勤めてくれていた者達はほぼ全員解雇され、一部残された者が密かに私達を庇ってくれていたのだ。
やがて、領内や屋敷周辺に魔物や魔獣被害が出だし、私と兄、そして唯一の保護をしてくれた侍女のみとなり、死の危険性があると心配した者が叔父に助けを求めてくれた。
無事に保護された私達は、叔父が全力で守るからと連れ出し、養子にしてくれたのだ。
叔父の家には二人の兄がいた。
そこで、私は思い出したんだ。双子の兄が時折話していた不思議な話と、何故か自分に映像に流れて来た不思議な世界を、そして、私は…
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
優の異世界ごはん日記
風待 結
ファンタジー
月森優はちょっと料理が得意な普通の高校生。
ある日、帰り道で謎の光に包まれて見知らぬ森に転移してしまう。
未知の世界で飢えと恐怖に直面した優は、弓使いの少女・リナと出会う。
彼女の導きで村へ向かう道中、優は「料理のスキル」がこの世界でも通用すると気づく。
モンスターの肉や珍しい食材を使い、異世界で新たな居場所を作る冒険が始まる。
ダンジョンをある日見つけた結果→世界最強になってしまった
仮実谷 望
ファンタジー
いつも遊び場にしていた山である日ダンジョンを見つけた。とりあえず入ってみるがそこは未知の場所で……モンスターや宝箱などお宝やワクワクが溢れている場所だった。
そんなところで過ごしているといつの間にかステータスが伸びて伸びていつの間にか世界最強になっていた!?
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる