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高年期[一学期編]
☆文化祭2日目の放課後…後編
しおりを挟むいつの間にか寝かされ、いつの間にか裸にされ、いつの間にか汚されました・・・orz
「はぁ、はぁ、うぅ・・・二階堂先輩、何してくれるんですかっ!!」
「気持ち良かっただろ?ほら、まだ足りないだろ?」
「うあっ!・・・や、もう、充分ですからっ、・・・そ、その指を抜いてっ!」
2日連続で風間先輩と銀徹さんにヤられて快感を覚えてしまった僕の身体はすんなり二階堂くんの指を飲み込んでしまっていた。ローションのような潤滑剤を使ってるのか滑りが良く痛みがない。
だから寝てても気づかなかったのか!?そして目が覚めた時に自分の足が目の前にあったのは二階堂くんが僕の脚を上げていたからか・・・この人、病み上がりのくせに・・・てか寝込みを襲うなよ!
無警戒だったかもしれないけど、流石に疲労で倒れた奴に、倒れた数時間後に襲われるとか、誰も想像できないと思いますけど!僕、悪くない!
・・・てか、この状況・・・どうしよう?
「ん、んんっ・・・んうぅぅ~・・・」
「薫風・・・中に入れていいか?」
「へあっ!?な、なに?」
「ははっ・・・可愛いな薫風。やっとお前を手に入れられる・・・」
「あっ、んんっ!」
もう今の状況を整理したくても無造作に動く指が居心地悪くて何も考えられなかった。そしてふいにキスをされたっ!
ディープキスをされチュッ、チュクっと唇の隙間から音が漏れ官能が刺激される。そして二階堂くんの唾液が舌を伝い僕の口の中に、かなりの量を流し込まれ思わずコクンと喉をならし飲み込んでしまった。うっすら目を開けると二階堂くんの目とバッチリ合い、若葉の様な黄緑色の瞳で獣のような鋭い目付きで見つめられてしまった・・・こ、この俺様ドS野郎っ!
二階堂くんの肩に手を添え押し退けて離れようと心掛けてみたがびくともしない・・・あ、ヤバい身の危険を感じます。背筋がゾワゾワします。
「んんっ!んぅぅ~!!」
声を出そうにも口を塞がれているので何も喋れない。
・・・まったく、看病をしてやったのに恩を仇で返された気分!あー・・・酸欠。これヤバいパターン・・・
「んっ、ふぁ・・・」
「可愛いな薫風・・・じゃあ、いくぞ。」
「んあっ!・・・あ、あやっ、やめっ!んあああー!」
「うあっ。・・・はぁ~薫風の中に入ったぞ。俺の、が、全部・・・入った・・・」
指を一気に抜かれ、替わりに肉の塊をズドンと一気に入れられた。その衝撃で身体が仰け反り脚が痙攣したよ・・・ええ。
「ああっ!あ、あ、・・・んあっ!待って、動かないでぇ・・・!」
「動かなきゃ気持ち良くなれないだろ?ほら、薫風だって気持ちいいだろ?」
激しく身体を揺すられ手に力が入り二階堂くんの肩に爪が食い込む感覚がした。それでもお構い無く無我夢中に腰を動かしている・・・ああ、この感覚、ヤバいなぁ・・・
「あ、はっ・・・ああっ!あ、クるっ・・・いあっ、あ、ぁアアーーっ!」
「くっ・・・薫風、締めすぎっ!」
意識がはっきりしてからの絶頂2回目。あと1日文化祭が残ってるのにまた全身筋肉痛なんて冗談じゃないぞっ!
「あっ・・・はぁ、はぁ、・・・二階堂先輩、明日も、文化祭、あるので、もう・・・」
「そうだな。じゃあ俺の事を名前で呼べ。学校でもだ。」
「な、何でなまえっ!・・・んああっ!」
僕が達した時に一時動きが止まってたのにまた腰が動きだした。達した後は暫く、いつもの2倍といって良い程身体が敏感になり、少しの動きでも快感に煽られ二階堂くんのものを締め付けてしまう。
耐えるように顔を歪めながらも腰を動かす二階堂くん。もう、頼むから早くイッてほしい・・・
「ほら、薫風・・・俺の名前は・・・?」
そんな惚けた顔で囁かないでほしい!ちょっと惚れてまうがなー!!!
「んあ、あ、あ、・・・~~~ううっ!あ、ア、ラ、タっ!・・・これで、んっ、いいですかっ!」
「っ!・・・ああ、凄く、イイな・・・これからはそう呼べよっ。くっ・・・」
「あっ!いやっ!んあっ、な、中、出さないでぇ・・・」
「無理だな。種付けしてやるよ・・・ほら、ちゃんと、受け止めろっ!」
「やだっ!あ、新っ!・・・あああっ!」
あー・・・またやらかした感・・・半端ない。な、中が、生暖かいものが溢れてる気がする・・・その感覚すら気持ちいいなんて、もう僕の身体オワタな。受け身の身体完成。う、嬉しくない~~~(涙
許可もなく服を脱がされ、飲みたくもない唾液を飲まされ、・・・挙げ句の果てに二階堂くんを受け入れ、最後は種付け・・・キチガイ並のドSっぷり・・・
僕はMじゃないよ。何故好かれたんでしょうか?な、何故こんな事に・・・
それからしつこくキスをされ意識を手放したいほど暫く好き勝手されました。
あ、風呂は・・・いつもの様に僕を襲った相手に洗ってもらいました。もうお約束なパターンですわ。はい。もう抵抗はしません。綺麗に洗ってください。責任もって・・・
そして初の二階堂くんとの就寝。・・・まぁ予想できるよね。
僕は背を向けて寝始めたんですが、二階堂くんは僕の腰に手を回して抱きついてきました。はぁ・・・もう好きにして。
明日は二階堂くんも文化祭出なきゃならないんだから監禁ルートは皆無だよね?あー早く帰りたい・・・
ううぅ・・・ほんと、僕の嫌な予感が的中するなぁ~・・・外れて欲しいんだけど、これはいわゆる「女の勘」に近い感覚なんだろうな・・・
ふいに喉の渇きを感じ二階堂くんに頼んで水を持ってきてもらった。
僕が上半身を起こし水を飲もうとしたら背中に回られ抱き締められ肩に頭を置かれた。うわぁ・・・何この甘い雰囲気は?
「薫風、愛してる。」
「んぐっ!?」
ちょっ!?何を言い出すの二階堂くん!思わず口に含んだ水を吹き出しそうになったじゃないか!
「・・・ケホッ。な、何を急に・・・」
「薫風、愛してる・・・ずっと側に居てくれ。」
「・・・二階堂先輩。」
「新だ。」
「・・・」
う~ん・・・本気な告白をされてしまった。これは僕も本気で答えないと、かな・・・
「二階堂先輩・・・僕は生涯、伴侶をとるつもりはありません。」
「それでもいい・・・私が、いや俺が側に居て欲しいんだ。もし、薫風が恋人が欲しいと思った時に、俺を思い浮かべてほしい。」
「・・・はあ、僕を諦めるという選択はないのですか?」
「ないな。」
即答・・・か。うーん・・・恋人ねぇ。
「ふふっ、・・・叶わない恋をして辛いのは新先輩ですよ?」
「っ!?薫風っ!・・・ああ、俺はいつまでも待つ。まぁ、お前以上の好みの奴が現れたら話は別だがな?」
「なんですか僕を嫉妬させようとしてるんですか?・・・ふふ、その時がくればいいですね。」
「・・・はぁ~手強いな、俺の姫様は。」
・・・ん?あれ?どっかで聞いたセリフのような・・・?
まぁいいや。明日に備えて寝ましょうか。またもや二階堂、改めて新くんにまた背中から抱き締められ寝にくいと思いながらも、疲れた身体に人肌は心地好いもので、すぐに眠りについた・・・
眠りに落ちる瀬戸際に、頭の中で『二階堂新の攻略達成おめでとうございます』と機械的音声が聞こえた気がする・・・
そのうちコンプリートして逆ハーを目指してるのだろうか僕は・・・?
*********
今の所、風間、五十嵐、二階堂を攻略しています(笑)まだまだ突き進みます?・・・でもこれは沢山の人と身体を繋げるのが必須?なので薫風くんはビッチ化しますね・・・うーん…
いよいよ次回は文化祭最終日です。・・・またハプニングがあります。
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