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少年期
ボディガードですか?
しおりを挟む風間生徒会長の説明と挨拶?が終わり各委員で集まり軽く自己紹介をする。
・・・う~ん・・・やはり貴族だからかブサイクは少ないね~・・・うん皆美男美女だね。まだ小学生だけど。
僕、なぜモブ顔で生まれたのだろう?あっもちろん流依兄さんも姉さんも妹ちゃんも僕と違い美人ですよ~・・・くすん。
解散して愛ちゃんと教室に戻る。
はずだったんだけどなぁ~・・・
何故、目の前に風間くんが?
「ふふふ。本当に面白いね薫風くんは。私が何故ここにいるか不思議でならないって顔してるね。」
「・・・何か用ですか生徒会長さん?」
「いい加減私の名前で呼んでほしいんだけどなぁ~・・・クスクス。」
「えっ嫌です。生徒会長は生徒会長さんですね。」
「うん。・・・その素直さ。本当に好きだなぁ~」
ざわざわざわ・・・
あ~嫌だ嫌だ注目されまくり。
「僕たちはもう教室へ帰り帰宅の準備をしなければならないのですが?」
「そんなの後にしてさ。私とお話しませんか?」
「いえ、僕はこのあと兄さんと帰る約束をしてますので。」
「え~寂しいなぁ・・・兄さんは毎日家で会えるでしょ?私とは学校で、しかも私から会いに行かないと喋れないんだから寂しいよ。」
「・・・生徒会長さんはおモテになってますよね?他に貴方と話したい方は沢山いますよ?その方たちとお話してください。」
「なんだい?嫉妬かい?嬉しいなぁ~!」
「いえ、違います。」
ああぁぁ・・・クールに生きようとしてるのに調子が狂う・・・
まぁ兄さんに抱きついたりしてるんだから、その時点でクールじゃないよね・・・
人生計画パアですわ・・・
はぁ・・・
「ねぇ・・・少し話そうか。生徒会室に行こう?」
「えっいや僕は帰りたいので無理です!」
ぎゃあ!!腕を掴まないでほしい!
この体格差じゃ護身術無意味だし!
僕まだ6歳だからそんなに力つかないし!
ムーーリーーーー‼
あっ、僕の救世主が目が笑ってない笑顔で助けに来てくれた(笑)
「風間先輩。その手を離してください。薫風が嫌がってます。」
「おや・・・タイムオーバーですか・・・仕方がない。」
風間くんが素直に解放してくれた。
さすが救世主・流依兄さん‼
大好きです!!
・・・と思って油断していた自分を殴りたい。
「っ!?!?!?」
「ふふ・・・今日はこれで我慢してあげるよ。また明日ね。」
頬っぺにチューされました。
不意討ち・・・油断してた・・・
すかさず兄さんがハンカチを手にして頬を擦ってくれました。
地味に痛いです兄さん・・・
赤くなっちゃうよ・・・
忘れてた愛ちゃんは唖然としてたので現実に戻してやり教室へ戻り荷物をまとめ愛ちゃんとバイバイして別れる。
・・・未だに体育館ではざわざわと噂話をたててました。
うわぁ・・・僕、いじめられたりしないかなぁ~・・・
学校行くの憂鬱になるよ・・・
トホホ過ぎる・・・
「大丈夫だよ。僕が薫風を守るから。」
兄さん、神ですか?
ハグしてもいいでしょうか・・・
前世の記憶を取り戻して唯一男性に嫌悪感を感じなかった兄さん。
あ~兄さんと結婚したい。
「・・・いいよ?」
「えっ何が?」
「ふふふ。」
「?」
不思議な兄さん。エスパーですか?
___________
それから案の定、上級生からよく呼び出しをくらった。
女子7割
何故か男子3割
・・・男子3割?あつ親衛隊か何かかな?
はぁ~・・・
僕、同性愛ノーセンキューです。
女子からは文句を言われた。
男子からは・・・文句と告白3:2くらい?
なぜ悲しくて男子に告白されねばならん!!!
なんでも生徒会長のあの行動を見ていた人たちが噂に尾びれを付けて僕は何故かホモ認定されたらしい。
まぁ前世は女性だったから今現在女性と付き合う気は毛頭ないですよ?
・・・でもホモになった覚えはない!断じて!
しかも僕が受けらしい!
ねーねー生徒会長さまはホモという噂は立たないのですか?
何故僕だけ被害を被る・・・
噂の根元・・・何て事をしてくれたんだ・・・
でも呼び出しをくらう度に兄さんか、何故か子鷹狩くんが助けに来てくれる。
兄さん優しい・・・
子鷹狩くんも・・・うんクールで優しいね。有り難う。
兄さんは本当に僕のボディガードみたいだ!!!
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